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国によって違う

欧米って、ハグとかキスとか、日本よりスキンシップが多いと思っていませんか?まぁあながち間違ってはいませんが実は国によって結構違うんですよ。

ドイツでの下心のない&シラフ時の普通の挨拶は、実際にはどのような加減なのか書きだしてみようと思います。

ドイツではよっぽど親密ではない限り、握手!

イタリアもそうですが、ドイツでは初対面の時には名前を言いながら握手をします。たまにめちゃくちゃ握力強い人がいます。笑

ヴァリエーションは相手によりけりで、同い年くらいくらいの相手であれば下の名前を言いながら握手をします。"Hanako, schön(ハナ子です、よろしく)" みたいな感じで。

軽すぎず、でも強すぎず、相手の手をぎゅっと握ります。

※軽すぎると気持ちが悪いし印象も悪いので、割とがっちり握ってほしいです。

もうちょっとフォーマルにしたかったら"Hanako. Hanako Fujiyama, freut mich(富士山ハナ子です、初めましてよろしく)"とか言いながらかな。

ちょっと距離を取ってガッチガチな感じに挨拶したければ "Frau Doktorin Fujiyama, sehr erfreut(博士富士山女史です、よろしくお願い申しあげます)" とか・・・。

ま、3番目のはあんまり機会がなさそうですが・・・ でもこれはハッキリ言えます。

ドイツ人は普通、初対面の人にハグなんてしません。

絶対にしません!

ドイツの挨拶は、基本は握手だと思っていていいと思います。

病院の先生や学校の先生に「こんにちは」「さようなら」を言うとき、仕事場の同僚に「おはよう」と言うときも毎回、握手をします。

ちょうどタイミングが悪く手が汚れているときは、手が汚れているんだというジェスチャーをし笑いながら手首(腕)を差し出したりもします。

タメ口で話すような感じの同僚の手が離せなさそうだったら、「おはよう!(morgen!)」と言いながら肩ポンポン叩いて挨拶をしたりします。

(病院については必ずではなく、手を出してこない先生もいますので、私は自分からは出しません。)


どの程度になったらハグをするか

ドイツでは、一緒にプロジェクトをやり遂げた仲間だとか、これから長く会わないのがわかっている時の別れの挨拶だとか、超久しぶりに会って嬉しい時の挨拶とか、一緒に出掛けたり相談ができるような親しい友達とか、そんな風にまぁまぁ仲良くならないとハグつきの挨拶はしません

そして女同士や男同士のほうが

異性間よりハグ率は高いです。


ただ、普段ハグする仲ではない人にもハグする特別な時もあるんです。

それは誕生日とか、試験に合格した時とか、何か発表が上手く行った時とか、

「おめでとう」を言ってお祝いする時。

まぁでもこれは握手でもよくって、正直その時の自分の高揚具合とか雰囲気で決めます。


私は「私この人とハグしたくな~い」という人には先手必勝で右手を前に突き出したまま相手に向かいます。笑

そうすると相手は握手せざるを得ないから。普通の相手だったら、これでOK。

でもね、私がこうやって「あなたとはハグしませんよ!!!」と意思表示しているのにもかかわらず、上手の人(大抵はおじさん)はめげずにハグして来るんですよねぇ・・・ ちっ。


あとは

「ありがとう!」を言うとき

ですね。

プレゼントをもらって「ありがとう!」とか、助けてくれて「ありがとう!」のときとか。普段はハグつきの挨拶をしないお友達や知り合いでも、ありがとうの度合いによりハグ付きでお礼を言います。


余談ですけど、ルームシェアしていたある同居人の男の子が半年だか1年だか留学することになったんですよね。私は彼と特別に仲が良いわけではなかったのですが、「元気でね!」との挨拶の時に迷った挙句にハグしたんですよ。

かなり微妙な数秒でした。

無理せず握手にしときゃよかった。ま、でも「あんたのこと別に嫌いではないよ」とは伝わったかも。


ハグする時にほっぺにキスはしないのか

イタリアは友達としてでも親しくなったらほっぺに2回チュー。それも左頬から。スイスは3回。フランスは2〜4回でしたっけね!?

※伊仏スイス、キスありの挨拶は頬っぺたを軽くつけたりつけなかったりで、チュッと口で言っているだけの、フランスではビズと呼ばれているものです。

さてドイツはどうかと言うと、

友達にハグをする時にキスは滅多にしませんよ

するとしたら、相手が小さな子供とか、とか。

されるとしたら、久しぶりに会うおじいちゃんやおばあちゃんとか(家族ですね)・・・。

あとはなんらか特別な関係が発生している場合以外に思いつきません。

まぁ、かなり仲の良い女性同士でキス付きの挨拶をする人たちもいるみたいですが、そんなには多くないです。

キスの種類は、空中で音を出すビズを2回か、ほっぺに唇をつけて1回チュー。その時によって違うみたいですけど、とにかくあまり見ません。

異性間では、よっぽど親密な関係でない限りキスありの挨拶はしません。するとしたら、ドイツではビズではなくほっぺにチューかなぁ。いや、でも恋愛の対象としての親密さだったら口にチューしますしね。

知り合い程度の関係の異性でほっぺにチューはほぼゼロと言っていいほど無いと思います。

同性だろうが異性だろうがドイツで気のない人からほっぺにチューなんてされたら私はギョッとします。


ハグ時の体の密着度

ドイツでハグつきで挨拶する時は結構がっしり相手に両腕を回します。

ドイツのハグは相手の背中まで手を回せるくらい密着しますが、イタリアとかフランスのキスつきの挨拶はそれではほっぺが良い位置に来ませんからね、手のひらは相手の上腕くらいなのであまり密着感がありません。ふわっとしていて体の密着度はドイツのチューなしのハグよりも低いです。

ドイツ国内で同僚とかとハグするシチュエーションがあったら、私の脳みそはドイツ風以外のハグが来るとは思っていないんですよ。

でもフランス人とかイタリア人とかは不意打ちで自国風のビズの挨拶で来るもんだから、なんともぎこちない挨拶になってしまって、なんとなく気まずい思いをします。

あ~面倒くさいので統一して欲しい。


挨拶だけど口にキス

知り合いのドイツ人家族なんですが、

親子でマウストゥーマウスのキスをしていたのを見たことがあります。

孫がいる年齢のおばあちゃん(65歳くらい)と、子供が3人いるその娘(40歳くらい)。

その日、二人は口喧嘩してちょっと雰囲気はあまり良くないように見えたのですが「ママ~キス!」といって、おやすみのキスをして颯爽と去って行きました。

日本生まれ日本育ちの日本人で親とハグもしない私には、いくら文化が違うとわかっていても衝撃でした


番外編?

私には結構親しくて、会うといつもハグして挨拶をしている異性の友達が数名います。

ただ彼らは、全員ではありませんが、彼女や奥さんなどが同伴しているとハグしてこなかったりするんです!笑

本当に気が遣える男達なのか、後で彼女や奥さんにわーわー言われて面倒なことになるのを見越して回避しているのか、失敗してしまったことがあるのか、本当のところは知りませんけどね!


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