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日本の消費税

2019年10月から、消費税が10%に上がるみたいですね。

日本の消費税と言えば、私は3%の時代と5%の時代しか日本に居なかったので、8%に馴染みがないままです。

なのでいつも「日本に帰国するといつの間にか上がっている」という感覚です。

今回はやっと軽減税率が取り入れられるみたいですね。

それはそれで生理用品は軽減税率だろ!などと物議を醸しているみたいですけれども。

ドイツとイタリアはどうなっているのかなぁと少し見ていきたいと思います。

ドイツの消費税

ドイツの基本的な消費税は19%です。10%なんてかわいく見えませんか。

ドイツは50年前で消費税10%でした。

「みなさーん、消費税に関して日本はドイツに50年も遅れをとっていますよ〜」なんて言ったら、今回の増税についての反対意見も静まるでしょうか?ドイツに良いイメージを持っている日本人は少なからずいますからね。

ドイツにも軽減税率はあって、今は7%です。

どんなものが19%でどんなものが7%なのかご紹介しますね。


人が生きていくのに不可欠なのが食料ですが、全てに軽減税率が適用されているわけではありません。

食べ物でも「ドイツ人」に必要不可欠なもの、

パン、バター、牛乳、じゃがいも、りんご、などは7%、

なくても生き延びられるもの、

豆乳、サツマイモ、りんごジュースは19%です。

そして、生のトリュフは何故か7%!

トリュフは贅沢品ではないのでしょうか・・・。なくても死にませんよね。

それより豆乳は7%にしてくれてもいいんじゃないかと思います。


スポーツの観戦や劇場、映画館のチケット、本、50キロ以内の公共交通機関のチケットやタクシー、補聴器などは7%。メガネは19%です。

まぁ、スポーツ観戦はドイツ人の最大の娯楽ですから、7%でいいんじゃないですか。ああいった、大声を出したり熱狂できる娯楽がないと犯罪が多くなるとかなんとかそんな説もありますしね。

電車などの移動で「50キロ以内」と細かい指定をしてくるあたり、ドイツっぽいなぁと思います。50キロ以内は通勤や通学など生活に必要なことだとして、長距離の移動は休暇とするってことかなと想像しています。

タクシーが7%ということろは意外ですが、ドイツのタクシー、「秒単位か?」と思うほどメーターが上がるのが早いので、結構お高いです。そして多少のチップをあげるのも常識です。なので、日本でタクシーに乗ると、なかなかメーターは上がらないし安く感じます。


ペットの餌は7%、離乳食は19%。

これは流石に物議を醸すのではと思いますけど・・・。ペット用の餌は自宅で作れないけれど、離乳食は手作りできるでしょう?というところでしょうか。ちなみに生理用品も19%です。


馬は7% 金魚は19%。
謎です。ドイツで馬飼っている人って結構いるんですよね。日本よりは馬所持のハードルは低いように感じますが、それでもある程度のお金がないことには馬を飼うことは難しいと思うのですが・・・。


マクドナルドのお持ち帰り7%、そこで食べる19%。
お客さんが払う金額は同じです。そこで食べるのは「外食」として「贅沢」なんでしょうかね。まぁ、消費者の懐に関係がなければ、あまり興味を持たれないところかもしれません。


イタリアの消費税

日本の消費税は2019年10月から10%になりますね。ドイツは19%でしたね。

イタリアは22%です!

日本の消費税5%に慣れていた私には流石に罵りたくなる税率です。しかも、今後25%まで更に引き上げられる予定らしいです・・・!!イタリアに住んでいて「素敵!」と思えることが一つもない・・・。

イタリアは2013年より消費税は22%、軽減税率として、10%、5/4%が適用されています。普段の生活で見るのは10%と4%です。

4%なのは、パスタ、オリーブオイル、パン、乳製品、生鮮野菜などの基本的な食料品、本と新聞とか雑誌です。

やっぱり食料品のチョイスはイタリアンですよね。

10%なのは、肉、砂糖、チョコレート、小麦粉、米、ハム、卵などの食料品、医薬品、演奏会などのチケット、ホテル、レストラン、光熱費などです。

加工していない小麦粉が10%というのはなんとなく納得いきませんが、お米は4%でもいい気がしませんか。リゾットはイタリアの料理でしょう。ちなみに豆乳も10%です。

イタリア、生理用品がめちゃくちゃ高いんですよ。

イラっとします。しかも税率は22%ですよ。日本でも生理用品は軽減税率じゃないのかー!と問題になっているみたいですね。まぁ、軽減税率って線引きが難しいですよね。

ドイツのレシートは、どの商品に何%の消費税がかかっているのかわかるように必ず書いてあるのですが、イタリアのレシートは税込価格しか載っていないものもたくさんあり、いったい消費税がどれくらいだったのかというのを確認することができません。

イタリアの消費税は、今10%の税率のものは2020年までに段階的に、11,5%→そして13%になる予定だそうで、22%の税率のものは、24,20%→24,90%、たぶん25%になるということです。。。

商品の価格の4分の1が税金?もう何か笑えてきますよ。

まぁ、でもあれですね。観光でブランドのバックを購入して、免税の手続きで約4分の1返ってくると考えたら、お得な気分になりますね。


世界の消費税

実は消費税が10%以下のところは少数派なんですよ。

今の所消費税が一番低いのが5%の台湾とニウエというニュージーランドに近い国です(カナダも基本の消費税は5%だそうですが州により5%〜15%と徴収率が違うようなのでここでは省きますね)。

台湾とニウエに続くのがマレーシアの6%、シンガポール、タイ、パナマの7%です。

そして今の所一番高いのはハンガリーの27%です。

ただ、ハンガリーは基本的な食料品や暖房費、インターネットの接続料などには5%の軽減税率が適用されていたり、なんと外食も5%みたいで、内訳を見るとそんなに悪くはないように思えます。
学費や医療費も無料みたいですし。

ハンガリーに次いで高いのがスウェーデン、クロアチア、デンマーク、ノルウェーの25%。社会福祉に手厚いイメージがある北欧がランクインしていますね。

ヨーロッパで一番消費税が低いのはスイスの7,7%。その次が17%のルクセンブルクです。

世界中の消費税を見ると、20%前後が一番多いですよ。


日本の軽減税率

基本的に飲食料品には軽減税率が適用されて8%になるみたいですね。

ペットボトルの飲料や、ジュース類、健康食品や美容食品までも軽減税率が適用されるようで、日本は食に関して劇甘だなという印象です。

ま、分類するのが面倒だっただけかもしれませんけれども。

日本の水って飲めますよね。ペットボトルの飲料って贅沢品だと思うんですけど。しかも日本のペットボトルはドイツみたいに回収して再利用しないから環境にも良くなさそうだし。
(※ドイツの多くのペットボトル容器は有料で、返すとお金が戻ってきます。ペットボトル飲料の料金は、中身+容器代です。)

あと、ノンアルコールのビールが8%というのも納得いきません。生きて行くのに必要な飲み物ですか?嗜好品でしょ。

おまけにお菓子にまで軽減税率が適用されるのを知って、思わず笑ってしまいました。

ドイツやイタリアのように、生きて行くのに必要なもの以外は別に普通の税率でいいと思いませんか。

日本の、離乳食が8%でペットフードは10%というところ、食肉として売っていない家畜や魚を10%と統一しているあたりは賛成・同意できます。

食材により税率が変わらないのも賛成です。

だって、例えば牛乳と豆乳は同じ税率でいいと思うんです。世の中には牛乳が飲めない人もいるんだし、現代人にとって牛乳って別にないと生きていけないものではないと思いますし。

豆乳に軽減税率を適用しないドイツやイタリアには、牛が出すメタンガスが環境問題にもなっているんだし、なんなら牛乳の方が高い税金をかけるべきだろと言いたいです。


みりんは酒類

海外旅行から日本に帰ってくる時に、税関申告があるじゃないですか。

海外から日本へ戻ってくる際に、1本760mlまでの酒類は3本まで免税になっています。

日本からドイツへ行く場合、アルコールが22度を超えるお酒は1リットルまで、その他は2リットルまで免税されています。

イタリアはワインや食前酒は2リットルまで、その他のお酒は1リットルまで免税されています。

みりんは、この「その他のお酒」に数えられます。

わたし、結構真面目なので、ちゃんと守っていますよ。必ず日本から持ってくるわけではありませんが、持ってくる時は500mlのみりんと料理酒、1本づつのみです。重いしね。

このように、私はみりんが「お酒」だと考えざるを得ない機会があったので、みりんがお酒に分類されて軽減税率が適用されないのは、私にとっては不思議ではありません。

ずっと日本に居たら「みりんは調味料でしょ!」「日本人なら絶対に使う必需品でしょ!」と憤慨したと思いますけど。

でも日本のドラックストアで調味料のところに置いてあるのは「みりん風調味料」で、本みりんは酒類のところにありませんか?やっぱりみりんはお酒ですよ。仕方がありません。


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