渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

2019年06月

8c76c4354c9d0d0b947dc8f51e5d774c_t

サラダが1番じゃないの?

血糖値の急上昇を抑える為には~とか、健康の為に食べる順番が大事だと日本では言われていませんか?

日本にいた頃は、いやドイツに来てからも、

初めは野菜、

次にタンパク質、

最後に炭水化物!

の順番で食べるように気をつけていました。

だって、そのほうが太らない健康に良いって・・・。

イタリアに来て、嫌だなぁと思うことがあります。

それが料理が出てくる順番。

前菜の次にはまずリゾットやパスタが出てきます。うちみたいな2人住まいでは前菜を作ることは滅多にありません。

そうすると、

空きっ腹に一番に来るのが炭水化物
なんです。


そりゃまあ美味しいですよ。

うちのポチなんか、パスタやリゾットをおかずに(?)パン食べますからね・・・。

炭水化物で空腹を落ち着かせてからメイン料理を食べます。肉とか魚とかですね。それで最後にサラダを食べます。

先日、貴重な冷やし中華を食べたのですが、1品じゃ文句言われるかもと思い、念のためにお魚料理とお米も炊いたんですよね。普通に、冷やし中華の後に、白米と魚食べていましたよ。私は冷やし中華だけでお腹いっぱいでしたけど。

因みに普通の日本食の日は、ポチは必ず最後まで汁物に手をつけません。冷めて美味しくないだろうに、と思うんですけど。謎なんですよね。なんか自分の中で順番があるんでしょうね。

甘い朝ごはん

イタリア人の朝食は、基本甘いものです。甘いパンとか、ケーキみたいなのとか、クッキーとか。

クッキーが「食事」になるなんて、理解できますか??

クッキーって、お菓子ですよね。私が小さい頃「お菓子ばっかり食べていたらご飯が食べられなくなる!」と、滅多に食べられない特別な誘惑だったのに・・・。

イタリアの子供は「おばあちゃんがママに隠れてこっそりチョコクッキーくれた」なんてことは、ないんだろうな~と思うと、なんか不思議な気持ちになります。

うちのポチの朝食も例外なく甘いのですが、砂糖と蜂蜜で甘すぎて辛いカフェオレのみです。

血糖値の上がり方、ガッツーンと凄いことになっていると思いますよ。「今日の午前中はちょっとハードだぞ」という時は激甘カフェオレに加えて、クッキーを食べています。

私も真似してみたことがあるんですよ。

血糖値が上がるせいか、固形物を入れていない割には、意外にもちました。

ただ、その2〜3時間後の血糖値が下がってきたであろう頃の脱力感と空腹いったら・・・笑

私は朝から牛丼食べる方が断然良いです。

因みにドイツ人にとってもクッキーは食事ではありません。ただのお菓子です。

因果関係のほどは

イタリアの食事は日本での常識を見事に覆してくれますが、イタリアも日本と並ぶ長寿大国ですよね。

しかも、イタリアは炭水化物から食べるくせに、朝からお菓子しか食べないくせに、

痩せて華奢な人がた〜くさんいるんですよ!!

本当に細い人が多くて、羨ましいです。そりゃもちろん、ポッチャリさんもいますけどね。

ところがドイツはどちらかと言うとサラダを食べてからメインを食べます。でも太っている人が多いし、そんなに健康なイメージはないですよね・・・。

ということは、食べる順番は健康にあまり関係がないのかなぁ?とか思ったりもしますが、きっと昔からの知恵とか習慣とかっていうのはその地域だからこそというものもあると思います。

なので、いくらイタリア人が長寿だからと言っても、日本人の私がこのままイタリアの食事を続けたら、おそらく長生きはできないでしょう。

しかも個人的には、イタリアのように食べる順番を押し付けられるよりも、日本の食卓のように自分が好きな順番で食べられるの方が好きです。

 
【関連記事】
 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

FFF659FC-A705-4217-B207-16625CC36364

急激に暑いイタリア

6月だというのに35度超えは異常だと思いませんか。

そして南より北の方が暑いのは何で!?

ドイツも、10年くらい前は、暑くて眠れない日というのは年に1〜2回だけだったのに、今ではもう数えられないくらい暑い日が続くようになりました。
 
5年前で、1週間くらいの間、毎日同居人達と居間で「どこのお店に行けば冷房入っていて涼しいかねぇ」とか言いながら溶けていた記憶があるので、今は倍くらいの日数の猛暑日があると思います。

毎年のように「今年は絶対に去年より暑いよね!!」と言っていました。

イタリアの普通の住宅には、ドイツと同じで冷房がありません。個人で購入したり設置することは可能ですよ。大きな工事がいらない手軽な床置き型も人気です。

家に冷房がない人が大半なので「なんで冷房つけないの?」ときいたら大抵「だって使うのは年に何日かだけでしょう」という返事が返ってきます。 

冷房のない家でどうやって過ごすのかと言うと、とにかく熱と光を遮断します。

うちの家の壁は30cmあるので、日中はとにかく熱風が家の中に入らないように窓は開けません。私は家に1人だとスクレットと言って窓についている木の扉も閉めます。

部屋は薄暗くなりますが、そうすると外が35度であっても、室内は25度くらいを保てて、ジッとしていればなんとか「暑〜い」を連発しなくてよくなります。部屋の向きにもよりますけどね。

うちのリビングはパソコンとキッチンがあるせいで、頑張ってもせいぜい28度です。


↓スクレットはこの自動で動いている扉のことです。自動で動いている家なんて見たことない。笑

 

室内に熱気が入って来ないようにするのは、ドイツでも同じような感じでした。

少し違うのが、カーテンのような役目をするのはイタリアではスクレットですが、ドイツはロールラーデン(ジェラシー)です。

ロールらーでんは外にあるブラインドのようなもので、全部閉めて真っ暗にしたり、全部閉めても少しだけ光が入るようにしたりできます。

ドイツではそうやって熱と光を遮断しても室温が30度まで上がる日が何日もあって、何にも手につかなかったのを覚えています。

 
↓お姉さんがロールラーデンとドイツの窓について(キッペンについて)説明してくれています。
 

北イタリア、夜はまだ外は涼しいんですよ。でもドイツの窓のようにキッペンできないので、締め切って寝ます。いくら上階だと言っても、開けっ放しで寝るのはなんとなく怖いので。

ハッキリ言って、暑いです。自分1人ならまだしも、ポチの体温が高いので、更に暑い。


【追記】
portafinestraと言って、ベランダに繋がるような大きな窓は kippenできませんが、小さな窓はできる模様。うちの窓もポチが知らないだけで、kippenできるものがありました。
ま、うちの寝室にあるのはportafinestraなので、kippenできなくて暑いのは変わりませんけど。

夏にヨーロッパを旅行する人は注意!

ツアーなどではなく、自分で宿泊先を予約される方は、

ホテルに冷房があるかないかのチェックは必須
ですよ。
 
日本に住んでいると、冷房がないホテルがあるなんて思いもしないかもしれませんが、あるんですよ!!

特にドイツは冷房がない率が高いので要チェックです。夏の時期はエレベーターがあるかないかよりも重要です!

旅行に猛暑日が当たってしまった時は暑さで眠れないことを覚悟した方がいいです。

空気の入れ替えの為か、チェックインした時に部屋の窓が開いていて暖まってしまっている時なんて、もうどうしようもなくて最悪です。

お値段がまあまあ高いホテルでも、冷房があるとは限らなくて、可愛らしい扇風機が置いてあるだけの時もあるのでご注意下さい(日中の気温が高い日はそんな小さな扇風機ごときで眠れるほど甘くないです)。


長袖は必要か

荷造りをする際にどんな服を詰めたらいいか迷いますよね。

一つ言えるのは、どんな気候になっても対応できるよう、出来るだけ薄く涼しい服を基準にパッと羽織ることができる防寒の為の長袖は必須です。

日中は、猛暑日でない日がどんなに過ごしやすいと言っても、天気がいい日はやはり暑いです。日本のように蒸しはしていませんが、太陽の光が強いです。

日焼けが大好きな人以外は風で飛ばない帽子を持参されることをおすすめします。ただ、帽子を被っている現地人は少数派なので「観光客です」と自らアピールすることになる可能性はあります(=スリ等に気をつけてください)。私は、暑さをしのぎたいし顔を少しでも紫外線から守りたいのでかぶっていますけどね。

車での長距離移動がある方はフロントガラスからの太陽光が痛いので薄いショールがひとつあると全然違います。

バスや電車での移動がある方は冷房が効かずサウナになっているかもしれないという事と、冷房が効きすぎて冷蔵庫のようになっているかもしれない事を想定し、出来るだけ涼しい格好に羽織り物を1枚持っておくと安心です。

氷河があるような山にロープウェイなど観光で登られる予定のある方は冬用の長袖(上着)は必須です。

しかし、最高気温が35度だった翌日の最高気温が20度になることもあるのがヨーロッパの夏。安定しないので最終的には天気予報をチェックしてくださいとしか言いようがありません。

天気予報で最高気温が25度以上の晴れだと、日中は大抵けっこう暑いです。25度以下で雨だと、けっこうひんやりします。

夜は、よっぽどの標高や環境でない限り眠れないほど寒くなることはないので、パジャマは夏用でいいと思います。

 
【関連記事】

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


959aee6504bb4da0a02362e10e7de591_t

イタリアのオーガニック製品を探す

ドイツでは、WELEDA ヴェレダ、Dr.Hauschuka ドクター・ハウシュカ、Kneipp クナイプ、Annemarie Bölindアンネマリー・ボーリンド、Lavera ラヴェーラ 、SANTE サンテ、Primavera プリマヴェーラなどの製品をよく使っていました。

イタリアでもWELEDAとDr.HauschkaはBioのスーパーで見かけます。

既に使ったことのある化粧品を買うのは簡単ですが、せっかくなのでイタリアのオーガニック化粧品を開拓していきたいと思います


【関連記事】

シチリア島発のオーガニックコスメ アルジタル

アルジタルは、大学で人智学を学んだ生物学者、ジュゼッペ・フェラーロ博士が1979年に設立したブランドです。

人智学と言えばルドルフ・シュタイナー。彼の思想はDr.HauschkaやWELEDAに多大な影響を与えています。




アルジタルの製品はDEMETER(ルドルフ・シュタイナーが提唱した「バイオダイナミック農法」の指導と生産された有機製品の認証を行う機関で世界でもっとも厳しいオーガニック認証の一つ)、ICEA(イタリア有機農業協会=AIABを母体とするイタリアの代表的な有機栽培認証機関)、BDIH(原料や環境保護など8項目にわたる厳しい基準が設けられているドイツで作られた自然化粧品の国家認定ガイドライン)の承認を受けています。
 

アルジタル グリーンクレイ


クリックでAmazon.deのページが開きます

 
約1600万年前に地中海の底だったシチリアのシクリの丘でとれる太陽の力がぎゅっと凝縮されたグリーンクレイは、ひとつひとつ手作業で袋詰めされています。クレイにある無数の穴が、皮脂や毛穴の汚れ・黒ずみを吸着、古い角質を取り除き、豊富なミネラルで肌を潤し美肌へと導くそうです。



泥パックの作り方

粉末状のクレイに水を加えてパックを作ります。顔以外にも全身のパックができます。
フェイスパックの作り方

日本語のサイトではそんなに詳しく載っていないのですが、イタリアのページにはいろいろ書いてありますのでご紹介しますね。

基本になるパック

カップ1杯の泥の粉に対して、半カップのミネラルウォーター、小さじ1杯の蜂蜜、そして小さじ1杯のスイートアーモンドオイル(エキストラバージンオイルで代用可能)で作ります。
先に水と蜂蜜、オイルを混ぜたものに少しずつ泥を入れていくように書いてあります。これだけだとまだ水分が足りずちょっと固いです。


普通肌用のパック

基本のパックに小さじ2杯の小麦胚芽油(ウィートジャムオイル:ビタミンEが豊富で抗酸化作用がある)を加えます。お好みでラベンダーエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は10分です。

乾燥肌用のパック

基本のパックに大さじ2杯のゼニオアイエキス(ハーブティーのように煎じたもの)と数滴のルリチシャオイル(リノール酸と皮膚の健康維持に大切なr-リノレン酸が豊富)を加えます。お好みでサンダルウッドエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は5分です。

脂性肌用のパック

基本のパックに大さじ1杯の搾りたてレモン果汁、またはグレープフルーツ果汁を加えます。お好みでレモンエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は10分です。

首・デコルテ用パック

基本のパックに大さじ2杯の豆乳を加えます。お好みでサンダルウッドエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は15分です。

胸部用のパック

基本のパックに大さじ2杯のサルビアエキス、またはローズウォーターを加えます。お好みでローズエッセンシャルオイル、またはイランイランエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は10〜20分です。

ストレッチマーク用パック

基本のパックに大さじ2杯のにんじんジュース、小さじ1杯のグレープシードオイル、小さじ1杯のアボカドオイルを加えます。お好みでラベンダーエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は10〜20分。

セルライトトリートメント用パック

基本のパックにスイートオレンジエッセンシャルオイルを大さじ1杯加えます。
パックの時間は10分〜20分です。

ヘアマスク用パック

基本のパックにスギナエキス(つくし茶や、生薬の門荊で代用できます)を4杯加えます。お好みでイランイランやゼラニウムエッセンシャルオイルを数滴たらしてもいいそうです。
パックの時間は10分です。

濡れた髪によくクレイが頭皮までよく染み込むようにパックし、キャップで覆います。10分後、お湯とシャンプーで洗い流してください。


使ってみました

粉状のクレイを水やローズウォーター、牛乳や蜂蜜などを加えてペースト状にするわけですが、テーブルや洗面台が多少汚れます。

袋に入った粉を取り扱うので、小麦粉を使う時のような感じです。

ちょうど良い分量というのがまだわからないので、適当に作ると残ってしまいもったいないんですよね。なので、次の日に使おうと思って放置すると、乾燥したものをまたきれいなペースト状に戻すのはなかなか難しかったです。時間もかかります。

私のような面倒くさがりな方には!便利なチューブ型もありますよ

クレイに加え、トウキンセンカ(カレンデュラ)エキス、スギナエキス、ルリジサ種子オイルやラベンダーオイルなど、肌にとって嬉しい成分が配合されていて良い感じです


☟まずはお試しサイズからいかがでしょう?


私は2、5kgの泥の粉を買ってしまい、割りが高くてもチューブにするべきだったか・・・と少々後悔しましたが、粉からパックを作ればたっぷり使うことができるしアレンジもしやすいのでまあ、これはこれで良かったんでしょうね。


☟こちらは500g!



オイル抜きで伸ばしました

最初は日本語のページしか見ていなかったので、水とローズウォーターのみでパックを作りました。

第1回目は、ゆるゆるにしてしまうと顔から流れそうなので固めに作ってみましたが、その必要はなかったようです。ちょっとゆるいかな〜というくらいでも、ぼたぼた落ちたりなんてことはありませんでした。

泥自体に匂いは殆どないように感じました。

洗顔しタオルで水気をきった顔にパックをしますが、顔に塗ってから泥が乾燥してくるにつれて皮膚がだんだん引っ張られうような感覚になってきます。さらには、パックをぬるま湯で落とした後に多少赤くなっていたりすることがありますが、正常な反応なのだそう。

泥パックを落とすときはスポンジを使うとより良いそうです。

パックを落とした後は、化粧水や乳液等、普段のスキンケアをします。

オリーブオイルを入れて伸ばしてみました

水だけの時よりもふわっふわになりました。顔にも塗りやすかったです。

ついでに髪の毛のパックしてみましたが、

2度とやるかと思いました。

というのも、効果がよくわからない割に想像以上の労力が必要だったから・・・。

まず髪の毛を濡らさなければいけないので、そこから面倒でした。上半身だけ裸になって髪の毛を適度に湿らせてって・・・。

そして洗い流すときは、風呂場で泥遊びでもしたんかい・・・というくらい汚れました。さらには、シャンプーで洗い流すのですが、キチンと流せているか自信がなく、3回洗いました。

そんなこんなで、どうしてもアルジタルの泥で髪の毛をパックしたいという方には、専用のサロンをお勧めしますよ

オリーブオイル入りのクレイで顔をパックした後は、普通に洗顔石鹸で洗顔しました。洗い上がりはしっとりしている気はしました。その後はいつものスキンケアをして、寝ました。

翌朝顔を洗った時(私は朝は石鹸を使わないのですが)、顔がいつもより水を弾いていました。寝る前に石鹸で顔を洗っても油が残っていたのか、いつもより油が多く分泌されたのか、定かではありませんが。

化粧のノリは別に、特別いつもと違うようなところはなく、普通でした。


はちみつを入れてみました

はちみつの良い香りに包まれます。クレイも水だけで伸ばすより、ふわふわになりました。

部屋の温度や湿度にもよると思いますが、水だけの時よりも乾く速度が遅かった気がしました。

ぬるま湯で洗い流した後はいつものスキンケアをしますが、皮膚が柔らかくなった印象を受けました。


何回か使ってみて

劇的な変化がないせいか「なんかよくわからない」「パックをした後は、確かに、ちょっとしっとりした感じはするかもしれない」という程度の感想です。

ただ、二の腕のボツボツと、イタリアに来てから増えたフェイスラインの吹き出物がアルジタルのこのグリーンクレイで何回かパックして随分と消えました。

フェイスラインの吹き出物なんて、ほとんどホルモンバランスのせいなので、ピルをのむ以外に方法はないと思っていたんですけどね。

汚れがも原因の一つだったんでしょうかね。もうちょっと使っているうちに小鼻のチンアナゴも連れ去って欲しいところです。


【関連記事】

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

 

2a11051776d478f6efb64252927b681a_t

made in Italy のBioコスメ Florence

ドイツでは乳液はDr.Hauschkaドクターハウシュカのものを使っていました。ナイトクリームはAnnemarie Bölindアンネマリー・ボーリンドです。

詳しくはコチラ>>ドイツでお薦めの化粧水&乳液 ドクターハウシュカ
詳しくはコチラ>>ドイツお勧めの化粧水&ナイトクリーム アンネマリーボーリンド


イタリアでもハウシュカの製品はBioのスーパーに置いてあるので手に入るのですが、せっかくなのでイタリアのBioコスメを開拓したく、今回はFlorenceのクリームを購入してみました。

FlorenceはAIAB(イタリア有機農業協会)、ICEA (AIABを母体とするイタリアの代表的な有機栽培認証機関)等の認証を得ています。

アンコーナ州にあるオーガニックコスメのブランドです。

Florenceの顔用クリーム




プラスティック製の容器に一瞬「あれ・・・?オビソゲン・・・。油+プラスティックってあかんやつちゃうの・・?Bioのコスメはガラスの容器なんじゃないの?」と思ってしまいました。

ただ、中身が見えるし、毎回指を突っ込まなくていいので衛生的だし、最後の最後まで使えるのは、まぁいいかなと。

オビソゲンについてはコチラ>>太りたくなければ体の毒を抜きなさい、とな。


ヒアルロン酸、ホホバオイル、ビタミンE配合のアンチエイジングクリームです。洗顔後、FlorenceのビタミンCセラムの後にこのクリームを塗ることを推奨しています。




化粧水をきちんと肌に吸い込ませてからでないと、クリームが顔の上で滑ります。

ホホバオイル配合のクリームということで、けっこうこってりしているかなと思いましたが、けっこうサッパリしています。

匂いは柔らかく、少し甘い香りで自然派の化粧品と言う感じです。

朝は化粧水の後に乳液の代わりに使っています。下地との相性は悪くないです。

夜、ナイトクリームの代わりになるかと思いきや、塗って5分もすると多少しっとりはしているものの心もとない感じになるので(私はどちらかと言うとヌルヌルとかべっとりで寝たいのです)、結局その上に美白ゲルを塗ってしまいます。



【関連記事】



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

STOCKER1202020_TP_V

ミラノ駅って重厚で、流石歴史ある街!高級ブランドのあるミラノの玄関!ドイツとはまた一味違うわぁという感じで、ゆっくりキョロキョロしたくなるんです。

でもダメですよ。気を引き締めてくださいね!

先日、嫌嫌ながらもミラノへ行ってきました。しかもまた一人で。前回のスリ事件で、もうビクビクでした。

前回の様子はこちら>>ミラノ駅でスリのカモになってしまいました・・・

前回はボディバックとスーツケースでしたが、今回はリュックサックとスーツケースで行きました。

駅構内の路線図なんて立ち止まって見ようなら、同じように足を止めている人が、善良な市民とか観光客なんでしょうが、スリかもしれない・・・ともう警戒しまくりで疲れました。

前回の教訓から、エスカレーターに乗る時は完全に前を向くのではなく、警戒しているのがわかるように少し内側を向き、すぐ後ろに立っている人の動作が目に入るように立ちました。

地下鉄で立っている時はリュックサックを下ろし、自分の前のスーツケースの上に置きました。座る時は背負ったまま座りました。

リュックサックにはダイヤル式ロックを掛けました。支払いの時など見られて結構恥ずかしいし時間がかかって不便ですが、背に腹は代えられません。

こんなの☟

画像クリックで楽天のページが開きます


可愛いピンクにしたら黒のリュックサックから浮いてより恥ずかしいので黒にすればよかったなと少し後悔しています。チャックの穴が通るならワイヤーよりもこっちの方が使い勝手がいいです。

でもワイヤーの方が可愛いのがあって惹かれます☟
画像クリックで楽天のページが開きます


今回の滞在中には、懲りずに前回被害に遭ったボディバックも使いました。
財布はボディバックとストラップで繋ぎ、携帯はリールで繋ぎました。

<ストラップ>
画像クリックで楽天のページが開きます


このリール+携帯ボディバックの相性が案外よかったです。写真を撮りたいときにすぐ携帯出せるし、リールの紐をびよーんと伸ばしても細いので全然目立たないし、携帯を使っていない時に手に持ったままでも繋がっているのでパッと持っていかれたりしないという安心感がありました。

<リール>
画像クリックで楽天のページが開きます


小さいロンシャンを使った日は一応財布だけストラップで繋いでおきました。まぁでも、小さすぎてやられる時はカバンごとひったくられそうです。


二泊三日の滞在中、無事に過ごせたと思っていた最後の最後で来ましたね。

場所はまたミラノ駅のエスカレーターです。前回被害にあったのは下降でしたが、今回は上降でした。

絶賛警戒中でしたので、斜め後ろを見つつ上降していました。後ろのおじさんとは一定間隔あります。

みんな右側に立って上階へ運ばれて行っている中、左側を片手に路線図のようなものを持ったスーツケースなどを持たない、ちょっと浅黒くて小柄で小太りなおばさんが追い抜いて行ったんですよね。

ほんの一瞬の出来事でしたが、なんとなく違和感を覚えました。

するとエスカレーターを降りたところで、そのおばさんに英語で話し掛けられました。

「ヴェネツィアにはどうやって行ったらいいですか」

朝の7時ですよ!出勤早すぎでしょう。

「知らん」と振り切りました。

私が立ち止まって一緒に考えてあげている間に仲間が私のリュックサックを開けて・・・という寸法だったのでしょうが、なんてったって急いでましたので、お相手できませんでした。ごめんあそばせ。

だいたい、駅で観光客にヴェネツィアへの行き方きく?おかしいでしょ。

しかし私の自作防護仕様のリュックサック相手に財布がどうなったのか知りたいところではありました。いつか姪っ子の子供銀行のお金でも入れた財布を入れて実験してみたいものですね。

因みにこちらの記事でご紹介した防犯リュック。持っているイタリア人、男女ともによく見かけますよ。


画像クリックで楽天のページが開きます


【関連記事】

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


feaf24b7ce1412fa9c7826d55d01ad65_t

ドイツとイタリアは環境問題取り組み先進国

ハエやサクランボから程遠そうな話から始めます。

ドイツもイタリアも環境問題に積極的に取り組んでいるなぁと感じるところが多くあり、ゴミの分別もその一つです。

ドイツは、大きく分けると、紙ゴミ、生ゴミ、瓶(透明、緑、茶)、缶・プラスティック、その他のゴミに分かれています。紙ゴミ、生ゴミ、その他のゴミには専用の大型ゴミバケツがあり、缶とプラスティックは黄色の専用の袋があります。

このゴミバケツはマンションならば共同のもの、一軒家ならば各家庭ごとにあり、バケツの容量に応じて税金を払わなければいけません。ゴミバケツの色は州によっても違うようですが、私が住んでいたところは生ゴミは茶色、その他のゴミは黒、紙は緑とか青とかでした。

プラゴミ専用の黄色の袋は役場やスーパーのレジなどで貰えるそうですが、私は同居人が調達してきたり、ポストに入っていたりで一度も自分から行動せずに手に入っていました。

イタリアも南の方は知りませんが、北の私が住んでいるところは、紙ゴミ、生ゴミ、瓶、缶、プラスティック、オムツ、油、草木、その他のゴミに分かれています。

マンション住まいですがうちはそんなに大きな集合住宅ではないので、各家庭に紙ゴミとガラスのゴミバケツがあり、白のプラスティック用の袋、黒のその他ゴミの袋、オレンジ色の缶用の袋はごみ収集の会社から貰えるそうです。

生ゴミとオムツのゴミバケツは地域共同のものがあり、そこに捨てに行きます。イタズラ防止なのかテロ対策なのか、何なのか知りませんが、鍵がついています。

回収のペースは自治体によって違いますが、例えばドイツだと、その他のゴミや生ゴミは週一、紙やプラスティックは隔週で、瓶は地区に置いてあるコンテナーに自分で捨てに行きます。瓶を捨てる時に音がうるさいので、19〜7時までなど捨ててはいけないことになっています。

イタリアも多分同じような感じですが、私が住んでいるところは、紙・プラスティック・瓶・その他ゴミは週一、生ゴミは週二、缶は隔週です。

ゴミの分別からなぜサクランボの話になるのか

私、生のサクランボってあまり好きではなくて、自分では買ったことがありません。サクランボ風味とか、クッキーの上のサクランボジャムとかは好きなんですけどね。

イタリアに来てからポチの実家でサクランボが取れるので、まぁ食べるようになりました。

「鳥に食べられない?」と聞いたところ、ネットを張って対策しているようです。確かに、電車などに乗っていても車窓からネットがかかった木が見えます。

ポチの実家からいただくサクランボは、アメリカンチェリーのような、黒に近いどす赤いサクランボなのですが、まぁまぁ甘くて美味しいんですよ。週3くらいのペースでもう1ヶ月近く食べていました。

ポチはガサッと掴んでブチブチ食べていきますが、私はちまちまタイプで大抵は出来るだけ種と柄がくっついたままになるよう、まぁちょっと遊びながら食べるんですよ。

よく熟れたものほどすぐに柄から離れてしまうのでパクっといきますが、柄から簡単に離れないものはかじるように食べます。

先週のことです。食後に一人でサクランボをかじって食べていたところ・・・・・!!!!!!
 
!!!!!!!!!

 
何か見えました。

反射的に口の中のものと手に持っていた半分をお皿に戻しました。一瞬すぎて本当に何かを見たのか、気のせいだったのか、定かではありませんでしたが、

「うえええええええええ!!!!!おええええええええええ〜!!!!絶対に何かいた〜!!!!」


との私の叫び声にポチが来ました。

彼がお皿を覗き込むこと数秒・・・

「うん、いるね」。


やっぱり気のせいじゃありませんでした。いましたよ白くてウネウネ動くものが・・・・。
 
最低。



サクランボ食べるのやめました。もう無理。


白い虫の正体

今日、私が帰宅すると、キッチンにほとんど黒色に近く熟れた美味しそうなサクランボがあるではありませんか。

ポチが「お客さんが中にいるかどうか簡単にわかるから僕が教えてあげるよ!」とか言うので、とりあえずどんな目印があるのか教えてもらうことにしました。

「見たらわかるんだよ。穴っぽい痕があって〜」

いや、どれも結構虫喰いっぽい傷があるけど・・・・。

「実を指で押してみて、柔らかかったら、誰かいるよ!ホラ、これとか。」

ほう。確かに、いました。白く動くものが。

次々と開けて行きますが、本当にいる。しかも複数匹いる実もありました。10個中9個くらいの確率でいたので、ポチですらもう食べるのをやめました。

ポチに「ねぇ、これ、何の幼虫なの?」と聞くと「ん〜知らない」とのこと。
 

気になるじゃないですか、調べましたよ・・・。



予想だにしていませんでしたが、なんと、なんと!なんと!!

ウジでした!!ウジ虫食べました!!!

ウジって不衛生なところにわくものじゃないんですか????

なんで新鮮な果物の中にいるのよ!

本当、最悪!!!最っっっっ低!!!!

ポチのママは毎年このサクランボでジャム作っているんですよねぇ。しかも、そのジャムでクロスタータっていう、クッキー生地のトルテ焼いてるんですよねぇ。

害虫被害ってのは無農薬の定めなんでしょうけど・・・。


1平方メートルあたりハエの割合

そもそも、ドイツもイタリアもハエが多いんですよ。両国とも絶対に日本よりハエの割合が高いです。

イタリアの一般に普及している窓は、ドイツの物と違いkippenといって手前に斜めに倒し上方だけ開ける方法ができません。

イタリアの普通の窓やベランダにつながる大きな窓はキッペンできないので大きくバーンと開けるしかありません。その上、網戸もないので窓を開けるとすぐにハエが入ってきて部屋の中で運動会を始めます。

↓kippenがどういう状態か気になる方はコチラ。ハイテンションなお姉さんがアメ〜ジング!ジャーマンウィンドウズ!とドイツの窓を紹介しています。





あと夏のドイツと言えば、

パン屋さんのパンに蜂とハエがたかっているのは、よく見る光景です。

ケバブ屋さんの野菜にハエがたかっているのも見ます。

私はどちらかと言うと潔癖な方ですが、そんなこんなでドイツでは随分と鍛えられました。

ドイツの夏の最低風物詩「生ゴミのバケツ」ですが、生ゴミを入れる時はできるだけ直視しないように目を逸らして捨てます。

何故かと言うと、、、

白く動く虫がひしめき合っているから。


この生ゴミ専用のバケツは効率の良いハエ増産システム、ハエの繁殖場だと思っています。

それで今日、サクランボを捨てながら思ったんです。あぁ、コイツらが生ゴミバケツの中で育つのかと。

リサイクラー普及させて下さい!お願いします!!

【追記】
portafinestraと言って、ベランダに繋がるような大きな窓はkippenできませんが、小さな窓はできる模様。うちの窓もポチが知らないだけで、kippenできるものがありました。

 

【関連記事】
あー虫嫌い!大嫌い!


潔癖??どの口が言う?


うちのゴミ出し担当はポチ。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

MKJ_wahuunoniwa.jpg

外国人のお友達や同僚に手軽に配れるお土産って結構すぐには思いつかないものですよね。
私がドイツで今まで配ってきたお土産をご紹介いたします。参考になれば幸いです

キットカット



キットカットはドイツでも有名な上に、ドイツには今までノーマルなものしかなかったので、

ご当地キットカットを持って行くと飛ぶように売れます。

ドイツ人で繊細な味覚を持っている人ってあまりいないと思うので(半分はこれまで見てきた事実、半分はわたしの偏見です)、普通の人は大して深く考えずに「へぇ〜!」とか言いながらボリボリ食べますよ。

「え〜!なになに〜?」と、盛り上がるバラマキ用お土産であることは間違いありません。




あるフランス人の女の子は抹茶のキットカットに

「これ・・・凄く、凄く美味しいんだけど!」

と、私がちょっと引いちゃったくらい感動してくれました。

一人だけ「クマ、抹茶のキットカットありがとう!食べたけど、

私あまり好きじゃなかったわ。」


と言ってきた子もいました。

そりゃご丁寧にどうも(笑)因みにドイツ人の女の子でした。

最近は日本の抹茶キットカットも大枚はたけばインターネットで買えるようになってきましたが、なんとドイツでも生産し始めました。

KitKat Greentea Matcha Inspired by Japan
クリックでAmazon.deのページが開きます


あと他のバリエーションは今のところ、このルビーチョコレートのみです。
Kit Kat Nestlé Ruby Cocoa Beans
クリックでAmazon.deのページが開きます
 
 

きのこの山 たけのこの里



ドイツはキノコ狩りをする習慣があるから、きのこの山はウケるとどこかのサイトで読んだのですが、

全然ウケませんでした。


別に不評でもありませんでしたが、何にも感じない風でしたよ。

普通のばら撒きお菓子です。

カントリーマアム



こちらも、「不味い!」という人はいませんでしたが、大した反響もありませんでした。

普通のお菓子です。

コアラのマーチ


ドイツにも類似品?があるので、全く珍しくありません。

    

Kuchenmeister - Koala Kakao - 75g
クリックでAmazon.deのページが開きます


羊羹


オーソドックスなもの(夜の梅)を一口サイズに切って、爪楊枝を刺して出しました(1本まるまるあげて、一口だけ食べて「不味いっ!」と捨てられたら勿体ないのでね)。

食べた後でも

「え、これチョコレートでしょ?」

と言っている人多数でした。色に騙されるのか・・・?

事前に「豆が甘いなんて嫌がられる」という情報を仕入れていたので、どうかなと思いましたが、案外大丈夫でしたよ。人にもよるとは思いますが。


ただ、「え、豆なの・・・?」シーン・・・。という感じですけど。


うちのポチは「ふぅ〜ん」と、嫌いではないみたいです。

「材料は基本的に砂糖と豆と寒天だよ。寒天はゼラチンみたいなもんだけど、海藻からできていてヴィーガンだね!」と説明すると「へぇ〜!いいじゃん!」と好感を持っていました。

「ヴィーガン」けっこうウケます。

おせんべい



日本っぽいし一人一人に配りやすいですが、「めっちゃ美味しい!ありがとう!」という反応はないので、こういうのは

現地日本人に配った方が喜ばれます・・・。

カステラ



特に感動の反応はありません。でもすぐになくなるので、嫌いではなさそうです。

個人的には文明堂のカステラの方が美味しいと思いますが、一人一人に配りたい場合には福砂屋のキューブカステラが便利です。プラスティックの菓子切りみたいなのが入っていますが、気がつかずにみんな手で食べますよ。

事前に言わないと下の紙を食べる人がいるので注意。



干し梅入りべっこう飴




わけがわからないと大不評でした。

美味しいのになぁ(笑)


 【関連記事】

 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


coffee20160715365204_TP_V

働けよ、イタリア人

イタリアは、ドイツに比べて個人のお店なのか、小さなお店が多いような気がします。そしてそういうお店は12時半とか13時から15時半とか16時まで昼休みをとります。

私たち日本人がよく耳にするシエスタはスペイン語で、イタリア語はriposo リポーソというそうな。

この時間帯にお店が閉まっているのって、結構苦痛なんですよ。

出かけたついでにいろいろ済ませたいのに、あまりにも時間が空くから仕方なく家に1回帰ってからまた出直したり・・・。

納得がいかないのが、がっつり昼休みを取っておきながらお店は19時半に閉まるところ

ドイツの大抵のお店の営業時間は20時まで。パン屋さんなんかは6時〜18時だったりします。お洋服屋さんやデパートは10時開店、スーパーは7時のところもありますが、だいたい8時開店です。

ドイツの朝は早いです。そして、お店が昼休みなんてそんな効率の悪いことは聞いたことありません。

しかしそんなドイツも、キリスト教の安息日を守って日曜日は基本的にお休みです。カフェやレストランは日曜もやっているところもあります。慣れるまでは土曜の夜に「うわぁ!!明日日曜だった!!冷蔵庫空っぽ!!」と気がついたり、不便でした。

日本で休日は街は人で溢れますが、こんなわけでドイツは逆に閑散とします。

イタリアは至る所でキリスト教に縛られている感満載にも関わらず、日曜日も午前中だけ開いていたりします。


朝からカフェに座っている人の率

ドイツとイタリアは様々な点で異なります。ドイツの常識が基準になってしまっていて、イタリアの知識がない私は、日常生活でたまに困ります。

例えば、ドイツならばどこにでもあったパン屋さん。パン屋の隣にパン屋があるなんてこともざらなんですよ。

ドイツの都市の中央駅には必ず複数のパン屋があり、旅のお供にパンとコーヒーをテイクアウトするのは当たり前でした。

イタリアの街中で空腹を覚えふと気がついたのが、駅にパン屋がないということ。そして街中でもドイツほど見かけない。

ポチに「ねぇ、あんまりパン屋さんを見かけないんだけど、イタリア人はどこでパニーノ買うの?」と聞いたら

「bar(バール)だよ」

とのこと。

ドイツで「Bar バー」と言えば酒場のこと。イタリアでは喫茶店を指すようです。

紳士がエスプレッソを立ち飲みしているところですね(別に紳士とは限りませんが、イタリア初心者のイメージとして・・・笑)。

というわけで、イタリアでコーヒーを飲むところは「カフェ」というより「バー」なんですが、イタリアは平日の朝から「バー」に座っている人が多いのに驚きます。

それも9時とか。

テーブルにあるのはコーヒー1杯だったり、クッキーの盛り合わせのようなものだったり、人それぞれなんですが、なぜこんな時間にスーツ着た働き盛りっぽい人達がコーヒー飲んでるのか謎です。

一緒に座っている人と仕事の話をしているのかもしれないし、早朝出勤後の小休憩かもしれません。いや、出勤後の同僚との朝食の可能性も否めませんね・・・。

ドイツでは朝の6〜7時からオフィスで働いている人もいるってのに・・・。まぁ、午前中からビール飲んでるおじちゃんもいましたけど。


時間あたりの労働生産性

労働生産性の国際比較2018で発表された経済協力開発機構加盟国の時間あたりの労働生産性は、1位のアイルランドと2位のルクセンブルクがぶっちぎり、それにノルウェー、ベルギー、デンマーク、米国が続き、ドイツが7位でした。

なんと日本は20位で、

16位のイタリアに負けています。


就業者一人当たりの生産性に至っては、1位2位は不動ですが、日本21位、ドイツ13位。なんとイタリアが11位とドイツまでも追い抜いています

詳しいことはわかりませんが、不可解です。イタリアに住んでいて、イタリアが日本より生産効率が良いという実感がありません。





「イタリア人に学べ!」的な本が一切ないのはなぜでしょうか。

イメージの問題???


【関連記事】



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

IMG_3352

ドイツで生理痛と言えばコレ

生理の時に鎮痛剤が欠かせないという方、いらっしゃると思います。私もその一人です。

私も愛用していたドイツの生理痛用鎮痛剤、Dolormin für Frauenをご紹介したいと思います。

クリックでAmazon.deのページが開きます


主成分はナプロキセンという非ステロイド性抗炎症薬で、12歳以上から利用可能です。1錠につき250mg配合されています。

用法は、症状が出てきたら出来るだけ早く、2錠服用します。1〜2時間で効いてきますが、その後も続けて服用したい場合は8〜12時間の時間を空けて1錠服用します。

1日の最高容量は3錠です。肝臓や腎臓が弱い方は1回の服用は1錠までで、1日の最高服用量は2錠です。

服用のタイミングは出来るだけ食事の前と説明書には書いてあります。胃が弱い方は食事中に服用しても良いそうです。

4日以上、続けて服用しないでください。


イブプロフェン

ノーシンピュアやイブA錠と同じイブプロフェン配合の鎮痛剤です。

ノーシンピュアもイブA錠も2錠で150mgですが、こちらの商品は1錠で400mgですので気をつけてください。
クリックでAmazon.deのページが開きます



ドロルミンシリーズの普通の鎮痛剤です。
 
クリックでAmazon.deのページが開きます


こちらはfür Frauenと成分が違い、イブプロフェン配合です。6歳(体重20kg以上)から服用が可能です。

1錠の成分は200mgです。

12歳以上の大人の1日の最高服用量は6錠、1回の最高服用量は2錠までです。

6歳から11歳(20kgから39kg)までの子供の1回の服用量は1錠まで、1日の最高服用量は9歳(〜29kg)が3錠、11歳(〜39kg)が4錠です。

効用は、頭痛、歯痛などの痛みと、熱です。

3日以上の連続使用はしないでください。

服用のタイミングは「最高服用量にもよるが6時間以上間隔を下回らないこと」と説明書には書いてあります。胃が弱い人は食事中にも服用が可能だそうですが、その他には特別どのタイミングでとは書いてありません。

服用からだいたい15分で効いてくるとかなんとか。

アスピリン

アスピリンと言えば鎮痛剤だと思うのですが、なぜか風邪ひいた時に服用しているドイツ人を複数知っています。

成分はアセチルサルチル酸500mg。

発熱、頭痛、歯痛、筋肉痛、インフルエンザによる痛み等に効果があるそうです。


12歳(40kg)以上が対象です。

3日以上続けて服用しないでください。

16歳以上の方は、1回1錠(強い症状がある場合には2錠まで服用可能)、4時間以上間隔を空けること。1日の最高服用量は6錠です。

65歳以上の方は1回1錠、1日4錠が限度です。服用は4時間以上の間隔を空けてください。

12歳から15歳(40〜50kg)の若者は、1回1錠、1日の限度は6錠です。服用には4時間以上の間隔を空けてください。

同じ成分配合のバファリンAは1錠に660mg、ケロリン錠Sは1錠に600mg配合です。対象年齢は15歳以上、1回の容量は2錠まで、1日4錠が限度です。



【関連記事】
なぜ日本にはないのか!?

ドラックストアならまだしも、薬局にもないの!?

今は痔ではありません。なぜだろう・・・。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

crowncat4020138_TP_V

女性解放論と男女同権論

自己主張ばっかりに見えて、私はフェミニズムってあまり好きではありません。でもそれは、私が日本人だからという理由もあるかもしれません。

たぶん、日本の感覚を持った目と欧米の感覚を持った目、それぞれ違う目ではこういうテーマを語ることはできないんじゃないですかね。

女性って本当に虐げられてきたのでしょうか?まぁ、たぶん、西洋での闇は深そうな気がします。

例えば日本での話ですが、男は大卒、女は短大までと言われた時代もありましたよね。
少し前までは、勤めている女性が寿退社するのは当たり前でしたよね。

今の時代、結婚や妊娠に関して会社のおじさま達が女性に何か言おうもんなら、なんとかハラスメントと言われますよね。

なのに、「辞められるもんなら仕事を辞めたい」と思っている日本人女性が一定数いるのはなぜでしょうか。

欧米と日本の違いは家庭の財政管理

※あくまでも私見ですよ。しかも「欧米」って書いていますがドイツやイタリアの私が知る限りです。

男と女が違うのは明確なのに、今の時代になってまでもなぜ平等を主張しなければならないのでしょうか。

それは多分、家庭内の序列に関係があると思います(まぁ、ほんの一因として)。

欧米で夫が妻に財布を預けるということは一般的にはありません。なので、専業主婦は夫からもらうお金でやりくりをしなければなりません。

立場は当然夫が上。

いくら妻が家庭内の仕事を全てやっていたとしても、夫は家に帰ると服を脱ぎ捨てて食べて寝るだけであろうが、お金を出しているのは自分だという意識からか口を出してくるのが欧米の男。

これに我慢がならない女性たちが平等の立場を主張し始めたのではないのかなと、勝手に推測しています。

働けば立場上平等になるはずですから、権利を主張し働く女性が増えたのではないでしょうか。

では日本はどうでしょう。

伝統的・一般的には、夫は稼いだお金を妻に渡し、その中からお小遣いをもらう立場ですよね。財政管理を任されている妻は、いくら亭主関白な夫を持っていたとしても、裏ボス的存在というか、そんなに弱い存在には見えません。

私は日本での夫が外で働き妻が財布を握っているという、欧米では考えられないこの家庭内システムはけっこう良いんじゃないかと思っています。

何故かと言うと、日本人男性は家庭内のことは「家内」に任せているから。自分がやらないことに口なんか出さなくて任せておけばいいんですよ。分業です。分業。

専業主婦希望

「結婚したら専業主婦になりたい」

日本ではまぁそこそこ聞く言葉ですが、ドイツでは全く聞きませんでした。

専業主婦が全くいないわけではないけれど、ドイツで「わたし専業主婦になりたいわぁ」なんて口にしたら、たぶん、

ドン引きされます

女性が働くのは当たり前の時代になってしまったので、理解に苦しむんだと思います。それと先に述べた財政管理の件ゆえに。

あとは学歴があったりすると「大学まで出たのに何で?やりたいことあったんじゃないの?」と思われます。

わたしも心の中では専業主婦に憧れているところがあるけれど、ポチの前では言えません。というか、どっかの富豪と結婚して湯水のようにお金を使える環境でない限り、夫の財政管理の中で生きるなんて、無理。

細かく言うと、生活費もろもろはポチが十分に稼いできて、わたしはちょっとだけ働いて、自分が稼いだお金で遠慮なく自分が欲しいものを買いたい。なーんてねぇ・・・。

冷たい食事

そもそも日本と欧米は全然違うんですよね。働き方も家庭内も。

例えば、ドイツはまず料理をしません。

全くしないわけではありませんが、全く火を使わずに一食を済ませることが可能なんですよ。日本では絶対に考えられませんよね。最低でも電子レンジは使うでしょう?

辞書にこんな例があるくらいです。

"Abends essen wir meistens kalt. 私たちは夕食にたいてい冷たい食事をとる。"

火を使わないということは、時間もかからないし、洗い物も少なく済みます。料理ができない男でも、やろうと思えば小学生の子供でも準備できます。

基本はパン・ハム・チーズです。サラダやスープなど他のものを作らなければ、

3分で準備できます

パンの上に乗っける物のバリエーションはいろいろとあります。塗るタイプのおかずというかなんと言うか。

日本人の私たち、というか若い人は大丈夫でも私みたいなおばちゃんがこれを真似すると、すぐにコンディションが悪くなります。何か気分が優れなかったり、何か力が出なかったり。

美味しい食事って日本人の元気の源ですよ。

ま、それを誰が作るのかっていう話になるんですけどね。

お掃除おばさん

現代のドイツでのパート的職業の一つ「Putzfrau プッツフラウ」。

直訳すると「磨いたりこすったりして綺麗にする女の人」ですが、日本語にすると家政婦とか掃除婦とか家事手伝いとかそんな感じでしょうか。

ドイツでは、このプッツフラウを雇っている家庭が結構あるんです。

プッツフラウのお仕事内容は、雇い主との話し合いで決まるので様々なのですが、大抵は家の掃除(掃除機かけたりキッチン磨いたり)+アルファなところが多い気がします。

アイロンがけを頼んでいる人もいれば、トイレットペーパーの在庫を確認して補充してもらっている人もいれば、シーツを替えてもらっている人もいました。

学生同士でのルームシェアでも、キッチンやバスルーム、リビングや廊下などの共有スペースの掃除はプッツフラウにお願いする、というのはごく普通のことでした。

頻度は月1、週1、週2、毎日など、家庭により本当に様々です。

一人で暮らしていた時は全部自分でやっていましたが、私も誰かと一緒に住んでいた時はプッツフラウいましたよ。

当番制で掃除してもいいのですが、絶対にやらない人がでてきますからね。プッツフラウを雇うのは住人の立場からすると公平で、ドイツ人が大好きな「合理的」である気はしますね。

ただ、プッツフラウに鍵を渡して、仕事に行っている間に掃除やお願いした雑用をこなしてもらっている人もいて、そこらの信用問題はどうなっているのかな~私は無理だな~と不思議ではありました。

オペアという戦力

Au Pair、オペアとかオーペアとか言うのですが、住み込みのベビーシッターのことです。

ドイツではオペアの規定がしっかりとしています。

仕事内容はざっくり言うと子供の世話と家事です。仕事の時間は週に25~30時間、週休1~2日、有給休暇もあります。

個室と食事が保証され、月に260ユーロ以上のお小遣いがもらえます。

18歳から26歳までの外国人オペアにはビザも発行されます。

このオペアを雇っているドイツ人家族も結構いました。

日独家庭だと、子供たちと日本語を話してほしいという理由で日本人のオペアを雇っている家庭をよく見ましたが、ドイツ人の家庭だと、英語圏やフランス語圏のオペアを雇っているところが多かったです(母国語や国籍関係なく雇っている家庭もありましたけどね)。

このオペア、働く親にとっては物凄い戦力だと思うんですよね。

もちろん費用はかかりますが、子供の送り迎えもお願いできるし、「仕事から帰ったら夕食がある」は大げさにしても「子供との時間をとっている間に夕食の準備をしてもらえる」なんてことも可能なわけですし・・・。

こうやって書き出してみると家事と子育てをお金を払って委託している感が否めませんね。当事者が幸せならばそれで問題ないとは思いますけどね。

私はお金があったら雇いたいかもな~。家事がどうこうではなく、子供に親のが持つ言語や文化以外の言語や文化と日常的に触れ合う機会を与えるためにです。

働き方改革

日本でやっていますよね、働き方改革。もっとやれやれ〜!と思っています(皆がより幸せになれる方に向かってね)。

ドイツ人の方が働いている日数は少なくて、日本人は馬車馬の様に働かなきゃいけないって、どう考えてもおかしいでしょう。全国同時に10連休(ゴールデンウィークのこと)とか、絶対におかしいでしょう?効率が良くなるよう改善して欲しいですよねぇ。

日本でも最近は定時で帰れるような契約ができる会社もあるようですが、ドイツでは正社員で75%とか50%とか働く量が選べたりします(もちろんその分お給料も低くはなるんだけれど)。

会社や契約条件によっては100%から50%に変更したり、その逆も可能なところもあります。ただ50パーセントにする場合、残りの50%を埋める人が必要になるし、100%に戻したい時は50%分は誰からもらわなければいけなくなるので、実際にはいつでも自由になるわけでもありません。それに「あの人また契約変えるらしいよ」と多少の陰口も叩かれます。

しかしこのシステム、日本にも是非とも取り入れてほしいですよね。ハーフタイムの正社員。半ドンでいいなら、お給料ももらいながら家のこともできて子育てもしやすいのではないでしょうか。

女は台所に居ろ

ドイツにはこんな言葉があります(ありました)。

"Frauen gehören an den Herd 女性は台所に居るべきである"


私が働く部署はもともと女性より男性の方が多いです。だけど、最近は女性も優秀になってきたからか、「女性もとらなければいけない」という脅しに怯えているのか、女性もかなり増えてきました。

ある日、女性の同僚がたまたま同時に休んだ時があったんですよ。一人は体調不良、一人はなんだったっけな、もう一人は子供が病気で。

で、その時に私の隣にいた、いつも大きな声で文句ばっかり垂れている男性上司(仕事はできる)が言ったのが

「だーから女はとるなって言ったのに」

いやぁ正直ですよねぇ。これが本音ですよねー。

でも実際に雇う側としては産休するかもしれない女性より、育休はあっても産休は絶対にない男性の方がコスパはいいよねぇ・・・ぶつぶつ。あ、独り言です。

因みにドイツでは一昔前まで、わざわざ「女性も歓迎します」と書いてあった求人募集も、最近は「私たちは、国籍、肌の色、出身国、宗教、身体障害、性別、年齢、性的マイノリティー等に関わらず、平等な機会を提供します」というふうに文言が変わってきました。

こうやって書かないと文句を言う人がいるからなのか、書かなくてもそれが当たり前の世の中になればいいのにね、と思いますけど。

ただ、この文言を日本国内に置き換えてみると、少々勇気がいると言うか何と言うか・・・。ただでさえ、帰国のたびに目に見えて増えている外国人に危機すら覚えるのに、日本にはそこまでグローバルになってもらわなくてもいいなという気がします。

(私が日本に住んでいた頃はコンビニで働いている外国人なんて見たことありませんでしたよ。それが今は、ほぼどこでも外国人が働いているじゃないですか・・・。いろんな意味でビビりますよ。)

因みに永世中立国のスイスは「スイス人ファーストで、その次にEU加盟国、EFTA加盟国(EU加盟国ではないアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー)の順で優先しますよ。それ以外の国の方は応募してもらっても受け付けません。」みたいなことが書いてあるのをたまに見ます。イタリアでもたまに見ます。

アメリカのトランプさんやイタリアのサルヴィーニさんは「アメリカファースト!」「イタリアファースト!」と言って、支持されたり批判されたりしていますが、自国民ファーストは自国を守るためにもある程度は必要なんじゃないかなと思うこの頃です。スイスは他国から文句も言われていないようだし、うまいことやっていますよね。

あ、ちょっと話がそれましたね。

もう一言だけ言わせていただくと、この間ポチが選挙に行く時に「3人選ばなければならない」と言っていました。しかし、3人の男性候補者を選ぶことはできない、とのこと。最低でも女性を1人選ばなければならないと。逆もしかりなんですけれども。

日本でも「議員の男女比の均等化」とかなんとか言っていますが、それって必要ですか?

政界だけではないですが、能力のみで判断されるべきところが最近はまず「性別」が前に出すぎる場面が多くはありませんか。

これって、私は本当の男女平等とは言えないと思います。

おわりに

特にドイツでの働き方や家事についていろいろ書き連ねてみましたが、日本とはやはり何か根本的に違う感じがしています。

なんか、ドイツは女性が男性化している?(男女同権が浸透してきて性差がなくなってきているのか・・・?)そしてその皺をお金で解決している?

私は男と女は異なる生き物だと思っているし、子供と旦那の帰りを家で待ちたい派なので「あぁ、専業主婦って人間の自然な形。」なんて思いますが、「働きに出ないで家にずっと居るなんて耐えられない」という方もいらっしゃるでしょう。

どっちだっていいという風潮と、それに伴った柔軟なシステム、性差なく能力で評価される環境が整ったりする日が来るといいなと思います。


【関連記事】

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

NIS1021001_TP_V

よくわからない抹茶ブーム

イタリアって、ドイツよりも保守的だとは思うのですが、抹茶の波はじわじわと来ている気がします。

Bioのスーパーなんかはドイツと似たり寄ったりですが、梅干しや味噌の割合はイタリアの方が高いです。更にはワカメや昆布の海藻類もドイツより多いです。

ただ、抹茶もBioのお店では見かけますが、普通のスーパーで抹茶や緑茶商品はまだ目につきませんね。

そんな中で、なかなか面白い商品を見つけたので、一緒に笑って下さい。

石鹸

液体のハンドソープ
まぁ、一つの商品として想像できますよね。


固形石鹸
これ日本の会社ですよ。なのに恵子という文字が逆さま・・・。ドイツに居たときから謎に思っているんですよね。恵子さんだろう女性のデザインといい、ここの抹茶チョコレートといい、日本人が作っているように思えないんですよ。マーケティングの方針が海外在住の日本人は対象ではないということなんですかね。あ、余談でしたね。

KEIKO

Daveの抹茶シリーズ 

抹茶とライスミルクのシャンプー


抹茶とライスミルクのリンス


抹茶と桜のボディーソープ


抹茶と桜のボディーローション


抹茶と桜のハンドクリーム


抹茶と桜のデオドラントスプレー


抹茶と桜のデオドラントロールオン



全パッケージに「日本の女性の儀式からのインスピレーション」って、書いてあるんですよ!意味不明ですが、まあ悪い気はしませんよね。

ただ私たちって、西洋人からどう見られているのだろうかと、ちょっと謎です。

ヨーロッパのDoveの製品はオランダ・ドイツ・アイルランドで製造されています。この抹茶シリーズはドイツ語が書いてあるのでドイツで製造されたものかと思いきや、オランダ産です。

私は今Doveのラベンダーを使っていますが「フランスの女性の儀式からのインスピレーション」って書いてあります。適当すぎだろうとツッコミ入れたくなりますね。

因みに、デオドラント関係には「48時間持続!」みたいな文句が書いてあるのですが、毎日お風呂に入らない習慣があるってよくわかりますよね。この宣伝文句はDoveの製品に関わらず、いろんなところで見かけます。


美容化粧品類

その名も美人
抹茶と小豆と米粉配合のクレンジング兼マスク。フランス産でオーガニックだそう。


抹茶デトックスマスク
まぁ、アリかな。


抹茶フェイスマスク
ちょっと緑すぎますよね。


抹茶スクラブ
なんか海苔にしか見えないけれど、まぁまぁ良さそう。


高級化粧品

RITUALの抹茶ボディミスト
茶道の儀式というシリーズの中の一つです。公式サイトに行けば、まぁそんなに高価ではないのですが、雰囲気はまぁまぁかなと。

【公式サイト】
Ritual of Chado



RitualiTeaの抹茶マスク
缶に入っているのは粉で、自分で練ってマスクにするようです。「赤ちゃんの肌みたいになった!」とレビューしている人がいました。



KOSHOの美容液
ヒアルロン酸と抹茶エキス配合のセラムです。スイスの会社です(どうりでお値段が・・・)。社名は日本語で湖沼とか古書という意味と書いてあります。「KOSHOは茶畑を通り抜ける道のようで、この道は自然とハーモニーを意味しています」そうで、私はあんまりついて行けません。



まとめ

イタリアはどうも、ドイツに比べて抹茶の食品はまだ受け入れられていない感じがします。

その代わり、美容関係には関心があるようですね。抹茶のフェイスマスクに関しては、YouTubeでいろんなレポートがあるので、海外で流行っているんだなということがわかります。

探せばどこかにはありそうですが、この波に乗ってイタリアで美味しい抹茶ジェラートを待望しております


【関連記事】


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

SINDOocya86d2.jpg

なぜか流行ってきた抹茶

数年前からドイツでも抹茶が流行ってきました。なんでも、定期的に飲み続けると痩せるとか病気にならないとか諸説あるようですが・・・健康食品として売れているようです。

緑茶ならまだしも、お抹茶なんて日本人でもそんな毎日飲む人は少数だと思うんですけどね。


抹茶の粉はどこでも手に入る

まぁともかく、お抹茶の粉はBioのスーパーなんかには絶対に置いてあるし、ネットでは選べるほどいろいろ売っています。

こんなのとか
こんなのとか



抹茶に特化したレシピ本

たくさんあります。



笑えるのがこの三冊目。「抹茶で減量(抹茶で痩せる)」と書いてあります。そういうカテゴリーなんですね、抹茶って。

緑茶は抹茶が流行る前から地味にありました

緑茶のティーパックも、美味しいかは別として、最近はだいたいどこのスーパーにも置いてあります。



バリエーションが豊富なのはBioのスーパー。ただ、たまに「緑茶+レモン」「抹茶+高麗人参」「抹茶+ミント」とか見かけて、なんだかテンションが下がります。

緑茶シリーズの抹茶レモン


朝鮮人参抹茶(韓国産緑茶使用)


ミントと抹茶入り緑茶



私がオーソドックスな緑茶ティーパック以外で唯一試してみたティーパックは「緑茶+バニラ」。まぁ、ふ〜んって感じでした。


あ、もう一つありました。こちらのエナジー茶は、どちらかというとハーブティーっぽいですが、なかなか気に入っていました。


1度だけアイス屋さんで緑茶ソルベなるものを見つけ試してみたことはありますが、レモンフレーバーで、「うぇっ!」でした。


ドイツで茶っ葉を買うならTee Gschwender

そう言えば昔住んでいたところの近所のおばさんが「私、毎日緑茶を飲むのよ!」と言っていたんですよね。

へ〜!と思いません?ただその緑茶、実際に見せてもらったら花とかフルーツとかなんか色々混ざったフレーバーティーで驚いたのを思い出しました。

お食事に呼ばれた折にTee Gschwenderで買った本物の緑茶をプレゼントしたことがありますが、何の感想も聞かなかったということは、口に合わなかったのかなぁ〜?

因みにこのTee Gschwender、なかなかのこだわり様で品揃えもいいのでドイツ在住の方にはオススメです。袋入りではなく、量り売りの方では緑茶はもちろん玄米茶や玉露、高級新茶までいろいろあります。

更には、店舗によっては抹茶ラテのテイクアウトができるところもあるんです!濃すぎて眠れなくなりますけどね。


美味しそうなもの

ココナッツシュガーと抹茶
水や牛乳等の液体に溶かして飲むものみたいです。なかなかのお値段ですが、愛飲者は多いよう。


抹茶ラテ
抹茶ラテと書いてあるも、抹茶ラテ用のミックスということで、乳成分は入っていません。こちらもココナッツシュガーと抹茶のミックスで、牛乳や豆乳に混ぜると美味しい抹茶ラテになりますよという商品。



抹茶ココア
鹿児島産を強調しているBio製品の一つです。痩せるとか、健康になるとか、スーパーフードとして売っています。
 


抹茶風味のホワイトチョコ
ここのカップの抹茶ラテ、殆ど牛乳味だったけど悪くなかったのに最近見ていませんねぇ。


抹茶風味のホワイトチョコがけアーモンド
こんな商品まで出てくるなんて、需要はあるのかな。


不気味な製品

抹茶レモネード(レモン風味)
う〜ん・・・。


抹茶レモネード(グレープフルーツ味)
・・・・・。


グルコマンナン入りダイエット抹茶カプセル
食前に摂取するとカロリーコントロールして痩せるそうです。

マッシュルーム抹茶・・・
入っているのは抹茶とクルクマに加え、マッシュルームというか山伏茸と北中草・・・。まぁ、スーパーフードっぽくはありますけど。

実は今だに輸入規制がある

福島での原発事故の後、日本からEUへの食品の輸入に大きく規制がかかりました。ヨーロッパはチェルノブイリの原発事故の経験があるので、原発事故後のドイツの対応は敏感かつ迅速でした。

ここ北イタリアもチェルノブイリの事故の時に放射能汚染されたそうで、ポチも多分被曝しています。内部被曝予防にヨード摂取が効果があるというのはドイツでもイタリアでも常識で、殆どの塩にヨードが添加されています。

ドイツでは聞いたことありませんでしたが、おばあちゃんに言われたとかでポチは野菜を洗うときにいつも重曹を振りかけています。野菜にとってどうなん?と調べてみると、農薬だけでなく放射能物質が除去できるという情報もありました。

話が少し逸れましたが、ドイツで手に入るまともなお茶は、しばらくは鹿児島を中心とした九州産のもののみでした。

最近やっとUjiという字も見かけるようになってきましたが、BioのものなどはKagoshimaとわざわざ書いてあるものもあり、意識している人はいるんだなぁという感覚です。


【関連記事】
イタリアの抹茶製品がちょっとだけおかしな件


 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


tachiraiIMGL4858_TP_V

イタリア生活、全然慣れない。

同じヨーロッパと言えど、ドイツとイタリアは隣り合ってすらいないし、全く違います。

他人との距離感とか、なんかドイツより近くて、たまに思わずギョッとしていまします。私が住んでいるのは北イタリアですので、南の方に比べるとまだマシなんだとは思いますけどもね。

イタリア人・イタリアという国、まだまだよくわかりませんが、日頃の小さなギャップを綴ってみたいと思います。

歩行者にとって信号機はあってないようなもの

イタリアの信号無視率高すぎです。

流石に車は信号を守っていますが、歩行者にとって信号は赤でも車が途切れたら渡るものみたいです。

青になるのを待っていると、突っ立っているのは私のみで、みんながみんなスタスタ渡って行くので、こっちは何にも悪いことしていないのに、なんだか恥ずかしくなります。

先日、小学校1年生くらいの団体が歩いていて信号で止まったのですが、あたかもそれが全く見えないかのごとく、大人たちは信号無視して渡って行きました。

ドイツだったらこんな状況、絶対にあり得ません。

ドイツ人も絶対に赤信号で渡らないわけではありませんが、一応、子供の前などではルールを守りますよ。

野菜がイマイチ

まぁ、夏になると良くなるのかもしれませんが、近所のスーパーに置いてある野菜の種類が案外少ないんですよ。しかもそれで案外しなしななんですよ!!

そのくせ野菜を素手で触るなと。直接手で触ると野菜が腐るとかなんとかで、ビニールの手袋が置いてあります。触ってなくても一部はもう日本のおつとめ品にしか見えないんですけど。

なんででしょうね。イタリアって、特殊な野菜がたくさんあるじゃないですか。トマトの種類も多いし、丸いズッキーニとか黄色いズッキーニとか、日本のスーパーに普通はない野菜があるでしょう。

なのに、スーパーの野菜コーナーの狭いこと。

行きつけのスーパーは中小4〜5件ありますが、どこも野菜コーナーにやる気が感じられません(唯一納得できるのは大きなスーパーのみ)。

今ある野菜は、人参、パプリカ、ナス、トマト、ネギ、セロリ、アスパラガス(緑)、レタス、しなしなのキューリ(品種なんでしょうけど)、なんかちっちゃくて細い花ズッキーニ、こんなもんですかね。

こうやって書き出してみると、いろいろあるような気がしますが何かイメージと違うというかしっくりこないんですよね。だだーっと並んでいて圧巻なのはパスタだけ。

行きつけのスーパー以外にも、2件ほどたまに行く八百屋さんがありますが、なんかイマイチなんですよねぇ。なぜドイツの街中のスーパーの方がより新鮮なネギが手に入るのが不思議でなりません。

【追記】
ちょっと足を延ばして街中の青空市場に行きました。「これこれ!」と、ほぼイメージ通り、新鮮でいろんな野菜が揃っていました

天気が良いと現れるヒッチハイカー・・・?

いつ出没するかまだよくパターンが掴めていませんが、道端に立っている人がいるんですよねぇ・・・(たまに座っている人もいますが)。大抵は「こんなところに人が・・・?」という場所に。

私が最初に見たのはドイツから車でイタリアに来た時。

イタリアに入ってからしばらくして、道路と田んぼ以外に殆ど何もないようなところに、ぽつぽつと人が立っているんですよねぇ。

ドイツでは見なれない光景だったので、「へぇ、イタリアにはヒッチハイクしている人が結構いるんだねぇ」と思っていました。

自分のボケっぷりには笑えますが、この人たち、実は春を売っているんです。

それがわかった今は、見れば「あ、この人そうだ。」とわかります。格好がいかにも。そして暇そうに待ってる。

一回だけ女装した男性に出くわしたこともあります。人通りの少ない交差点のなぜか真ん中に立っていました。ま、いろんな趣味の人がいるってことで。

因みにドイツでは、売るのも買うのも合法で、社会的にも守られた一つの職業です。なので、お金の為にわざわざ道端に立っている人はいないんですよねぇ(まぁ、職場の通りには立っていますけど)。

イタリアはバチカン市国の影響が強いので、合法になる日は来ないと思います。合法にした方が売る方も買う方も守られるのにね。

イタリアの意外なところ

電車が時間通りなところ!!

そりゃぁ、たまに遅れることもありますが、ほぼ定刻です。ひょっとしたらドイツより定刻率高いんじゃないかと思います。

ドイツは5分以内の遅れは「定刻」ですし、電車が止まって何故か1時間動かないとか、電車の調子が悪いので引き返しますとか、夏は車内がサウナだったり、ふと気がついたらいつの間にか乗り場が変わっていたりとか、乗ろうと思っていた電車が無くなったていたりとか!もう、いろいろありすぎて良いイメージはゼロ。

イタリアの電車は、まあまだ私の滞在の日が浅いというのもあるし、路線にもよるとは思いますが、私が乗る時のほとんどは定刻で、到着が5〜10分くらい遅れたことが何回かあるくらい。

しかもそのうち1回なんて、乗り継ぎの電車がこの遅れた電車の到着を待っていてくれました。ドイツだったら「私たちの到着を待ちません」なんてアナウンスが流れますよねぇ。

こういうところはイタリア人の柔軟さの良いところかなと思います。

電車には結構乗っている方だとは思いますが、大きな遅れに当たるのは1ヶ月に1回あるかないかくらいの頻度ですかねぇ。



【関連記事】


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ