渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

2019年08月


mimi

それ、耳垢のせい

うちのポチは、2〜3日に1回、プールへ泳ぎに行きます。トレーナーの方にプログラムを組んでもらい、毎回2〜3キロ泳いでいるらしいです。

ある日、耳に水が入って取れないというので、「それだったら、ティッシュを入れてトントンしたらいいよ!」と放ったらかしていました。

私も昔はよく泳いでいたので、耳の中に入った水の抜き方は熟知しているつもりでした。詰まっていた水がティッシュに染み込む時の感覚、あぁ懐かしい。

翌日になっても「水がとれなくて耳が全然聞こえな〜い」と耳にティッシュを突っ込みながら言っているポチの方を「どんだけ下手くそなんだよ・・・」とチラッと見たら・・・・、なんかティッシュがまだらに赤くなってる!!

ティッシュを突っ込み過ぎて血が出てきたのかと思い、一瞬そのやり方を薦めたことに申し訳ない気分になりましたが、

なんと耳垢の色でした。汚っ!

ここでもう思いましたよ。水が出てこないのは、溜まり過ぎた耳垢のせいなんじゃないかと・・・。

カサカサかネバネバか

耳垢って、カサカサとネバネバのタイプに分かれるらしいじゃないですか。

日本人の約8割はカサカサタイプだそうで、私もどちらかと言うとカサカサです。カサカサタイプは、普段の生活の中や寝ている間などに、耳垢が自然に外へ出たりしているらしいです。

しかし欧米人のほとんどはネバネバタイプらしく、日本人の耳掃除とも勝手が違うようです。

イタリアにはOTOSANという耳掃除のろうそくやらスプレーが売っていますが、ポチに「これ、知ってる??」と聞くと「へぇぇぇ。何なのコレ?」と全く知らないようでした。 

本当、耳の中を自分で掃除をするという感覚がないんですね。

因みに、うちには綿棒がありません。ポチ曰く、使い捨ての物は環境に悪いとかなんとかで「いらないでしょ!」と言われます・・・。

プロフェッショナルな耳掃除

ドイツでもそうでしたが、イタリアでも耳掃除は立派な医療行為で、自分でやってはいけないと言われています。

日本でも自分での耳かきはあまり推奨はされてないみたいですが、毎回耳鼻科に行くなんて、そんなの面倒くさすぎじゃありませんか!?

三十ウン年生きてきて、別に困っていないし、しかも、わたしはこの耳かきの虜です。その名も『いや〜快適』・・・。



同じような形状の耳かきをイタリアのアマゾンで探して購入しましたが、クオリティーが全然違いました。スッキリしません。やっぱり『いや〜快適』が一番です。

耳鼻科に送られる

「水抜けないから病院行ってくる!」と、ポチはまずはホームドクターのところへ行きました。そして、そこで耳鼻科へ行きなさいと言われたそう。

イタリアでの病院のかかり方が全く理解できませんが、今回のような場合、直接耳鼻科へ行けないものなんですかね。


耳鼻科では水で耳の中を洗われたと言っていました。

「これくらいのね(長さ30cmくらい?)、ぶっとい注射器みたいなのでね、すごい圧力で水を入れられたんだよ!!」と興奮気味に説明を受けましたが、耳に水を入れて掃除をするという光景が正しく想像出来ません・・・。

さらには、

チューブのような耳垢が出てきて、思わず『写真撮ってもいいですか!?』って言いそうだったよ〜!しかもね、耳垢にカビまで生えてた!あはは〜♪」

だそうです・・・。

今回は、「プライベート」だったので、耳掃除はなんと150ユーロもしたそうです。

それなのにポチは「僕ね、耳垢詰まってても、聴力検査パーフェクトだったよ!」「今は耳垢も取れてもっと良く聞こえるようになった♪」と、なんか嬉しそうでした。

この「プライベート」というのは、私の中で今のところ、すぐに診てもらえる代わりに支払わなければならない医療費が高いという認識ですが、まだ何か納得がいかないんですよねぇ・・・。

今回みたいな治療、ドイツだったら絶対に加入保険で全額賄われていますよ。

以前、ドイツでちょっとした緊急手術を受けたことがありましたが、自分の財布からは1円も払いませんでした。

ドイツでは昔、その月に初めて訪れた病院で10ユーロを払うというよくわからないシステムがありましたが(例えば、8月3日に耳鼻科で10ユーロ払ったら、8月5日に訪れた婦人科では払わなくていいという・・・)、それを除いてドイツの病院でお金を自分の財布から払ったことがあるのは、歯医者と子宮頚がんの検査の時のみくらいです。

しかも、その子宮頚がんの検査も、私が初めて受けた時は35ユーロで有料でしたが、そのうち年に1回まで無料になりました(加入保険により条件は違います)。

イタリアの保険と医療費のシステムはまだまだ理解ができません。

耳くそごときに150ユーロも払わされるなんて、この先のイタリアでの生活が猛烈に心配です。

因みにポチは、ACQUA OSSIGENATA なるものを自宅での耳掃除用に持って(買って)帰ってきました。原料は水、過酸化水素、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸。多分、日本で言うオキシドールみたいなものです。週一で耳に垂らせと言われたそうです。


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ドイツで婦人科検診へ行く
イタリアで初めて病院に行きました



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eisinmailand


イタリアも随分と涼しくなりました。ドイツでもそうでしたが、夏が短いんですよね。

暑いのはあまり得意ではありませんが、夏が去るのを感じるとなぜかいつも寂しい気持ちになります。

家の中ではもう長袖です。今年ヨーロッパを襲った2度の熱波が懐かしいです。


ドロドロのジェラート

さて、夏が去る時に寂しいものの一つがジェラート。

冬にイタリアを旅行したらジェラートが全く食べられないかと言うとそういうわけでもなく、暖かい時期しかジェラートを売らないお店が多いんですよね。

ジェラートしか売っていない「ジェラート屋さん」も確かにあり、そういうところは冬季もジェラートを販売していますが、バー(日本で言うカフェ)や、チョコレートなどを扱っているお菓子屋さんのジェラートは夏期限定のところが多いです。

イタリアにはアイスクリームスクープですくった、まん丸のジェラートはありません(ないこたないかもしれませんが、普通のはまん丸ではありません)。

だって、ジェラートはアイスクリームスクープで形が出来ないくらいの柔からさで提供されますから・・・。

ハーゲンダッツのCMでやってるじゃないですか、カップを押して少し凹むぐらいが食べごろですって。

正にあの感じです。

イタリアは小さいサイズ(ピッコロ)が2,5ユーロ(約300円)からとあまり安くはないのですが、大盛りによそってくれます。

あくまでも基準はコーンやカップのサイズであって、私はいつも2種類のジェラートを選びます。

1種類だけだとポチに「え、1種類だけでいいの?退屈だね」と言われるし、「ピッコロは2種類」と書いてないお店で3種類選べるかどうかはチキンすぎてお店の人に聞けません(多分、2種類が常識なんだと思います)。

せっかくのジェラート、写真に撮りたいじゃないですか。でもそんなことやっていると、もうぽたぽた落ちてきて手がベタベタになります。

私は時間を掛けてゆっくり味わいたいタイプなので、早食いしなければならないイタリアのジェラートはちょっと残念なんですよね。

カップにすれば、ぼたぼた落ちてくる心配は減りますが、食べている人たちは圧倒的にコーンの方が多いです。

ドイツでアイスは結構気軽に食べていましたが(毎日食べていた時期もありました。そりゃ太るわ。)、イタリアに来てめっきり減りました。

せっかくイタリアに居るのにジェラートを食べないのは、2,5ユーロから(1ユーロ120円だとしたら300円ですね)という値段と、ちょっとだけ食べたいのに小さなサイズでもモリモリ盛られる量と、早食いしなければならない柔らかさが原因です。

eisinturin

こちらの写真は小サイズのジェラート、+50セントで生クリーム付きです。今にもぽたっときそうなのが、わかると思います。

このジェラートは、私がイタリアで食べたジェラートの中で、柔らかさ中レベルくらいでした。

某アメリカ系アイスが食べられなくなる

某アメリカ系のアイスクリーム屋さん。日本で知らない人はいないと思います。

小さい頃は憧れのアイスクリーム屋さんでした。

私は何歳だったのか、親が「買ってきていいよ」と千円をにぎらせてくれたので、妹は何を注文したか忘れましたが、私はスモールダブルを注文し、後で母親に叱られたのを思い出します。

親と買いに行くと、いつも一番小さなサイズしか買ってもらえなかったんですよね。ダブルは憧れでした。五百円ではなく千円を握らせてもらったので、千円で買えるものを買っていいのだと勝手に解釈し念願のダブルを買ってしまったんですよ。

親としては「五百円では二人分には足りないかもしれない」くらいの気持ちで千円渡したんでしょうけど。

そんな私の子供時代の憧れのアイスクリームチェーン店に、ポチが仕事で日本に行った時、日本人の同僚が連れて行ってくれたそうです。

「イタリア人だからアイスクリーム!」という感覚、わからなくはありません。

だけどポチ、

不味くて最後まで食べきれなかった

と言っていました。

それを聞いた私は「んな、また大げさな。」と思っていました。

食べ物は好き嫌いなく食べるポチです。私のヘンテコ料理も、無言になることはあっても、残したことはありません。なので「はい、はい。」と聞き流していました。

一度は聞き流したものの、なんかやっぱり気になって、私も帰国した際に、本当に十何年ぶりとかそんなだと思いますが、食べてみました。

合成甘味料なのか香料なのか、本当に美味しくなかった。


添加されているもの

食べ物なんて腹が膨れればいいと思っていそうなドイツは、提供される料理に「うま味調味料」が使ってあるかどうか表示してあります。軽食スタンドのケバブにもちゃんと書いてあります。

ドイツでは砂糖よりも合成甘味料の方が健康だと思っている人、出来るだけナチュラルに生きたい人、何にも気にしていない人がいますが、出来るだけナチュラルに生きたい人から注意を受け、私もだんだんと気にするようになりました。

素朴に暮らしているイタリアから日本に帰ると、日本での食生活がいかに化学調味料や合成甘味料にまみれていて、さらにはそれに対しての感覚が麻痺しているか、思い知らされます。

日本にいた頃に美味しいと思っていたものも、久しぶりに口にすると「うえっ!」となるものがあります。

日本で食べ物や飲み物を購入するときは、必ず原材料をチェックします。美味しそうな商品でも、合成甘味料や着色料などがバリバリに使われているものは、購買意欲を削がれます。外食の際は、気にしないことにしていますが・・・。

イタリアはまだわかりませんが、ドイツは化学調味料や合成甘味料にまみれている人と、まみれていない人の差は大きいと思います。

日本人は、どうでしょうかね。結構まんべんなくまみれている感じはしますよ。


ドイツ人もアイス大好き

ドイツって、隠れたアイス大国だと思います。アイスを売っているお店はイタリアと同じくらいあるし、夏にはよくアイスを買うのに行列ができています。

チェーン店以外でアイスを出しているカフェなどのお店の経営者は、イタリア人の場合が多いです。

しかしイタリア人が経営していても、提供しているものはドイツ風なんですよねぇ。

例えば、盛り方。

イタリアではヘラのようなもので盛るのが普通ですが、ドイツではアイスクリームスクープを使います。スクープで形ができるということは、イタリアのものより固めで提供されているということですね。

そして注文の仕方。

イタリアではコーンやカップの大きさで注文しますが、ドイツはアイスクリームスクープで作ったボール状の玉の数で注文します。テイクアウトの場合、ひと玉1ユーロから注文できるので、気軽に食べていました。

値段については、田舎の方では1玉1ユーロでお釣りが来るところもありましたが、都市部では1ユーロでは買えないところが増えてきました。

ドイツ独自の?シュパゲッティアイスなるものも人気です。スパゲッティのようなアイス・・・です。

spaghettieis

ちなみに、ドイツ人は

冬でも外でアイスを食べます。

ドイツ1年目の冬は、その見慣れぬ光景に本当に驚きました。しかも、おじさんとかが寒い中、一人で歩きながらアイスを食べているんですよ。

日本では、そもそも男性が一人でアイスを外で頬張るなんて、ちょっと恥ずかしかったりしませんか?


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toilette

イタリア人も昔はしゃがんでしていたのか

ドイツもそうですが、イタリアでは見知らぬ地を観光していると、トイレ難民になります。

見つけたとしても、無料の公衆トイレは「うわっ・・・我慢しよっかな」と思うような惨状の場合が多いです。

ドイツでもnette Toilette(親切なトイレとでも訳しましょうか)と言って、トイレを無料で開放しているカフェなどがあるのですが、なんとなく「トイレだけ貸してください」と店内に入る勇気がありません。

さて、しゃがんで用を足すタイプのトイレのこと、和式のトイレって言いませんか?アジアだけのものだと思っていたのですが、なんとイタリアで遭遇しました。

しかも同日に二箇所も。

まずはこちら。
WCLIMONE

ポチに「えっ!えっ!どうやって用を足したらいいの!?」ときいたら

「えっ?やったことないの?後ろ向きにしゃがんでそのままするんだよ。笑」

と、鼻で笑って小馬鹿にされました。


困ったのは足の置き場ですよ。

ギザギザの所に置くっぽくありませんか?でもそこに置くと、日本人の感覚からするとちょっと狭いんですよね。なので、あまり気にせず適当にやってみました。

壁にお尻を向けて用を足そうとすると、絶対に床にハミ出す自信があったので、日本風に壁側に頭が来るように向いて、なんとか飛び散らかさずに用を足しました。

男性がしゃがんで用を足すのは大の時のみでしょうから、それはそれで後ろ向きじゃないと良いポイントに落ちず、流れないということですよね・・・。

水は1秒くらい「ジャッ!」と流れて終わりです。

引っ掛けるタイプの鍵もなんか、懐かしい・・・。
SchlossLimone



次に出会ったのがこちら。なんか暗いし、うまく用が足せる自信がなくて、我慢しました。こんな所で滑って尻餅なんてつきたくありませんからね・・・。

beilwc

あぁ、日本でたまに出会う素敵なトイレ空間が懐かしい・・・。

お口直しに、猫の写真でもどうぞ。にゃー。

nekotende

※見出しの画像はイタリアとは全く関係ありません
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pinocchio

イタリア人には大人気なのに、日本人どころかアジア人の観光客すら見ない、ピエモンテ州の穴場(?)をご紹介したいと思います。

田舎が好きで、地図なしで気の向くままにぶらっと散策したい人にオススメです。

ヴェルナンテという村

Vernante
ヴェルナンテは北イタリア、ピエモンテ州、クーネオ県にある村です。

紀元前3000年には既に存在いていたようで、オクシタニアと言って、オック語が話される山岳地域の一つだそうです。ブナ林に囲まれています。

標高約800m、人口1100人強、うち1000人弱が外国人だそうで、しかもその1割強が中国籍だそう。本当かな???そんな感じ全然しませんでしたけどね。

vernantestation

トリノからは電車で2時間弱、車ではニースの方角へ向かって1時間半です。

リゾート地、リモーネ・ピエモンテからは電車で10分、車で8分という立地です。

murales

村にはピノキオの冒険にまつわる壁画が約160あり、村中で見かけるMURALESと書いてある案内の先に見つけることができます。

ピノキオの冒険

ディズニー映画の方が有名かもしれませんが、元はイタリアのカルロ・コッローディさんという作家さんの作品で、1883年に最初の本が出版されてから100年以上愛され続けている児童文学作品です。

このピノキオの物語に挿絵をしたイラストレーターはイタリア国内だけでも60を数えますが、その中でも割と初期、1911年にピノキオの絵を描き出版した画家のアッティリオ・ムッシーノさんという方がいらっしゃいます。

ヴェルナンテはムッシーノさんが亡くなるまで10年住んでいた場所ということで、彼へのオマージュとしてピノキオの壁画が描き始められたそうです。

Vermnante3

ただ散策するだけでも十分に楽しめますが、ピノキオの冒険をもう一度読んでからこの村を訪れると、「あー!これはきっとあの場面!」とわかって、より面白いかもしれません。

春から夏にかけては、過ごしやすく山の緑やお花が綺麗。自転車やバイクでツーリングの途中で寄られる方、カフェのテラス席に座ってゆっくり太陽を楽しんでいる人々、たくさんの観光客で賑わいます。

冬は夏に比べると随分と閑散としますが、スキーの宿泊者が訪れます。ピノキオの壁画を追いかけながらの雪の中の散歩は運動不足解消にもってこい(?)です。壁画探しは意外にもウキウキします。

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ピノキオの土産物

tabaccheriavernante

ピノキオのお土産が帰るお店です。一つ目はタバコ屋さん。二つ目はお土産やさん。
可愛いお土産がたくさんあります。






ミシュラン掲載のレストラン

ilnazionale

有名なのは壁画だけではありません。ヴェルナンテには知る人ぞ知るミシュラン掲載のレストランがあります。

il Nazionale Ristorante
Via Cavour, 60- 12019 Vernate- Cuneo
Tel. (+39) 0171 920 181
Website

伝統的かつ洗練されたピエモンテ料理が食べられます。

この地域の特産、春から夏にかけてはペヴェラーニョで取れた新鮮な野菜や果物、パランフレという標高1400mにある可愛らしい山岳地域で作られたチーズ、秋のポルチーニ茸と冬の白トリュフとカタツムリが目玉です!

お値段の目安として、今後変わることもあるとは思いますが、今のところ単品は14ユーロから。コース料理は50ユーロのものと65ユーロのもの、ワイン込みの値段でそれぞれ85ユーロと100ユーロです。

昼は12時半〜14時半、夜は19時半〜22時の営業、水曜日が定休日です。

ilnazionale

宿泊施設もあり、il Nazilnale Hotelは普通のホテル、il Nazionale relaisはスパ付きのラグジュアリーなホテル。どちらも高評価です。




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伊ミシュラン掲載のレストランに行ってきました


アルプスの蜂蜜

あてもなくぶらぶらと歩いていたところ、カラフルな箱が敷き詰められた部屋がチラッと見えました。「なんだろうなぁ〜」と好奇心旺盛に見ていると、そこに居たご夫婦が「蜂蜜だよ」と話しかけてくださいました。

親切な養蜂家のご夫婦で、いろいろ説明してくださった上に200gものお試しの蜂蜜を下さいました。お礼の意味も込めてここでご紹介したいと思います。

Apicolturel Alpi Mel

miele.vernante



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Brandenburger Tor

ブランデンブルク門での活動

活動に益々熱が入っていますね。日本もうかうかしていられませんよ。

ドイツのブランデンブルク門って、超有名観光地です。初めてベルリンを訪れる人は必ず行く場所だと思います。

ドイツ(ベルリン)が西と東に分かれていた時、このブランデンブルク門はちょうど境にあり、どちらの住民も通ることが出来ませんでした。東西ベルリンの分断の象徴として、本当にたくさんの観光客が世界各地から訪れています。

Koreaは、北と南に分かれているので、「私たちも南北統一を目指しているんです!」なんて言って、ドイツ人に親近感を持たせている節があります。

さて、その超有名観光地で垂れ幕を持った人たちがいたり、民族風の太鼓を叩いたり踊ったりしていれば「何?何?」となるのは当然のことですよね。

YoutubeにKoreaVerbandというチャンネルがあります。訳すと、朝鮮同盟とかそんな意味です。全てドイツ語でビデオが見られます。再生回数はまだ少ないものの、警戒した方がいいですよ。

現時点で31のビデオが上がっています。

よく見ると、ブランデンブルク門での活動は

今年が初めてではありませんでした


今年のかと思って見たビデオは去年のもので、よく調べると、なんと2013年から毎年やっていて、

今年で7回目のようです。

日本では、あたかも今年が初めてのようなニュースではありませんでしたか???

本当、もっとしっかりして欲しい!!
(あ、ひょっとして、わざと取り上げずにスルーするという手法をとっているのでしょうか)

ドイツのニュースによると、今年は現在GEDOKというベルリンにあるなんだかフェミニストなギャラリーに展示されている少女の像は、地下鉄を使って、虐殺されたユダヤ人の為の記念碑がある駅などを通って、ブランデンブルク門に運ばれたと書いてあります。

人々に好奇の目を向けさせる手法、宣伝の仕方に関心すら覚えてしまいます。

このGEDOKというギャラリーのHPでは「8月14日は日本と韓国の慰安婦の記念日」と書いてあって、日本でも記念日になっているように誤解を受けても仕方がない感じで書いてあります。

ビデオをや記事を見ると、毎年「従軍性的暴力」「第二次世界大戦時の日本軍による強制売春についての名誉回復と謝罪」と英語とドイツ語で書いてある横断幕まで持って、最悪です。

「安倍!日本の歴史的責任を取れ!」は、今年のだと思いますが、安倍さんが責任とるってちょっとよくわからないんですよねぇ。

「慰安婦問題」なんて聞いたこともないという欧米人って、まだいると思うんです。ブランデンブルク門の前でアピールするなんて・・・欧米は「女性の人権」にも敏感ですから、関心を持つ人が増えるのは確かだと思います。

極東のいざこざに興味がない一般のドイツ人も「えっ、日本ってそんなひどいことしてたの!?最低だね。」と、韓国の主張を鵜呑みにしますよ。

なんてったって、

日本の反論は全く聞こえて来ませんからね。

在ドイツ日本大使館は「各国には以前から慰安婦問題をめぐる日本の立場を説明している。今後も国際的な理解を得るよう努めていく」とコメントしているそうですが、

領事館間のやりとりのみに止まらず、

一般市民にも伝わらなければ意味がないと思います。


これからインテリ系ドイツ人の「捕鯨についてどう思う?」「南京虐殺事件についてどう思う?」という質問に「慰安婦についてどう思う?」というのが追加されるのは時間の問題ですね。

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韓国は良い国か?

ある日本人芸術家が韓国は良い国だとかドイツ在住時には仲良くしてくれただの言っています。

私はドイツに留学する前に、まあ一応ドイツ語を勉強した期間がありましたが、その時のドイツ人の先生も「日本人がドイツに行って仲良くなるのは韓国人」「韓国人とルームシェアするといい」と言っていて、「ふ~ん」くらいに思っていました。

当時は冬ソナで韓流ブームに火がついた後くらいの時期で、外交や国際問題はあまり耳にはしていませんでした。

実際に留学すると、韓国人留学生の多さに驚きました。ドイツ語を勉強するより韓国語を勉強した方が他の学生とより早くコミュニケーションがスムーズになるのではないかと思ったくらいです。

私と同じ時期から勉強を始めた「同期」の韓国人はいませんでしたが、年上年下関わらず「先輩」はたくさんいました。概して親切でしたよ。いろいろ教えてもらいましたし、特に、年上のお姉さん達は面倒見が良いイメージです。

ただ韓国人のみなさんは、いつもけっこう集団になって群れていました。

コミュニティがある感じですね。

しかし、これは韓国人だけではなく、日本人留学生もそうでした。

日本にいたら絶対に仲良くしてないだろう人達でも日本人というだけで毎日群れていて、もちろん言葉の壁がないので安心できるのもわかりますが、私には過剰でした。

中国人留学生は案外個人主義なのかそんなに毎日群れているのを見ませんでしたが、機会があると「中国人留学生ってこんなにいたんか!」と思うほど、どこからともなく湧いて集まっていました。

中国人の留学生は進んで面倒を見てくれるような人はいませんでしたが、ドライで気さくなイメージです。

粘着度で言えば、韓国>日本>中国、というような感じでした。

まぁ、中国人と言えど留学しているような人たちはみんな富裕層ですから、みんな兄弟がいて、お嬢ちゃまお坊っちゃまで、いつもキチンとした身なりをしていて、喋り方も柔らかく、なんとなく余裕がある雰囲気でした。

私が勉強したのは韓国人留学生が多い学科でしたが、ある韓国人が「クマは日本人だからいいよね、しがらみがないから」とポロっとこぼしたことがありました。あぁ、そうなんだ。みんながみんな群れの中にいたいと思っているわけではないんだな~と思った瞬間でした。

お家ご飯に招待してくれた韓国人のお姉さん、「一緒に勉強してあげるよ!」と貴重な資料を快くコピーさせてくれた韓国人のお姉さん、いつも優しく接してくれた韓国人の年下の先輩、懐かしく良い思い出です。

学生時代に特別仲が良かった韓国人はいませんせしたが、同僚では一緒に買い物に行ったり食事に行く仲の韓国人がいました。暗黙の了解として政治の話は一切しませんでした。

ただ、この同僚、他人のデスクの書類を本人が席を外している隙にチラ見したり、「えー!それはちょっと!!」というビックリするようなことをこっそりやる時があって、ヒヤヒヤしたのを覚えています。

イタリアに住んでいる今、2国間の関係が最高に悪い中、たまたま周りに韓国人の友達がいないのが救いです。ここまで政治的情勢が悪いと、やっぱり気まずいですからね。

余談ですが、韓国人って可愛らしい女の子でも強烈なキムチ臭を漂わせている子がけっこういて、いつも気になって仕方がありませんでした。彼女らが立ち去った後には残り香もあるんですよ・・・。「おう・・・、この部屋に韓国人いたな」とわかるくらい。

何人かの友達は「ドイツに来るまで、自分たちがどれだけキムチ臭いか気がつかなかった」「今はキムチ、ほとんど食べないよ」と言っていました。

日本人も醤油臭いという噂を聞いたことがありますが、本当にそうだとしたら結構ショックです。


ホワイト国除外について

ドイツ経済に打撃をもたらすものでもないし、記事を書いている人ですら、日本がなぜ韓国をホワイト国から除外すると言っている理由を多分よくわかっていません。

そういう記事を読むと、ドイツ人は「うわぁ~、日本って弱いものいじめする国なんだね。韓国に同情しちゃうなぁ。」という方向になると思います。

ドイツの記事は韓国の主張しか元になっていない印象で、日本はもっと抗議すべきだと思います。沈黙が美徳だとかなんとか言っている場合ではありません。

日本が戦後どれだけ韓国を支援してきたかという事実は無かったことかの如く無視で、強制労働や慰安婦の問題ばかり前に出てきて、結局、求めるものは何ですか?

多分、日本が人気なのが気に食わないんですよね。だから世界的に日本の評価を下げたいんですよね。日本は最低な国だという公式レッテルを貼りたいんですよね。


ドイツでの慰安婦に対する見識

ドイツ語のウィキペディアを見ると、慰安婦はまず新聞で募集されたが十分な応募がなく特警隊によって路上で拐われた女性が身体検査の後に売春宿へ送られたとか、伝統的に日本では売春が公然と行われていたので日本軍に組織化された売春を提供するのに矛盾はないとか、慰安婦は36万~41万人いて、韓国・中国・日本以外にもオランダとオーストラリア出身の方もいたとか(一応20万人が定説とされているみたいです)、性奴隷が日本兵により虐待され終戦後も帰国を許されなかったとか、いろいろ書いてあります。

ドイツのこの件に関する普通の記事を読むと、「性的な奴隷」という、インパクトのある言葉がしばしば見られます。

ドイツの有名な某雑誌には2015年に730万ユーロの賠償金が支払われ「合意」があったこと、それを生存者は自分たちが関与していると感じられなかったので、韓国国民にこの合意は最初から不人気であったと書いてありました。

他のサイトでは、ムン大統領がこの合意を受け入れられないと繰り返し言っていること、この合意には謝罪と780万ユーロが支払われたこと、韓国の慰安婦財団が解散したのは東京(なぜ日本でなく東京??)が法的責任をとりたがらないのが理由と書いてありました。この記事では、「慰安婦と美化して名付けられた20万人に及ぶ若い被害者(そのほとんどが韓国人)は日本兵により性行奴隷として暴行された」となっています。

読んでいてもうこっちの頭が沸騰しそうです。

因みに、Korea Verbandのホームページにて25ユーロ(+送料)で、ミニ少女の像が購入できますよ。少女の像についての40ページに及ぶパンフレットは、なんと無料です。


日本という名がついた怪しい団体

Japanische Fraueninitiative Berlin という団体、日本語に直訳すると「日本の女性イニシアティヴ・ベルリン」みたいな感じ。よくわかりませんが、名前からフェミニスト団体のような香りがしますね。

このよくわからない「日本」という名のついた団体、かなり怪しくて、なんと上記で挙げたブランデンブルク門でのビデオなどをYouTubeに上げている

KoreaVerbandと一緒に活動しています

このとても怪しい「日本」と名のついた団体は、反日活動の主催および協賛の団体に名前を連ねていて、何も知らない人が見ると、「あぁ日本の女性団体も韓国の活動を応援しているんだな」というように見えます。

ちなみに、この怪しい団体のまあまあ代表格っぽい人達の訳著が『ベルリン、愛の物語 エメーとジャガー』という第二次世界大戦下のベルリンが舞台のユダヤ人同性愛者の話の本と、『ナチズムと強制売春』という強制収容所での「売春宿」についての本・・・。

しかもこの訳者さんの中の一人のご主人の著書も『「慰安婦」強制連行』とか・・・。こちらはオランダ人慰安婦についての本みたいですが、それにしても筋金の入り方にちょっと狂気を感じました。

本当はあまり政治に関して書きたくありません。ただ今回はネットサーフィンをしていたら次々出てきたので、なんとなく誰かに言いたくなりました。そんなこんななので今回はこの辺で・・・・。





【追記】
Japanische Fraueninitiative Berlinは「ベルリン女の会」、Korea Verbandは「コリア協議会」と訳して使われているようです。

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ninpusan
※画像はイメージです。私のお腹ではありません。


最初にお断りしておきますが、ただの愚痴ですよ。

先日、初対面の日本人にいきなりお腹触られてビックリしました。

普通、仲の良い友達でもない知り合い程度の人のお腹を触りますか?

こんなところで愚痴っていないで、直接本人に触ってほしくないという旨を伝えろというご意見もあるとは思いますが、その場で言える雰囲気ではないので、こうやってここで憂さ晴らしをしています。

触られる時って、いきなり来るんです。予兆なしでいきなり触って来るんです。

避ける隙もないし、「ちょっとちょっと、やめてくださいよ」という時間もありませんでした。

お腹なんて、他人に触られる場所ではありません。まさかいきなり触られるなんて予想だにしていないんです。

こんな気分です
1分ほどの映像をご覧ください(1分過ぎると場面がランダムに繰り返されます)。
※Youtubeに上がっているものがイタリアで見れずリンクが貼れませんでした。


かく言う私も、妊娠している友達や知り合いのお腹って、触りたいな〜なでなでしたいなという気持ちになります。

けど触りませんよ。

電車で乗り合わせた知り合いではない人の子供など、笑いかけはしますが、絶対に触りません。気にしないというお母さんもいらっしゃるでしょうが、他人に触って欲しくないと思っているお母さんもいるでしょうから。

「触ってもいい?」と聞けば、本当は嫌でも断りにくいでしょうから、ききません。

「タバコ吸ってもいい?」と一緒です。本当は嫌なんだけどな〜と思いながらも「いいですよ」と言ってしまう人っていると思うんですよね。

私も、どちらかと言うと本当は嫌なのに「構いませんよ」と言ってしまうタイプです。

妊婦さんの中にはどんどん触って欲しい人もいるみたいなので、そういう方は「触ってみる?」的なことを一言言って頂けると、こちらも遠慮なく行けると思います。


さて、初対面の日本人にお腹を触られた私ですが、

ここが一番重要な事実だと思います。

わたし、別に妊婦ですらないんですけど!

失礼極まりないっ!!

ぼよぼよのお腹触られて、もう恥ずかしいったらなんのって。

確かに、私はよく妊婦に間違えられます。日本にいた時からそうでした。

某観光地でお年を召した売り子さんに「あら、おめでとうございます」と言われたのが勘違い第1回目でした。

その時は本当に訳がわからず「おめでとうございます?????」と思わずおうむ返ししましたが「だってお腹・・・」と言われ、あぁ、私って妊婦に見えるのかと認識した瞬間でした。

その後、日本でもドイツで何度も妊婦に間違えられてきたので、それはまぁ慣れました。

歩き方?立ち姿?お腹の出具合?どうも妊婦に見える時があるみたいです。

妊婦に間違えられて、普段は何とも思いません。勘違いさせてしまい、逆に申し訳なく思うくらいです。

ただ、触られたのは初めてで、驚きました。

私が妊婦であろうがなかろうが、許可なく(同意なく)他人の体に触るのはいかがなものかと思います。


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planzo

人それぞれ・・・だと思いたい

在イタリア10年強の日本人のお兄さんと話す機会がありました。

大した話はしていなくって、覚えている内容と言えばこれのみ。

「え?イタリア人の彼がいるの?やめといたほうが良いって〜」

「イタリアの男は本当に浮気性だからねぇ」

「浮気できない男は、ダサくてモテない男だけだよ〜」

ガーン・・・(´Д` )

もうね、何か男性の声ってリアルで、ショックすぎて・・・。

だってほら、男性って男同士で結託しているじゃないですか。絶対なんか男同士の秘密ってあるんでよ。コソコソしやがって。ちっ。

まぁ、「これ絶対言っちゃダメだよ」なんて言いながら言いふらす口の軽い女性もどうかと思いますけど。


連絡の頻度の高さ

さすがはイタリア人。よく喋るというか、束縛が強いと言うのか・・・。

ポチの同僚のイケメンA君が仕事の関係でウチに1泊したんですよね。

「今仕事終わったところ」
「今から夕食だよ」
「今食べ終わったよ。食べたものはねぇ・・」

彼女から電話が掛かってきているのか、それとも男性の方が掛けているのかは定かではありませんが、頻度の高さに驚きました。

人の家にお邪魔している最中に、わざわざ電話しなきゃダメなことなのかなぁ?

いや、別にこちらは全然構わないんですけどね。

テレビ電話(?)ではポチと私も登場し、その同僚A君の彼女に挨拶させられました。

これって、監視ですよね。違いますか?

翌日、この彼女からポチに電話が掛かってきました。ポチは仕事を終え、A君と別れて帰宅していました。

彼女「A君と連絡がつかないんだけど、君たち今どこにいるのよ。」

私、ポチと連絡取れないからって、A君に電話するかなぁ?「仕事終わった?まだ一緒にいる?」くらいLINEするかなぁ??


ドイツでのイタリア人留学生

ドイツに留学しているイタリア人って結構いて、私が知っているというか喋ったことのあるイタリア人留学生は見事に男性ばかりでした。

私の周りにいたのは、たまたまでしょうが、みんな全然チャラチャラしていなくって、優しくて柔らかい雰囲気のイタリア人男性ばかりでした。

面白いことに、このイタリア人留学生(男)のみなさん、

もれなくイタリアから彼女が付いてきていました。

ポチ曰く、料理を作ってあげるとかは建前で浮気しないかどうか見張る為だそうです。

なんというフットワークの軽さなんでしょう。

そんな中、一人だけ単身のイタリア人の男の子がいましたが、変な日本語が書いてあるTシャツを着ていたりしていて、確かにモテなさそうではありました。

因みに、SNSの写真が本人一人の写真じゃないイタリア人男性、多いです。彼女とか家族(奥さんと子供)と一緒の写真が多いです。

それ見る度に「虫除けだ・・・きっと強制されてるんだ」と勝手に思ってしまいます。


ただの愚痴です

うちのポチは・・・おそらく、どちらかと言うとモテないタイプだと思います。

だって、イタリア人のくせに無口だし、私に指一本触れてこないし、私が「この人・・・ひょっとしたらゲイかもしれない」「いやでもゲイだったらもっとお喋りでいろいろ私にツッコミを入れてくるはず・・・」「何か身体的に問題があるとか・・・」なんて思っていたくらいですから。出会った頃の話ですけどね。

残念だとは思いますが、幸運だと思うべきか・・・

正直言って複雑です。

今のところ、浮気はされていないとは思います。根拠は、なんとなく怪しいところがないから。完全に、単なる勘です。

ただ、その代わり、もの凄くイラッとモヤッとすることがあります。

それはポチが私の存在を隠すこと。


女性の同僚が来ました

今まで、私が留守の時間に自宅に男性がやってくることはあったんですよね。滞在時間はたぶん、30分とかそんなもんだとは思いますが。

どうやら人によって隠し度合いが違うようですが、ある日は私が帰宅した時に、いつも玄関に置いている部屋ばきが隠されていて、ちょっとショックでした。

先日なんて

「金曜日に女性の同僚を昼食に招待したいんだけど・・・

君はアウトレットにでも行ってきたら?」

なんて言われました。

はぁ!???

この同僚、会ったことはありませんが名前は知っています。向こうも私の存在は知っているみたいです。ポチに電話が掛かってくると、デカい声とテンション高い喋り方で「あ、あの人だ」とわかります。

私は正直ご一緒するのは嫌だったので「え〜ママのところで食べなよ〜」と言ったら、「君がママのところで食べればいいんじゃない?」と返ってきて、頭おかしいんじゃないかってブチ切れしそうでした。

結局は、私がその同僚が来ている時間、外で暇を潰すということで同意しました。

昼食は13時くらいから14時半くらいまで、それから仕事に戻るということだったので、私はだいたい15時頃に帰宅すると約束していました。

15時1分に「外に出ました。どーぞお帰りください」というポチのメッセージを受け取りました。家に戻ると・・・ん?様子が変。

人にやられるのってイラっとするので、部屋ばきは出かける前に自分で靴箱へ入れておきました。

私は家に帰ると一番に手を洗いますが、手を洗いながらふと横を見ると・・・、

ここ2ヶ月は使っていない私のハンドクリームがなぜ洗面台の横にあるんでしょうか???

もともとハンドクリームを置いていた場所をふと見ると昨晩綺麗に並べたはずの化粧水や乳液が乱れている!

寝室に行って部屋着に着替えようと思ったら、入り口入ってすぐのいつも置いている場所に・・・ない!!物干しに干しっぱなしのシーツはそのままなのに!!

リビングにあった私の物が消えている・・・!!!

速攻連絡を入れました。

クマ「ねぇ、私の化粧水で何したの」
ポチ「別に何も壊してない」

クマ「いや、私の化粧水で何したのって質問してんだけど」
ポチ「どかして戻しただけだよ」

クマ「なんでどかす必要があるんですか」
ポチ「だって、じゃないと同僚の女の子にいろいろきかれるじゃん」

はぁ、なるほど。

アウトレット行ってポチのカードで散財してくればよかった。

だいたいね、一言私に言えばいいじゃん。こういう理由があって、片付けて欲しいなって。


そんなやりとしをしていたら追い討ちをかけるようにポチのママが来ました。

ピンポーン!ピンポーンピンポーン、ピンポーン!

ママ「ポチいるぅ〜?」

私「 い ま せ ん !  


子供のしつけか

ママが帰ってから、ポチがやっと帰宅しました。しばらくはムスッとしたまま様子を見ていました。

どうも、私の機嫌が悪いことは察しているようです。でも謝ってはきません。なんとか日常会話をしようとは試みているようです。

ポ「で、今日君は何食べたの?」
私「ジェラート以外何も食べてないよ」

ポ「お昼ご飯は何食べたの?」
私「だから、ジェラート以外に何も食べてないって言ってんじゃん」

ポチは12時半頃、2つレストランのリンクを送ってくれていました。一つはタイ料理のレストラン、もう一つはグルメパニーニのレストラン(?)でした。

ポチオススメのパニーニ屋さんはどうも、いつの間にか閉店しているようでした。

ポ「タイ料理は食べなかったの???」
私「食べてないってば。よくわかんないし。」
ポ「・・・・・」

私「ねぇ、私なんでご機嫌な斜めかわかる?」
ポ「ん〜、レストランか帰宅する時の時間か・・・」
 
はぁ???
 

もぉ、ガックリですよ。

ポチが私を人前に出したがらないことについては、今に始まったことではないし、まぁ、私も私の気持ちを伝えた上で仕方なく忖度というか譲歩してあげていますが、ここまで私の事をわかっていないとは!

これは平和に遠距離を続けてきた弊害ですか?

「あのね、私の機嫌が悪いのはね、君が私の物を全部隠したから。私が家に帰ってきてどんな気持ちだったかわかる?前日に言ってくれれば自分で片付けたのに。」

「へぇぇ・・・」と驚いていました。

幼稚園児くらいの子供に「こんなことされたら、どんな気持ちになるか考えてみようね」と躾をしている気分です。

うちのポチは無口です(※生粋のイタリア人ですよ)。私は思っている事を口に出さないことにはコミュニケーションは成り立たないと思っています。

「きっとこうだろう」という勝手な憶測は誤解とすれ違いの始まりです。

この「躾」は、しなければならない機会がまだ何度もありそうな気がしています。はぁ・・・。溜息出るわ。


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chokin

日本の消費税

2019年10月から、消費税が10%に上がるみたいですね。

日本の消費税と言えば、私は3%の時代と5%の時代しか日本に居なかったので、8%に馴染みがないままです。

なのでいつも「日本に帰国するといつの間にか上がっている」という感覚です。

今回はやっと軽減税率が取り入れられるみたいですね。

それはそれで生理用品は軽減税率だろ!などと物議を醸しているみたいですけれども。

ドイツとイタリアはどうなっているのかなぁと少し見ていきたいと思います。

ドイツの消費税

ドイツの基本的な消費税は19%です。10%なんてかわいく見えませんか。

ドイツは50年前で消費税10%でした。

「みなさーん、消費税に関して日本はドイツに50年も遅れをとっていますよ〜」なんて言ったら、今回の増税についての反対意見も静まるでしょうか?ドイツに良いイメージを持っている日本人は少なからずいますからね。

ドイツにも軽減税率はあって、今は7%です。

どんなものが19%でどんなものが7%なのかご紹介しますね。


人が生きていくのに不可欠なのが食料ですが、全てに軽減税率が適用されているわけではありません。

食べ物でも「ドイツ人」に必要不可欠なもの、

パン、バター、牛乳、じゃがいも、りんご、などは7%、

なくても生き延びられるもの、

豆乳、サツマイモ、りんごジュースは19%です。

そして、生のトリュフは何故か7%!

トリュフは贅沢品ではないのでしょうか・・・。なくても死にませんよね。

それより豆乳は7%にしてくれてもいいんじゃないかと思います。


スポーツの観戦や劇場、映画館のチケット、本、50キロ以内の公共交通機関のチケットやタクシー、補聴器などは7%。メガネは19%です。

まぁ、スポーツ観戦はドイツ人の最大の娯楽ですから、7%でいいんじゃないですか。ああいった、大声を出したり熱狂できる娯楽がないと犯罪が多くなるとかなんとかそんな説もありますしね。

電車などの移動で「50キロ以内」と細かい指定をしてくるあたり、ドイツっぽいなぁと思います。50キロ以内は通勤や通学など生活に必要なことだとして、長距離の移動は休暇とするってことかなと想像しています。

タクシーが7%ということろは意外ですが、ドイツのタクシー、「秒単位か?」と思うほどメーターが上がるのが早いので、結構お高いです。そして多少のチップをあげるのも常識です。なので、日本でタクシーに乗ると、なかなかメーターは上がらないし安く感じます。


ペットの餌は7%、離乳食は19%。

これは流石に物議を醸すのではと思いますけど・・・。ペット用の餌は自宅で作れないけれど、離乳食は手作りできるでしょう?というところでしょうか。ちなみに生理用品も19%です。


馬は7% 金魚は19%。
謎です。ドイツで馬飼っている人って結構いるんですよね。日本よりは馬所持のハードルは低いように感じますが、それでもある程度のお金がないことには馬を飼うことは難しいと思うのですが・・・。


マクドナルドのお持ち帰り7%、そこで食べる19%。
お客さんが払う金額は同じです。そこで食べるのは「外食」として「贅沢」なんでしょうかね。まぁ、消費者の懐に関係がなければ、あまり興味を持たれないところかもしれません。


【追記】
ドイツでは2020年1月1日より生理用品に軽減税率の7%が適用されるようになったそうです。一歩前進ですね。


イタリアの消費税

日本の消費税は2019年10月から10%になりますね。ドイツは19%でしたね。

イタリアは22%です!

日本の消費税5%に慣れていた私には流石に罵りたくなる税率です。しかも、今後25%まで更に引き上げられる予定らしいです・・・!!イタリアに住んでいて「素敵!」と思えることが一つもない・・・。

イタリアは2013年より消費税は22%、軽減税率として、10%、5/4%が適用されています。普段の生活で見るのは10%と4%です。

4%なのは、パスタ、オリーブオイル、パン、乳製品、生鮮野菜などの基本的な食料品、本と新聞とか雑誌です。

やっぱり食料品のチョイスはイタリアンですよね。

10%なのは、肉、砂糖、チョコレート、小麦粉、米、ハム、卵などの食料品、医薬品、演奏会などのチケット、ホテル、レストラン、光熱費などです。

加工していない小麦粉が10%というのはなんとなく納得いきませんが、お米は4%でもいい気がしませんか。リゾットはイタリアの料理でしょう。ちなみに豆乳も10%です。

イタリア、生理用品がめちゃくちゃ高いんですよ。

イラっとします。しかも税率は22%ですよ。日本でも生理用品は軽減税率じゃないのかー!と問題になっているみたいですね。まぁ、軽減税率って線引きが難しいですよね。

ドイツのレシートは、どの商品に何%の消費税がかかっているのかわかるように必ず書いてあるのですが、イタリアのレシートは税込価格しか載っていないものもたくさんあり、いったい消費税がどれくらいだったのかというのを確認することができません。

イタリアの消費税は、今10%の税率のものは2020年までに段階的に、11,5%→そして13%になる予定だそうで、22%の税率のものは、24,20%→24,90%、たぶん25%になるということです。。。

商品の価格の4分の1が税金?もう何か笑えてきますよ。

まぁ、でもあれですね。観光でブランドのバックを購入して、免税の手続きで約4分の1返ってくると考えたら、お得な気分になりますね。


世界の消費税

実は消費税が10%以下のところは少数派なんですよ。

今の所消費税が一番低いのが5%の台湾とニウエというニュージーランドに近い国です(カナダも基本の消費税は5%だそうですが州により5%〜15%と徴収率が違うようなのでここでは省きますね)。

台湾とニウエに続くのがマレーシアの6%、シンガポール、タイ、パナマの7%です。

そして今の所一番高いのはハンガリーの27%です。

ただ、ハンガリーは基本的な食料品や暖房費、インターネットの接続料などには5%の軽減税率が適用されていたり、なんと外食も5%みたいで、内訳を見るとそんなに悪くはないように思えます。
学費や医療費も無料みたいですし。

ハンガリーに次いで高いのがスウェーデン、クロアチア、デンマーク、ノルウェーの25%。社会福祉に手厚いイメージがある北欧がランクインしていますね。

ヨーロッパで一番消費税が低いのはスイスの7,7%。その次が17%のルクセンブルクです。

世界中の消費税を見ると、20%前後が一番多いですよ。


日本の軽減税率

基本的に飲食料品には軽減税率が適用されて8%になるみたいですね。

ペットボトルの飲料や、ジュース類、健康食品や美容食品までも軽減税率が適用されるようで、日本は食に関して劇甘だなという印象です。

ま、分類するのが面倒だっただけかもしれませんけれども。

日本の水って飲めますよね。ペットボトルの飲料って贅沢品だと思うんですけど。しかも日本のペットボトルはドイツみたいに回収して再利用しないから環境にも良くなさそうだし。
(※ドイツの多くのペットボトル容器は有料で、返すとお金が戻ってきます。ペットボトル飲料の料金は、中身+容器代です。)

あと、ノンアルコールのビールが8%というのも納得いきません。生きて行くのに必要な飲み物ですか?嗜好品でしょ。

おまけにお菓子にまで軽減税率が適用されるのを知って、思わず笑ってしまいました。

ドイツやイタリアのように、生きて行くのに必要なもの以外は別に普通の税率でいいと思いませんか。

日本の、離乳食が8%でペットフードは10%というところ、食肉として売っていない家畜や魚を10%と統一しているあたりは賛成・同意できます。

食材により税率が変わらないのも賛成です。

だって、例えば牛乳と豆乳は同じ税率でいいと思うんです。世の中には牛乳が飲めない人もいるんだし、現代人にとって牛乳って別にないと生きていけないものではないと思いますし。

豆乳に軽減税率を適用しないドイツやイタリアには、牛が出すメタンガスが環境問題にもなっているんだし、なんなら牛乳の方が高い税金をかけるべきだろと言いたいです。


みりんは酒類

海外旅行から日本に帰ってくる時に、税関申告があるじゃないですか。

海外から日本へ戻ってくる際に、1本760mlまでの酒類は3本まで免税になっています。

日本からドイツへ行く場合、アルコールが22度を超えるお酒は1リットルまで、その他は2リットルまで免税されています。

イタリアはワインや食前酒は2リットルまで、その他のお酒は1リットルまで免税されています。

みりんは、この「その他のお酒」に数えられます。

わたし、結構真面目なので、ちゃんと守っていますよ。必ず日本から持ってくるわけではありませんが、持ってくる時は500mlのみりんと料理酒、1本づつのみです。重いしね。

このように、私はみりんが「お酒」だと考えざるを得ない機会があったので、みりんがお酒に分類されて軽減税率が適用されないのは、私にとっては不思議ではありません。

ずっと日本に居たら「みりんは調味料でしょ!」「日本人なら絶対に使う必需品でしょ!」と憤慨したと思いますけど。

でも日本のドラックストアで調味料のところに置いてあるのは「みりん風調味料」で、本みりんは酒類のところにありませんか?やっぱりみりんはお酒ですよ。仕方がありません。


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hochzeit

おめでとうございます!

今日、朝起きて携帯でニュースを見て、おったまげました。小泉進次郎さんと滝川クリステルさんが結婚するらしいじゃないですか。

寝ぼけた頭で「進次郎ってどっちや・・・俳優の方か???」なんて混乱しました。

だって、「あの尖がった政治家ができちゃった婚?」とピンとこなかったんです。

目が覚めた今は、「滝川クリステルが政治家の妻???」と、そっちのイメージにしっくりきていません。


できちゃった結婚はダメですか??

できちゃった結婚って、ダメですかね?

滝川さんの41歳という年齢を見て、正直、


「うわぁ〜良かったねぇ!!」

と思いましたよ。

でもコメントを見たら、「いい年してデキ婚か」「デキ婚で残念」「いい年してだらしがない」「避妊の仕方も知らないのか」と、結構みんな厳しいご意見で、そちらにビックリしました。

できちゃった結婚ってそんなにダメですか???

40過ぎて自然妊娠って、凄いしめちゃくちゃおめでたいじゃないですか。

子供が欲しい丸高女性にとっては羨ましい話ですよ。

なので、滝川さんの年齢の事を考えると、どちらかと言うと積極的に妊活されたのかもしれないなぁと想像します。まあ本当のところは当事者以外に知る由もありませんけどね。


男性と女性が結婚するのは、もちろん子孫を残すためだけではありませんが、「自分の子孫を残したい」と思うのは自然の摂理だし、適齢期を過ぎている人たちに「40過ぎていますが、まずは結婚をしてから、それから子作りしてみましょう」と手順を踏めというのは、何か意味ありますか?

それとも世間体を気にしてまず結婚して、子供ができなかったら離婚する???う〜ん・・・。

適齢期を過ぎてから子供ができるかどうかって、正直神のみぞ知る領域ですよね(もちろん、若けりゃ誰でも授かるというものでもありませんけど)。不妊治療するにしても残された時間が少ないのは紛れもない事実ですから。

オーバー40の女性って、子供が欲しい男性とのお見合いだったら、どんなに才色兼備でも「子供が欲しいのですみません」と言われる年齢ですよ。

「授かったから結婚する」でもいいじゃないですか。

「認知もしない」とか「養育費も払わない」などと無責任なことを言っているならまだしも、子供を育てる経済力も十分にあって、家族も喜んでいて、問題ないと思いますよ。


イタリアもドイツも事実婚は多いです

私の知り合いに、子供もいるけど結婚はせずに事実婚という人、たくさんいます。本当にたくさんいます。

どちらかと言うと、ドイツはバツありの人が子持ちでも事実婚の人が多い気がします。

イタリアではそもそも1回も結婚をせず、案外同じパートナーと長く事実婚状態というのが多い気がします。

順番がどうのこうのの前に、そもそも結婚をしていないので、文化も考え方も全然違う外国のことなんて引き合いに出すなと言われそうですね。

(でもドイツもイタリアも一応、婚前交渉が御法度のキリスト教の国ですよ。笑)

まぁ、ドイツもイタリアも、日本のように紙切れ一枚で結婚や離婚ができないので、そこも大きな要因のひとつになっているのだろうとは思います。

そもそも、イタリアは1970年まで離婚が許されていませんでした。ラテン系で情熱の国というイメージはあるかもしれませんが、カトリックのお膝元ですからね。

滝川さんのお父様はフランス人ですよね。滝川さん自身もフランス文学科出身でしょう。日本で育ったと言えどフランス人的な思考というか感覚は多少なりともあるのではと推測します。

フランスは事実婚のファーストレディーがいた国ですよ。




子供は若いうちに持った方がいいのでは

もうね、私の年齢になってくると、果たして自分の子供を持つことはできるのかと不安が募ってくるんですよ。

月のものは随分と軽くなってきているし・・・。なのでせめて定期的な検査は欠かしたくありません。

そりゃ、私だって若い頃は生理が遅れて「まさか・・・?」「どうしよう・・・」と思った時もありましたが、この歳になったらパートナーに子供を持つ意思がなくとも「出来てたら良いな」「あー、生理来ちゃったな(まだ閉経はしてなさそうだな・・・ほっ)」ですよ。

子供は絶対に欲しいのですが、40歳で産んだとしたら、子供が20歳の時に自分は60歳。自分の子供がやっとこさ40歳で子供を持ったとしたら、私が孫を抱くのは生きていれば80歳?

出生率に悩んでいる日本は、できちゃった婚がどーのこーのと言うならば、まずはどうにか晩婚化に歯止めをかけるべきだと思います。


極端な例ですが、18歳そこそこで子供を持ったドイツ人の知り合いがいます。彼女はシングルマザーとして子育てをしながら大学に通っていました。理系の学部でした。

毎月支給される子供手当と、ドイツの結構みんな利用している奨学金のような制度の利用で、月々約1000ユーロ(1ユーロ125円として125,000円ですね)の「収入」があり、生活には全く困っていないと言っていました。

ドイツの大学は授業料が無料のところが多いですし、経済的な親からの自立、それに伴う精神的な自立が早い気がします。「学生」の特権もたくさんありますからね。

若くして計画外に子供を持ってしまっても、大学を卒業して就職できる。

金銭的な余裕がもたらす心の余裕のように見え、日本とえらいな違いだなと思いました。


そう言えば、お腹が大きい間はもちろん、出産した翌週には大学の講義に来ていて、教授に「そんな無理して来なくていいから体を休めなさい」と言われていた友達がいました。結婚しているかしていないかは知りませんが子供の父親も他の大学の学生でした。

その他にも、大学を卒業して、まず子供を持ってから就職した知り合いもいます。子育てと仕事を両立して幸せそうです。

出生率に悩む日本もできるだけ早急に、多くの国民が適齢期に出産しやすいようどうにか環境を整えるべきだと思います。

「学生の本分は勉学だ」なんて古い(?)思考は捨てて、大学に在学していても子供が持ちやすいような環境にできませんかね(極端ですか?でも就職したら就職したですぐには産めないでしょう?)。

実際に日本のどんだけの大学生が学校で真面目に勉強をしているんですか。大学で学んだことを生かした仕事をされている人はどれくらいいらっしゃるんですか?

リクルートスーツに身を包み一斉に就職活動を始めるのも、もの凄く奇妙な光景だと思います。新卒じゃないとダメですか?その理由は?

まぁ、こんなことばかり言っていると、欧米にかぶれているって言われるんでしょうけどね〜。


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temari


イタリア人にイタリア語で書かれた日本料理の本をプレゼントしたくて探してみると、結構いろいろ出版されているんですよね。

その中でも、Amazon.itで注文できる、オススメの料理本をご紹介いたいと思います。

経験上、表紙の写真がギュッと硬く巻かれた巻き寿司とか、ほぼ四角の巻き寿司とか、シャリとネタのバランスが悪い寿司とか、「いやぁ、これは・・・」という料理本は、中身も微妙です

日本人の料理に対する美的感覚、直感って大切ですよ。

著者が純日本人ではない場合も注意です。日本人にとって日本料理と言いたくないようなものが載っていたりします。しかし中には、「うん、うん、悪くないね」というものもあるので、こちらは見て見ないとわからないというところですね。


小野二郎さんの本


画像はAmazon.deから拝借しましたので、クリックするとAmazon.deのページが開きます。


私、彼のこと存じませんでしたが、日本でも有名人ですか?ちょっと日本に興味がある人々の中では「すきやばし次郎」結構有名です。

かれこれ2011年にアメリカで製作された彼のドキュメンタリー映画が大ヒットしたそうで、わたしも、誰からだったか忘れましたが、日本人ではない人から教えられました。

この本は、寿司についてかなりマニアックな本です。日本人の私でも知らないお寿司に関することが包丁からネタについてまで細かく載っています。素人目には、お寿司に関する知識はこれ1冊以上にもうないんじゃないかと思うくらいです。


ご存知ではない方の為に、こちらがドキュメンタリー映画の予告編です。











栗原はるみさんの本

harumisan


ヨーロッパでミリオンセラーの日本料理の本といえばこれ。ドイツ語にも翻訳されているので、いろんな方にプレゼントしてきました。

料理をしている時に外国人に聞かれて説明に困るのが「みりんって何?」。栗原はるみさんの本に全部簡潔に説明してあるので、「これこれ、自分で読んで」と見せています。

お米の炊き方や出汁について、めんつゆや三杯酢の作り方なども序章に載っています。

中身は本当に日本の家庭料理という感じで、日本人の私が「今日これ作ろっかなぁ・・・」と参考にできます。




みんな大好きラーメン

ramen


イタリアでもラーメン、流行っているんですよ。

著者が外国人なので、全く期待していませんでしたが、案外悪くなかったのがこちらのラーメンの本。「ラーメン」と一言で言っても、スープや麺、いろいろ種類がありますからね。

日本人が監修でついているみたいなので、西洋人の求めるものと、日本人のセンスがうまく融合しているかなと思います。

料理がお好きな方は、この本でお家ラーメン出来ますよ。






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omiyage

私が実際にドイツ人やイタリア人にプレゼントしてきた物をご紹介したいと思います。ついでに海外在住の日本人の私が頂いてどうかもご意見していきます。

プレゼントの参考になれば嬉しいです

五本指ソックス


消臭5本指ソックス、何人か男性に差し上げてきました。

「蒸れなくて臭くならなくていいね〜」とかそういうコメントを期待していましたが、正直に言って、

あんまりうけていないと思います。

リピートして穿いてくれている感じが、ありません。

ソックスの指の部分が短すぎるという意見もありました。

ただ、「5本指ソックスに興味があるんだけど!」と言っているイタリア人女性もいました(いつかプレゼントしましょうかね)。

私が頂いたら・・・、まぁ、そんなに嬉しくもない・・・かな。お心遣いはありがとうとは思いますけど。

5本指ソックスや足袋ソックス・・・。ヨーロッパでは売っていない日本のものだったら何でも嬉しいかと言うと、そうでもないものもあります。

ま、家にあったらたまに履くとは思います。ヨーロッパでは人前で靴を脱ぐ機会もないので。ただ、個人的には普通の靴下の方が好きです。


日本は靴下先進国だと思いますよ。いつもヨーロッパより一歩先を行っています。

5〜6年前だったでしょうか。ドイツ人にしては珍しいおしゃれが好きな女の子が私のパンプス用のレースの靴下に興味を示し「クマ、その靴下、素敵!どこで買ったの?」「日本だよ」「やっぱりそうかぁ〜」なんて会話をしたのを覚えていますが、今ではクオリティは別としてヨーロッパでも見るようになりました。

スニーカー用の脱げないくるぶし丈ソックスなんかも、初めて日本で頂いた時は感動しましたが、最近はこちらでも見るようになりました。


コットンパール


コットンパールって日本発祥みたいで、ヨーロッパにはないんですよね。

軽くて、見た目も綺麗で、幅広い年齢層へ(特にミドル以上へ)のプチプラのプレゼントにまあまあな手応えかなと思っています。

ドイツではカジュアルな服装でもパールのピアスをしている女の子が多いですよ。本物か偽物かはわかりませんが。



個人的にオススメなのが、磁石のネックレス。簡単に着け外しが出来て良い感じです。



今治のタオル



ハンドタオルのような小さいタオルはあまり需要はありません。フェイスタオルくらいの大きさであれば、手拭きに、イタリアではビデの後のお尻拭きに使ってもらえます。


皇室御用達のKIMIJIMA



オーガニックコットンのタオル


バスタオルは誰でも使いますよ。

しかし、大きさがどうでしょうかね。

日本のバスタオルって少し小さめなのが多いかなと思います。

ヨーロッパのバスタオルは結構大きくて、うちのポチがいつも使っているのは80×160とか100×150とかです。私には大きすぎて不便なので、私が使うのは日本から持ってきた60×110です。

今治のタオルはうちにもありますが、海外生活で荒んだ心を一瞬、ふわふわに包んで潤してくれます。
まあ、タオルなんてどこの家庭にもあるものでしょうが、ヨーロッパに住んでいると内祝でタオルだらけなんてこともありませんので、私は頂いて嬉しいです。


裸になるタオル




お湯につけるとあら不思議。女人の着物が消えて裸になります。冗談が通じる親しい方へのプレゼントに。絵柄はいろいろあります。

実際にその場でやって見せないと、わざわざ一人ではやらないようですが、ウケるプレゼントの一つです。40度以上のお湯につけると一瞬で綺麗に裸になりますが、面倒なので、代替の方法としてドライヤーをあてるというのがあります。着物がたんだんと消えます。冷めると色が戻ってきます。

こんなにどぎつい色が消えたり戻ってきたりするのが不思議です。


芯のないホッチキス




「え〜どうなってるの〜」と大人も盛り上がって喜ばれる物の一つです。


日本の焼き物


使ってもらえているかは不明ですが、喜んでもらっているように感じます。

抹茶が流行っているので、「最近抹茶を飲んでいる」という知り合いに天目茶碗をプレゼントしたこともあります。食器洗い機(!)に入っているのを見たことがあるので、こちらは使ってくれているようです。

ビール用の焼き物のコップは99,9%ビールには使ってもらえません。やはりビールはグラスで飲みたいみたいです。

湯飲みのような取っ手のないコップも、緑茶を飲むような方にはいいけれど、普通のドイツ人は何に使ったらいいかよくわからないという感じです。

サラダにも使えるような大皿や、花瓶なんかが無難な気がしています。

日本人の私なんかは、日本の焼き物は何を頂いても嬉しいです。ただ、箸置きだけは家にある分で十分なのでいらないかなぁ。


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コップのフチ子さん



こういう、小さいけれどもアイディアが詰まっているものは喜ばれます。プチプラでも盛り上がれます。

フチ子さん、パンチラしていたり、細かいんですよねぇ。

コップのフチ子さん


お箸


差し上げたこともあるし、上質なお箸はいただいて嬉しいのですが、ポチと二人暮らしのうちにはお箸は竹製の簡素なものから手触り最高な高級品まで、

軽く10膳はあります(うち6膳は夫婦箸です)。

もともと私が持っていたぶんと、私がいただいたものと、ポチがいただいてきたものです。

日本に行ったことがあるようなドイツ人やイタリア人の家庭や、ドイツ人やイタリア人と日本人の家庭にお箸は十分にある可能性が高いです。

ただそれでも、日本人がいる家庭では頂いたら絶対に無駄にはならないプレゼントだとは思います。消耗品ですしね。

わがままを言うと、食洗機対応だと嬉しいです。

ポチはお箸を使うのがまぁまぁ上手なので、むしろサラダを食べる時なんか「フォークより断然食べやすい」と言っているくらいですが、特別に親日ではない普通のドイツやイタリアの家庭でお箸が使われる機会というのはほぼないと思います。

使われるかどうかは別として、日本人ではない方向けに名入りのお箸はまあまあ喜んでもらえます。

そういえば、昔住んでいた家で私のお箸が消えたと思ったら、大家さんが勝手にカーテンレールの補強に使っていたのを見つけたのを思い出しました。お箸を使わない欧米人にとってお箸はただの細い棒です。


食洗機対応の夫婦箸を見る
食洗機対応日本製のお箸のセットを見る


手ぬぐい



初めてポチが手ぬぐいを頂いた時は嬉しかったみたいですよ。

喜んでドアに貼り付けていましたが

いつの間にか消えました。

その後も日本らしい柄の手ぬぐいを何度かいただいていますが、日の目を見ることなく棚に仕舞ってあります。

可愛いデザインや日本風のデザインなど、いろいろあって良いなと思うのですが、私自身、日本で使ったことがなかったし、こちらでも結局あまり使っていません。


ハンカチ



ドイツ人もイタリア人もハンカチを使う習慣があまりないんですよね。

用途は風邪を引いた時に

鼻水をかむくらい


です。

素敵なハンカチを頂いたら、それで鼻水をかむのは申し訳ないなぁって思うのでしょうか。

まあ結局のところ使われません。


ハンカチはポチも頂いたことがありますが、手ぬぐいと同様、タンスの肥やしとなっています。

私もこちらでハンカチを使う機会は殆どないのですが、なんとなくカバンにいつも1枚は入れています。普通のハンカチはアイロンがけが面倒なので、タオルハンカチです。

こんな感じなので、頂いたら「ヨーロッパでハンカチか!」とは思いますが、日本のハンカチのように可愛いデザインのものは探しても売っていないので嬉しいです。

多少自分の趣味とは違うものを頂いてもありがたく使っています。



重宝しているのがポケットがついたハンカチです。生理用ナプキンを入れて持ち歩いています。生理中に人前でお手洗いに行かなければならない時に、ポーチを持って行くよりもなんとなくバレなくていいかなと。

ポケットタオルハンカチを見る



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扇子


男女ともに喜ばれますよ。

ただ、実際に使っているのは見たことありません。 

私自身、扇子は小さく畳めてカバンの中でも嵩張らないので良いなとはいつも思うのですが、ヨーロッパではなんとなく気恥ずかしくて外では使いにくいです。


竹の骨の団扇


使います!

家の中でですが、使います。

最近ヨーロッパでも夏は暑いですからね。なのに家に冷房がないのはドイツも北イタリアも当たり前ですからね。

ポチのママも、うちに来たらいつも使っています。

ポチはどちらかというとインテリアとして飾って気に入っているみたいです。

骨はプラスチックのものより断然に竹が良いです。

まぁ、たくさんは必要ありませんが、2〜3本あってもいいかなと思います。

竹の骨のうちわを見る


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寄木細工の秘密箱



ウケます。喜ばれます。寄木細工の美しさと秘密の仕掛けで2倍嬉しいみたいです。

中にコップのフチ子さんなり、世界でも珍しい穴が空いた硬貨の5円玉や50円玉でも入れておけば、喜びは3倍になります。

私はいただいたら、嬉しくなくはないと思いますが、「いただいたけどどうしよう・・・」と扱いに困ると思います。

玄関にジャパニーズアートスペースがあるお宅なんかにはコレクションに加えていただけるかもしれませんが。あとはお子さんがいらっしゃるところにはいいかもしれません。


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Shokki

日本人は潔癖症だと思います。「えぇ?そーお?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最後まで読まれたら、日本人の「清潔さ」がわかっていただけると思います。

シャワーは毎日浴びない

まぁ、気候のせいもあるとは思いますけどね、水は貴重ですし、ドイツ人は毎日シャワー浴びませんよ。

私のドイツでの第一代目の大家さんは、私に7つのWaschlappen(体拭く用のタオル生地の手袋)を用意してくれました。しかも、結構年季が入ったやつ・・・。

これって1週間、風呂に入らない前提か?

と思いましたが、1度も使いませんでした。


こんなのです。


シャワーを浴びる時間ですが、「寝る前に」と決めている人はドイツではそんなに多くないように感じます。朝浴びる人は多いですね。後は、夜のお出かけの前に浴びているのもよく見ました。

しかも、最近の若い人たちは変わってきているかもしれませんが、お昼頃に「髪洗おう」と頭だけ洗う人もいます。

うちのポチも例外なく、毎日シャワーを浴びません。

ただ、「大」を済ませた後は、お尻をすぐにビデで石鹸を使って洗っているようなので、まあドイツ人よりはマシかなとは思いますけどね・・・。

今一緒に暮らしている家では見たことありませんが、ポチの両親のところでは、ポチも「頭洗おっ」と、昼ぐらいに頭だけ洗っていたところを見たことがあります。

私も、日本では毎日シャワーを浴びますが、実はドイツ4年目くらいから、毎日髪の毛を洗うのをやめました。髪の毛の痛みがマシになりました(ただ、外で髪の毛にどれくらいの菌が付着しているのかというは気になります)。

そして、そのうちシャワーを浴びるのも2〜3日に1回になりました。最初の頃は、「私、毎日こんだけの時間を無駄にしてたのか・・・」と驚いたものです。

ドイツでシャワーを浴びない日は、代わりにデリケートゾーンはデリケートゾーン用のウェットティッシュで拭いて、顔と足を洗ってから寝ていました。


ウェットティッシュはこんな感じ


イタリアでは、顔を洗って、ビデで石鹸を使ってデリケートゾーンと足を洗ってから寝床につきますが、どうせ水を使って洗うんなら、全身ざざっとシャワー浴びた方が早い気がしています。

因みに、ドイツで子供を産むと「赤ちゃんの風呂は1週間に1回でいい」と指導されるそうです。頻繁にお湯を浴びるのはお肌に悪いとかなんとか。

日本は赤ちゃん、毎日お風呂に入れますよね。こういう小さなところから、名も無い家事というか、日本はいちいち時間が掛かるんだと思います。


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ちり紙は何回も使う

ティッシュで鼻をかんだら、その後はどうしますか?

普通、捨てますよね。

ドイツ人は

折りたたんでズボンのポケットに入れます。

アレルギーや風邪で、ずるずるでない限り、次に使いたいなって時にはだいたい乾いているので、ポケットから使用済みのティッシュを出して、またかみます。それをまたポケットに戻します。

まぁ、ティッシュペーパーの分厚さが全然違うんですけどね。

でもこれって、ドイツ人がもともとハンカチで鼻水をかんでいたことが理由の一つだと思います。実際に、ハンカチで鼻水かでいる人達を見たことありますよ。更に冬のイタリアでは、ドイツよりもハンカチ使用率が高いような気がします。

エコですよ、エコ。

でも、ドイツってハンカチ売っていないんですよね〜。ネットを探せばおじさんハンカチがあるにはあるのですが、日本の感覚でデパートにハンカチを買いに行っても、ないんです。





FEILERのハンカチって、日本で有名でしょう?大抵のドイツ人は、FEILERを知らないんですよ!あんな分厚いハンカチじゃ鼻かめないからか、理由はわかりませんが。

ドイツ語で「ティッシュペーパー」と「ハンカチ」、どちらもTaschentuchなんですけど、ハンカチを使う人がいなさすぎて、Taschentuchと聞けば誰もがティッシュペーパーのことを思い浮かべます。使い捨てのハンカチってとこでしょうかね。区別しているのか、ティッシュペーパーの事をTempotaschenと言う人もいます。


ドイツのポケットティッシュと言えばTempo


因みに、ドイツのトイレの手洗い場には殆ど必ずと言ってもいいほど、あのガラガラ〜と引っ張るタオルか、公衆トイレでも手拭き用の紙が備え付けてあるんですよ。なので、ドイツでハンカチを使う機会はあまりありませんでした。


泳いだ後にシャワーを浴びない

夏になると川とか湖で泳ぐ人がたくさん出てきます。

湧き水みたいな綺麗な水ならまだしも、街中を流れている、なんか全然透き通っていない川でも泳げるのがドイツ人です。

しかも、泳いだ後、川辺で寝そべって体を乾かすという・・・・。

日本人が真似すると病気になると思います。

鼻から入ったアメーバがどうのこうのってニュースでもやっているじゃないですか。あー怖い怖い。

3秒ルールは有効か

ドイツにはパン屋さんがたくさんあります。

伝統的には、日本のケーキ屋さんのように、ガラスケースを隔てて「あれください」「これください」と言うのですが、中には日本のパン屋さんのように、セルフサービスでお盆に取るタイプのパン屋さんもあります。

レジに並んでいた時、私は見てしまいました。ある男性がパンを床に落としたところを・・・。

どうするかなぁ〜と思って見ていたら・・・・、

普通に拾って買って行きましたよ!!


もう一つ、あります。

ある知り合いが、夜道は危ないからと家まで送ってくれるって言うんで、2人で歩いていたんです。

本当はご飯に誘ってくれていたんですが、私の方は興味ないし2人っきりで何話していいかわからなくて気まずいので「お腹空いてないから」と言ってお断りしてました。

道中、アイス屋さんがあって「アイスはどう??」と言うので、まあ断ってばかりじゃ申し訳ないし、アイスぐらいだったらいいかなと、ご馳走してもらいました。

アイスを買ってまた歩き出した途端、ご馳走してくれた方のアイスがボロっと道に落ちたんです。

普通だったら「あ〜!やっちゃった〜!もったいな〜い!」くらいで終わりますよね。

その人、「あ〜!!!!」とか言いながら

落ちたアイスの上の方をコーンですくって拾いました。

ちょっと引きました。いや、だいぶ引きました。

まあ結局、その落ちたアイスは断念し、「気が収まらない」と新しく買っていましたけどね。

因みにこの方は、お育ちも結構裕福で、今もお金に困っているとかそんなんではありません。


まな板を洗わない



ドイツでは大きなまな板を使っている人が多いです。便利で良いですよ。

ただ、大きいので洗いにくいです。ドイツのシンクは小さいですからね。

じゃあ使った後はどうするの?という質問が出るでしょうが、その答えは・・・

台拭きで拭くんです!

しかも、その台拭き、干すところがなくって、そこら辺に広げて自然乾燥させます。良くて、蛇口に掛けて干してある、かな。

私は台拭きを食器洗い洗剤を使って洗いますが、大抵のドイツ人はそんなことしないんですよねぇ・・・。そうすると、臭くなるんですよねぇ・・・。それでまな板も拭くんですよねぇ・・・・。

ドイツ人って、クッキーの生地を作ったり、ピザの生地を作ったり、パスタを作る時、直接キッチンの台の上で捏ねるんですよ

でもこれはポチも一緒です。私たちが普段食事をする台でピザの生地捏ねたり、ラビオリの生地捏ねたり、しています・・・。


食器洗い洗剤を洗い流さない

「私、よくまだ生きてるわ。」って思います。

「不潔」は100歩譲ったとしても、洗剤はさすがに体に毒だと思いませんか

ドイツ人は食器を洗って、

洗剤を水で流さない人が結構いるんですよ。

何でなんでしょう?水が貴重なのもわかりますけど、洗剤を洗い流さないのは理解ができません。

洗剤を洗い流さないタイプは2種類あるのですが、どちらにも共通するのが、シンクに水を貯めて食器を洗うこと。

その後、Aタイプは洗剤水から上げて泡が付いていてもそのままカゴに入れるなり、シンクの横のスペースに置いて干したりします。泡は重力で下に行って消えていきますから、最終的に目には見えなくなりますが・・・。

Bタイプは、洗剤水から上げて泡がついていようが、そのまま拭きあげて、食器棚に片付けます。

あるレストラン兼バーみたいなところでカウンターに座っている時に、Aタイプの作業を目撃したこともあります。


因みにうちのポチは

洗剤を使いません

牛乳飲んだコップ、トマトソースを混ぜた木ベラ、魚をさばいた包丁・・・。しかも、スポンジじゃなくてなんかブラシみたいなのでシャカシャカやって終わり。

だから、私がシンクに置いておいてポチが勝手に「洗った」グラスなんて、曇っていて見た目も汚いです。

あーーー、もう何でこうも極端なんでしょうね!!


最後に

日本人がどれだけ潔癖かわかっていただけたでしょうか。

現代の日本人がドイツ人やイタリア人のような生活をすると、病気になると思います。

私も飛行機に乗ったらすぐリモコンや画面を除菌シートで拭くタイプなので気持ちは物凄く良くわかりますが、日本はちょっと行き過ぎかなとは思います。


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