渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

カテゴリ:旅行・観光 > イタリア


Eingang

クレモナ・ムジカ

弦楽器制作の聖地クレモナで年に1回、3日間だけ開催される最大規模の音楽国際展示会です。

【日時】
2019年9月27日(金)〜29日(日)

27日・28日:10時〜19時
28日:10時〜18時

毎年9月最後の週末(10月頭に入る時もある)に開催されているようです。
2020年は9月25日〜27日です。

【料金】
<3日パス>
当日40ユーロ
オンライン25ユーロ

<1日券>
当日20ユーロ
オンライン10ユーロ

<子供6〜12歳>
当日5ユーロ

<割引券>
ヴァイオリン博物館に当日券が5ユーロ安くなるカードが置いてありました。

【注意事項】
会場への楽器や楽器ケース、大きな荷物の持ち込みはできません。
入場の前に預けられるクロークはあります。


【住所】
Piazza Zelioli Lanzini, 1
26100 Cremona (CR)



【無料シャトルバス】
クレモナ駅⇄会場
30分毎に出ています。

Zeitplan


【駐車場】
無料の駐車場が会場にあります。


クレモナでの展示会について

今年2019年のものはまだ出ていないのでわかりませんが、2018年の会場訪問者数18158人、出展は30の国から320展、163ものイベントが行われたそうです。

イベントの内容は99のコンサート、30のセミナーやプレゼン、17のマスタークラス、11の会議、6の歴史的上演となっています。

元々はヴァイオリンなどの弦楽器のみの見本市だったみたいですが、2011年よりピアノ、2014年よりアコースティックギター、2015年より管楽器、2018年よりアコーディオンが加わり、より大きな見本市になりました。

Plan

会場はホールが2つあります。

入口がある右側のホール1に、管楽器、アコーディオン、ギター、ピアノのブースがあります。トイレと喫茶スペースもありました。

左側のホール2に、弦楽器、楽譜、音楽グッズ関係、ATMがあります。トイレや喫茶スペースも一応あります。


アコーディオン

5〜6ブースありました。

Akk.

Akk.



管楽器

4ブースくらいのみでした。パッと見たところ、クラリネットとサクソフォン関係のみでした。

Blas

Blas

ギター

40ブースくらいはあったように思います。

Git.

Git.

ピアノ

12〜13台くらいの展示だったでしょうか。最新の電子ピアノも5台くらいありました。「こんだけか・・・」という印象。

なぜかモンスターエナジー(エナジードリンク)が配られていました。

Klavier

Klavier

弦楽器

様々なアイディアを見ることができて、大変興味深かったです。

広いので「後でもう一度ここに来てみよう!」というブースがある場合、列のアルファベットやブースの番号を覚えておくと迷子にならずにスムーズだと思います。

私は全く方向音痴ではないのですが、「ん?もういっこ先だったっけ?」となる時がありました。

Streich.

Streich.

Streich.


行ってみての感想

何の前知識もなく(いつものごとく「行けばどうにかなるだろう」と、ふらっと)行ってしまったので、そんなクオリティーの訪問になりました。

まずは自分が行く日のイベントのチェック(場所、時間等)を前もってサイトでされることをお勧めします。

私も一応、前もってサイトでイベントをチェックしようと試みてはみたんですよ。でも、いろいろありすぎてよくわからず「まぁ、行けば何かしら面白いものに出くわすだろう」と出かけましたが、結局は素晴らしいと思えるイベントには出くわしませんでした。

会場の地図については、見なくても大丈夫だろうと思っていましたが、家に帰ってから見直してみると、行っていない区画がありました(マスタークラスルームとパラッツィーナという区画)。

なので、会場マップは行って周りながら小まめに目を通した方がいいと思います。

会場でマップだけなら入り口に置いてありました。全出展者の名前や連絡先が載っているパンフレットは、インフォメーションでもらえます。

イベントに参加せずに展示のみをサクサク見て回るのであれば、2時間くらいで全部見られます。

興味があるブースで話を聞いたり、楽譜のコーナーで楽譜に目を通したり、試奏をしたりすれば、もちろんもっと時間がかかります。

その差がなんなのかよくわかりませんでしたが、暇そ〜〜〜なブースから人が溢れているブースまで、いろいろありました。

次から次に人が訪れるせいか、こちらが興味を示したブースで、話しかけられてしつこくて困るということはありませんでした。

こちらから話しかけたにしろ、向こうから話しかけてきたにせよ、興味深くてもそうでなくても「へぇ〜」「説明してくれてありがとう!」と言って名刺なりなんなりもらって、さっぱり次に行くという感じでした。

ただ、話を聞きたいのに前のお客さんとの話が全然終わらなくて、待ちきれなくて諦めてしまったブースもいくつかありました。

ホール1には、こまめに試奏室が設置されていましたが、なんだかガヤガヤうるさくて疲れました。

ホール2では試奏室のようなものは見かけず、みなさんブースで普通に試奏されていましたが、随分と耳には優しかったです。

外は25度の快晴。朝夕は冷えるので長袖に長袖を羽織って行ってしまいましたが、冷房のない会場で長袖は暑すぎて熱中症になりそうでした(ピアノの展示ブースのみ冷房が入っているところがありました)。

飲食スペースは5箇所あったので、疲れたら飲み食いして休憩できました。

3日目・最終日は17時半くらいからみんな片付けだすので注意です。

私は4時間半くらいの滞在でした。まともに参加したイベントはありませんでしたがいくつかのブースでは話をきいたりして、ゆったりとした滞在だったなという感覚です。

なかなか興味深かったので、機会があったらまた行きたいなと思っています。次に行く時は、マスタークラスを聴講したいですね。


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先日、用があって一人でミラノに行ったんですよ。ドイツ生活を経て自分は大丈夫だという変な自信がありました。

イタリア怖い!!!!

しかもミラノはドイツに住んでいた時に、旅行で1回、仕事で2回来たことがあったし、今回は別にきれいな恰好もしていなかったし、なーんにも考えていませんでした。

ただ今思い返すと、旅行は団体だったし、ドイツから来た時も結構な人数の同僚と一緒だったのでたまたま狙われなかったのではないかと。そして今回は一人で、しかもちょっと荷物が多かったので、それも狙われる原因になってしまったと思います。

もうね、プロは凄いですよ。

私がエスカレーターを2階ぶん降りている、たったの2~3分の間に2人にやられました

わたしがエスカレーターに乗る時、そこを縄張りとしているスリの人達はもう可笑しかったでしょうね。「来た来た。鈍そうなカモが飛び込んできた。」ってね。

スリに気が付いたのは地上1階への下りエスカレーターの中盤。

何か布が擦れるような音がしたんですよ。日本にいた時から、例えば電車の中で鞄や手が当たってきた人には速攻で振り返って「不快なんですけどオーラ」を発する習慣がついていたので、咄嗟に振り返りました。

(※わたし、別に美人でもスタイルが良いわけじゃないからただの自意識過剰なんだけど、ほら、世の中にはどんな物好きがいるかわかりませんからね、念の為の防衛です。おほほ。)

ミラノ駅のエスカレーターで私の後ろにいたのは、まあまあ若い女性でしたよ。恰好はいわゆるロマの人ではなく、スニーカーにスキニージーンズで普通でした。

振り返った時に自分の鞄が開けられたとは思っていませんでしたが、私の後ろにいたその女性が両手を広げて肩を上げて「わたし知~らねっ」というジェスチャーをしたんです。それで「もしや!」と鞄をチェックしたら、開いていました。

財布と携帯があることを確認しホッとしましたが、もう一度振り返ってエスカレーターが着くまで、着いてからもしばらく睨み続けました。そっぽを向いて何知らぬ顔です。

普通、見知らぬ誰かにじーっと見られたら「何?なに?」となりますよね。わざと目を合わせないようにしていたところを見ると、やはり黒ですよね。

本当、悪いことをしているという感覚は全くないんだろうなと感じました。

その女性、イタリア人に見えたかと言うと、「あ~そう言えば、南イタリアにいるポチの友達の奥さんに似てるよねぇ」という感じ。つまり、人込みの中にうまいこと紛れていて、ぱっと見てスリ師かどうかというのは観光で来ている人や私のような初心者にはわかりにくいと思います。


しばらくはそのスリ体験にドキドキイライラしていたのですが、、、ハッと気が付きました。
 
 

持っていたはずの荷物が一つない・・・・!!!!!!

 

本当に汚い買い物袋(エコバック)で、そこらへんにポンと置いていてもドイツだったらしばらくの間そこに放置されるだろうなってくらいボロボロの袋が消えていました。

私の鞄を開けた女性は手ぶらに見えました。ということは、その前に私は既にその袋をまるまる盗られていたんですね。本当に気が付きませんでした。

ここにも「こんなの盗る人いないでしょ」という油断がありました。物を盗られたショックは大きいですが、大事な物を入れていなかったのが不幸中の幸いでした。

イタリアは、どんなに汚い見かけの袋でも盗られるし、別にお金持ってそうな恰好をしていなくてもスリに狙われるということを学びましたよ。

ハッキリ言って、トラウマです!!
イタリア生活、マジで自信ない!


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