渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

カテゴリ: 国際恋愛


natale


すっかりご無沙汰してしまいました。

イタリアへ戻れなくなってから早くも10ヶ月くらいが経ち、日本での生活にも随分と慣れてきました。長く離れていたと言ってもやはり生まれ育った国なので不便を感じないし、言葉も、もう日本語しか出てきません。

実際には「戻れない」というよりも、この状況下で渡伊しなければならないのっぴきならない理由が特にないので、おとなしく日本に留まっています。 

まあ当初は予約していた帰りの飛行機がなくなったのでやむを得ず・・・でしたけれども。

ポチとポチの家族は、まあ何事もなく元気にしているようです。

ただ、3月ほど厳しくはないようですが、イタリアはまたほとんどロックダウンのような状況。仕事もリモートが多いようで、ポチのテンションは低~いです。

楽しみの少ない日々が続いているでしょうから、サプライズでポチ家へプレゼントを送りました。5週間かけて奇跡的にクリスマス前に届きました。

ヨーロッパでのクリスマスは家族で過ごす大切な休暇。日本だとお正月のような感覚なのですが、今年は「家族であっても世帯が別な場合は、一緒に食事をしたりするのは推奨されていない」とのことで、ポチもママのところには行くけれどあまり長居はしないのだろうという雰囲気です。

ワクチンも、無料かそんなに高くない値段でもうすぐ接種できるようになるようですが、ポチは「ワクチン接種はしない」「気をつけて生活する」と言っています。

私も来年はそろそろイタリアへ戻った方が良いのかなとか薄っすらと考えているので、その場合は日本で接種してから渡航するべきなのかどうなのか、ちょっと悩んでいます。

来年は新型コロナウイルスの流行も収束し、いろんなことが元通りになったら良いなと願っています。

よいお年をお迎えください。

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だんだん虫が出る季節になってきましたね。

わたし、虫が嫌いです。

基本的に、どんな虫も素手では触れたくありません。蚊がいなくなるスプレーを開発された方には大いに感謝しています。

家の中で見る他の虫は、ビンで捕獲するか、小さいものであればティッシュで軽く包んで濡らして窒息死させます。

クモなんかは見て見ぬふりします。

ところ変われば出る虫も変わるもので、今日はイタリアとドイツの虫事情について書いてみたいと思います。




※殺虫剤は飛行機に持ち込みも預け入れもできないので、イタリアには持って行っていません。持ち込みたいのはやまやまなのですが。


まずはドイツ

実はドイツ。結構、北の方にある国なんですよね。

日本の最北端は北緯45度くらいですが、ドイツは最南端の町でも47度なので、

ドイツは日本と被ってもいないほどの北の国


なのです。

ドイツは北部より南部の方が雪が多かったり寒かったりするのは、標高のせいかなと思います。

まずはそんなドイツで私が見たことのない、日本ではメジャーな虫。

私が「見なくて嬉しいな」と思う順にランキングでご紹介します。


嬉しい堂々の第一位

それは

ゴキブリ。


さぁ、みんなでドイツへ移住しましょうか~。笑

海外との接触が避けられないこのご時世、ドイツにゴキブリが全く侵入していないとは思えませんが、とにかく見たことがありませんでした。

きっと、どこかにはいると思いますよ。飲食店とかね。

会社や学校、新旧様々な家に住みましたが、見たことがありませんでした。


見なくて嬉しい第二位

蚊ですよ、蚊~!

夏に蚊がいないなんて、なんて快適なんでしょうね~!

ドイツでは夜、耳元に来る蚊に睡眠妨害をされることもなく、何日も痒くて跡が残るなんてこともないんですよ~!

しかしドイツも年々夏の暑い日が増えているせいか、私がドイツに住んでいた最後の夏は2~3匹見ました。

でも、何か動きがとろくって、すぐにバチンと確保できましたし、刺されたことは一度もありませんでした。

ひょっとするとこれからドイツでも夏に蚊が出るようになってくるかもしれませんねぇ・・・。


見なくて嬉しい第三位

ムカデです。

気持ちは第一位(タイ)なのですが、日本でも私は刺されたりなど未だ被害にあったことがないので、第三位になりました。


見なくて嬉しい第四位

カメムシ。

地味に嫌いです、カメムシ。でもドイツでは見ませんでした。カメムシが好む果樹が少ないのか、気候のせいなのか。どうなんでしょうね。


続いては、ドイツでは日本よりも出現率が高くて嫌だった虫たちをご紹介します。


気持ちが悪い!第一位

巨大ナメクジ。

都市部では見かけませんでしたが、ちょっと田舎に行くと凄まじかったです・・・。


ポチと初めてデートした時の事です。

ドイツの古い建物が残っている、まあまあ有名な観光地に夜ごはんを食べに行ったんですよね。

お食事の後は「ポチは私に気があるのだろうか、ないのだろうか・・・」なんて探りながら、あてもなくぶらぶらと散歩をしていました。

中心地は外灯などがあって明るかったのですが、少し離れると真っ暗でした。

両脇に果樹園のようなものがある道を通って街の中心へ戻ろうとした時でした。

あまりに暗いので携帯のライトで道を照らしたら・・・・!!!!


レンガ色のぶっといナメクジがびっしり!泣

衝撃の光景でした。

焦ってテンパる私を見てニヤニヤと嬉しそうなポチ。

ここぞとばかりに、どさくさに紛れてスキンシップを試みる私。笑

いやぁ、懐かしい。

その他にも、スイスの山で夏の休暇を過ごしていた時。雨が降ると道中に奴らが出てきていて、最低でした。


どうにかしてよ…第二位

ハエですね。ハエ。とにかく多いし、大きいやつはデカすぎる。

夏、日中に窓なんて開けようもんならすぐに入って来ますよ。

経験上、夕方に窓を開けていると、わりと出て行ってくれます。

ドイツの窓には基本的には網戸がないのですが、網はドラックストアなんかで売っていて自分で設置できるんです。

網を付けると大きな虫は窓からは入ってこなくなりますが、コバエはその網をもすり抜けて入ってきていました。


どうにかしてよ…第三位

蜂です。

ドイツの夏はWespeと言って2cmくらいの大きさの蜂が凄いです。日本語訳を見るとスズメバチとなっています。

パン屋やケバブ屋ではこの蜂とハエが売り物のパンやケバブの具にたかりまくっています。ドイツ人は気にせず買っています。

ドイツの夏は気候が良いですから、オープンカフェやレストランが人気で、みんな外の席に座って飲食をします。でも、もれなく蜂つきです。

さすがはドイツの蜂。どうやらビールがお好きなんですよ。なのでビールはコースターの上に置くのではなく、コースターをビールのグラスの上にのせてふたをしたりします。

手で振り払おうとしたり、キャーキャー言うドイツ人はいません。みんなとにかく無視しています。この蜂、刺す系の蜂なんでね。

因みにHummelという蜂もよく見かけるのですが、こちらは刺さない丸々とした姿がとても愛らしいです。日本訳はマルハナバチだそう。


危ないぞ!第四位

マダニです。

私はまだ出くわしたことはありませんが、ドイツでマダニに刺されたことがある知り合いは何人かいます。

マダニは皮膚に頭を突っ込んでくるらしいじゃないですか。それだけでも怖すぎなのに、刺されると感染症になったりもするとか。

自分で抜こうとすると頭だけ皮膚内に残ってしまうらしいので、病院に行って取ってもらわなければいけないそうです。


ちょっと面倒…第五位

テントウムシです。

ドイツではラッキーアイテムとして人気のてんとう虫ですが、気温が下がってくると越冬するために家の隙間なんかに入ってくるんですよ・・・。

つぶしちゃったら結構なにおいもするらしく、地味に嫌な虫でした。


以上、ドイツの虫事情でした。


そしてイタリア

イタリアって、南国のイメージがありませんか?

でも実は北部のミラノは札幌より北にあり、

シチリア島なんて東京とほとんど変わらないんですよ。

九州なんて、もうアフリカ大陸の域ですからね・・・。

日本のほうがよっぽど南国なんじゃないでしょうか。

では北イタリアで見なくて嬉しい虫をご紹介します。


見なくて嬉しい第一位

Gですよ。ゴキブリ。

ドイツでGを見なかったのは気候のせいかな(寒いからかな)と思っていましたが、イタリアって暖かいイメージじゃないですか。なので意外でした。

絶対どこかにいそうな気はしますが、とにかく見たことがありません。

私の住まいは北イタリアなので、夏は暑いけど冬も厳しいというのが多少影響しているだろうとは思います。


見なくて嬉しい第二位

ムカデかなぁ?

ムカデって湿ったところが好きでしょう。ドイツはイタリアは夏も乾燥していますからね。ひょっとしたらそういうことも関係しているのかな?


イタリアで見なくて嬉しい虫は今のところこの2つくらいでしょうか。ドイツ生活と違い、イタリア生活はまだまだ浅いので、そんなことも関係しているかもしれません。

次はイタリアで見る嫌な虫を紹介いたします。


嫌な虫第一位

ハエ(ウジ)です。 ハエは多いです。ドイツと同じくらい多いです。

でも不思議なのが、街中のお店では見なかったような気がします。

ウジは・・・もう、、、ここではノーコメントで。詳しくはこちらでどうぞ。。。


嫌だな第二位

カメムシです。茶色の大きなカメムシが出ます。

ポチが言うには「昔はいなかったけどアジアから入って来た」のだそう。

なんでも、イタリアでもアジアから入ってきた外来種のせいで在来種がいなくなったりしているそうです。

なんとなく欧米原産のものは何でも強いイメージがありましたが、外来種のせいで~というのは日本だけではないんですね。


嫌だな第三位

蚊ですね。

蚊は日本の方が多いし、日本の蚊の方が刺されたらずっと痒いので第三位になりました。

イタリアでは、日中はそうでもないのですが、蚊に睡眠妨害はされます。

うちは冷房がないので(というかドイツや北イタリアで冷房がある住居はまだまだ少ないです)、夏の暑い夜なんかは窓を開けずには寝られません。

体温が高くてO型の、寝る前に足を洗う習慣のない鴨が隣で寝ていますので私は刺されはしませんが、気持ちよく寝ている時に耳元にプーンと来られるとやはりイラつきます。

あ、因みにイタリアには意外にも蚊取り線香が売っているんですよ。ドラックストアなんかであの緑のグルグルが手に入ります。いつか買って試してみましょうかね。


でも私のお気に入りはこの伽羅の香り効きめ最強
アース渦巻香 蚊取り線香 プロプレミアム【アース渦巻香】


まとめ

まあ虫さんたちも必死に生きているのだから共存していくしかないんでしょうが、仮にも新しく開発された殺虫剤が凄すぎたり思わぬ天敵が現れたりしてゴキブリが絶滅危惧種とかになったらどうなるんでしょうかね。そうなったら今度は保護するんでしょうか・・・。

全部人間の勝手ですが、嫌いなものは嫌いです。あちらの方々も別に人間のことを特別好きではないでしょうけどね(シラミ、蚊やダニなどは除く)。

私は特に好きでも嫌いでもありませんが蝉はドイツにも北イタリアにもいませんでした(南フランスにはいました)。 鳥のさえずりなんかは聞こえますが、ドイツや北イタリアの夏は日本の夏に比べるとそれは静かなものですよ。

夏に日本に電話なんかして蝉の声が聞こえた時には「日本の夏ってそんなにうるさかったんだね!」と驚いたものです。ポチも夏を日本で過ごした時は「蝉の声が凄すぎて目覚まし時計いらなかった・・・」と言っていました。

日本はまた厳しい夏が来ますが熱中症などならないようお気をつけて。


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kuroyagisan

何が起こるかわからないのが人生

私は今まで人生を計画的に送ってきた方ではありませんが、今回に限っては本当に予測もつかず、突然で割と茫然としています。

こんな未曾有の事態でも対応して行動できる方々もいらっしゃって、尊敬します。

何の運命なのか、命を落とされてしまった方々やその関係者の方々は、さぞかし無念でしょうとお察しします。

遠距離、再び

同棲をする前、ポチとはずっと遠距離でお付き合いしていました。

ポチとの遠距離話

会う頻度は月1の時もあれば、半年会わないこともありました。

WhatsAppと言って日本で言うLINEのようなチャットアプリで、連絡は毎日していたと思います。

日時を決めてテレビ電話をする日もありました。

3~4年を過ぎた頃には全てが日常化してきて、ときめきも忘れ、一体何年付き合っているのかすら数えられなくなってきました(これはただ単に私のおつむの問題かもしれませんが)。

チャットで連絡をとるのは全く苦ではありませんでしたが、テレビ電話は時間の束縛があり、あまり好きではありませんでした。

ポチがたまに「実際に会わないで、こんなテレビ電話とかやっぱり何か違う!」とぼやくので、

「じゃ、イタリア行くわ」

と、一緒に住んでみることになりました。

今思えば我ながら行動力があったというか、なかなか無謀だったなと思います。

一緒に住み始めた当初は、それまでほぼ一人で自分の好きなように暮らしていたもの同士だったので、お互いにストレスも感じていました。

多少、小競り合いましたよ。

「そりゃ、一人じゃないんだから。一人で住んでいた時のように100%自分の思う通りには行かないよ。」と私が言った時くらいから、どうやらポチは二人暮らしに妥協し始めたような感じがします。

慣れるのにそう時間はかかりませんでした。

お互いのリズムをつかみ、まあ仲睦まじく?暮らしていました。

そのまま平穏な日々が続くと思っていたのも束の間。

遠距離は再び、突然訪れました。


遠距離の緊張感

同棲をする前と、同棲を経験後の遠距離恋愛。

全然違います・・・。

今回は緊張感が

全くもって、ない。

毎日会っていたから、毎日連絡を入れる習慣もなくなっていたので、3日ぶりに連絡するとか、ざらにあります(3日以上連絡し合わないこともありませんが)。

ポチポチとメッセージを書くのが億劫で億劫で・・・。

時差があって面倒だし、化粧するのも面倒だし、「テレビ電話しよう」の「テ」の字も出ません。

「イタリア人彼氏って、毎日電話してきてくれて愛を確かめ合うんじゃないの??」なんてそんな雰囲気、皆無です。

ポチが今何をしているのかなとか、あまり気にならないんですよねぇ。

昔だったら、「今日はだいたい何時から何時までが仕事だから・・・」と把握していたにも関わらず、今はポチがいつどこで何をしているのかよく知らないし、そんなに気になりません。

仕事してるかネットサーフィンしてるか、そんなもんだろ。みたいな?

既読スルーされていても、「まあ、今は返事をポチポチ書く気が起きないんだな」と寛容です。

不思議ですね。

ま、返事はそのうち絶対に返ってくるとポチの性格がわかっている故の余裕か?それとも油断か?

まぁ、イタリアは外出禁止令が出ていたので、外で浮気をしている可能性がほぼほぼなかったというところは心理的に大きかったかもしれません。

あ、イタリアがロックダウンした直後に1回だけ「同僚(女)とスカイプで話しながら一緒にピザ作ったー」とメッセージが来た時は、さすがにイラっとました。

へぇ、私には「顔が見たいな・・・♡」とか全くないくせに、同僚とはわざわざテレビ電話かけて遠隔で一緒にピザ作るのねぇ・・・。


これからどうなるのかな

ポチに「私が居なくて寂しくなーい?」と訊ねてみました。

答えは、、、、


わたしが居なくて

とっても快適!

だそうです。


半分冗談で、半分本心だと本人は言っていました。そりゃあねぇ、あーだこーだ言う人がいなくて自由でしょうけど、もうちょっとねぇ言い方ってものがねぇ・・・・。


まあ、私もあの3月4月の外出禁止の期間をポチとアパートに2人で缶詰とか、息苦し過ぎて耐えられなかったと思うので、たまたま離れ離れの状態でお互いの自由空間が守られることになり良かったのかもしれません。

私が今度いつイタリアに戻るか目途は立っていません。

ブログのタイトルになっているように、私は別にイタリアが大好きで住んでいたわけではないので、「早くイタリアに帰りた~い!」という気持ちは全くないのですが、ポチに会えないのは少々問題です。

私が何かアクションを起こさなければポチとは今まで通りに続くだろうとは思います。

ただ、加齢は待ったなしですからねぇ・・・。私の年齢の事を思うといろいろ考えてしまいます。

私の好きなドイツのコメディアンのコントですが、毎日こんな気持ちです☟



☟適当な日本語が思い浮かばないので、だいたいの訳です。

コチコチコチコチ・・・

コチコチコチコチ・・・・

「プレッシャーかけないでよ・・・」

「40歳なんて・・・、結局は新しい30歳でしょ!」


妊婦や子供が通る度にコチコチ聞こえるので驚くも、自分が子供を産める残りの時間が迫っているのを認めたくない。でもコチコチは後ろで搬入されている時計の音だったというオチです。

あ、私は40歳は40歳だと思いますけどね。30歳に戻られたらどんなに良いかとは思います。


【追記】
後日ポチが急に

「ぼくは君がどうして一回も『ビデオ通話しようよ』とか言わないのか考えているだけど・・・」

とか言ってきました。


いや、お前もな。

(あっ。「そう言うあなたもね。」)


ということで、今回初めてスカイプで話しました。

めでたしめでたし。


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ITALIA


ドイツに住みだしてから最初の半年はよくナンパされました。


詳しくはこちら↓


しかしナンパ男と言えばイタリアの方が有名なんじゃないでしょうか。

日本ではイタリアに対して誇大妄想を植えつけられているところがあるなと思いますが、実際はどうなんでしょう。

南イタリア

イタリアの男性は女性に声をかけるのを礼儀だと思っているとか、巷ではいろいろ言われていますね。

私が母と南イタリアを旅行した時は、確かに複数の男性が声を掛けてくれました。どちらかと言うと、私たち日本人が植え付けられているイタリア人像に近い印象でした。

旅行なので私はジーンズにTシャツ、スニーカーという出で立ちで、顔もスッピンでした。

レストランに入ればウエイターの人が「キスしていい?」と聞いてきたり、勝手に私の手を取ってキスして去って行ったり。

道ゆくおじさま方も「bella!(美しい!)」と言ってくれました。

ただこれはナンパではなく、挨拶の感覚です(たぶん)。

言葉ができれば、ひょっとすると「今夜時間ある?」くらい言ってもらえたかもしれませんが、お店の方々は女性客へのサービス、道行くおじさま方からは、何か近所の人に「こんにちは」と挨拶をしなければいけないように、女性には誰に対しても「bella!」と言わなければならないといった義務感のようなものを感じました。

ナンパとは多少話が逸れますが、カプリ島で青の洞窟を観光したときに、洞窟に入った途端に船頭さんに引き寄せられました。洞窟に入る前から、何か構ってほしそうにちょっかいを出してくるのを鬱陶しいなぁと思い無視していたんですが・・・。

私は限られた時間の中で映える写真を撮りたいのに邪魔をされてイラッとしましたが、船頭さんは何を期待していたんでしょうかね。例え1回キスが成功したとしても、何の得にもならんだろうに。迷惑極まりない。

ということで、

わたしが南イタリアでナンパされたことはありません!ゼロです、ゼロ。


「イタリアで男性に声を掛けられなかったら女として終わっている」なんて失礼なことを言う人もいますが、そんなことはないですよ。

男性が声を掛けやすいシチュエーションとか、いろんな条件があるんですよ。


北イタリア

さて北イタリアは・・・日本の男性とほぼ変わらず、少しはドイツ人を見習って欲しいなと思っています。

というのも、北イタリアに住んでいて北のイタリア人男性は赤の他人に対する「レディーファースト」という概念が全くないように感じているんです。日常の、ほんのちょっとしたことなんですよ。

例えば、電車とかで降りるときになんかの「お先にどうぞ」みたいなのとか、些細なことなんですけれど、ドイツでは当たり前にあることがないんですよねぇ。

詳しくはこちら↓


なんだろう。電車の中の手動のドアとか、一応、続くの人の為に開けていてくれるので、全く気遣いがないというわけではないのですが、

そもそも北イタリアの男はあまり目を合わせてこないんですよ・・・!

目を合わせないことには微笑みかけることすらできないじゃないですか。

こういう意外とシャイなところ、北イタリア人はもう「ラテン系」の枠から除外した方がいいんじゃないかとすら思います。

ドイツの方がよっぽどフランクで積極的ですよ。

街を歩いていて、黒人さんにはよく「チャオ」と声を掛けられます。関わりたくないのでガン無視ですが(いや、「チャオ」くらい返事してあげるべきなんでしょうか??)。

でも彼らも、「私に声を掛けたくて掛けている」というよりも、暇だから誰彼構わず「チャオ」って言っているように見えます(ハッ!!アフリカって太った女性がモテるって言いますよね・・・)。

ポチに「黒人さんはよく声かけてくるけど、イタリア人には変なおじさんに『ニーハオ』って言われる以外に声かけられないんだよねぇ」と話すと、「ん〜」と考えた後に・・・

「イタリア人は用心深いからね」

と言っていました。

イタリア人って用心深いの?

ま、確かに保守的ではある気はしますけどね。

ということで、わたしがイタリアでイタリア人からのナンパされたことは悲しきかな(?)今のところゼロです。ナンパされまくるどころか、1回もされたことがありません。

年齢もあるかもしれませんが、ドイツでの方がよっぽど声かけられました。


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Unterwäsche

2日以上同じパンツを履く米国人が45%

ちょっと前にアメリカ人の約半数が同じ下着を2日以上つけているというニュースが話題になっていましたよね。

そのうち13%は

1週間以上同じ下着を洗わずに履き続けると・・・。

日本では奇声が聞こえてきそうな交換頻度ですね。ははははは。


海外在住日本人の私は

まず日本人の私の話ですが、日本から出たことがなかった頃は普通というか、まあまあ綺麗好きな方でした。一度脱いだ靴下や下着をつけるのが嫌で、プールに行くときは必ず新しい下着と靴下を持って行ったものです。

そんな私も、ドイツに住み始めてから変わってきました。

最初に住んだ家には洗濯機がなく、コインランドリーも徒歩圏内になかったので、洗濯物は週末に手洗いをしていました。

シャワーは毎日浴びて、髪も洗っていました。

まずは、洗濯するのが大変で自然と下着は3日に1回くらいしか換えないようになりました。パンティーライナーを換えればいいや、みたいな感じで・・・。

シャワーを浴びたら、パンティーライナーだけ付け替えて、脱いだ下着をもう一度つけるんです・・・。

いつ頃からか、そのうちシャワーも毎日浴びなくなりました。

ドイツでは陰部は寝る前に陰部用のウェットティッシュで毎日拭いていました。ベットには「綺麗な体」で入りたいので、足と顔も必ず洗いました。

イタリアでは寝る前に必ずビデで陰部と足を洗います。顔は普通に洗面台で洗います。

現在は、シャワーは2日〜4日に1回くらい。髪の毛を洗いたい時や、顔と陰部と足を別々に洗うのが面倒な時に浴びます。

よっぽど目に見えて汚れない限り、新しい下着に交換するのはシャワーを浴びた時(髪の毛を洗った時)です・・・。

出会ったばかりの日本人や、海外生活がまだ浅い日本人には言いませんが、仲の良い友達には「シャワーは毎日浴びてない」「時短になって良いよ」と公言しています。

あ、下着を換えていないことまでは言っていないかもしれませんが・・・。

因みに、こんな私でも日本に帰ると不思議と毎日シャワーを浴びるし下着も毎日替えます。

郷に入れば郷に従えってやつですかね。まあ気候が全然違うというのもあるとは思いますが・・・。

余談ですが、ロングで海外にいる割に髪の毛が痛んでいないと美容室で言われるのは、髪を毎日洗わなくなったからだと勝手に思っています。ただ、頭皮はなぁ・・・。


イタリアでの洗濯は週末に

天気が良くても平日の午前中に洗濯機を回すとポチが嫌がるので、洗濯は基本的に週末にします。

というのも、平日の日中は電気代が高いので、緊急性がないのに洗濯機を回しているとポチからぶつぶつ言われるんです(小さい男め)。

私たちが住んでいるところでは、平日の19時から翌7時までと、土日が電気代割引の時間になっています。

私は、もともとどちらかと言うと潔癖なので(どの口が言う?笑)、自分の洗濯物とポチの洗濯物は別に洗います。

ドイツで暮らしていた時は、白物と黒物と色物で分けて洗っていました。ドイツにはそれぞれ専用の洗剤もありますしね。白物用洗剤と、黒物用洗剤と、色物用洗剤と、手洗い用洗剤とか、いろいろあるんです。

イタリアでは、まぁ私1人の生活ではないので、色別にはせずに妥協して全部一緒に1回で洗います。自分の洗濯物の洗濯時間は、ざざっと40分から1時間くらい。水の温度は30か40度です。

ポチの洗濯物は3時間かけて、しっかりと洗います。1回60度で洗ったら、黒のセーターが緑色になってしまい、他の色物も随分と暗い色になってしまったので、40度で洗うようにしています。


洗濯物を別にする理由

シャワーを毎日浴びない日本人が、イタリア人彼氏と洗濯物を別にする理由は、一応あるんです。

ポチの洗濯物と私の洗濯物を2〜3度一緒に洗ったことがあるんですよ。

そしたら、一つのブラジャーがとてつもなく臭くなったんです!

洗いたてなのに、生乾きの臭いというか、どう考えても雑菌が原因で発生する臭いですよ。

その後、何度洗っても臭いが取れず、半ば諦めていましたが、お湯と重曹のつけ置き洗いで救われました。捨てずに済んで、普通に使えています。

そんなこんなで別に洗うようにしています。大体ね、ポチは洗濯物に対する知識が浅すぎるんですよ。


先日ポチのしたいように洗濯させてみたんです。

日曜日、お出かけしている間に洗濯機をタイマーで回して、帰って来る頃に終わるようにしていました。それで、夜干して、翌朝外に出すという・・・。

うちは普通の洗剤に加え、99,9%のバクテリアやウイルスを除去できるとかいう洗剤と重曹を毎回入れて洗います。

それなのに、

翌朝起きたら既に生乾きの臭いを放っていましたよ。

お天気が良く太陽もガンガン照っていて、普通なら十二分な時間、このクサイ洗濯物を直射日光に当てましたが、臭いは残りました。

ポチは私がいないと、このやり方で3日くらい外に出しっぱなしにしていたみたいです・・・。あほちゃいまんねん、ぱーでんねん。


ポチの下着交換頻度

そんなうちのポチ、シャワーはもちろん毎日浴びません。一体どれくらいの頻度で浴びているのか把握していませんが、「毎日シャワー浴びるなんて肌にも環境にも悪い!」と本気で言っているような人です。

下着の交換頻度は、たぶんシャワーの頻度と比例しているのではと推測しますが・・・。

先日ポチの洗濯物を干しながら数えてみたら靴下が24足ありました。それに対して下着は6枚!!!下着交換頻度は4日に1回といったところでしょうか・・・。

それで、こんな会話をしました。

クマ「君、24日も洗濯してなかったんだね」
ポチ「なんで?」
クマ「だって、靴下24足あったよ」
ポチ「はははは、じゃあ24日以上だよ。だってぼく、たまに靴下何日か同じの履いてるから

え?

ってことは、例えば1足を2日履いたとして48日・・・・。48日に対して下着が6枚・・・。

毎日チェックしたわけではないので、あくまでも仮定の話ですが、

アメリカ人の「1週間以上履き続ける」という13%にうちのポチも当てはまっている可能性があるの・・・?

流石にちょっと汚いと思う・・・。しかも湿って日頃のパフォーマンスとか低下しそう・・・。

何か脱却できる方法を考えよう・・・。いやでもこういうのって本人に改革の意思がないと難しいですよね・・・。

因みに箪笥の中を数えてみたら、うちにポチのパンツは18枚、靴下はなんと全部で60足ありました。ボロいやつなんか捨ててやる・・・(でもゴミ捨てはポチの担当だからバレずにしれっと捨てられる自信はない)!


【関連記事】
日本の常識は世界の常識では、ないみたい・・・。


ほぼほぼ文句ないですよ。


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nampa

時代ですね

ドイツの街中で男性に声を掛けられたら、もしかするとそれは・・・

ユーチューバーのネタにされているだけかもしれませんよ。

10年くらい前までは、ナンパも”純粋”な目的の為だったと思うのですが、最近はYouTubeにあげてお金を稼ぐ為というヨコシマな輩がいるようです。

自称デートコーチ

ポチがテレビの画面でYouTubeを再生したまま出かけてしまいました。自動再生で流れるがままにしていましたが、なんとも興味深いものが再生され始めました。

投稿者は自分のことを、いちゃつきトレーナー&デートコーチと称しています。笑

ほう!どんなテクを披露していくれるのかと、思わず手を止めて見てしまいました。

私、YouTubeって最近あんまり見ないのでよくわかりませんが、46000以上のチャンネル登録数って多いほうですか??

このYouTuberはどうやったらナンパした女の子をお持ち帰りできるか指南しますという趣旨でやっているみたいです。

YouTubeに上がっているのは成功例で、失敗もたくさんしているとは思いますよ。ただ、声を掛けられてそのまま家に行っちゃう女の子もたくさんいて、凄いなと思います。

初対面の人の家に上がるという警戒心のなさも驚きですが、私なら予定外に人前で脱げませんよ。例えば、パンティーライナー捨てるとか毛の処理とか、いろいろあるでしょ!笑 

みんな、いつでもOKな状態なんですか?それとも、細かいことは気にしないんですか?

声を掛けられた日は時間がなかったのでデートを取り決めて、その1回目のデートで家に行っちゃうという人は結構いました。まぁ、こちらはそれなりに心も体も準備してから挑むんだとは思いますが。

女の子の日だけどそれでもいいなら、という人もいました。信じられない。


毛について↓


ドイツ人は比較的軽い

ドイツ人って、1度きりとか、愛なしでの体の関係を持つハードルが低めのような気がします。

私の同居人に、毎日ディスコに出かけていて今までに寝た女の子は100人以上という人がいました。

本当に毎日違うドイツ人の女の子を連れて帰って来ていたので、100人以上というのは全く嘘ではないだろうなと思います。

病気とか怖くないんですかね?帽子かぶせれば大丈夫?

その同居人の彼はオーバー30でしたがドイツ人ではなくムスリムです。

「あ〜今日6回したけど、まだしたーい」と言っているような、一夫多妻制も納得の絶倫具合でした(彼の実家はお母さん1人で一夫多妻は別にみんながみんなそうではないと言っていましたが)。

イスラム教徒の人たちは1日に5回お祈りをしますよね。

彼も、携帯のアプリがいつも「お祈りの時間ですよ〜」と知らせてくれていましたが、汚れた体ではお祈りしてはならないそうで、毎回シャワーを浴びて清めるのが面倒で最近はお祈りをしていないと言っていました。

敬虔なのかなんなのかよくわかりませんね。

シャワーも、浴びればいいというわけでもないそうで、清める時の浴び方があるそうですよ。

本意か不本意か

さて、今日のテーマのYouTubeのチャンネルですが、いくつかのビデオには年齢制限が設けられています。

制限のあるものとないものの差が私にはよくわからないのですが、ナンパ指南のビデオや、実際のナンパの一部始終が「2時間で『ノー!』から『フ★☆★ミー』まで」のような刺激的な題名のビデオが上げられています。

「知らない若い女の子を30分以内に『ハーイ!』からセ☆★☆まで」というビデオは現時点で100万回再生されていました。

投稿してあるビデオでは、やる気満々で家に行く女の子と、めちゃくちゃ嫌がる女の子と、優柔不断というか動揺している女の子と、大きく分けて3パターンいました。

ビデオの中では、嫌がる女の子達もあの手この手で言いくるめられ、結局最後には連れ込まれていました。

ナンパされた女の子たちの顔や姿は全くわからないように編集されていますが、

連れ込まれた部屋での会話も録音・公開されていますからね。

投稿者はいつもずっとニコニコしていて、嫌がる女の子もうまいこと操作して家に連れ込んでいるつもりでしょうが、見ていて強引で凄く感じが悪いです。

別に大したイケメンでもなく、フツメンの男ですよ。気分の悪いビデオを見てしまった今は、彼のドヤ顔に嫌悪感すら覚えます。

まぁね、それでも可愛いねとか美人だねとかは言われたら、そりゃ誰でも嬉しいでしょ。

二十歳そこそこで彼氏がいなくて、自分のこと可愛いだとかセクシーだとか言ってくれる人が現れたらそりゃ確かにちょっとは心が揺れるかもしれません。

やる気満々で家について行った女の子たちはお互いに楽しんだんでしょうし問題ありませんが、気になるのは不本意にも連れ込まれてしまった女の子たちです。

連れ込まれる前はあんなにいちゃいちゃされていたのに、1回終わったら音信不通なのかなぁ。「どうしてあんなことになっちゃったかな」と後悔してしょんぼりしていないかなと、他人事ながら心配してしまいます。

ターゲットの女の子たちですが、ドイツ人だけでなくドイツ語があまり得意ではない外国人も標的になっていました

友達と一緒だからと侮るなかれ。2人組にも声をかけていました。

同じようなことをやっているYouTuberは他にもいると思います。

ビデオを見ていると、よく「まずはさりげなく手を握って〜」とかどうやって女性と体のコンタクトを取っていくかとか説明していて、

「ほらほらほら!出会ってすぐ触ってくるのはそういうのが目的でしょ!!!」

と再確認しました。

↓ここに書いています!!



日本人の女の子には「日本でその状況になった時に自分はどうするか」というのを考えて欲しいです。

YouTubeのネタにされていても別に気にならないしアバンチュールを楽しみたいし、という方は構いませんが、そうではない人はこのような異常な状況をとっさに回避するよう自決力を持って欲しいなと思います。

私が書いた記事を読んで下さった、面倒なことに巻き込まれたくない日本人の女の子たちは、前情報もあることですし、冷静に対応できると思います。

どう対応するかと言うと、

(愛想悪く)立ち去る。

これに尽きます。

ま、「君、可愛いね」と言われたら、ニコッとして「ありがとう」くらい言うのはいいと思いますけど(逆ギレされたら怖いから)、それ以上は言葉を発する必要はありません。

無視しても大抵は質問を重ねてきます。それに答えた瞬間から主導権はナンパ男へ。相手の思う壺です。

「今、マジで時間ないの!」と言っても「わかった。じゃあ電話番号だけ教えて!」と言われます。

因みにこのナンパビデオを編集しているのは、なんとこのYouTuber男の彼女だそうですよ。世の中にはいろんな人がいますね。おったまげ〜。


上級者の断り方

うざいナンパ野郎にはこんな方法も↓
(ビデオの下に訳を載せますね。)




意訳ですよ。

男・女「はははは!」
男「番号教えてよ。そしたら今度また会えるよね!」
女「えぇ、もちろん!」
男「オーケー」
女「0172 548 29 16 6 23 3 3 3 3 13 23 576 などなど・・・ふふん」
男「・・・・・・・」


まず、電話番号が長すぎるんですよ。3が続いたところで男性が「えっ?えっ?」となっていますよね。最後の「などなど〜」で本当の番号ではないということが明確になっています。

まぁこれはフィクションですが、ナンパ男を余裕でかわしているところが清々しいですね〜。


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planzo

人それぞれ・・・だと思いたい

在イタリア10年強の日本人のお兄さんと話す機会がありました。

大した話はしていなくって、覚えている内容と言えばこれのみ。

「え?イタリア人の彼がいるの?やめといたほうが良いって〜」

「イタリアの男は本当に浮気性だからねぇ」

「浮気できない男は、ダサくてモテない男だけだよ〜」

ガーン・・・(´Д` )

もうね、何か男性の声ってリアルで、ショックすぎて・・・。

だってほら、男性って男同士で結託しているじゃないですか。絶対なんか男同士の秘密ってあるんでよ。コソコソしやがって。ちっ。

まぁ、「これ絶対言っちゃダメだよ」なんて言いながら言いふらす口の軽い女性もどうかと思いますけど。


連絡の頻度の高さ

さすがはイタリア人。よく喋るというか、束縛が強いと言うのか・・・。

ポチの同僚のイケメンA君が仕事の関係でウチに1泊したんですよね。

「今仕事終わったところ」
「今から夕食だよ」
「今食べ終わったよ。食べたものはねぇ・・」

彼女から電話が掛かってきているのか、それとも男性の方が掛けているのかは定かではありませんが、頻度の高さに驚きました。

人の家にお邪魔している最中に、わざわざ電話しなきゃダメなことなのかなぁ?

いや、別にこちらは全然構わないんですけどね。

テレビ電話(?)ではポチと私も登場し、その同僚A君の彼女に挨拶させられました。

これって、監視ですよね。違いますか?

翌日、この彼女からポチに電話が掛かってきました。ポチは仕事を終え、A君と別れて帰宅していました。

彼女「A君と連絡がつかないんだけど、君たち今どこにいるのよ。」

私、ポチと連絡取れないからって、A君に電話するかなぁ?「仕事終わった?まだ一緒にいる?」くらいLINEするかなぁ??


ドイツでのイタリア人留学生

ドイツに留学しているイタリア人って結構いて、私が知っているというか喋ったことのあるイタリア人留学生は見事に男性ばかりでした。

私の周りにいたのは、たまたまでしょうが、みんな全然チャラチャラしていなくって、優しくて柔らかい雰囲気のイタリア人男性ばかりでした。

面白いことに、このイタリア人留学生(男)のみなさん、

もれなくイタリアから彼女が付いてきていました。

ポチ曰く、料理を作ってあげるとかは建前で浮気しないかどうか見張る為だそうです。

なんというフットワークの軽さなんでしょう。

そんな中、一人だけ単身のイタリア人の男の子がいましたが、変な日本語が書いてあるTシャツを着ていたりしていて、確かにモテなさそうではありました。

因みに、SNSの写真が本人一人の写真じゃないイタリア人男性、多いです。彼女とか家族(奥さんと子供)と一緒の写真が多いです。

それ見る度に「虫除けだ・・・きっと強制されてるんだ」と勝手に思ってしまいます。


ただの愚痴です

うちのポチは・・・おそらく、どちらかと言うとモテないタイプだと思います。

だって、イタリア人のくせに無口だし、私に指一本触れてこないし、私が「この人・・・ひょっとしたらゲイかもしれない」「いやでもゲイだったらもっとお喋りでいろいろ私にツッコミを入れてくるはず・・・」「何か身体的に問題があるとか・・・」なんて思っていたくらいですから。出会った頃の話ですけどね。

残念だとは思いますが、幸運だと思うべきか・・・

正直言って複雑です。

今のところ、浮気はされていないとは思います。根拠は、なんとなく怪しいところがないから。完全に、単なる勘です。

ただ、その代わり、もの凄くイラッとモヤッとすることがあります。

それはポチが私の存在を隠すこと。


女性の同僚が来ました

今まで、私が留守の時間に自宅に男性がやってくることはあったんですよね。滞在時間はたぶん、30分とかそんなもんだとは思いますが。

どうやら人によって隠し度合いが違うようですが、ある日は私が帰宅した時に、いつも玄関に置いている部屋ばきが隠されていて、ちょっとショックでした。

先日なんて

「金曜日に女性の同僚を昼食に招待したいんだけど・・・

君はアウトレットにでも行ってきたら?」

なんて言われました。

はぁ!???

この同僚、会ったことはありませんが名前は知っています。向こうも私の存在は知っているみたいです。ポチに電話が掛かってくると、デカい声とテンション高い喋り方で「あ、あの人だ」とわかります。

私は正直ご一緒するのは嫌だったので「え〜ママのところで食べなよ〜」と言ったら、「君がママのところで食べればいいんじゃない?」と返ってきて、頭おかしいんじゃないかってブチ切れしそうでした。

結局は、私がその同僚が来ている時間、外で暇を潰すということで同意しました。

昼食は13時くらいから14時半くらいまで、それから仕事に戻るということだったので、私はだいたい15時頃に帰宅すると約束していました。

15時1分に「外に出ました。どーぞお帰りください」というポチのメッセージを受け取りました。家に戻ると・・・ん?様子が変。

人にやられるのってイラっとするので、部屋ばきは出かける前に自分で靴箱へ入れておきました。

私は家に帰ると一番に手を洗いますが、手を洗いながらふと横を見ると・・・、

ここ2ヶ月は使っていない私のハンドクリームがなぜ洗面台の横にあるんでしょうか???

もともとハンドクリームを置いていた場所をふと見ると昨晩綺麗に並べたはずの化粧水や乳液が乱れている!

寝室に行って部屋着に着替えようと思ったら、入り口入ってすぐのいつも置いている場所に・・・ない!!物干しに干しっぱなしのシーツはそのままなのに!!

リビングにあった私の物が消えている・・・!!!

速攻連絡を入れました。

クマ「ねぇ、私の化粧水で何したの」
ポチ「別に何も壊してない」

クマ「いや、私の化粧水で何したのって質問してんだけど」
ポチ「どかして戻しただけだよ」

クマ「なんでどかす必要があるんですか」
ポチ「だって、じゃないと同僚の女の子にいろいろきかれるじゃん」

はぁ、なるほど。

アウトレット行ってポチのカードで散財してくればよかった。

だいたいね、一言私に言えばいいじゃん。こういう理由があって、片付けて欲しいなって。


そんなやりとしをしていたら追い討ちをかけるようにポチのママが来ました。

ピンポーン!ピンポーンピンポーン、ピンポーン!

ママ「ポチいるぅ〜?」

私「 い ま せ ん !  


子供のしつけか

ママが帰ってから、ポチがやっと帰宅しました。しばらくはムスッとしたまま様子を見ていました。

どうも、私の機嫌が悪いことは察しているようです。でも謝ってはきません。なんとか日常会話をしようとは試みているようです。

ポ「で、今日君は何食べたの?」
私「ジェラート以外何も食べてないよ」

ポ「お昼ご飯は何食べたの?」
私「だから、ジェラート以外に何も食べてないって言ってんじゃん」

ポチは12時半頃、2つレストランのリンクを送ってくれていました。一つはタイ料理のレストラン、もう一つはグルメパニーニのレストラン(?)でした。

ポチオススメのパニーニ屋さんはどうも、いつの間にか閉店しているようでした。

ポ「タイ料理は食べなかったの???」
私「食べてないってば。よくわかんないし。」
ポ「・・・・・」

私「ねぇ、私なんでご機嫌な斜めかわかる?」
ポ「ん〜、レストランか帰宅する時の時間か・・・」
 
はぁ???
 

もぉ、ガックリですよ。

ポチが私を人前に出したがらないことについては、今に始まったことではないし、まぁ、私も私の気持ちを伝えた上で仕方なく忖度というか譲歩してあげていますが、ここまで私の事をわかっていないとは!

これは平和に遠距離を続けてきた弊害ですか?

「あのね、私の機嫌が悪いのはね、君が私の物を全部隠したから。私が家に帰ってきてどんな気持ちだったかわかる?前日に言ってくれれば自分で片付けたのに。」

「へぇぇ・・・」と驚いていました。

幼稚園児くらいの子供に「こんなことされたら、どんな気持ちになるか考えてみようね」と躾をしている気分です。

うちのポチは無口です(※生粋のイタリア人ですよ)。私は思っている事を口に出さないことにはコミュニケーションは成り立たないと思っています。

「きっとこうだろう」という勝手な憶測は誤解とすれ違いの始まりです。

この「躾」は、しなければならない機会がまだ何度もありそうな気がしています。はぁ・・・。溜息出るわ。


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Shokki

日本人は潔癖症だと思います。「えぇ?そーお?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最後まで読まれたら、日本人の「清潔さ」がわかっていただけると思います。

シャワーは毎日浴びない

まぁ、気候のせいもあるとは思いますけどね、水は貴重ですし、ドイツ人は毎日シャワー浴びませんよ。

私のドイツでの第一代目の大家さんは、私に7つのWaschlappen(体拭く用のタオル生地の手袋)を用意してくれました。しかも、結構年季が入ったやつ・・・。

これって1週間、風呂に入らない前提か?

と思いましたが、1度も使いませんでした。


こんなのです。


シャワーを浴びる時間ですが、「寝る前に」と決めている人はドイツではそんなに多くないように感じます。朝浴びる人は多いですね。後は、夜のお出かけの前に浴びているのもよく見ました。

しかも、最近の若い人たちは変わってきているかもしれませんが、お昼頃に「髪洗おう」と頭だけ洗う人もいます。

うちのポチも例外なく、毎日シャワーを浴びません。

ただ、「大」を済ませた後は、お尻をすぐにビデで石鹸を使って洗っているようなので、まあドイツ人よりはマシかなとは思いますけどね・・・。

今一緒に暮らしている家では見たことありませんが、ポチの両親のところでは、ポチも「頭洗おっ」と、昼ぐらいに頭だけ洗っていたところを見たことがあります。

私も、日本では毎日シャワーを浴びますが、実はドイツ4年目くらいから、毎日髪の毛を洗うのをやめました。髪の毛の痛みがマシになりました(ただ、外で髪の毛にどれくらいの菌が付着しているのかというは気になります)。

そして、そのうちシャワーを浴びるのも2〜3日に1回になりました。最初の頃は、「私、毎日こんだけの時間を無駄にしてたのか・・・」と驚いたものです。

ドイツでシャワーを浴びない日は、代わりにデリケートゾーンはデリケートゾーン用のウェットティッシュで拭いて、顔と足を洗ってから寝ていました。


ウェットティッシュはこんな感じ


イタリアでは、顔を洗って、ビデで石鹸を使ってデリケートゾーンと足を洗ってから寝床につきますが、どうせ水を使って洗うんなら、全身ざざっとシャワー浴びた方が早い気がしています。

因みに、ドイツで子供を産むと「赤ちゃんの風呂は1週間に1回でいい」と指導されるそうです。頻繁にお湯を浴びるのはお肌に悪いとかなんとか。

日本は赤ちゃん、毎日お風呂に入れますよね。こういう小さなところから、名も無い家事というか、日本はいちいち時間が掛かるんだと思います。


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ちり紙は何回も使う

ティッシュで鼻をかんだら、その後はどうしますか?

普通、捨てますよね。

ドイツ人は

折りたたんでズボンのポケットに入れます。

アレルギーや風邪で、ずるずるでない限り、次に使いたいなって時にはだいたい乾いているので、ポケットから使用済みのティッシュを出して、またかみます。それをまたポケットに戻します。

まぁ、ティッシュペーパーの分厚さが全然違うんですけどね。

でもこれって、ドイツ人がもともとハンカチで鼻水をかんでいたことが理由の一つだと思います。実際に、ハンカチで鼻水かでいる人達を見たことありますよ。更に冬のイタリアでは、ドイツよりもハンカチ使用率が高いような気がします。

エコですよ、エコ。

でも、ドイツってハンカチ売っていないんですよね〜。ネットを探せばおじさんハンカチがあるにはあるのですが、日本の感覚でデパートにハンカチを買いに行っても、ないんです。





FEILERのハンカチって、日本で有名でしょう?大抵のドイツ人は、FEILERを知らないんですよ!あんな分厚いハンカチじゃ鼻かめないからか、理由はわかりませんが。

ドイツ語で「ティッシュペーパー」と「ハンカチ」、どちらもTaschentuchなんですけど、ハンカチを使う人がいなさすぎて、Taschentuchと聞けば誰もがティッシュペーパーのことを思い浮かべます。使い捨てのハンカチってとこでしょうかね。区別しているのか、ティッシュペーパーの事をTempotaschenと言う人もいます。


ドイツのポケットティッシュと言えばTempo


因みに、ドイツのトイレの手洗い場には殆ど必ずと言ってもいいほど、あのガラガラ〜と引っ張るタオルか、公衆トイレでも手拭き用の紙が備え付けてあるんですよ。なので、ドイツでハンカチを使う機会はあまりありませんでした。


泳いだ後にシャワーを浴びない

夏になると川とか湖で泳ぐ人がたくさん出てきます。

湧き水みたいな綺麗な水ならまだしも、街中を流れている、なんか全然透き通っていない川でも泳げるのがドイツ人です。

しかも、泳いだ後、川辺で寝そべって体を乾かすという・・・・。

日本人が真似すると病気になると思います。

鼻から入ったアメーバがどうのこうのってニュースでもやっているじゃないですか。あー怖い怖い。

3秒ルールは有効か

ドイツにはパン屋さんがたくさんあります。

伝統的には、日本のケーキ屋さんのように、ガラスケースを隔てて「あれください」「これください」と言うのですが、中には日本のパン屋さんのように、セルフサービスでお盆に取るタイプのパン屋さんもあります。

レジに並んでいた時、私は見てしまいました。ある男性がパンを床に落としたところを・・・。

どうするかなぁ〜と思って見ていたら・・・・、

普通に拾って買って行きましたよ!!


もう一つ、あります。

ある知り合いが、夜道は危ないからと家まで送ってくれるって言うんで、2人で歩いていたんです。

本当はご飯に誘ってくれていたんですが、私の方は興味ないし2人っきりで何話していいかわからなくて気まずいので「お腹空いてないから」と言ってお断りしてました。

道中、アイス屋さんがあって「アイスはどう??」と言うので、まあ断ってばかりじゃ申し訳ないし、アイスぐらいだったらいいかなと、ご馳走してもらいました。

アイスを買ってまた歩き出した途端、ご馳走してくれた方のアイスがボロっと道に落ちたんです。

普通だったら「あ〜!やっちゃった〜!もったいな〜い!」くらいで終わりますよね。

その人、「あ〜!!!!」とか言いながら

落ちたアイスの上の方をコーンですくって拾いました。

ちょっと引きました。いや、だいぶ引きました。

まあ結局、その落ちたアイスは断念し、「気が収まらない」と新しく買っていましたけどね。

因みにこの方は、お育ちも結構裕福で、今もお金に困っているとかそんなんではありません。


まな板を洗わない



ドイツでは大きなまな板を使っている人が多いです。便利で良いですよ。

ただ、大きいので洗いにくいです。ドイツのシンクは小さいですからね。

じゃあ使った後はどうするの?という質問が出るでしょうが、その答えは・・・

台拭きで拭くんです!

しかも、その台拭き、干すところがなくって、そこら辺に広げて自然乾燥させます。良くて、蛇口に掛けて干してある、かな。

私は台拭きを食器洗い洗剤を使って洗いますが、大抵のドイツ人はそんなことしないんですよねぇ・・・。そうすると、臭くなるんですよねぇ・・・。それでまな板も拭くんですよねぇ・・・・。

ドイツ人って、クッキーの生地を作ったり、ピザの生地を作ったり、パスタを作る時、直接キッチンの台の上で捏ねるんですよ

でもこれはポチも一緒です。私たちが普段食事をする台でピザの生地捏ねたり、ラビオリの生地捏ねたり、しています・・・。


食器洗い洗剤を洗い流さない

「私、よくまだ生きてるわ。」って思います。

「不潔」は100歩譲ったとしても、洗剤はさすがに体に毒だと思いませんか

ドイツ人は食器を洗って、

洗剤を水で流さない人が結構いるんですよ。

何でなんでしょう?水が貴重なのもわかりますけど、洗剤を洗い流さないのは理解ができません。

洗剤を洗い流さないタイプは2種類あるのですが、どちらにも共通するのが、シンクに水を貯めて食器を洗うこと。

その後、Aタイプは洗剤水から上げて泡が付いていてもそのままカゴに入れるなり、シンクの横のスペースに置いて干したりします。泡は重力で下に行って消えていきますから、最終的に目には見えなくなりますが・・・。

Bタイプは、洗剤水から上げて泡がついていようが、そのまま拭きあげて、食器棚に片付けます。

あるレストラン兼バーみたいなところでカウンターに座っている時に、Aタイプの作業を目撃したこともあります。


因みにうちのポチは

洗剤を使いません

牛乳飲んだコップ、トマトソースを混ぜた木ベラ、魚をさばいた包丁・・・。しかも、スポンジじゃなくてなんかブラシみたいなのでシャカシャカやって終わり。

だから、私がシンクに置いておいてポチが勝手に「洗った」グラスなんて、曇っていて見た目も汚いです。

あーーー、もう何でこうも極端なんでしょうね!!


最後に

日本人がどれだけ潔癖かわかっていただけたでしょうか。

現代の日本人がドイツ人やイタリア人のような生活をすると、病気になると思います。

私も飛行機に乗ったらすぐリモコンや画面を除菌シートで拭くタイプなので気持ちは物凄く良くわかりますが、日本はちょっと行き過ぎかなとは思います。


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うちのポチはハッキリ言って優秀です!

掃除、炊事、ゴミ出し、買い物、当たり前の事として

全部やってくれます。

楽チン〜♪わはは〜。

放っておけば食後の片付け(食器を片付けるだけではなく、食卓とキッチンの汚れを拭きあげる)もやってくれます。

わたしが寝っ転がって携帯でネットサーフィンしてようが、文句なしなんですよ〜。おほほー。

毎日働き蜂のように働いて、よくやるわと思います。というか、暇人の私を差し置いて家事をするなんて、どういう心境なんでしょうね。

多分、「自分の世話は自分でする」という感覚で、「家事を分担する」「協力する」という感覚がないんだと思います。

なので、例えばわたし、ゴミ箱を殆ど触ったことありません。ゴミはゴミ箱へ入れますが、そこから先は全部ポチに任せっきり。

豆乳のテトラパックは、ドイツではプラごみでしたが、イタリアでは注ぎ口はプラスティックでパック自体は紙ゴミ。分別が超面倒くさいのです。しかし、そこら辺に置いておけばポチが注ぎ口の部分だけハサミで切り取って分別してくれます。ポチは豆乳を1滴も飲みませんが、文句を言われたことは今のところ1度もありません。謎です。

この間のポチの長期出張の時なんて

「ゴミ、ちゃんと捨ててね!カレンダー見て、前の日の夜に出すんだよ!」

「君のタンポンたくさんあったからちゃんと捨てるんだよ!」

とか赤面冗談を言いながら、紙ゴミとプラごみとその他のゴミを私が外に出せばいいだけの状態にしてから出発してくれました(生理用品については流石に自分でやりたいので、良い方法を考え中です)。

有望ですよ!将来期待できると思いませんか!笑

私の名誉の為にもお断りしておきますが、昼食と夕食のみですが普段の食事の用意は私がやります。

ただ、ポチも料理ができるので、彼が休みの日や、私がよくわからないものを料理する時は彼がやります。例えば鱒とか鰯とか、よくわからない魚を丸ごととか、鳥を丸ごと料理するような時は彼に任せます。

朝は・・・未だかつて自宅で一緒に朝食を取ったことがありません。

まぁ、私たちは大した朝食をとらないというのも理由にありますが、なんてったってポチが出勤する時間に私は・・・

寝ています!!

名誉回復ならず!残念!笑


えーっと、もう一度名誉回復を試みますが、ポチはトイレとビデの掃除、洗面台やキッチンの流しの掃除など水回りはやらないんですよねぇ。なので私が気が向いた時にやります。

あと、私の絶対的独占担当はアイロンがけ。アイロンがけだけはどうしてもできないそう。

ただ、家事を進んでやる男、利点もあれば不都合もありますよ。

それは私のやることに口出しをしてきて面倒くさいこと。

例えばトイレットペーパー使いすぎってうるさいんですよー。「なんで5日で1ロールもなくなるの!?!?」「君たち日本人は素晴らしいトイレ持ってるでしょ!?」「ビデ使ってよ!」とこんな調子です。

ポチの言い分としては、トイレで用を足しても紙で拭くのはある程度で、あとはビデで洗ってタオルで拭けと。

「男と女は違うんだってば〜!」「じゃあ同僚の女性にどれくらいトイレットペーパー使うかきいてみなよ」と言い返していますが、実際にはどうなのかイタリア人女性のトイレットペーパー消費量は気になるところではあります。はい。

あとは、ポチは柔軟剤を「必要ない」と言って一緒に買い物に行っても買ってくれないんですよねぇ。なので私が一人で買い物に行った時に買って、普通に使っています。ポチは全く気が付いていません。ははは。

あ、それと、これは口出しとは少し逸れますが、「掃除機かけたばっかりなのに、なんで髪の毛がこんなに落ちてるのー!」と言われます。

抜けるもんは仕方がないじゃないですか。生きてるんだから。

なので「トイレ掃除したばっかなのにクソして汚してんじゃねーよ」と言い返してやります。嗚呼こんな物言い、お里が知れますね。

ポチのパパもこうかと言われればノー。ポチのパパはどちらかと言うと昭和の父親像と似ていて、家事は一切できず「飯は〜?」と言っているタイプです。


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専業主婦はまあ日本でも意見が割れていますね


マンモーネとマザコンはちょっと違う気がしています


遠距離している方、けっこういますよね?
 
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日本語で読んだ恋愛テクはドイツ人には通用しない

昔むか〜し、恋愛テクニックについて読み漁った若かりし日もありました。

ラーメン屋さんに行って、自分が注文したラーメンにチャーシューが2枚乗っていたら、意中の彼、もしくは自分の欲さえ抑え込めてしまうぞっこん彼氏には1枚あげるものだと思っていました。

男性の方も、喜んでいたように記憶しています。

ところが、まだドイツ生活も浅かった時にドイツ人相手にこれをやったら、怪訝な顔で

「・・・これ、嫌いなの?」

って言われました!爆笑

恋愛カルチャーショックでした。


超個人主義のドイツ

ドイツでは「みんなで分け合う」という文化がないですからね。

例えば、飲み会でも、自分が食べたいものと飲みたいものを注文して、それを飲み食いして、自分が食べたもの飲んだものの料金だけ支払います。しかも、この支払いの仕方を「割り勘」と言います。

日本みたいに、いろいろ注文して、みんなで分けて食べて、合計金額をみんなで分けるのは、ドイツではありえません。そもそも、分けて食べるって不可能です。

どう不可能かはここ→ドイツでおうちパーティーの主催者になると面倒くさい問題でも書いていますが、とにかく皆さま個人主義なので・・・。

たまに日本に帰って友達や知り合いと食事に行って「どれにする~?一つはトマトでもう一つはクリーム系?」とか聞かれて、「あ、分けて食べるんだ・・・」とびっくりします。

まあ、ドイツでは分けて食べることがないと言っても、友達や恋人同士で「味見してみる?」くらいで一口あげたりもらったりはありましたよ。

学生の時のゼミ仲間の飲み会の時に1回だけ、「クマ〜、私あまりお腹空いてないからサラダ注文して分けない?」と言ってきた女の子がいました。後にも先にもこの1回のみ。

私は先に帰らなければならない用があったので、個人的にサラダの会計を済ませて帰りましたが、後日「クマ!支払い済ませて帰ったんだね!半分払うよ!」という会話はありませんでした。

私もお金をその子に預けて帰るべきだったか、なんか一言言っておくべきだったとは後から思ったのですが・・・。まさか、あっちはあっちで重複して支払ったってことないですよね。今となってはわかりません。余談でしたね。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので一応書きますが、ドイツのレストランやカフェでの支払いは基本的にテーブルです。

1番最初に注文をとってくれた給仕の方がそのテーブルの担当者になります。料理の苦情を言うのも、支払いをするのも、チップをあげるのも、その担当者です。

「お会計お願いします」と言うと「getrennt oder zusammen? 別々払い?それとも一緒?」と聞かれます。

連れをご招待したくてテーブルで会計をしたくない場合は、「ちょっとトイレに・・・」なんて言って立ってから、担当者にお支払いしますと言ってテーブルから見えないところでお支払いすることも可能です。

因みに、レストランではなくカフェでですが、まだ食べている途中に担当者から「わたし上がる時間なの。会計お願いしてもいい?」と言われたこともあります。


イタリア人のうちのポチは?


肉?あげると喜びますよ。

食べるの好きですからね。単純ですね。

ただ、私も自分の好きなものは譲りたくないので、難しいところですね!

ポチはレストランで絶対に私と同じものを注文しません。なぜかと言うと、

2人違うものを注文すれば2倍楽しめるから


だそうです。

シェアする気、満々です。

あるイタリア人女性の食べるの好き系の友達も、あっちが食べているものを「味見する?」と聞いてくるし、私が食べきれなかったパンとかよく「それ食べないの?じゃあちょうだい!」と食べています。

その他のイタリア人がどうかはまだ詳しくわかりませんが、ドイツ人よりも気軽に「分け合う」気はしています。

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姑というものは・・・

ポチの両親と同居しているわけではないのですが、彼らは私たちの住まいからスープが冷めないくらいの距離に住んでいます。

最初の頃は、ポチのママは明るくて天真爛漫だな〜、とくらいにしか思っていませんでしたが、だんだんと遠慮がなくなってきました。

最近、ポチのママがよくうちに来るんですよね・・・。しかもポチが居ない時に。

まず、ピンポンの鳴らし方で「あ、、、来た・・・」とわかります。

うちの1階の共同の玄関のピンポンはトゥルルルルと鳴るのですが、トゥルルルル!トゥルルトゥルルルトゥルルルル!5回くらい連続して鳴るんですよね・・・・。

もうこの時点でげんなりしませんか。

んで、私は防犯の為にも窓を開けて誰が入り口に立っているか目視で確認します(うちのピンポンにはカメラがついていないので)。ママが立っていますよね。

「ポチは?いる?」というのが定型質問ですが「ノー」と返事しても、「上がってもいい?」みたいなこと言うから、ドアを解錠します。

家の中に入ってもらいます。私はイタリア語が全くできませんが、普通に話してきます。ポチのママが何を言わんとするか頑張って理解しようとしますが、ほとんどわかりません。

な・の・に、1時間とか居るんですよね・・・。

ママが来る直前は私が何してたのかとか気にならないのかなぁ。邪魔しちゃいけないなとか。

っていうか、息子が不在の家に上がるの???それって普通???


うちにソファーが来た!

今、イタリアは異常に暑いです。

詳しくはコチラ>>>暑い。暑すぎる。夏にヨーロッパを旅行する人はホテルに注意

ポチのママはどうやら、出かけた帰り道にうちに寄っているみたいです。暑いので休憩したいみたい。

そう言われると、無下にできないのが心情じゃないですか。年寄りがこの暑さの中、休憩したいって言っているんだから、冷たいお茶の1杯でも出してあげなきゃと思うでしょう。

うちには、今まで普通の椅子しかなくて、ソファーがなかったんですよね。でも今日、念願のソファーが来たんです!嬉しい!ご飯の後、片付けもせずに横になりたい!

ただ、一つだけ不安が・・・。お察しですか?そうですよ、義母ですよ。

絶対にもっとよく来るようになって、滞在も長くなることでしょう。どうしたらいいの・・・。誰か助けてほしい。


最近は遠慮なくディスってくる

ポチのママはとにかくおしゃべりで、何かいろいろと話してきます。

私も「わかりましぇん」だけじゃと思い、話のキーワードだろう言葉を辞書で調べたりという努力はするんです(この努力があかんのかな?「わかりましぇん」だけだったら諦めて帰るのかな)。

先日、単語を調べるのにスペルを入力している時にrなのかlなのかわからなかったんですよ。日本語で書くとどっちも発音はエッレですから。

そしたら、義母に"Erre! Uffa!" と言われました。

正直、ショックでした。というか、ビックリしました。いくら言葉が通じないからって感じ悪すぎ。

この「uffaウッファ」って、苛立ちや嫌悪を表す感嘆詞のようなもので、私だったらそんなに簡単に、特に他人に対しては使わないと思います。「暑〜い!ウッファ!」「バス来な〜い。ウッファ!」くらいでしょ。

私はイタリア語の知識は殆どないのでわかりませんけど、ウッファ!って、例えば10代の娘さんが口うるさいお母さんに「もうわかったってば〜!ウッファ!」って言う感じじゃないんですか。反抗期のティーンが友達に「ウッファ!うちの親、マジでウザいんだけど。」って言う感じじゃないんですか???

それを他人の私に対して言うなんて・・・。

義母のウッファにショックを受けながらも、「日本にはRとLの違いがないの!難しいの!」と頑張ってつたないイタリア語で言ったら、知っていると言っていました。知っててその反応かよ、思いやりってないのかよと愕然としました。ウッファ!!って言い返してやりたくなりました。

今日も、ポチと用あって義両親のところに寄っていたのですが、義母がたぶん私のことをでっかい声でディスっていました。というのも、parlare 話す、italiano イタリア語、giapponese 日本語、という言葉が聞こえたので。 そしてポチが怒っていたので。

唯一の救いはポチがマザコンではなく、私の味方をしてくれるということ。

しかしポチとこのまま続けば、いつかはこの義母の介護をするのかと思うと、めちゃくちゃ気が重いです。


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イタリアの男と言えば「マザコン」!グーグルで「マザコン イタリア」と入れたら凄い数の記事が読めます!

ポチとお付き合いを始めた付近もよくインターネットでイタリア人男性を理解しようとしたものですが、ポチの実家に初めて行く前はもうめちゃくちゃ調べました。

そこで、イタリア男性はマザコンで、イタリア語ではマザコンをマンモーネと言うことを勉強しました

イタリアのママに会うと、いつも物静かなポチがいかに豹変するか楽しみにしていましたが、なんとその期待は見事に裏切られ、普通に「ただいま~」みたいな感じで、スキンシップもなくて、ポチは日本人だったかと勘違いしそうになるくらいでした。

あれれ??

ママはもちろん息子のこと大好きですよ。でも挨拶のキスどころか、ハグをしている姿すら見たことがありません。

ママは「ちょっと、ポチ」と言ってよく話しかけていますが、大抵は不愛想な短い返事をもらうだけで、あまり会話になっていないような気がします。

う~ん、私だったらこんな息子嫌だなぁ~

私がポチに「ねぇ、ママなんだって~?」ときくと、「全然大切なことじゃないこと。」「訳さなきゃダメなの?」という、私に対してもちょっと微妙な反応なんですよねぇ。

たっまーに辛抱強く訳してくれる日もあるんですけどね。


ということで、「イタリア男は用がなくてもママに毎日5回電話する」みたいな、そういうのはうちではありません

「マンマの料理が一番」というのもなくて、「ママの料理より自分で作る方が美味しいし」とか言っています

「マンマにパンツまでアイロンがけしてもらう」という記事もよく目にしましたが、うちはパンツどころがシャツすらぐっちゃぐちゃのままでしたよ。白いシャツなんか、皮脂とか汗とかでめちゃ黄ばんでたし

今は私の気が向けばジーンズくらいまではアイロンがけします。殺菌・消臭という意味も込めてね(笑)面倒だけど、シャキッとして気持ちがいいですよ

初めて実家にお邪魔した時、ポチに「きみはマンモーネじゃないね。期待を裏切ってくれてがっかり~」と言ったら、「ありがとう。それ、僕にとっては褒め言葉だね」と言っていました。なんてったってポチはステレオタイプに当てはまりたくないイタリア人ですから。

因みにポチ、おばあちゃんのことは大好きです。おあばあちゃんが取っておいたポチが幼稚園とかで書いたおばあちゃんの絵を私にも見せてくれたりするし。

まあ、こんな感じでママへの対応がとっても塩なんですよ。だからか、私に対してもそんなにオーバーな愛情表現がないんですよねぇ。一長一短ですかね~
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イタリア人男性と遠距離恋愛は可能か?興味ありますか?

まあね、10人中10人が「いや、無理でしょ(笑)」と即答する案件ですよね。おほほ。

もう最初に申し上げますが、当事者の意見としてはですね、

そんなの

人による。

です!

なんでも本人次第
ですよ。はい。

ひとつ言えるのは、日本でイタリア人男性のイメージは固定化されすぎているということ。

確かに、チャラい男もいますよ。

南とか島になると、まぁ割と女好きのイメージに近いものはあるかなと思います。

「今日かわいいね」ならまだしも、

今日セクシーだね

とかサラッと言ってくる友達とかいて「はいっ???」となります。

けれど北の方の出身でチャラい人はあまり見たことがありません。一般人でLEON(ジローラモさんが表紙の雑誌)みたいな感じのオシャレな人もそんなにいません。

だから、イタリア人男性と遠距離恋愛が続くかどうかなんていうのも、その当人同士の問題だと思います。

わたしとポチは4年半の遠距離恋愛を経て同棲に至りました。お互いに忙しくしていると4年なんてあっという間でしたね。

ポチは最初「遠距離は絶対にうまく行かない」と言い張っていました。元カノと遠距離恋愛をしていたそうで、その体験を元にそう言っていたみたいです。

かなり慎重でした。

私は「わたしはあんたの元カノじゃないし、やってみる前から決めつけんなよ」と主張しました。

結局はポチが折れた形でしょうか?

あれ、いいのかな、こんなんで。同意というか妥協だった?笑

私は毎日身綺麗にして掃除炊事仕事を完璧にこなせるタイプじゃないし、毎日会うなんて面倒くさいし自分の時間がなくなるので、遠距離くらいがちょうどいいと思っていました。

ただ、気をつけたのは連絡をこまめに入れること。

仕事や飲み会で連絡が取れなくなりそうな時は「今日からどこどこに出張です」とか「明日は朝から晩まで忙しい」とか「今日は飲み行くから遅くなるよー」と事前に連絡を入れておきました。そして仕事や用事が終わったら「今から帰る」とか、自宅に帰ると「家着いた!」とか「疲れた~」と一言連絡を入れていました。

そうすると連絡がとれない時間、やきもきしなくて安心するでしょう?

遠距離で大事なのは相手を信頼できるかどうかだと思います。

これと同じことをポチにも要求しました。「連絡が取れなくなる時は事前に言ってよ!」と。

何回か忘れられていてイライラしたことはもちろんありますよ。ポチは普段、私には即レスタイプなので、こっちが暇な時に理由がわからず連絡が取れなくなるとイラつくんですよねぇ。笑

写真もよく送りました。

「こんなの食べたよ~いいだろー」とか、「こんな感じのメンバーでごはん食べてましたー」みたいな感じで。

お互いに全く気のない男の同僚と2人きりという時もあったけど、ちゃんと写真付きで報告するから、「またその人?(^_^;)」と全くジェラっていませんでした。

その他に、よくわからない男性とごはんに行く羽目になってしまったことも何度かありましたが、そういうのはいちいち報告しませんでした。知らぬがなんとかでわざわざ荒波立てる必要ないしね!笑


私たちの遠距離が続いた要因を挙げると
  • お互いに仕事が忙しかった
  • ポチがオッサンに差し掛かった草食系だった(もうちょい若かったらイタリア人女性の誘惑に負けて難しかったかも~)
  • 私が寛容だから(これに尽きるでしょ!ははは。)
こんな感じですかね。

もちろん、毎日会って愛を囁き合わないと続かないカップルもいると思うので、向き不向きあると思います。

ということで、イタリア人男性との遠距離恋愛が可能かというテーマの結論は

「可能(※ただし人による)」

ですかね。


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米は日本の食文化か

日本人の主食と言えばお米ですよね。

日本人の主食がお米ならば、ドイツ人の主食は何でしょうか?

まぁ300種類以上あると言われているパンでしょうね。ジャガイモはどちらかと言うと付け合わせです。

ではイタリア人の主食は?パスタでしょ!?

ん~、主食はパスタってより、パンな気がしますね(イタリアは初心者なのでよくわかりませんが)。だって、ポチはパスタをおかずに(?)パン食べてますもん。

余談ですけど、ポチの実家では、ペンネとかコンキッリェとかフジッリみたいなショートパスタばっかりで、スパゲッティは出てきたことがないような気がします。

イタリア初心者の私にはスパゲッティとか、細長い麺が出てこないのはありがたいんですけどね。だってあれ、巻きすぎて拳みたいな塊ができたりして時間がかかるんですよ・・・。

ドイツ人もイタリア人もお米は食べないのかな

ドイツ人もイタリア人もお米も食べますよ!

イタリアの米料理と言えばリゾットですよ。ま、普通ですね。

ドイツの米料理と言えばMilchreisミルヒライス、米を牛乳と砂糖で粥状にした食べ物です。

社食とか行くとたまに

ミルヒライスが「今日のランチ」のメインディッシュ

だったりして萎えます。リンゴのピュレーとかシナモンとかかけて食べたりするそうですけど。

まぁ勝手にすればとあまり興味がないのですが、歳を取ってきて一番気になるようになってきたのが、お米の種類なんです。

体と心が求めるのはジャポニカ米

ドイツやイタリアのスーパーでお米が売っていないところは見たことがありません。

ただ、大抵はインディカ米とジャバニカ米だけで、ジャポニカ米は売っていません(「Sushi用の米」なんつってアジアコーナーに超割高で置いてあるところがありますけど、何か違和感があるんですよねぇ・・・)。

お米の種類についておさらい

<インディカ米(インド型)>

細長い、いわゆるタイ米ですね。ジャスミンライスとかバスマティライスとか、よく耳にします。

たぶん、タイ料理屋さんとかインドカレー屋さんで口にもしています。ドイツにもイタリアにも普通に売っています。

<ジャポニカ米(日本型)>

日本人が食べているお米です。その他にもカリフォルニア米などがあります。ドイツでもイタリアでも普通のスーパーでは手に入りません。

ドイツで私はイタリア産コシヒカリのゆめにしきを注文お取り寄せして元気をチャージしていました

<ジャバニカ米(ジャワ型)>

遺伝子を解析した結果、ジャポニカ米と近縁であることがわかったらしく、最近はジャポニカ米の変異型の一つとして扱われているらしい。見た目はジャポニカ米、質感はインディカ米に近いとな。

欧州人が食しているのは何型?

ドイツやイタリアのスーパーで見る日本のお米に似たお米は、たぶん見た目も名前も似て非なるジャバニカ米だと思うんですよねぇ。

もしこのお米が日本のスーパーの棚に並んでいたら、普段見慣れているお米と似ているけれど何か違うから「ん!?なんだろこれ・・」と思うと思います。ただ、日本産で値段が安かったら試しに買ってみるかもしれません。でも食べてみたら美味しくないのでリピートしない。そんな感じです。

ドイツやイタリアでは日本米に一番近い見かけだから、最初の頃は買っていました。

ジャバニカ米は白っぽくて、ジャポニカ米は透明感があります。お米の大きさも微妙に違います。

このジャバニカ米だろうお米は、ドイツでは牛乳粥用として安いやつは500g当たり1ユーロもしないで売っているんですよ。昔ははちみつ垂らして炊いてみたりいろいろ工夫してみたものですが、やっぱり美味しいお米を食べねば元気は出ないと、イタリア産日本米のゆめにしきを食べるようになりました。

イタリアではリゾット用として売っていますね。インスタントのリゾットもジャバニカ米なんじゃないかなぁ。

Riso Ribeというやつが日本人の求める日本米にまぁまぁ近いかなと思いますが、やっぱり何か粘りが足りないんですよねぇ。

米はどうやって調理するか

やっと今回のテーマにたどり着きました。

ドイツに居た時に同居人がバスマティライスを炊いていたのを初めて見た時は衝撃的でした。

だって、

パスタみたいに大量のお湯で茹でて、ざるに上げるんですよ!

  • 米を砥ぐ(洗う)という概念がない
  • 米はどうやら「茹でる」ものらしい


ドイツにはこんな画期的なお米が売っています。


これ、お湯切りの穴があいた袋に米が入っているんですね。で、それを袋ごとたっぷりの塩入りのお湯で茹でて、10分茹でたら袋を上げてお皿の上で米を出すという代物。あはは。

この小さな衝撃を書きたかった

前置きが長かったですね。でも、この衝撃を共有してもらうためには必要なことだったかと。
先日、私が自宅を留守にしていた時の事件です。


わたし「ポチ~。食事、どうした~?」

ポチ「お米食べたよ~」

わたし「え、炊いたの?まさかね。パックのやつ?」

ポチ「冷凍庫にあったやつだよ~」

(わたしがラップに包んで冷凍していた残りのごはんですね。)

わたし「え、どうやって解凍したの?」


(※うちには電子レンジがありません)



ポチ「お湯で茹でて解凍したよ 美味しかったよ



日本人にとっては斬新な解凍方法ですが、ところ変われば、ですよね、きっと。

わたしもスパゲッティを茹でたり上げたりするのに、さい箸使って「うわぁ・・・」って言われいましたからねぇ。



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日本人は詮索好き?

ドイツ人は、他人に全く関心がないわけではないんだけれども、日本人ほど他人のプライベートについて知りたがりではないような気がします。

なので、新しく彼氏っぽい人ができても、根掘り葉掘り聞かないで「あぁ~なんか仲良い人ができたのね」くらいで、みんなそっとしておいてくれます 

日本人グループの中では恰好のネタにされますけどね

>>ドイツ人と彼氏彼女になる???その1はこちら

ドイツは30歳で結婚してなかったら行き遅れているだとかいう概念もないし、シングルマザーをやりながら大学に通っている20歳の子もいます(しかもBAföGとKindergeldでお金には困っていないと悠々自適で羨ましいほどでした)。

卒業する年齢もそれぞれだし、私の知るところでは就職も日本みたいに一斉にすることはありません。

こういう、人は人、自分は自分、という考え方が日本と違うところかなと思います

ロマンティックが止まらない?

ドイツ人はですね、堅物のイメージがある方がいらっしゃるかもしれませんが、

けっこうロマンチストが多いですよ。

どの辺りが?と言われると具体例が挙げられず答えに窮するんですけど、言ってくるセリフとか書いてくる文章とか、

妄想力に長けているし文学のようだと関心します。


あとは、例えば花とかですかね 

けっこう頻繁にいただきました(私は花より食べ物とかアクセサリーとかの方が嬉しいけど)。花は普通のアイテムですね。日本で言ったらケーキくらいのレベルでしょうか。

だいたい都市部の駅には必ず花屋があって、そこで購入しているかは別として、花を持って彼女を迎えに来ている男性はよく見かけますね

あるドイツ人の友達なんて、飛行機に乗って彼女に会いに行くんだけど、生花は持ち込めないからと描いて持って行きました 

ドイツでは、お金がかかったプレゼントより、こういう手間とか気持ちがこもった「この世で一つ」系のプレゼントが喜ばれる傾向があるなと思います

余談ですけどね、うちのポチが突然花束送ってきたことがあったんですよね。1回だけ。
何か、匿名のサプライズだったから、とっても困りました。

だって、心当たりがポチ以外にもあったので・・・(笑) 結局、届けてくれた花屋さんに電話して無理やり送り主を聞き出しました

「いやぁ、誰が送ってきたかわかんないし困っちゃったよ。ありがとう。でも突然何で???」とポチに言ったら「君、花言葉知らないの!?!?!?」と衝撃を受けていたのは確かによく覚えています。

花束の中に3本の赤いバラがありましたね
なになに?3本のバラは愛の告白?赤いバラはあなたを愛しています!?
ポチは本当に花言葉知ってて送ってきたのかなぁ〜???


別れる時が面倒

これはまぁ万国共通じゃないでしょうかね、別れる時が面倒くさいのは。しかしドイツでは、ロマンティック度が高かった人はそれだけ

粘着度も高かったような気がします


哀愁漂った顔でやたらとwarum?なんで?と理解したがる。もう冷めちゃったから興味ないんだってばー。別に友達としてでも連絡とりたくないんだってー。

ここで、数々の不幸のポエムを紹介してみなさんにも見てもらいたいけれど、そもそも自分が受け取ったやつは消したし、拾った誰が書いたかわからない不幸のポエム(うわっ出た!やっぱりこんなんでしょ!って思った)も一応人の物なので、例が見せられなくて残念です。

好きな時には嬉しかった、例えばどこがで私の事を待っててくれたりとか。そういうのって気持ちがなくなると「うわっ、待ち伏せかよ!怖っ!」ってなります。家に居てふと外見たら渦中のドイツ人が雨の中こっちを見つめて立ってるとか、本当、ホラー映画かと思いましたよ

この雨の中に立ってた男性にはなかなか手こずりまして、引っ越し先にも現れ、もう何年も前のことなのに、未だに監視されてるんじゃないかと不安になることがあります。ドイツに行ったらどっかでバッタリ会っちゃうかもとか、ホントこんな恐怖体験はしたくありませんでした。

わたしにも非はあるんだろうけど、今生きていられて良かったと、何に対してかわからないけれど感謝します。

ロマンチストな性格も良い時は甘~い気持ちにさせてくれるけど、悪くなると疑念と執着が鬱陶しく、時にはそれが狂気となり・・・。いやいや、やっぱり人にもよりますけどね。

あ〜円満に終止符を打つ方法とかAIはまだ教えてくれないのでしょうかね〜



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ドイツにバレンタインデーはあるの?

もともと聖人の名前ですよね、Valentinusヴェレンティヌス。

起源はヨーロッパでも諸説あるようですが、15世紀頃からイギリスで始まった風習で、イギリス移民によりアメリカに伝えられ、そこからドイツに輸入されたとか。

というわけで、ドイツでもバレンタインデーはありますよ。

陰謀によって広まった日本のバレンタインデー!?

日本のイベントって結構メディアとかどっかの会社のセールス・プロモーションにまんまと乗せられている感じが否めないのですが、日本でバレンタインデーをお祝い(?)しだしたのも漏れなく最初はどこかのお菓子会社の陰謀らしいですね。

まぁ、みんなイベント好きだし、消費者と生産者のバランスは取れているってところなんでしょうか

ドイツでもチョコレート?

ん~、ドイツでもチョコレートを贈る人はいるとは思いますが、日本みたいに「バレンタインと言えばチョコレート」というイメージはありません。

日本とドイツの決定的な違いは

男性が女性にプレゼントを贈る

というところですね

ドイツのバレンタインと言えば薔薇

バレンタインデーのプレゼントで一番多いのは赤いバラの花束です。

2018年はルフトハンザの貨物機がバレンタインデーの為に800トンの赤いバラを輸入したとか。

ドイツは花屋さんが儲けるんですねぇ

バラに次いで人気なのが、甘いもの、アクセサリー、そして愛のメッセージを書いたカードだそうです

ネットで「バレンタインデーは彼女に何をプレゼントしたらいいか教えてくれー」という書き込みもたくさんあるんですが、バラの花以外にはどんなアドバイスがあるか見てみましょう。

・キャンドルライトディナー
まぁ、普通ですよね。これくらい誰でも思いつきます。

・バラをプレゼントして、湖を散歩したらいいんじゃないかと
う~ん、湖の近くに住んでたら・・・ね。あと、そんなに寒くなければ。

・ハートがついたマグカップ
理由はマグカップが毎朝愛のメッセージを伝えてくれるとかだそう・・・。別に欲しくないかも。

・二人の写真をプリントしたクッション
絶対いらない

ま、あれですね。お金がかかるプレゼントというよりも、気持ちと、一緒に過ごすというのが大事なんですね。

女の子も何かすべきか

こんな質問もたくさんあります。

「バレンタインに私は彼に何をすべき?」

結構多かったの答えは・・・

”何にもしなくていい。”
”プレゼントは誕生日とあなたたちの記念日とクリスマスで十分”
”きみ、バレンタインデーを勘違いしてるよ。彼があなたにプレゼントする日よ”

女はプレゼントをもらうに徹しろという意見ですね。笑

どうしても何かしたい人にはこういうアイディアが出ていました。

”Liebe geht durch den Magen”
「料理上手は好かれる」 直訳すると、愛は胃を通して、みたいな?

まぁ、日本でも似たようなこと言いますよね。胃袋をつかめと。

ドイツ人はケーキは焼けても、日本の感覚で「料理が得意」という人はあんまり多くないので、あまり料理に自信がない方も心配せずに、味がちゃんと濃い料理を提供すれば大抵喜ばれます

(あ、でもお米を出すと「うわ~!最後の一粒まで食べろやぁ~」とモヤモヤすることになる可能性はある・・・かも?)

その他に、送り主なしで事前に「2月14日の18時に〇〇に来て」と葉書を出して、きれいに飾り付けして待ってる。とかいうアイディアもありました。

そこには「公園」と書いてあったけれど、家で電気消してロウソクをハート形に置いて・・・とかそういうことはできるかなと思いますねぇ。

他のアイディアは、ハート形のケーキやシュニッツェルを焼く、カードを書く、セクシーなサービスとか、そんな感じでした

パートナー以外のお相手にはプレゼントをすべきか

すみません、こんなのぶっこんで。でも記事を見つけちゃったもので。

なんちゅーテーマかと思いましたが、結構真面目に書いてありましたよ。

要約して訳するとこんな感じ↓↓

”正式なパートナーに愛の手紙を書いたり、クラシックに薔薇の花束を送ったり、キャンドルライトでロマンティックなディナーを楽しんだり、いつもより相手を気遣ったり、それは当たり前でしょう。その上で、パートナーにばれないように情事相手にも何かプレゼントを・・となると、なかなか難しいのではないでしょうか。”

としながらも

”もちろん情事のお相手にもプレゼントをしましょう”

だそうです!

因みにプレゼントのアイディアとしては

”下着やアクセサリー、薔薇の花束などは以ての外。スパでパートナーマッサージや、Gutschein(金券のようなもの)などの消え物がよろしいでしょう”

”もしお相手が外国人ならば、故郷の料理が食べられるレストランに連れて行きましょう”

”情事のお相手と過ごす時間はいつも短いはずなので、あなたの1日をプレゼントするのもいいでしょう”

だそうですよ。なんだか、訳アリの相手がいる人にもご丁寧なアドバイス。

ドイツは色恋沙汰で離婚になっても慰謝料が発生しないとか、本当かわかりませんが。

キスして入場料がタダになる

バレンタインデー前後の何日か、Baden-Württembergバーデン=ヴュルテンベルク州のお城や庭園では、チケット購入代金の代わりに窓口でキスをしたら入場料がタダになるキャンペーンKüss mich! Im Schlossやっています

しかも、城を訪れたことがわかるように撮影したキスをした写真にハッシュタグをつけてSNSに投稿するとSchloss Ludwigsburg ルードヴィクスブルク城でのSoirée Royaleや、夏のオープンエアのライヴのチケットが当たるダブルチャンスがありますよー!

ドイツにバレンタインデーはあるけどホワイトデーはない

ドイツにはホワイトデーはありません。

しかも、3月には「女性の日」なるものがあって、男性はまたもや女性に貢がなければプレゼントをしなければなりませんミモザという黄色のお花を贈ります。

悲惨なのはWeiberfastnachtヴァイバーファストナハト。

なにやら女性の無礼が許されるとかで、男性のネクタイをハサミで切っていいそうな
2019年は2月28日、2020年は2月20日、2021年は2月11日、2022年は2月24日。

ドイツは女性が強すぎてというか女性に都合がいいようにばっかりで、なんか男性が可哀想で同情しますね~。

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恋の始まり

気になる人がいると、姿が見えるだけでドキドキ、メッセージが届いてないか何度も携帯をチェックしてソワソワ。

こういうのは日本にいてもドイツにいてもイタリアにいても同じですね 

でもどうやって距離を縮めたらいいのか、外国人が相手だとよくわかりませんよね~!

(※ドイツ人女性相手に関しては書けるほど見聞きしなかったのでよくわかりません。ここでは男性について綴りますが、まぁドイツ人といえど人それぞれなので、一例としてお読み下さい


付き合って下さいという告白はしない?

まぁ、全くないとは言いきれませんが、でも「好きです!僕と/私と、付き合って下さい!お願いします!」という感じはドイツではあまりありません・・・。

お互いに好意があればだいたい一緒に過ごす時間も増えていくし、自然と恋人同士のような雰囲気になるはずです。

「『僕たち、付き合う?』って彼女に聞いたよー」と言っている友達もいました


両想いの場合は相手に任せておいてオッケー?

相手から想われている場合は、大抵の場合ぐいぐい来るので、なるがままなされるがままにしておいても、きっといつかどこかでぶちゅーっと来ます。笑

でもチューしたからってその日からめでたく「カップル誕生」という感じでもなくって、まぁ試用期間の始まりといった感じですかね 

ワンナイトラブに気をつけろ!?

パーティとかの勢いで一晩一緒に過ごしちゃったりもどうやら結構あるんですよね。

いや、一晩というか、一晩のうちの1~2時間、2人きりのプライベートな時間を過ごすというか・・・。

それは、その時のお互いの欲を満たしただけで、別に親密な接触があったからって付き合うことを考えなければいけないとかそういう責任は伴ってないようです。

いつも気になるのですが、

次の日から気まずくないんですかね。

不思議です。

私の同居人が連れ込んで夜中にあられもない声に叩き起こされたことが何度かありますが、翌日私は一人で何か気まずかったですけどね!!


よくあるパターン

いい感じなんだけど、「私たち、今どういう関係?友達?恋人?」と切り出せない時期ってあるんですよ。

会話の中で「僕の彼女は〇〇だね」と言われたり、「これ僕の彼女のクマ子です」と友達とかに紹介されて、「おぉ、あたいはあんたの正式な彼女なんだね」と確信を得ることが多いです。

これって、逆手にとって「こちら、私の彼なの 仲良くしてね!」と自分の友達に紹介してしまえばこっちのもんじゃないのかと、いつも思うんですよねぇ。

いやでも、その場で「え!?」とかいう反応されたら耐えられないので、私はやりません。笑


なんだかんだ言って規格なし

こんなのもありましたよ。

花子ちゃんという女の子とハンス君という男の子がいました(仮名ですよ)。

花子ちゃんはハンス君の事が好きだったんですけど、ハンス君にとって花子ちゃんはお友達の一人。

ある日、花子ちゃんの日本人のお友達が悪ふざけをして、花子ちゃんはハンス君に愛の告白をすることになってしまいました。

ハンス君は驚いたけれども「う~ん、ちょっと考えてみる」と答えを保留。

後日「付き合ってみようか」とお返事しました。

その二人なんと、

あれよあれよという間に結婚してしまいました

つづく・・・『ドイツ人と彼氏彼女になる???その2』


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ドイツでナンパってどんな感じ

私事なんですけどね、ドイツに住み始めて初めのうち6ヵ月くらいは、なぜかよく男性に声を掛けられていました。私は日本じゃナンパなんて1度も経験ありませんよ。年寄り子供にはよく話しかけらますけどね。

声を掛けられるのは、たいていは駅とかで座っていたりバスの待ち時間に勉強していたり、急いでいなさそうな時でした。

ハローから始まって「電車待ってるの?」「勉強してるの?」「どっから来たの~?」「ドイツで何してるの~?」とか質問されてちょこっと話して、という感じでした。

普通の相手だと、向こうが名前と連絡先を書いたメモとか名刺とかを残して「じゃあね!」と去っていくというスマートなナンパでした

連絡をするか否かの主導権は女性にあり

日本でのナンパのイメージって「連絡先教えてよ~」だったので(え、古い?)、ドイツ人ってどうしてすぐ連絡先を渡して来るんだろう・・・と不思議でたまりませんでした。

普通じゃなかったナンパもありましたよ。

アブノーマルパターンは、腕とかやたらと触れてきたり、しつこく約束を取り付けようとしたり、別れ際に( ̄з ̄)と来たり!!!きぇ~!!

※初対面で握手以外のスキンシップを試みてくるドイツ人は誠実な人ではありません

☞参考に読む>>【ドイツでの挨拶は?握手?ハグ?ほっぺにチュー???】

当時を回想解析すると・・・けっこうね、こっちをじーっと見てくる男性って多かったんですよね。

で、たぶん視線を感じるから私もその人を見る。相手がなんかニコッとするからつられてニコッとしていまう→声を掛けられる、というパターンが多かった気がします

でもドイツに慣れて来たら全く声を掛けられなくなりました。笑

大きな一因はきっと、こちらがニコッとしなくなったから。

ドイツ人って、店員さんとか、サービス業の人達でも愛想が悪くてニコッともしない人が多いせいか、こちらも無駄にニコニコしなくなるんですよ。

あとは、良くも悪くもドイツに馴染んでしまった故の異質感の薄れ、エキゾチックオーラがなくなったとかね。


おばさんのお節介かもしれないけれど

身元もわからない知らない人には用心してついて行かない方が良いですよ。

一見、親切に見える人でもどんな下心を化けの皮で隠しているかわからないから。会ったばかりの外国人に嘘ついてもバレませんよね?

現地の人と交流したいのであれば、Stammtischとか、何かしら地元のグループであったり、然るべきところで交流することをおすすめします。

共通の知り合いがいる人と交流するということは、身元もはっきりしているし、両者を知ったうえで相談したり忠告してくれる人がいるということろで安心です。

最近は出会い系アプリとかあるんでしょう?1対1って高リスクだと思いませんか。そりゃあ運よく良い人と巡り合える方もいらっしゃると思いますが、普通の生活では共通点のないとんでもない人と出会ってしまう可能性も出てくるでしょう。

自己責任と言ってしまえばそうなんですけど、海外で日本人が大変な犯罪に巻き込まれるニュースは聞きたくないですからね・・・老婆心です、はい。


ドイツ人は誰にでもドイツ語で話しかける

わたし、胴長黒髪平たい顔ですけど、ナンパでなくともドイツ人って私にも普通にドイツ語で話しかけてくるんですよ。

デパートでおばあちゃんが「高っ!ねえ、ストッキングが10ユーロって、高いくない!?」とか、いきなり。「えっ?う~ん・・・」とくらいしか返しようがないけれど。

いやいや違うだろと思うのは道端で「すみませーん、ここに行きたいんだけど」と話しかけてくるドイツ人。

別に私以外にも人はいるのに。わざわざ外国人に道をきくなんて、日本じゃ絶対にあり得ませんよね。まぁ、それだけドイツは人種が入り乱れているということでしょうけど。

電車で隣になった人と世間話したり、というのはよくあることです。ドイツ人はけっこう大きな声で独り言を言ってる人が多いので、それを拾うことにより会話が始まることもよくありますよ。

一回喋った人とは、普通はTschüss さようなら~とかschönen Tag 良い一日を〜とかgute Reise 良い旅を~とかその場に合わせた挨拶をしてから別れます


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国によって違う

欧米って、ハグとかキスとか、日本よりスキンシップが多いと思っていませんか?まぁあながち間違ってはいませんが実は国によって結構違うんですよ。

ドイツでの下心のない&シラフ時の普通の挨拶は、実際にはどのような加減なのか書きだしてみようと思います。

ドイツではよっぽど親密ではない限り、握手!

イタリアもそうですが、ドイツでは初対面の時には名前を言いながら握手をします。たまにめちゃくちゃ握力強い人がいます。笑

ヴァリエーションは相手によりけりで、同い年くらいくらいの相手であれば下の名前を言いながら握手をします。"Hanako, schön(ハナ子です、よろしく)" みたいな感じで。

軽すぎず、でも強すぎず、相手の手をぎゅっと握ります。

※軽すぎると気持ちが悪いし印象も悪いので、割とがっちり握ってほしいです。

もうちょっとフォーマルにしたかったら"Hanako. Hanako Fujiyama, freut mich(富士山ハナ子です、初めましてよろしく)"とか言いながらかな。

ちょっと距離を取ってガッチガチな感じに挨拶したければ "Frau Doktorin Fujiyama, sehr erfreut(博士富士山女史です、よろしくお願い申しあげます)" とか・・・。

ま、3番目のはあんまり機会がなさそうですが・・・ でもこれはハッキリ言えます。

ドイツ人は普通、初対面の人にハグなんてしません。

絶対にしません!

ドイツの挨拶は、基本は握手だと思っていていいと思います。

病院の先生や学校の先生に「こんにちは」「さようなら」を言うとき、仕事場の同僚に「おはよう」と言うときも毎回、握手をします。

ちょうどタイミングが悪く手が汚れているときは、手が汚れているんだというジェスチャーをし笑いながら手首(腕)を差し出したりもします。

タメ口で話すような感じの同僚の手が離せなさそうだったら、「おはよう!(morgen!)」と言いながら肩ポンポン叩いて挨拶をしたりします。

(病院については必ずではなく、手を出してこない先生もいますので、私は自分からは出しません。)


どの程度になったらハグをするか

ドイツでは、一緒にプロジェクトをやり遂げた仲間だとか、これから長く会わないのがわかっている時の別れの挨拶だとか、超久しぶりに会って嬉しい時の挨拶とか、一緒に出掛けたり相談ができるような親しい友達とか、そんな風にまぁまぁ仲良くならないとハグつきの挨拶はしません

そして女同士や男同士のほうが

異性間よりハグ率は高いです。


ただ、普段ハグする仲ではない人にもハグする特別な時もあるんです。

それは誕生日とか、試験に合格した時とか、何か発表が上手く行った時とか、

「おめでとう」を言ってお祝いする時。

まぁでもこれは握手でもよくって、正直その時の自分の高揚具合とか雰囲気で決めます。


私は「私この人とハグしたくな~い」という人には先手必勝で右手を前に突き出したまま相手に向かいます。笑

そうすると相手は握手せざるを得ないから。普通の相手だったら、これでOK。

でもね、私がこうやって「あなたとはハグしませんよ!!!」と意思表示しているのにもかかわらず、上手の人(大抵はおじさん)はめげずにハグして来るんですよねぇ・・・ ちっ。


あとは

「ありがとう!」を言うとき

ですね。

プレゼントをもらって「ありがとう!」とか、助けてくれて「ありがとう!」のときとか。普段はハグつきの挨拶をしないお友達や知り合いでも、ありがとうの度合いによりハグ付きでお礼を言います。


余談ですけど、ルームシェアしていたある同居人の男の子が半年だか1年だか留学することになったんですよね。私は彼と特別に仲が良いわけではなかったのですが、「元気でね!」との挨拶の時に迷った挙句にハグしたんですよ。

かなり微妙な数秒でした。

無理せず握手にしときゃよかった。ま、でも「あんたのこと別に嫌いではないよ」とは伝わったかも。


ハグする時にほっぺにキスはしないのか

イタリアは友達としてでも親しくなったらほっぺに2回チュー。それも左頬から。スイスは3回。フランスは2〜4回でしたっけね!?

※伊仏スイス、キスありの挨拶は頬っぺたを軽くつけたりつけなかったりで、チュッと口で言っているだけの、フランスではビズと呼ばれているものです。

さてドイツはどうかと言うと、

友達にハグをする時にキスは滅多にしませんよ

するとしたら、相手が小さな子供とか、とか。

されるとしたら、久しぶりに会うおじいちゃんやおばあちゃんとか(家族ですね)・・・。

あとはなんらか特別な関係が発生している場合以外に思いつきません。

まぁ、かなり仲の良い女性同士でキス付きの挨拶をする人たちもいるみたいですが、そんなには多くないです。

キスの種類は、空中で音を出すビズを2回か、ほっぺに唇をつけて1回チュー。その時によって違うみたいですけど、とにかくあまり見ません。

異性間では、よっぽど親密な関係でない限りキスありの挨拶はしません。するとしたら、ドイツではビズではなくほっぺにチューかなぁ。いや、でも恋愛の対象としての親密さだったら口にチューしますしね。

知り合い程度の関係の異性でほっぺにチューはほぼゼロと言っていいほど無いと思います。

同性だろうが異性だろうがドイツで気のない人からほっぺにチューなんてされたら私はギョッとします。


ハグ時の体の密着度

ドイツでハグつきで挨拶する時は結構がっしり相手に両腕を回します。

ドイツのハグは相手の背中まで手を回せるくらい密着しますが、イタリアとかフランスのキスつきの挨拶はそれではほっぺが良い位置に来ませんからね、手のひらは相手の上腕くらいなのであまり密着感がありません。ふわっとしていて体の密着度はドイツのチューなしのハグよりも低いです。

ドイツ国内で同僚とかとハグするシチュエーションがあったら、私の脳みそはドイツ風以外のハグが来るとは思っていないんですよ。

でもフランス人とかイタリア人とかは不意打ちで自国風のビズの挨拶で来るもんだから、なんともぎこちない挨拶になってしまって、なんとなく気まずい思いをします。

あ~面倒くさいので統一して欲しい。


挨拶だけど口にキス

知り合いのドイツ人家族なんですが、

親子でマウストゥーマウスのキスをしていたのを見たことがあります。

孫がいる年齢のおばあちゃん(65歳くらい)と、子供が3人いるその娘(40歳くらい)。

その日、二人は口喧嘩してちょっと雰囲気はあまり良くないように見えたのですが「ママ~キス!」といって、おやすみのキスをして颯爽と去って行きました。

日本生まれ日本育ちの日本人で親とハグもしない私には、いくら文化が違うとわかっていても衝撃でした


番外編?

私には結構親しくて、会うといつもハグして挨拶をしている異性の友達が数名います。

ただ彼らは、全員ではありませんが、彼女や奥さんなどが同伴しているとハグしてこなかったりするんです!笑

本当に気が遣える男達なのか、後で彼女や奥さんにわーわー言われて面倒なことになるのを見越して回避しているのか、失敗してしまったことがあるのか、本当のところは知りませんけどね!


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