渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

カテゴリ:日独伊 > 日本、ドイツ、イタリア 違うところ似ているところ


urlaub

援助のお金

日本では国民全員に10万円が支給されていた時期に、「イタリアはそういうのある?」とポチに聞いたところ「イタリアはヴァカンスに行くと150ユーロ貰えるよ」と言っていて、マジかイタリア。いろんな意味で流石だな、、、と思っていました。

ポチは「イタリアは今観光客が来ないから旅行してイタリアの観光業界を助けなきゃいけないんだよ~」ともっともらしいことを言っていました。


新型コロナウイルスの影響で仕事ができなくなった芸術家にドイツがいち早く援助をしたのは広く認知されていると思います。

ご存じない方はこちら↓


イタリアも、案外早くに芸術家へ援助すると言っていました。確か金額は€500とか・・・(少なっ)。

その後どうなったか存じませんが、イタリアは芸術家に特化せずとも「失業」ということで毎月手当が受けられていそうな気がします。

日本は結局、一人最高100万円でしたっけ。

日本は対応が遅いと国民は不満そうでしたが、内容を見ると他国より手厚い印象です。


イタリアにもあるGoToトラベルキャンペーン

日本がGoToトラベルキャンペーンを始めるより随分前にイタリアでは旅行への援助がありました。

それで、まあうちのポチも、旧友の住む島へバカンスに行きました。

一人で。

しかも2週間も。

もう、非難とか軽蔑というより、諦観の境地です。


バカンス中、ポチに「どう?観光客いる?」と聞いたら

「え?観光客しかいないよ~あはは~」

とのことでした。

ビーチという場所のせいもあるかもしれませんが、さすがにアジア人はいなかったそうです。

でも、西洋系の

可愛い女の子はたくさんいたそうです。

今回訪ねたポチの旧友ですが、ポチが私と出会う前にめちゃくちゃ遊んでいた時期の友達でした。

その友達、もう見た目からチャラいんです。

バカンスでアバンチュール・・・なんてよぎってちょっと心配でした。

まあ、吠えるなんちゃらは噛まないそうなので・・・信じたいところです。


それと同じくらい気になったのが

マスクの着用。


マスク洗っておくれよ

イタリアではマスク着用は義務化されているのですが、今までにない習慣ですからね。

イタリア人もどのようにマスクと生活したら良いのかよくわからないところもあると思います。

それで、いろいろなところで説明しているのを見ましたが、大抵はこのような感じです。

仕事などで8時間以上連続して着用する場合は、毎晩消毒・洗浄することをお勧めします。買い物に行く途中など短時間しか使用されていない場合は、使用後にビニール袋に入れて保管し、洗濯前に3~4回使用することができます。

70%のアルコールスプレーで除菌し、30分乾燥させた後にビニール袋に入れて保管すればマスクは再利用できる状態です。

う~ん・・・、何かが日本人の感覚と違いますよね。

バカンスから帰って来たポチに「どうせマスクしてなかったんでしょ・・・」と聞いたら、ちょっと不機嫌そうに「してたし」「義務だし」と言っていました。

たぶん、日本人の感覚での「マスクをしていた」とは違うと思います。

ポチが、つけていたマスクをわざわざ外して写真に納まったとも思えないし。

ビーチの写真も見ましたけど、水着にマスクなんて・・・つけている人がいるわけもなく。


因みにポチはバカンスから帰宅して次の日から仕事に行きました。ママのところへ行って食事もしたそうです。

周りで感染者が出たという情報もないし結果オーライなのかもしれませんが、本当に危機感がありません。大丈夫かな。


そうは言っても、ポチの両親もポチも、普段の生活で外に行くときは一応ちゃんとマスクしているようです。

私の手作りマスクは、あんなに大きめに作ったのにやはり鼻のせいで丈が足りなくて突っ張っています。ふっ。

ポチは

「僕、マスクちゃんと洗ったからね」

と自慢していましたが、

洗ってるからね」

ではありませんからね。


いったい何ヶ月使ってるんでしょ。洗っていないマスクなんて、汚いし。

衛生観念の違いが溝になる。

十分にあり得ます。



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umi

イタリア人女性の夏の毛の具合

たったのひと夏なのでドイツほどの数は見ていませんが、夏の間、電車の中など近距離でじっくり観察してた感想を書き留めておきます。


国際体毛問題 まずはドイツ人女性の毛の処理具合について


イタリア人女性の毛の処理具合は、もちろん人それぞれですが、

印象としては

ドイツより処理率が高い

です。


知り合いのイタリア人

そんなに親しくはないのですが、知り合いに可愛いらしいアラサーのイタリア人女性がいます。

彼氏ありです。

春に肘から下が出ているくらいの服の時にはふっさふさだった彼女の腕毛も夏になるとツルツルになくなっていました。

うちのポチが以前、冬にふさふさの私の腕を見て

ポチ「毛・・・」

と固まっていた時に

クマ「腕の毛はみんな剃ってないじゃん!特にドイツでは!」

ポチ「いや、そんなことないでしょ!」

こんな会話をしたことがありましたが、「なんだ。ドイツ人どころかイタリア人だって服から出る間しか処理してないじゃん」と思いました。

ま、一人だけ見てのことだから何とも言えませんけどね。


どうやら脚は必須か

夜は私が歩き回らないので日中の話ですが、夏はけっこうショートパンツのような短いものを履いてい脚を露出している若い女性が多いです。

日本で見慣れぬせいか、電車やバスの中ではついイタリア女子高生の露出されたツルツルの脚につい目がいってしまっています。

出ている脚はツルツルですよ。でも腕の毛はボーボーだったりするんですよねぇ。

イタリア人を観察していて、高校生くらいの若い娘の中で

腕は剃らずとも夏の脚の除毛は常識なのかな

という印象です。


毛の色

ちょっと謎というか見慣れぬ毛の女性がいました。

駅で1度見かけただけなので真相はわかりませんが、例外なく腕はボーボー脚はツルツルの方でした。

何が見慣れないかと言うと、髪の毛の色は真っ黒なのに、

腕の毛は金髪

だったんですよ。

基本的に髪の毛の色とその他の体毛の色って似ているものだと認識していたので、とても違和感がありました。

腕だけ脱色しているのか?とも疑いましたが、きっと生まれつきそういう組み合わせの方なんでしょうね。

珍しいなと思って見ていましたが、わたしのドイツでの同居人にも、髪の毛は明るい金髪だけど眉毛は真っ黒という子が、いるにはいました。

遺伝子って不思議。


イタリアのおばさま方

若い子に比べて、イタリアのおばさま方は腕毛がない人が多いな~という印象です。

ただ、こんがりと日焼けしていたりしわしわだったりするので、毛を処理しているのか、単に生えなくなっただけなのか、薄い上に毛が細く見えないだけなのか、よくわからない感じでした。

中には、Tバックが透けて見えているピチピチノースリーブワンピースを着ているにも関わらず、脇毛が5ミリくらいに成長しているバリバリに日焼けしたおばさまもいました。

その方の腕毛も目を凝らしてよーく見てみましたが、ちらっとまばらに生えている程度で、「処理はしていないけど日焼けの影響であまり生えなくなった」みたいな感じに見えました。

スーパーやドラックストアを見ると除毛クリームが取り揃えてあるのでイタリアの女性はクリームで除毛している人が多いのかなあと思います。


イタリア人男性の毛

なかなか衝撃的で二度見というか凝視してしまい、私の熱い視線をバシバシ感じていただろうなと思いますが、電車の中で

半ズボンを履いた

脚の毛(すね毛ですね)を

綺麗に処理した

おじさん


に出会ったことがあります。

中年のおじさんのすねに毛がなくて、ツルツルなんですよ。

全身を見た感じでは、職業がモデルとかスポーツ選手とか、そのような感じでもありませんでしたよ。本当に普通の中年のおじさんでした。

更には一緒にいた20歳前後の息子らしき人物。

脚の毛は自然にありましたが、

腕の毛がなくツルツルでした。

謎です。


因みにうちのポチは脚も腕もボーボーです。

当時はスポーツをしていた関係で、高校生の頃に2回くらい剃ったことがあるそうです。

下の毛は暑いので夏にはバリカンで短くしているようです。

日本では男性向けのサービスで髭脱毛があるようですが、ポチにそれを言うと

「はあっ!?(髭の脱毛なんて考えられない!)」

だそうです。

イタリアでは髭がある方がセクシーなのだそうで、ポチもいっつも髭面です。

ポチの髭面なんて正直、見飽きてきました。

たまには日本人みたいにツルツルに剃ってほしいんだけどなー(肌が荒れるから嫌だと断られます)。
 
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ka

だんだん虫が出る季節になってきましたね。

わたし、虫が嫌いです。

基本的に、どんな虫も素手では触れたくありません。蚊がいなくなるスプレーを開発された方には大いに感謝しています。

家の中で見る他の虫は、ビンで捕獲するか、小さいものであればティッシュで軽く包んで濡らして窒息死させます。

クモなんかは見て見ぬふりします。

ところ変われば出る虫も変わるもので、今日はイタリアとドイツの虫事情について書いてみたいと思います。




※殺虫剤は飛行機に持ち込みも預け入れもできないので、イタリアには持って行っていません。持ち込みたいのはやまやまなのですが。


まずはドイツ

実はドイツ。結構、北の方にある国なんですよね。

日本の最北端は北緯45度くらいですが、ドイツは最南端の町でも47度なので、

ドイツは日本と被ってもいないほどの北の国


なのです。

ドイツは北部より南部の方が雪が多かったり寒かったりするのは、標高のせいかなと思います。

まずはそんなドイツで私が見たことのない、日本ではメジャーな虫。

私が「見なくて嬉しいな」と思う順にランキングでご紹介します。


嬉しい堂々の第一位

それは

ゴキブリ。


さぁ、みんなでドイツへ移住しましょうか~。笑

海外との接触が避けられないこのご時世、ドイツにゴキブリが全く侵入していないとは思えませんが、とにかく見たことがありませんでした。

きっと、どこかにはいると思いますよ。飲食店とかね。

会社や学校、新旧様々な家に住みましたが、見たことがありませんでした。


見なくて嬉しい第二位

蚊ですよ、蚊~!

夏に蚊がいないなんて、なんて快適なんでしょうね~!

ドイツでは夜、耳元に来る蚊に睡眠妨害をされることもなく、何日も痒くて跡が残るなんてこともないんですよ~!

しかしドイツも年々夏の暑い日が増えているせいか、私がドイツに住んでいた最後の夏は2~3匹見ました。

でも、何か動きがとろくって、すぐにバチンと確保できましたし、刺されたことは一度もありませんでした。

ひょっとするとこれからドイツでも夏に蚊が出るようになってくるかもしれませんねぇ・・・。


見なくて嬉しい第三位

ムカデです。

気持ちは第一位(タイ)なのですが、日本でも私は刺されたりなど未だ被害にあったことがないので、第三位になりました。


見なくて嬉しい第四位

カメムシ。

地味に嫌いです、カメムシ。でもドイツでは見ませんでした。カメムシが好む果樹が少ないのか、気候のせいなのか。どうなんでしょうね。


続いては、ドイツでは日本よりも出現率が高くて嫌だった虫たちをご紹介します。


気持ちが悪い!第一位

巨大ナメクジ。

都市部では見かけませんでしたが、ちょっと田舎に行くと凄まじかったです・・・。


ポチと初めてデートした時の事です。

ドイツの古い建物が残っている、まあまあ有名な観光地に夜ごはんを食べに行ったんですよね。

お食事の後は「ポチは私に気があるのだろうか、ないのだろうか・・・」なんて探りながら、あてもなくぶらぶらと散歩をしていました。

中心地は外灯などがあって明るかったのですが、少し離れると真っ暗でした。

両脇に果樹園のようなものがある道を通って街の中心へ戻ろうとした時でした。

あまりに暗いので携帯のライトで道を照らしたら・・・・!!!!


レンガ色のぶっといナメクジがびっしり!泣

衝撃の光景でした。

焦ってテンパる私を見てニヤニヤと嬉しそうなポチ。

ここぞとばかりに、どさくさに紛れてスキンシップを試みる私。笑

いやぁ、懐かしい。

その他にも、スイスの山で夏の休暇を過ごしていた時。雨が降ると道中に奴らが出てきていて、最低でした。


どうにかしてよ…第二位

ハエですね。ハエ。とにかく多いし、大きいやつはデカすぎる。

夏、日中に窓なんて開けようもんならすぐに入って来ますよ。

経験上、夕方に窓を開けていると、わりと出て行ってくれます。

ドイツの窓には基本的には網戸がないのですが、網はドラックストアなんかで売っていて自分で設置できるんです。

網を付けると大きな虫は窓からは入ってこなくなりますが、コバエはその網をもすり抜けて入ってきていました。


どうにかしてよ…第三位

蜂です。

ドイツの夏はWespeと言って2cmくらいの大きさの蜂が凄いです。日本語訳を見るとスズメバチとなっています。

パン屋やケバブ屋ではこの蜂とハエが売り物のパンやケバブの具にたかりまくっています。ドイツ人は気にせず買っています。

ドイツの夏は気候が良いですから、オープンカフェやレストランが人気で、みんな外の席に座って飲食をします。でも、もれなく蜂つきです。

さすがはドイツの蜂。どうやらビールがお好きなんですよ。なのでビールはコースターの上に置くのではなく、コースターをビールのグラスの上にのせてふたをしたりします。

手で振り払おうとしたり、キャーキャー言うドイツ人はいません。みんなとにかく無視しています。この蜂、刺す系の蜂なんでね。

因みにHummelという蜂もよく見かけるのですが、こちらは刺さない丸々とした姿がとても愛らしいです。日本訳はマルハナバチだそう。


危ないぞ!第四位

マダニです。

私はまだ出くわしたことはありませんが、ドイツでマダニに刺されたことがある知り合いは何人かいます。

マダニは皮膚に頭を突っ込んでくるらしいじゃないですか。それだけでも怖すぎなのに、刺されると感染症になったりもするとか。

自分で抜こうとすると頭だけ皮膚内に残ってしまうらしいので、病院に行って取ってもらわなければいけないそうです。


ちょっと面倒…第五位

テントウムシです。

ドイツではラッキーアイテムとして人気のてんとう虫ですが、気温が下がってくると越冬するために家の隙間なんかに入ってくるんですよ・・・。

つぶしちゃったら結構なにおいもするらしく、地味に嫌な虫でした。


以上、ドイツの虫事情でした。


そしてイタリア

イタリアって、南国のイメージがありませんか?

でも実は北部のミラノは札幌より北にあり、

シチリア島なんて東京とほとんど変わらないんですよ。

九州なんて、もうアフリカ大陸の域ですからね・・・。

日本のほうがよっぽど南国なんじゃないでしょうか。

では北イタリアで見なくて嬉しい虫をご紹介します。


見なくて嬉しい第一位

Gですよ。ゴキブリ。

ドイツでGを見なかったのは気候のせいかな(寒いからかな)と思っていましたが、イタリアって暖かいイメージじゃないですか。なので意外でした。

絶対どこかにいそうな気はしますが、とにかく見たことがありません。

私の住まいは北イタリアなので、夏は暑いけど冬も厳しいというのが多少影響しているだろうとは思います。


見なくて嬉しい第二位

ムカデかなぁ?

ムカデって湿ったところが好きでしょう。ドイツはイタリアは夏も乾燥していますからね。ひょっとしたらそういうことも関係しているのかな?


イタリアで見なくて嬉しい虫は今のところこの2つくらいでしょうか。ドイツ生活と違い、イタリア生活はまだまだ浅いので、そんなことも関係しているかもしれません。

次はイタリアで見る嫌な虫を紹介いたします。


嫌な虫第一位

ハエ(ウジ)です。 ハエは多いです。ドイツと同じくらい多いです。

でも不思議なのが、街中のお店では見なかったような気がします。

ウジは・・・もう、、、ここではノーコメントで。詳しくはこちらでどうぞ。。。


嫌だな第二位

カメムシです。茶色の大きなカメムシが出ます。

ポチが言うには「昔はいなかったけどアジアから入って来た」のだそう。

なんでも、イタリアでもアジアから入ってきた外来種のせいで在来種がいなくなったりしているそうです。

なんとなく欧米原産のものは何でも強いイメージがありましたが、外来種のせいで~というのは日本だけではないんですね。


嫌だな第三位

蚊ですね。

蚊は日本の方が多いし、日本の蚊の方が刺されたらずっと痒いので第三位になりました。

イタリアでは、日中はそうでもないのですが、蚊に睡眠妨害はされます。

うちは冷房がないので(というかドイツや北イタリアで冷房がある住居はまだまだ少ないです)、夏の暑い夜なんかは窓を開けずには寝られません。

体温が高くてO型の、寝る前に足を洗う習慣のない鴨が隣で寝ていますので私は刺されはしませんが、気持ちよく寝ている時に耳元にプーンと来られるとやはりイラつきます。

あ、因みにイタリアには意外にも蚊取り線香が売っているんですよ。ドラックストアなんかであの緑のグルグルが手に入ります。いつか買って試してみましょうかね。


でも私のお気に入りはこの伽羅の香り効きめ最強
アース渦巻香 蚊取り線香 プロプレミアム【アース渦巻香】


まとめ

まあ虫さんたちも必死に生きているのだから共存していくしかないんでしょうが、仮にも新しく開発された殺虫剤が凄すぎたり思わぬ天敵が現れたりしてゴキブリが絶滅危惧種とかになったらどうなるんでしょうかね。そうなったら今度は保護するんでしょうか・・・。

全部人間の勝手ですが、嫌いなものは嫌いです。あちらの方々も別に人間のことを特別好きではないでしょうけどね(シラミ、蚊やダニなどは除く)。

私は特に好きでも嫌いでもありませんが蝉はドイツにも北イタリアにもいませんでした(南フランスにはいました)。 鳥のさえずりなんかは聞こえますが、ドイツや北イタリアの夏は日本の夏に比べるとそれは静かなものですよ。

夏に日本に電話なんかして蝉の声が聞こえた時には「日本の夏ってそんなにうるさかったんだね!」と驚いたものです。ポチも夏を日本で過ごした時は「蝉の声が凄すぎて目覚まし時計いらなかった・・・」と言っていました。

日本はまた厳しい夏が来ますが熱中症などならないようお気をつけて。


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zu-n

所変われば感覚や常識も違ってくるもので、ついつい日本の感覚でやってしまって「失敗したな~!!」ということを2つご紹介したいと思います。

※私は女なので、女性同士の会話をご想像くださいませ。

良かれと思って?いや、他に話題がなくて?

日本で、久しぶりに会った日本の友達や親せきとの会話を思い出して下さい。

「わぁ、久しぶり~」

「元気~?」

で、特別に話したい事がない場合や思いつかない場合、どういう会話になりますか?

例えば、こんなセリフ、言ったり言われたりしたことありませんか。


「え~何か痩せた~!?」


この挨拶、なんか日本人特有だなと思うんです(もしかすると韓国とか、日本から近い国の人も言うかもしれませんけど)。

私の知る限り、日本の感覚でもってドイツでこれを言うとかなり微妙な空気が流れます。日本みたいに「いやいやいや、全っ然よ!」みたいな、にこやかな返事は返ってきません。

かく言う私も、ちょっと長めの日本一時帰国から戻りたての時につい言ってしまって不穏な空気が流れました。

2年ぶりくらいに何人かの元同僚に会ったんですよ。凄く好意的でたくさん話しかけてくれる人と、普通に「わぁ!元気?今何やってんの?」くらいの挨拶の人が大半だったのですが、一人だけそっけない人がいたんですよ。

それで、何か話さなきゃと焦っちゃって、つい言っちゃったんです。

「何か痩せたでしょう」

って・・・。

だって、明らかに白髪が増えていて、しかも離婚調停中だとかいう噂もチラッと聞いていて、「大変そう→痩せたもの当たり前→ひょっとしたら『いやぁ今ちょっといろいろ大変で』とか話してくれるかも」という考えがよぎったんですよ。たぶん。

も~、大失敗でしたよ。言った0,5秒後には「しまった!」と思いましたよ。

「そう?まぁ、あなたが居た時は私は産後だったんじゃない?」

と言われて会話は終わりました・・・。

チーン。

まぁ、欧米の友達や知り合いに、痩せた太ったに限らず基本的に容姿に関してコメントするのは注意が必要なんですよ。

良かれと思って言ったことも、相手も日本人の感覚と同じとは限らないしね。

例えば、「顔ちっちゃ~い」。

日本で言ったらどちらかと言うと褒め言葉ですか?

ヨーロッパには、顔が小っちゃいことがコンプレックスの人もいるんですよ。

ポーランド出身のある女友達は「私のお母さんには私を十分な大きさの頭に産んでくれて感謝している」とも言っていました。

どうも、「顔が小っちゃい→頭が小さい→お馬鹿さん」みたいな感覚があるようです。

それと似ていて、うちのポチは高い鼻がコンプレックスです。

※あ、因みにドイツやイタリアでは鼻は「高い&低い」ではなく、「大きい&小さい」とか「長い&短い」と表現します。だからピノキオの鼻も長くなるんですね。

「じゃあ半分くれよ」と、もらえるもんならもらってやりたいくらいですが、私が初めてポチの実家にお邪魔した日も、家に着く前に「うちの家族はみんな鼻で親族ってわかるから・・・」と何度も前置きがありました。それくらい気にしています。

でもポチ、日本に行くと「うわぁ、鼻高~い!」と言われまくっています。爆

「日本ではね、高い鼻の方がカッコイイんだよ」「みんな羨ましいんだよ」「褒められてるんだよ」と何度も説明してあげたので、最近は受け入れていて満更でもないようです。

まぁ、あれですね。私もポチのおばあちゃんに「本当にこんななのね~!」と、両手でおばあちゃんの目尻を引っ張ってキツネの顔みたいにされた時は心中複雑できっと笑顔が引きつっていたでしょうが、みんな悪気はないんですよね

「うわぁ、手足短いね~」とか「うわぁ、顔平べった~い」とか「うわぁ、顔おっきいねぇ!」と言われたら、例え相手のお国ではそれがクールだとされていても、日本人だったら良い気がする人は少ないのではないでしょうか。

こういうわけで、容姿に関しては嫌な気持ちになる人もいるので触れないに越したことはありません。

「髪切った?似合ってるね!」や「その服、可愛い!」など、生まれつきの容姿などではなく、その人がチョイスしたものを褒めるのは喜ばれます。


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「1~2個嘘ついただけで鼻が高くなるなんて・・・全然罰じゃないんだけど」と思っていたピノキオの話、イタリアでは大変に嫌な事なんだなと最近やっと理解ができました。日本人向けにするなら「どんどん鼻がぺっちゃんこになる」とか「どんどん目が小さくなる(細くなる)」とかでしょうか。



謙遜という美徳は通じない

ドイツで着ていると何故かお褒めの言葉をいただく普段着があったんですよ。

日本人には

「え?これ?買ったの地元のイオンだよ

なんて言うと

「マジかー!笑」「イオン最高やなー」

とウケていました。


ドイツ人から褒められた時です。

「ありがとう!」と返したはいいものの、なんだか先が続かず

「これ安かったの!」

と言ってしまいました。

日本人が相手なら

「えー、1000円に見えな~い」

とか、そんな返事が返ってくるじゃないですか。

ところがドイツ人が相手だと、シーンとなってしまいました・・・。

日本では褒められたものや差し上げるものに対して謙遜して「大したものじゃないんです」と言うのは一応美徳とされているじゃないですか(まぁ最近はこれも変わりつつあるかもしれませんが)。

当たり前かもしれませんが、こういう感覚は欧米では通じません。

アメリカ在住40年の日本人の知り合に「外国では『これ美味しいから食べて』ってプレゼントするよねぇ?」「『そんなに高いものじゃないんだけど』とか絶対に言わないよね」と言ったら「うん、そうそう。『これ、ニューヨークで1番美味しいクッキーだから食べて』って言う」と言っていました(「ニューヨーク」の部分は「例えば~」の話ですけど)。


ファッション関係はださださのドイツですが、それでも可愛いものに敏感なドイツ女子ってたま~にいるんですよね。

そういう人達は私の日本で手に入れたアイテムに興味津々です。「これ可愛い!」と言われたら「ありがとう!これ日本で買ったんだよー!」と返すようにしています。

そうすると「やっぱりねぇ~!」と羨ましそうにしてくれます。褒められた時は遠慮なく自慢する方が円滑なコミュニケーションをがとれるような気がしています。


Top画はなのなのなさんによるイラストACからのイラストです
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nayamu


先日、南チロル地方の公用語がイタリア語とドイツ語の地域で助っ人登録の募集がでているとポチが言うので、イタリアでバイトでも出来たらなと、履歴書を送ったんですよ。

たぶん大学か何かのプロジェクトで人が足りない時に声を掛けてくれる感じのシステムだと思うのですが、詳細は良く分かりません。

我ながらボケてるなぁと呆れますが、履歴書と共に送らなければいけなかった申請書のようなものをメールに添付するのを忘れていました。

「応募して下さりありがとうございます。しかし書類が足りないので送ってください。」とのメールで気が付いたくらいボーっとしている私ですが、そのメールの宛名には慣れない敬称がついていました。

英語で言うMr.やMs.ではなく、プロフェッソーレ(プロフェッサー)、ドットーレ(ドクター)、マエストロとか、そういう類の敬称です。

ウィキペディアによると、イタリアではお医者さんだけではなく、4年制の大学を卒業した人もドットーレだそうなので、日本やドイツでつかない敬称がイタリアではつくんだなぁと他人事のように思いました。

イタリアの敬称って謎だらけで、ポチも「え、それ自分で言っちゃうの?」という敬称を、電話口などで言っているのをよく聞きます。

イタリアって独特だよなぁとかそんなことを考えていると、ドイツに来た頃は誰にSie(敬語で「あなた」)で誰にDu(ため口で「君」)と言っていいかわからなかったなぁ~というのを思い出したので、私の経験を書いてみようと思います。


学生には先輩後輩はない

日本で初対面の相手にいきなりため口をきくってこと、あまりありませんよね。

大学生だったら、普通は年上や先輩には敬語を使いますよね。相手が年上なのか年下なのかわからない場合は、まぁ一応敬語で話しますよね。

でも、ドイツは学生同士でSieを使うことは年齢や学年に関わらず、絶対にあり得ません。

面識がない相手でも、同年代の人には初めからDuで喋ります。

ドイツに来たばかりのアジア人あるあるなんですが、相手が1つでも歳や学年が上だとSieと言ってしまうんですよね。

これ、私もドイツに住んでまだ1年くらいの韓国人の年下の男の子、いわゆる「後輩」にやられて思わず懐かしくて笑ってしまったことがあります。

この韓国人の男の子とお話をした時、私は既に卒業していたし、初対面だったし、確かに私は明らかに彼より歳上でしたが、すぐに「いやいや、Duって言ってよ」と言いました。

※「Duにしましょう」というのは目上が言ってあげるのが常識です。

「オーケー」と返事しながらも、Sieと言ってしまい「あっ、Du」と言い直す下りは、私にも経験があります。

最初の頃ってSieとDuの切り替えが難しいんですよ。特にDuになると動詞も変化するし。

自分でも気が付かないうちにドイツでの生活に慣れてしまい、そんな経験も忘れてしまっていました。


学校の先生

学校の先生には、基本的にSieです。

だけど大学の先生でフランクな先生もいらっしゃるんですよ・・・。

最初から自己紹介で自分の下の名前しか言わないでDuで話してくる教授とか・・・、いるんですよね。

正直、困りました。

何人かドイツ人にも「ねぇ、先生がDuって言ってきても、やっぱりSieって言うべき?」と相談しました。

ドイツ人の中でも意見は割れていて、「絶対Sie」と言うドイツ人と「向こうがDuって言ってくるんだったら別にDuでいいんじゃない?」という人がいました。

私が在学中にDuで話してくる教授は半分くらいの確率でいましたが、私がDuと呼べた教授は1人もいませんでした。

あ、そうそう。

DuとSieの挨拶なんですが、私がいたのは南の方のドイツだったので先生が「Grüß Dich」と言ってきた時は 「Grüß Gott」と返すのが無難らしいとドイツ人の友達に教えてもらいました。

私は当時「Grüß Dich」がよく聞き取れず、挨拶っぽいのでスイス方言の「Grüezi」みたいなものかと思って、「ぐりゅーすてぃ・・・(?)」と返して「ん?」という顔をされた事がありました。

まぁ他にも普通にHalloとか、ちょっと特殊ですが先生に「Servus」と言っている学生もいました。

※Servusは親しい間柄の挨拶ですが、元は「奴隷」というラテン語から発生した「私はあなたの僕」という意味の言葉なので「目上の人にも使っていいんだ」と言っているドイツ人もいましたが・・・んー、私は使いません。


会社の同僚と先輩

会社はぁ、文字で書くのはなかなか難しいんですが・・・。

同期くらいの同い年くらいの人には、Duですね。向こうがこっちのことDuって言ったら、最初からDuですね。

めちゃくちゃ年上とか、厄介そうな人とか、向こうがSieって言ってくるような相手にはSieですよ。

かなり年上でも、上司でも「いやぁ、同僚なんだからSieなんて堅苦しいこと言うなよ~」と言ってくるオジサンもいました。

私が女なので、女性より男性相手の方が難易度は低かった気がします。

これもドイツ人に「ねぇ、誰にSieで誰にDuって言っていいかわかんない」と相談したら、「自分がDuって呼びたいなって思ったらDuでいいよ!」と言う人と、「年上や上司に自分からはDuとは言わない」と言う人で意見が割れました。

Duと言われると「馴れ馴れしい!」と思う人と、Sieと言われている間は距離を取られていると感じる人もいるようで、使い分けって本当に難しいなと思います。

そして、たまにしか会わない年上の同僚に会うと「あ、やべっ。この人とはDuだったっけ?Sieだったっけ?」と忘れてしまっていて面倒です。


とっても年上の知り合い

ん~、人によりますよ。

本当に気ごころ知れていて親しくてもSieのままの人もいます。

むこうは私のことをDuで呼ぶけど、私はSieと呼んでいる人もいます。

とっても年上の知り合いに対して私からDuと言いだすことはありません。

近所の人とかは、向こうがDuって言ってきて、関わりが多い人だったら私もDuって言ってたかなぁ。


道行く知らない人

子供~高校生くらいまでだったら、知らない子相手でもDuで大丈夫です。

中年以上の人には私はSieを使います。向こうがDuと言ってきてもSieです。

まぁ、ここら辺は日本とそう変わらないと思います。

ただ、お店の店員さんなんかには私はSieを使いますが、Duと言ってくるフレンドリーな店員さんも中にはいるんですよね。

カフェやバーのような所では、場所によってはアルバイトの学生っぽい人達にはため口をきかれます。こういう時は、こちらもDuと言っていいんでしょうが、私はSieしか使いませんね。

でも私も60歳くらいになったらお店で働いている若い子たちにDuで話しかけそうな気はします。


イタリアは?

詳しいことはわかりませんが、お客さんは店員さんに割とため口な気がします。

イタリア生活、慣れません。イタリア語、難しいし。あー愚痴です。


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moya

イタリアで日常生活をしていてちょっとイラッとしてしまうことを吐き出してみようと思います。

声がでかい

北イタリア人、シャイな割に喋り声は大きいなと思います。

まず、電車の中での喋り声。

朝はみんな眠いのかそうでもないのですが、夕方の帰宅時間の電車なんて、もうガヤガヤ・・・。

その場にいる人同士でも、電話で喋っている人の声もデカいんですよ。

特に中~高校生くらいの若い人たちの帰宅時。

あ~もう、うるさすぎ。

まぁでも最近は何か慣れてきました。

あ、因みにイタリアでは日本みたいに「電車内での通話はお控えください」みたいなルールはありません。みんな喋りたい放題です。

まあ、イタリアはルールが少ない上に、あっても守らない人が多いような気がしています。

ドイツのICE(日本で言う新幹線的存在)では、車両によって静かにしなければならない車両と、通話もOKな車両と分かれていました。

こういうところはドイツならではの合理的なところで素晴らしいと思います。

だって、座って電話したい時もあるじゃないですか。



テレビの音もでかい

イタリアは喋り声だけではなく、家の中でのテレビやパソコンの音も大きいなと思っています。

毎晩、夜中まで聞こえてくる隣人の大音量のテレビ・・・。

ドイツだったら警察を呼んでいいレベルですよ。

でもだからこちらも遠慮せずに早朝6時とかに洗濯機を回させていただいています。

うちのポチは随分とおとなしい方のイタリア人ですが、やはりテレビやパソコンの音量が大きいんですよねぇ・・・。

気に障るので、特に夜は「ヘッドホンして!」とお願いします。

電車の中でたまーにイヤホン無しで音楽聴いてる人もいますが、シャカシャカ虫は見たことないんですよ。

不思議です。

ヘッドホンやイヤホンの性能が上がっただけでしょうか。


荷物を自らどかさない

北イタリア人、電車内で混んできても隣の席に置いている荷物をなかなか自らの意志ではどかしてくれないんですよぉ。

言えばどかしてくれますが、朝の電車とか素行の悪そうな男子高生なんかは寝ていたりするので、起こしてまで「座っていい?」とは言いにくいです。

そういう場合は仕方なく立っていたりします・・・。モヤモヤ。


パーソナルスペースにぐいぐい侵入してくる

イタリア人のパーソナルスペースって極端に狭いのではないかなと疑っています。

電車を降りる時なんですが、急いているのか後ろの人が押してくる(当たってくる)んですよ。

たまに、こいつスリなんじゃないかと思うくらい。

更には、電車の中で座っていると、やたらと足や肘がぶつかってくるんですよ。

しかもぶつかっても謝らないどころか「あ、すみません」みたいな雰囲気も醸し出さないんです。


座ったままコートを脱ぎ着している人とか、めちゃ当たってくるのに何とも感じていない風なんですよねぇ(まさか気がついていないなんて・・・そんなことありますかね)。


ほんの一例ですが、どれくらい侵入されるかというと・・・

BlogPaint

この感じ

わたし、許せません・・・!

右の男性、近いというより、はみ出しすぎじゃありませんか?????

でも左の女性は全く気にしていなさそう・・・。

因みにこの女性。あっちが動かして足が私の足に30回くらい当たりましたが、何も起きていない風でした。

あー、モヤモヤ。


子供のしつけがなっていない

まだ確信はないのですが、イタリアって子供の躾に甘い感じが薄々しています。

具体的には指摘できませんが、例えばこの間、なんと地下鉄の構内の改札の内側で楽しそうにストライダーに乗っている2、3歳の子供がいたんですよ。

「は!?危なっ!」と驚きましたが、なんと先導していたのは

キックボードに乗った父親

らしき人物でした・・・。

子供は案の定、他人にぶつかりそうになってたけど、、、ぶつかられそうになった大人も別に注意したりしないんですよね・・・。おっとっと、みたいな。

ゆるい。

いや、こう言うのを「おおらか」って言うんでしょうかね。



車が止まらない

ドイツでは歩行者が横断歩道を渡ろうとすると、車はほぼ絶対と言っていいほど止まります。結構なスピードで走っていても、頑張って止まります。

ただ、歩行者側にも暗黙のルールがあります。それは「渡るぞ!」という意思を見せながら堂々と渡り始めるということ。

歩行者が迷うと車も困ります。

北イタリアも田舎の方に行けばドイツに近いものがありますが、無理してまでは止まらない傾向はあります。

ただ、トリノの市街地などの都会では、横断歩道で車があまり止まらないんですよねぇ。こっちが横断歩道に一二歩差し掛かっていても、来るんですよ・・・!!

本当、心が荒んでんなと思うのが、先の信号が赤でも止まらない車もいること。都会の生活は心に余裕がなくなるのかなぁ。

日本も横断歩道に人が立っていると止まらなければならないと自動車学校で習いますが、すぐに止まってくれる車は少ないですよね。何でなんでしょう。


バスが容赦ない

ドイツでは公共のバスは優先されていて、車道で普通乗用車はバスに道を譲らなければなりません(バスの邪魔になると容赦なくクラクションを鳴らされたり悪態をつかれます)。

日本では、バス専用の道路が整備されていない所で、右のハザードをつけているのに停留所から流れに戻れないバスも見ますよね。

北イタリアでも、バスは優先的に通さなければいけないルールがありそうだなとは見ていて思いますが、トリノのバスは酷いもんで・・・運転は荒いし、クラクションも鳴らしまくりです。

そんなトリノ近郊のバスは、なんとバス停に突っ立っているだけでは止まってくれません。

乗りたいバスやトラムが来た時は手を前に出して合図をしなければならないのです。

バスから降りる時も、少しもたついてドアが閉まったりなんかすると、もはやそこでは降りられないこともしばしば(私はまだありませんが降りられなくて困っている人たちを目撃したことが何度もあります)。

トリノで誰か降車や乗車したい時に運転手が気がつかずにドアが閉まってしまった時によく見るのが車体をバンバン叩く光景・・・。

ドイツだと「降りまーす」って大声で言う気がするんですけどね。私もドイツで降りたりのにドアが閉まっちゃったりした時は、「ドア開けて下さ~い」なり「降りまーす」なり大きな声で言っていましたよ。

先日、バス停でバスを待っていた時のことです。

私は進行方向に向かって前の方に立っていて、バスが3台続けて来ました。

私が乗りたいバスは3番目でしたが、バスがバス停に着いた時点では何番のバスが来たのか見えませんでした。

1番目と2番目のバスが出発した所で私の乗りたいバスが見えたので「乗りたい」と手を出して合図をしたら「何言ってんだ」風に運転手に首を振られ、乗せてもらえませんでした。

ま、都会のバスなんで、そんなに待たずに次のも来ますけどね、何かイライラ。

あ、余談ですがドイツでも路面電車の運転手でなかなか意地悪な人がいて、こっちが乗り換えで走って来ているのが見えているのに、絶妙なタイミングでドアを閉めるおじさんなんかがいました。

夜の、「それに乗れないと待ち時間30分」みたいな時間にですよ。普通だったら待ってくれるでしょう??

一緒に走っていた女性に「アーシュロッホ!!(訳:ケツの穴)」と罵られていたことがありましたけどね。おほほ。


以上、ちょっとした愚痴でした。

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eigo

子供に英語のアニメ、見せていませんか

お子さんに英語のアニメを見せている親御さんって、最近は結構いらっしゃるのではありませんかね。

子供が外でぐずった時に見せる用や、家でじっとしていて欲しい時に見せたり・・・。子供にはそもそも英語の番組しか見せないと言っているママもいますからねぇ。

このように普段から英語の番組をお子さんに見せている親御さんは「子供には英語を喋れるようになって欲しい」とか、「自分が英語で苦労したから」とおっしゃいますよね。

その気持ち、よーくわかります。

私も「小さい頃から英語ができたらどんなに良かっただろう」と思っている者の1人です。自分の子供には英語ができるようになって欲しいという気持ちもわかります。

小さなプリンセスソフィア、ミッキーマウスクラブハウス、プーさんと一緒などなど、わたしもたまに姪っ子と一緒に見ますよ。

でもこういうテレビの英語って、

子供にとって雑音でしかないらしいですよ。

英語でアニメを見ている時って、映像は入って来るけど音声は入って来ていない状態なんですねぇ。


私自身の経験

私は子供の頃、英語にとても興味があったので、自分で家にあったディズニーのビデオを見たり、セサミストリートを見たりしていました。英語で遊ぼうというNHKの番組も見ていました。

シンデレラとわんわん物語は、たぶん英語でしか見たことがないと思います。

親から強制されたわけでもなく、自らの意思で進んで英語に触れていた私ですが、

成果はゼロ。


英語のアニメを見ていた効果は、私には

全くなかったと言いきれます!


中学生になって、英語を日本語で学ばなければならない状況になって、英語が大嫌いになりました。

be動詞を「です」と訳せと言われた時から、訳が分からず脳みそのシャッターがガラガラ〜っと閉まりました。

私は今イタリアに住んでいますが、イタリア語は全くと言っていいほどできません。イタリアが好きで個人旅行をされている方の方がよっぽどできると思います。

住んでいても、喋らざるを得ない機会が未だないので、毎日のようにテレビやポチが誰かと電話で喋っている声、街ゆく人々のイタリア語を耳にはしていますが、本当に体というか頭に入ってこないんですよ。

語学は住めばできるようになるというのは真っ赤な嘘で、住んでいても勉強しなければ全くできないままです。

住んでいれば、同じ量を日本で勉強するよりも上達は早いというだけです。

ドイツに20年住んでいてもドイツ語が全くできないトルコ系の人がいるというのを聞いて驚いたことがありましたが、今なら納得できます。

いくらドイツに住んでいようが、トルコ系のコミュニティから外に出る気がなければドイツ語なしでも生きていくのに困らないんですよ。それが良いか悪いかは別として。

これって、日本にいて英語のアニメを見させられている子供にも同じことだと思うんです。

日本に居れば英語を話さなくても生きていけますよね?子供にとって一番大事な人、身近にいるお父さんやお母さんが日本語を喋る場合、コミュニケーションを取るために必要なのは日本語ですよね。

言葉って、できるようになるには「伝えたい」「コミュニケーションとりたい」という意思が重要だと思っています。

そんな中で、伝える相手もいない受け身のみの英語のアニメって、親の期待ほど意味はないと思います。


ディズニーの英語システム

ゆうこりんのCMがなんとも胡散臭いんですよ。笑




今まで私は、幼少期にディズニーの映画を英語で見たり、セサミストリートを英語で見たり、小学生になって公文式で英語をやってみたり、まあまあの年齢になってNHKのラジオ講座をやってみたり、任天堂DSの英語漬けを買ってみたり、いろいろしましたけどね、全っ然ダメでした。

今もたまに姪っ子と英語のアニメを見ますが、英語が頭に入ってくる感覚がありません。

だけどこのディズニーの英語システム。無料お試しのDVDを見ただけですが、不思議とこれなら私もできるかもと思えるんですよ。

up up up in the air〜♪ and down to mammy♪ 

まず、この歌が頭から離れません!

そして凄いなと思うのが、この2フレーズだけで2つの前置詞が説明なしに自然にわかるというところ。

楽しみながら感覚が掴める気がしました。別に回し者じゃないですよ。笑

興味がある方はこちら。
公式ウェブサイト

「とりあえずちょっとだけ試してみたい」「正規品にいきなり100万はちょっと・・・」という方には中古品もたくさんあります。
ディズニー英語システム中古品はこちら

※正規品でないとワールド・ファミリー・クラブ会員になれず、イベントに参加ができません。

外国語は大人にとっても雑音

私がドイツ語を話すようになって感じることがあるんです。

それは、解さない言語はそもそも耳に入ってこないのでは・・・ということ。

日本語がわからないドイツ語圏の人とドイツ語がわからない日本人との間で通訳をしながら会話をしている時によく起こることなのですが・・・。

私が日本人の言ったことをドイツ語に訳している途中なのに日本人が喋り出すという現象。しかも「あ、そうだ!」なんて言って、訳している内容とは全く違う話題を出してきたりするんです。

私は同時通訳者でもなんでもないので、「まだ喋ってるっつーの!見てわかるだろ!」とイラッとしますが、どうも私がドイツ語を話しているのが耳に入っていない状態=脳が勝手に雑音だと認識している状態なのでは?と疑っています。

大人でも外国語が耳に入っていないのだから、子供もアニメの英語なんて耳に入っていないのだろうなと最近思います。


絶対音感と言語能力

突然ですが、絶対音感って1歳くらいまでみんな持っているらしいですよ。

それと同時に、生まれたばかりの赤ん坊はどんな国の言語も聞き取る能力を持っているそうです。

しかし、日常で聞こえない言語や発音は聞き取れなくなっていくそうで、絶対音感も鍛えなければ失われるそうです。

そもそも聞き取れるかということと喋れるかというのは別問題だとは思いますが、普通の人間にはある程度のキャパがあると思うんです。「普通の人」の話ですよ。

私は子供のころ絶対音感がありました。

過去形なのは、今は絶対音感が全くなくなってしまったという意味ではなく、絶頂期に比べると明らかに衰えを感じるからです。大学に進学し、それ以降ピアノを弾かなくなったのも一因かもしれません。聴きはするんですけどね。

私の場合、絶対音感が失われなかった代わりに、言語能力があまり高くないのではと自分で分析(言い訳)しています。

歌なんて、メロディーは覚えられるけど歌詞はてんでダメです(え?記憶力の問題かな?)。

絶対音感がある=耳が良い=外国語の聞き取りが得意と思われがちですが(私も「英語のテストはリスニングが一番まし」と思っていた時期がありましたが)、イタリア語のRとLの違いはまだよく聞き取れません(ドイツ語のRとLの方が私にとってはまだ明確です)。

イタリア語のRって、巻き舌するんでしょう?簡単でしょう?と思われがちですが、そうでもなくって、イタリア人に言わせると、例えば私がしゃべる日本語の「ありがとう」の「り」は、LではなくRに聞こえるそうです。

音痴なのはあまり心地の良いものではないかもしれませんが、絶対音感なんて何の役にも立たないので、言語能力の方が欲しかったなぁ~なんて思っています。

ピアノは東大に進学した学生の子供の頃の習い事でランキング2位になっていますよね。さらに突っ込んで東大生は絶対音感があるかどうかなんてことについても調べてみて欲しいところです。


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イタリア人の義母がディスってくる

 
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roamer

イタリア人男性像が甘すぎる

皆さん、イタリア人の男性といえばどんなイメージですか?

スーツにサングラス、毎日「君はなんて綺麗なんだ」とか言ってくれるような?

ま、中にはそんな方もいらっしゃると思いますよ。

私が住んでいるのはイタリアでも北部の方ですが、実際のところは日本人がイタリア人と言われて想像するような、雑誌に出てくるような、見とれてしまうようなイタリア人には滅多に遭遇しません。

むしろ、道ゆくイタリア人男性の愛嬌のなさにイラっとさえします。

ファッションについては、あるイタリア人の女の子に「クマ、pantaloni (ズボン)という単語は覚えなくてはならない単語よ!」と言われたことがあります。「なんで?」ときくと、「イタリア人の男は絶対に『ズボンどこ?』ってきくから!」とのことでした。

へぇ〜。

ポチに「なんでイタリア人の男性は『ズボンどこ?』って聞くの?」とたずねると、「え〜それ、ただの嫌味だよ〜。男は服に興味がないっていう。」と言っていました。

ふぅ〜ん、よくわかんないなぁと思っていましたが、うちのポチ、

「ねぇ、僕のさ、あのズボンどこ」って、よく言っています。

こんなもんですよ、一般のイタリア人なんて。

スーツケース事件

イタリアでうわ〜っと思うのが、電車の乗り降り。

降りる人が先で乗る人が後という概念がないのはまた別の機会に書きますが、イタリアでは階段のある電車での乗り降りの際に荷物を持っている人(女性やお年寄り)への「手伝いましょうか」というのが、ほぼないんです。全くないわけではありませんが、確率的にドイツの方が断然上です。

「おいおい、ひでーな」と思ったのは、電車に乗っている時に遭遇したスーツでビシッと決めた中年男性。薬指には指輪もあります。

私は向かい合わせの4人がけの席に座っていました。私の斜向かいに座っている女性が小さいスーツケースを膝の前に置いていて、私の隣に人が座れない状態だったんですよ。

他の席も埋まってきた頃にスーツの男性が来ました。「スーツケース、上に上げましょうか」と言っているようでした。女性は「まぁ。ありがとう。」みたいな感じでした。

男性はスーツケースを棚に上げた後、私の隣に座りました。

みんな終着駅まで乗っていたのですが、この男性、

まさかのまさかの一言もなしにそそくさと降りてしまい驚きました。

私がどこに驚いているかお気付きですか?スーツケースが棚に上がったままなんですよ?

ドイツだったら仮に自分が先に降りるとしても「下ろしましょうか」と一声かけますよ。無視なんてありえません

つまり、スーツケースを上げてあげたのは自分が座りたかったからだけであって、その後のフォローはなしと。

最低ですね。

たぶん、頑張れば自分で下ろせない重さではなかったと思いますが、女性が困って残念な気持ちになっているのが見て取れました。

そもそも、若くもない女性がスーツケースを上げ下ろしするのは危ないですしね。

私はイタリア語ができないので言葉では何も言えませんでしたがスーツケースに先に手をかけ手伝いました。言葉ができたら「あいつ、座るだけ座っといて信じられないんだけど」くらい一緒に罵ってあげたのにな。

いつも思うのは、イタリア人って何か手伝ってあげたり助けてあげると、ほんのちょっとのことでも「ありがとう!とても親切!ありがとう!」とめちゃくちゃ感謝の言葉を重ねてくるなということ。


ドイツ人はよく気がつく

ドイツって人助けが好きなのかなと思います。

道端でキョロキョロしていれば、誰かしら「どうしました?助けましょうか?」と声をかけてくれます。

ベビーカーを押している人が階段などに差し掛かるのを見たら、当たり前のことのようにお手伝いします。

電車の中で大きな荷物を荷棚に上げようとすると男性がすくっと立ち上がって、手伝ってくれます。女性でも手伝ってくれますよ。

こういう人たちは人助けに喜びを感じているようですらあります(いや、ひょっとすると、人助けをしている自分のことが好きなだけかも・・・)

誰も進んで手伝ってくれなさそうな場合でも「すみません、手伝ってくれますか」と声を掛ければ嫌な顔ひとつせずに手伝ってくれます。


ドイツに住んでいた頃、日本に一時帰国した時のことです。

初めて訪れた電車の駅でエレベーターがなく、階段のみだったんですよね。私はスーツケースもあり、荷物が多めでした。

うわぁ、ついてないなぁ〜と思っていたところ後ろからサラリーマン風の男性2人がこちらに来ているではありませんか!内心「おっ、いいところに!」と思いました。

もちろん「手伝いましょうか」と言ってもらえると思って、2人の方をニコッとして見ましたが、私のことが全く見えていないかのごとくスルーされました!爆

本当に、チラッとも見られませんでした。「えぇぇぇ〜!」と、思わず声が漏れ出てしまいました。

日本では、自分の荷物くらい自分で運べと言われそうですが、こういうのは気が利かないっていうんじゃないかなぁ。

「運びましょうか?」って、爽やかでカッコ良いから、日本人男性もドイツ人みたいにやって下さいよ〜。笑


スリも見て見ぬ振り

先日、私は一緒にいませんでしたが、電車で居眠りしている間にポチのリュックサックがなくなりました。

「周りの人は気がつかなかったのかな?」と素朴な質問を投げかけたら、「イタリア人は他人が擦られている現場を目撃しても知らんふりするよ」との答えが返ってきました。

「え、なんで???」ともちろんききましたが「そうなんだからそうなの」だと・・・。

私が目撃者だったらどうするか自問しましたが、もちろん被害者を助けたい。ただ、犯行に及んでいた人に逆恨みされるのは嫌です。

被害者が手が届く程の近距離にいたら、足でも思いっきり踏んで目配せするか・・・。難しいところですね。

でも、こんな話を聞いていると私が電車の終着駅でまだ寝ている人を起こしてあげたりしただけで「うわ〜!ありがとう!ありがとう!」と言われるのも、普通のイタリア人はスルーするからかなぁとか思います。

イタリア人って案外冷たいのかなぁ。


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mimi

それ、耳垢のせい

うちのポチは、2〜3日に1回、プールへ泳ぎに行きます。トレーナーの方にプログラムを組んでもらい、毎回2〜3キロ泳いでいるらしいです。

ある日、耳に水が入って取れないというので、「それだったら、ティッシュを入れてトントンしたらいいよ!」と放ったらかしていました。

私も昔はよく泳いでいたので、耳の中に入った水の抜き方は熟知しているつもりでした。詰まっていた水がティッシュに染み込む時の感覚、あぁ懐かしい。

翌日になっても「水がとれなくて耳が全然聞こえな〜い」と耳にティッシュを突っ込みながら言っているポチの方を「どんだけ下手くそなんだよ・・・」とチラッと見たら・・・・、なんかティッシュがまだらに赤くなってる!!

ティッシュを突っ込み過ぎて血が出てきたのかと思い、一瞬そのやり方を薦めたことに申し訳ない気分になりましたが、

なんと耳垢の色でした。汚っ!

ここでもう思いましたよ。水が出てこないのは、溜まり過ぎた耳垢のせいなんじゃないかと・・・。

カサカサかネバネバか

耳垢って、カサカサとネバネバのタイプに分かれるらしいじゃないですか。

日本人の約8割はカサカサタイプだそうで、私もどちらかと言うとカサカサです。カサカサタイプは、普段の生活の中や寝ている間などに、耳垢が自然に外へ出たりしているらしいです。

しかし欧米人のほとんどはネバネバタイプらしく、日本人の耳掃除とも勝手が違うようです。

イタリアにはOTOSANという耳掃除のろうそくやらスプレーが売っていますが、ポチに「これ、知ってる??」と聞くと「へぇぇぇ。何なのコレ?」と全く知らないようでした。 

本当、耳の中を自分で掃除をするという感覚がないんですね。

因みに、うちには綿棒がありません。ポチ曰く、使い捨ての物は環境に悪いとかなんとかで「いらないでしょ!」と言われます・・・。

プロフェッショナルな耳掃除

ドイツでもそうでしたが、イタリアでも耳掃除は立派な医療行為で、自分でやってはいけないと言われています。

日本でも自分での耳かきはあまり推奨はされてないみたいですが、毎回耳鼻科に行くなんて、そんなの面倒くさすぎじゃありませんか!?

三十ウン年生きてきて、別に困っていないし、しかも、わたしはこの耳かきの虜です。その名も『いや〜快適』・・・。



同じような形状の耳かきをイタリアのアマゾンで探して購入しましたが、クオリティーが全然違いました。スッキリしません。やっぱり『いや〜快適』が一番です。

耳鼻科に送られる

「水抜けないから病院行ってくる!」と、ポチはまずはホームドクターのところへ行きました。そして、そこで耳鼻科へ行きなさいと言われたそう。

イタリアでの病院のかかり方が全く理解できませんが、今回のような場合、直接耳鼻科へ行けないものなんですかね。


耳鼻科では水で耳の中を洗われたと言っていました。

「これくらいのね(長さ30cmくらい?)、ぶっとい注射器みたいなのでね、すごい圧力で水を入れられたんだよ!!」と興奮気味に説明を受けましたが、耳に水を入れて掃除をするという光景が正しく想像出来ません・・・。

さらには、

チューブのような耳垢が出てきて、思わず『写真撮ってもいいですか!?』って言いそうだったよ〜!しかもね、耳垢にカビまで生えてた!あはは〜♪」

だそうです・・・。

今回は、「プライベート」だったので、耳掃除はなんと150ユーロもしたそうです。

それなのにポチは「僕ね、耳垢詰まってても、聴力検査パーフェクトだったよ!」「今は耳垢も取れてもっと良く聞こえるようになった♪」と、なんか嬉しそうでした。

この「プライベート」というのは、私の中で今のところ、すぐに診てもらえる代わりに支払わなければならない医療費が高いという認識ですが、まだ何か納得がいかないんですよねぇ・・・。

今回みたいな治療、ドイツだったら絶対に加入保険で全額賄われていますよ。

以前、ドイツでちょっとした緊急手術を受けたことがありましたが、自分の財布からは1円も払いませんでした。

ドイツでは昔、その月に初めて訪れた病院で10ユーロを払うというよくわからないシステムがありましたが(例えば、8月3日に耳鼻科で10ユーロ払ったら、8月5日に訪れた婦人科では払わなくていいという・・・)、それを除いてドイツの病院でお金を自分の財布から払ったことがあるのは、歯医者と子宮頚がんの検査の時のみくらいです。

しかも、その子宮頚がんの検査も、私が初めて受けた時は35ユーロで有料でしたが、そのうち年に1回まで無料になりました(加入保険により条件は違います)。

イタリアの保険と医療費のシステムはまだまだ理解ができません。

耳くそごときに150ユーロも払わされるなんて、この先のイタリアでの生活が猛烈に心配です。

因みにポチは、ACQUA OSSIGENATA なるものを自宅での耳掃除用に持って(買って)帰ってきました。原料は水、過酸化水素、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸。多分、日本で言うオキシドールみたいなものです。週一で耳に垂らせと言われたそうです。


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ドイツで婦人科検診へ行く
イタリアで初めて病院に行きました



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イタリアも随分と涼しくなりました。ドイツでもそうでしたが、夏が短いんですよね。

暑いのはあまり得意ではありませんが、夏が去るのを感じるとなぜかいつも寂しい気持ちになります。

家の中ではもう長袖です。今年ヨーロッパを襲った2度の熱波が懐かしいです。


ドロドロのジェラート

さて、夏が去る時に寂しいものの一つがジェラート。

冬にイタリアを旅行したらジェラートが全く食べられないかと言うとそういうわけでもなく、暖かい時期しかジェラートを売らないお店が多いんですよね。

ジェラートしか売っていない「ジェラート屋さん」も確かにあり、そういうところは冬季もジェラートを販売していますが、バー(日本で言うカフェ)や、チョコレートなどを扱っているお菓子屋さんのジェラートは夏期限定のところが多いです。

イタリアにはアイスクリームスクープですくった、まん丸のジェラートはありません(ないこたないかもしれませんが、普通のはまん丸ではありません)。

だって、ジェラートはアイスクリームスクープで形が出来ないくらいの柔からさで提供されますから・・・。

ハーゲンダッツのCMでやってるじゃないですか、カップを押して少し凹むぐらいが食べごろですって。

正にあの感じです。

イタリアは小さいサイズ(ピッコロ)が2,5ユーロ(約300円)からとあまり安くはないのですが、大盛りによそってくれます。

あくまでも基準はコーンやカップのサイズであって、私はいつも2種類のジェラートを選びます。

1種類だけだとポチに「え、1種類だけでいいの?退屈だね」と言われるし、「ピッコロは2種類」と書いてないお店で3種類選べるかどうかはチキンすぎてお店の人に聞けません(多分、2種類が常識なんだと思います)。

せっかくのジェラート、写真に撮りたいじゃないですか。でもそんなことやっていると、もうぽたぽた落ちてきて手がベタベタになります。

私は時間を掛けてゆっくり味わいたいタイプなので、早食いしなければならないイタリアのジェラートはちょっと残念なんですよね。

カップにすれば、ぼたぼた落ちてくる心配は減りますが、食べている人たちは圧倒的にコーンの方が多いです。

ドイツでアイスは結構気軽に食べていましたが(毎日食べていた時期もありました。そりゃ太るわ。)、イタリアに来てめっきり減りました。

せっかくイタリアに居るのにジェラートを食べないのは、2,5ユーロから(1ユーロ120円だとしたら300円ですね)という値段と、ちょっとだけ食べたいのに小さなサイズでもモリモリ盛られる量と、早食いしなければならない柔らかさが原因です。

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こちらの写真は小サイズのジェラート、+50セントで生クリーム付きです。今にもぽたっときそうなのが、わかると思います。

このジェラートは、私がイタリアで食べたジェラートの中で、柔らかさ中レベルくらいでした。

某アメリカ系アイスが食べられなくなる

某アメリカ系のアイスクリーム屋さん。日本で知らない人はいないと思います。

小さい頃は憧れのアイスクリーム屋さんでした。

私は何歳だったのか、親が「買ってきていいよ」と千円をにぎらせてくれたので、妹は何を注文したか忘れましたが、私はスモールダブルを注文し、後で母親に叱られたのを思い出します。

親と買いに行くと、いつも一番小さなサイズしか買ってもらえなかったんですよね。ダブルは憧れでした。五百円ではなく千円を握らせてもらったので、千円で買えるものを買っていいのだと勝手に解釈し念願のダブルを買ってしまったんですよ。

親としては「五百円では二人分には足りないかもしれない」くらいの気持ちで千円渡したんでしょうけど。

そんな私の子供時代の憧れのアイスクリームチェーン店に、ポチが仕事で日本に行った時、日本人の同僚が連れて行ってくれたそうです。

「イタリア人だからアイスクリーム!」という感覚、わからなくはありません。

だけどポチ、

不味くて最後まで食べきれなかった

と言っていました。

それを聞いた私は「んな、また大げさな。」と思っていました。

食べ物は好き嫌いなく食べるポチです。私のヘンテコ料理も、無言になることはあっても、残したことはありません。なので「はい、はい。」と聞き流していました。

一度は聞き流したものの、なんかやっぱり気になって、私も帰国した際に、本当に十何年ぶりとかそんなだと思いますが、食べてみました。

合成甘味料なのか香料なのか、本当に美味しくなかった。


添加されているもの

食べ物なんて腹が膨れればいいと思っていそうなドイツは、提供される料理に「うま味調味料」が使ってあるかどうか表示してあります。軽食スタンドのケバブにもちゃんと書いてあります。

ドイツでは砂糖よりも合成甘味料の方が健康だと思っている人、出来るだけナチュラルに生きたい人、何にも気にしていない人がいますが、出来るだけナチュラルに生きたい人から注意を受け、私もだんだんと気にするようになりました。

素朴に暮らしているイタリアから日本に帰ると、日本での食生活がいかに化学調味料や合成甘味料にまみれていて、さらにはそれに対しての感覚が麻痺しているか、思い知らされます。

日本にいた頃に美味しいと思っていたものも、久しぶりに口にすると「うえっ!」となるものがあります。

日本で食べ物や飲み物を購入するときは、必ず原材料をチェックします。美味しそうな商品でも、合成甘味料や着色料などがバリバリに使われているものは、購買意欲を削がれます。外食の際は、気にしないことにしていますが・・・。

イタリアはまだわかりませんが、ドイツは化学調味料や合成甘味料にまみれている人と、まみれていない人の差は大きいと思います。

日本人は、どうでしょうかね。結構まんべんなくまみれている感じはしますよ。


ドイツ人もアイス大好き

ドイツって、隠れたアイス大国だと思います。アイスを売っているお店はイタリアと同じくらいあるし、夏にはよくアイスを買うのに行列ができています。

チェーン店以外でアイスを出しているカフェなどのお店の経営者は、イタリア人の場合が多いです。

しかしイタリア人が経営していても、提供しているものはドイツ風なんですよねぇ。

例えば、盛り方。

イタリアではヘラのようなもので盛るのが普通ですが、ドイツではアイスクリームスクープを使います。スクープで形ができるということは、イタリアのものより固めで提供されているということですね。

そして注文の仕方。

イタリアではコーンやカップの大きさで注文しますが、ドイツはアイスクリームスクープで作ったボール状の玉の数で注文します。テイクアウトの場合、ひと玉1ユーロから注文できるので、気軽に食べていました。

値段については、田舎の方では1玉1ユーロでお釣りが来るところもありましたが、都市部では1ユーロでは買えないところが増えてきました。

ドイツ独自の?シュパゲッティアイスなるものも人気です。スパゲッティのようなアイス・・・です。

spaghettieis

ちなみに、ドイツ人は

冬でも外でアイスを食べます。

ドイツ1年目の冬は、その見慣れぬ光景に本当に驚きました。しかも、おじさんとかが寒い中、一人で歩きながらアイスを食べているんですよ。

日本では、そもそも男性が一人でアイスを外で頬張るなんて、ちょっと恥ずかしかったりしませんか?


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chokin

日本の消費税

2019年10月から、消費税が10%に上がるみたいですね。

日本の消費税と言えば、私は3%の時代と5%の時代しか日本に居なかったので、8%に馴染みがないままです。

なのでいつも「日本に帰国するといつの間にか上がっている」という感覚です。

今回はやっと軽減税率が取り入れられるみたいですね。

それはそれで生理用品は軽減税率だろ!などと物議を醸しているみたいですけれども。

ドイツとイタリアはどうなっているのかなぁと少し見ていきたいと思います。

ドイツの消費税

ドイツの基本的な消費税は19%です。10%なんてかわいく見えませんか。

ドイツは50年前で消費税10%でした。

「みなさーん、消費税に関して日本はドイツに50年も遅れをとっていますよ〜」なんて言ったら、今回の増税についての反対意見も静まるでしょうか?ドイツに良いイメージを持っている日本人は少なからずいますからね。

ドイツにも軽減税率はあって、今は7%です。

どんなものが19%でどんなものが7%なのかご紹介しますね。


人が生きていくのに不可欠なのが食料ですが、全てに軽減税率が適用されているわけではありません。

食べ物でも「ドイツ人」に必要不可欠なもの、

パン、バター、牛乳、じゃがいも、りんご、などは7%、

なくても生き延びられるもの、

豆乳、サツマイモ、りんごジュースは19%です。

そして、生のトリュフは何故か7%!

トリュフは贅沢品ではないのでしょうか・・・。なくても死にませんよね。

それより豆乳は7%にしてくれてもいいんじゃないかと思います。


スポーツの観戦や劇場、映画館のチケット、本、50キロ以内の公共交通機関のチケットやタクシー、補聴器などは7%。メガネは19%です。

まぁ、スポーツ観戦はドイツ人の最大の娯楽ですから、7%でいいんじゃないですか。ああいった、大声を出したり熱狂できる娯楽がないと犯罪が多くなるとかなんとかそんな説もありますしね。

電車などの移動で「50キロ以内」と細かい指定をしてくるあたり、ドイツっぽいなぁと思います。50キロ以内は通勤や通学など生活に必要なことだとして、長距離の移動は休暇とするってことかなと想像しています。

タクシーが7%ということろは意外ですが、ドイツのタクシー、「秒単位か?」と思うほどメーターが上がるのが早いので、結構お高いです。そして多少のチップをあげるのも常識です。なので、日本でタクシーに乗ると、なかなかメーターは上がらないし安く感じます。


ペットの餌は7%、離乳食は19%。

これは流石に物議を醸すのではと思いますけど・・・。ペット用の餌は自宅で作れないけれど、離乳食は手作りできるでしょう?というところでしょうか。ちなみに生理用品も19%です。


馬は7% 金魚は19%。
謎です。ドイツで馬飼っている人って結構いるんですよね。日本よりは馬所持のハードルは低いように感じますが、それでもある程度のお金がないことには馬を飼うことは難しいと思うのですが・・・。


マクドナルドのお持ち帰り7%、そこで食べる19%。
お客さんが払う金額は同じです。そこで食べるのは「外食」として「贅沢」なんでしょうかね。まぁ、消費者の懐に関係がなければ、あまり興味を持たれないところかもしれません。


【追記】
ドイツでは2020年1月1日より生理用品に軽減税率の7%が適用されるようになったそうです。一歩前進ですね。


イタリアの消費税

日本の消費税は2019年10月から10%になりますね。ドイツは19%でしたね。

イタリアは22%です!

日本の消費税5%に慣れていた私には流石に罵りたくなる税率です。しかも、今後25%まで更に引き上げられる予定らしいです・・・!!イタリアに住んでいて「素敵!」と思えることが一つもない・・・。

イタリアは2013年より消費税は22%、軽減税率として、10%、5/4%が適用されています。普段の生活で見るのは10%と4%です。

4%なのは、パスタ、オリーブオイル、パン、乳製品、生鮮野菜などの基本的な食料品、本と新聞とか雑誌です。

やっぱり食料品のチョイスはイタリアンですよね。

10%なのは、肉、砂糖、チョコレート、小麦粉、米、ハム、卵などの食料品、医薬品、演奏会などのチケット、ホテル、レストラン、光熱費などです。

加工していない小麦粉が10%というのはなんとなく納得いきませんが、お米は4%でもいい気がしませんか。リゾットはイタリアの料理でしょう。ちなみに豆乳も10%です。

イタリア、生理用品がめちゃくちゃ高いんですよ。

イラっとします。しかも税率は22%ですよ。日本でも生理用品は軽減税率じゃないのかー!と問題になっているみたいですね。まぁ、軽減税率って線引きが難しいですよね。

ドイツのレシートは、どの商品に何%の消費税がかかっているのかわかるように必ず書いてあるのですが、イタリアのレシートは税込価格しか載っていないものもたくさんあり、いったい消費税がどれくらいだったのかというのを確認することができません。

イタリアの消費税は、今10%の税率のものは2020年までに段階的に、11,5%→そして13%になる予定だそうで、22%の税率のものは、24,20%→24,90%、たぶん25%になるということです。。。

商品の価格の4分の1が税金?もう何か笑えてきますよ。

まぁ、でもあれですね。観光でブランドのバックを購入して、免税の手続きで約4分の1返ってくると考えたら、お得な気分になりますね。


世界の消費税

実は消費税が10%以下のところは少数派なんですよ。

今の所消費税が一番低いのが5%の台湾とニウエというニュージーランドに近い国です(カナダも基本の消費税は5%だそうですが州により5%〜15%と徴収率が違うようなのでここでは省きますね)。

台湾とニウエに続くのがマレーシアの6%、シンガポール、タイ、パナマの7%です。

そして今の所一番高いのはハンガリーの27%です。

ただ、ハンガリーは基本的な食料品や暖房費、インターネットの接続料などには5%の軽減税率が適用されていたり、なんと外食も5%みたいで、内訳を見るとそんなに悪くはないように思えます。
学費や医療費も無料みたいですし。

ハンガリーに次いで高いのがスウェーデン、クロアチア、デンマーク、ノルウェーの25%。社会福祉に手厚いイメージがある北欧がランクインしていますね。

ヨーロッパで一番消費税が低いのはスイスの7,7%。その次が17%のルクセンブルクです。

世界中の消費税を見ると、20%前後が一番多いですよ。


日本の軽減税率

基本的に飲食料品には軽減税率が適用されて8%になるみたいですね。

ペットボトルの飲料や、ジュース類、健康食品や美容食品までも軽減税率が適用されるようで、日本は食に関して劇甘だなという印象です。

ま、分類するのが面倒だっただけかもしれませんけれども。

日本の水って飲めますよね。ペットボトルの飲料って贅沢品だと思うんですけど。しかも日本のペットボトルはドイツみたいに回収して再利用しないから環境にも良くなさそうだし。
(※ドイツの多くのペットボトル容器は有料で、返すとお金が戻ってきます。ペットボトル飲料の料金は、中身+容器代です。)

あと、ノンアルコールのビールが8%というのも納得いきません。生きて行くのに必要な飲み物ですか?嗜好品でしょ。

おまけにお菓子にまで軽減税率が適用されるのを知って、思わず笑ってしまいました。

ドイツやイタリアのように、生きて行くのに必要なもの以外は別に普通の税率でいいと思いませんか。

日本の、離乳食が8%でペットフードは10%というところ、食肉として売っていない家畜や魚を10%と統一しているあたりは賛成・同意できます。

食材により税率が変わらないのも賛成です。

だって、例えば牛乳と豆乳は同じ税率でいいと思うんです。世の中には牛乳が飲めない人もいるんだし、現代人にとって牛乳って別にないと生きていけないものではないと思いますし。

豆乳に軽減税率を適用しないドイツやイタリアには、牛が出すメタンガスが環境問題にもなっているんだし、なんなら牛乳の方が高い税金をかけるべきだろと言いたいです。


みりんは酒類

海外旅行から日本に帰ってくる時に、税関申告があるじゃないですか。

海外から日本へ戻ってくる際に、1本760mlまでの酒類は3本まで免税になっています。

日本からドイツへ行く場合、アルコールが22度を超えるお酒は1リットルまで、その他は2リットルまで免税されています。

イタリアはワインや食前酒は2リットルまで、その他のお酒は1リットルまで免税されています。

みりんは、この「その他のお酒」に数えられます。

わたし、結構真面目なので、ちゃんと守っていますよ。必ず日本から持ってくるわけではありませんが、持ってくる時は500mlのみりんと料理酒、1本づつのみです。重いしね。

このように、私はみりんが「お酒」だと考えざるを得ない機会があったので、みりんがお酒に分類されて軽減税率が適用されないのは、私にとっては不思議ではありません。

ずっと日本に居たら「みりんは調味料でしょ!」「日本人なら絶対に使う必需品でしょ!」と憤慨したと思いますけど。

でも日本のドラックストアで調味料のところに置いてあるのは「みりん風調味料」で、本みりんは酒類のところにありませんか?やっぱりみりんはお酒ですよ。仕方がありません。


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Shokki

日本人は潔癖症だと思います。「えぇ?そーお?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最後まで読まれたら、日本人の「清潔さ」がわかっていただけると思います。

シャワーは毎日浴びない

まぁ、気候のせいもあるとは思いますけどね、水は貴重ですし、ドイツ人は毎日シャワー浴びませんよ。

私のドイツでの第一代目の大家さんは、私に7つのWaschlappen(体拭く用のタオル生地の手袋)を用意してくれました。しかも、結構年季が入ったやつ・・・。

これって1週間、風呂に入らない前提か?

と思いましたが、1度も使いませんでした。


こんなのです。


シャワーを浴びる時間ですが、「寝る前に」と決めている人はドイツではそんなに多くないように感じます。朝浴びる人は多いですね。後は、夜のお出かけの前に浴びているのもよく見ました。

しかも、最近の若い人たちは変わってきているかもしれませんが、お昼頃に「髪洗おう」と頭だけ洗う人もいます。

うちのポチも例外なく、毎日シャワーを浴びません。

ただ、「大」を済ませた後は、お尻をすぐにビデで石鹸を使って洗っているようなので、まあドイツ人よりはマシかなとは思いますけどね・・・。

今一緒に暮らしている家では見たことありませんが、ポチの両親のところでは、ポチも「頭洗おっ」と、昼ぐらいに頭だけ洗っていたところを見たことがあります。

私も、日本では毎日シャワーを浴びますが、実はドイツ4年目くらいから、毎日髪の毛を洗うのをやめました。髪の毛の痛みがマシになりました(ただ、外で髪の毛にどれくらいの菌が付着しているのかというは気になります)。

そして、そのうちシャワーを浴びるのも2〜3日に1回になりました。最初の頃は、「私、毎日こんだけの時間を無駄にしてたのか・・・」と驚いたものです。

ドイツでシャワーを浴びない日は、代わりにデリケートゾーンはデリケートゾーン用のウェットティッシュで拭いて、顔と足を洗ってから寝ていました。


ウェットティッシュはこんな感じ


イタリアでは、顔を洗って、ビデで石鹸を使ってデリケートゾーンと足を洗ってから寝床につきますが、どうせ水を使って洗うんなら、全身ざざっとシャワー浴びた方が早い気がしています。

因みに、ドイツで子供を産むと「赤ちゃんの風呂は1週間に1回でいい」と指導されるそうです。頻繁にお湯を浴びるのはお肌に悪いとかなんとか。

日本は赤ちゃん、毎日お風呂に入れますよね。こういう小さなところから、名も無い家事というか、日本はいちいち時間が掛かるんだと思います。


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ちり紙は何回も使う

ティッシュで鼻をかんだら、その後はどうしますか?

普通、捨てますよね。

ドイツ人は

折りたたんでズボンのポケットに入れます。

アレルギーや風邪で、ずるずるでない限り、次に使いたいなって時にはだいたい乾いているので、ポケットから使用済みのティッシュを出して、またかみます。それをまたポケットに戻します。

まぁ、ティッシュペーパーの分厚さが全然違うんですけどね。

でもこれって、ドイツ人がもともとハンカチで鼻水をかんでいたことが理由の一つだと思います。実際に、ハンカチで鼻水かでいる人達を見たことありますよ。更に冬のイタリアでは、ドイツよりもハンカチ使用率が高いような気がします。

エコですよ、エコ。

でも、ドイツってハンカチ売っていないんですよね〜。ネットを探せばおじさんハンカチがあるにはあるのですが、日本の感覚でデパートにハンカチを買いに行っても、ないんです。





FEILERのハンカチって、日本で有名でしょう?大抵のドイツ人は、FEILERを知らないんですよ!あんな分厚いハンカチじゃ鼻かめないからか、理由はわかりませんが。

ドイツ語で「ティッシュペーパー」と「ハンカチ」、どちらもTaschentuchなんですけど、ハンカチを使う人がいなさすぎて、Taschentuchと聞けば誰もがティッシュペーパーのことを思い浮かべます。使い捨てのハンカチってとこでしょうかね。区別しているのか、ティッシュペーパーの事をTempotaschenと言う人もいます。


ドイツのポケットティッシュと言えばTempo


因みに、ドイツのトイレの手洗い場には殆ど必ずと言ってもいいほど、あのガラガラ〜と引っ張るタオルか、公衆トイレでも手拭き用の紙が備え付けてあるんですよ。なので、ドイツでハンカチを使う機会はあまりありませんでした。


泳いだ後にシャワーを浴びない

夏になると川とか湖で泳ぐ人がたくさん出てきます。

湧き水みたいな綺麗な水ならまだしも、街中を流れている、なんか全然透き通っていない川でも泳げるのがドイツ人です。

しかも、泳いだ後、川辺で寝そべって体を乾かすという・・・・。

日本人が真似すると病気になると思います。

鼻から入ったアメーバがどうのこうのってニュースでもやっているじゃないですか。あー怖い怖い。

3秒ルールは有効か

ドイツにはパン屋さんがたくさんあります。

伝統的には、日本のケーキ屋さんのように、ガラスケースを隔てて「あれください」「これください」と言うのですが、中には日本のパン屋さんのように、セルフサービスでお盆に取るタイプのパン屋さんもあります。

レジに並んでいた時、私は見てしまいました。ある男性がパンを床に落としたところを・・・。

どうするかなぁ〜と思って見ていたら・・・・、

普通に拾って買って行きましたよ!!


もう一つ、あります。

ある知り合いが、夜道は危ないからと家まで送ってくれるって言うんで、2人で歩いていたんです。

本当はご飯に誘ってくれていたんですが、私の方は興味ないし2人っきりで何話していいかわからなくて気まずいので「お腹空いてないから」と言ってお断りしてました。

道中、アイス屋さんがあって「アイスはどう??」と言うので、まあ断ってばかりじゃ申し訳ないし、アイスぐらいだったらいいかなと、ご馳走してもらいました。

アイスを買ってまた歩き出した途端、ご馳走してくれた方のアイスがボロっと道に落ちたんです。

普通だったら「あ〜!やっちゃった〜!もったいな〜い!」くらいで終わりますよね。

その人、「あ〜!!!!」とか言いながら

落ちたアイスの上の方をコーンですくって拾いました。

ちょっと引きました。いや、だいぶ引きました。

まあ結局、その落ちたアイスは断念し、「気が収まらない」と新しく買っていましたけどね。

因みにこの方は、お育ちも結構裕福で、今もお金に困っているとかそんなんではありません。


まな板を洗わない



ドイツでは大きなまな板を使っている人が多いです。便利で良いですよ。

ただ、大きいので洗いにくいです。ドイツのシンクは小さいですからね。

じゃあ使った後はどうするの?という質問が出るでしょうが、その答えは・・・

台拭きで拭くんです!

しかも、その台拭き、干すところがなくって、そこら辺に広げて自然乾燥させます。良くて、蛇口に掛けて干してある、かな。

私は台拭きを食器洗い洗剤を使って洗いますが、大抵のドイツ人はそんなことしないんですよねぇ・・・。そうすると、臭くなるんですよねぇ・・・。それでまな板も拭くんですよねぇ・・・・。

ドイツ人って、クッキーの生地を作ったり、ピザの生地を作ったり、パスタを作る時、直接キッチンの台の上で捏ねるんですよ

でもこれはポチも一緒です。私たちが普段食事をする台でピザの生地捏ねたり、ラビオリの生地捏ねたり、しています・・・。


食器洗い洗剤を洗い流さない

「私、よくまだ生きてるわ。」って思います。

「不潔」は100歩譲ったとしても、洗剤はさすがに体に毒だと思いませんか

ドイツ人は食器を洗って、

洗剤を水で流さない人が結構いるんですよ。

何でなんでしょう?水が貴重なのもわかりますけど、洗剤を洗い流さないのは理解ができません。

洗剤を洗い流さないタイプは2種類あるのですが、どちらにも共通するのが、シンクに水を貯めて食器を洗うこと。

その後、Aタイプは洗剤水から上げて泡が付いていてもそのままカゴに入れるなり、シンクの横のスペースに置いて干したりします。泡は重力で下に行って消えていきますから、最終的に目には見えなくなりますが・・・。

Bタイプは、洗剤水から上げて泡がついていようが、そのまま拭きあげて、食器棚に片付けます。

あるレストラン兼バーみたいなところでカウンターに座っている時に、Aタイプの作業を目撃したこともあります。


因みにうちのポチは

洗剤を使いません

牛乳飲んだコップ、トマトソースを混ぜた木ベラ、魚をさばいた包丁・・・。しかも、スポンジじゃなくてなんかブラシみたいなのでシャカシャカやって終わり。

だから、私がシンクに置いておいてポチが勝手に「洗った」グラスなんて、曇っていて見た目も汚いです。

あーーー、もう何でこうも極端なんでしょうね!!


最後に

日本人がどれだけ潔癖かわかっていただけたでしょうか。

現代の日本人がドイツ人やイタリア人のような生活をすると、病気になると思います。

私も飛行機に乗ったらすぐリモコンや画面を除菌シートで拭くタイプなので気持ちは物凄く良くわかりますが、日本はちょっと行き過ぎかなとは思います。


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Wetter  25.07

ヨーロッパの気候は慣れるまでが面倒くさい

ドイツとイタリアしか経験がありませんが、どちらも気候は安定しません。

冬はあまり気にならないのですが、春先〜夏の気候って安定していないので、着る服に困ります。

前日との最高気温に10度の差があったり、早朝と日中で20度の差がある日があったりするんですよ。

特に春は「昨日〜今朝までは長袖にジャケット羽織っていたのに、今日の昼は半袖でも汗ばむ〜!」という日が増えます。

夏でも夕方に雨が降ると翌日の最高気温が10度近く低くなることもあります。

公共の交通機関を利用する日は、冷房が全くなくてサウナになっているかもしれないという事と、冷房が効きすぎて寒いかもしれないということを想定して家を出ます。

2019年7月25日、ドイツは42,6度を記録しました。

ドイツの緯度って、日本では北海道あたりですよ!おかしいでしょ!

原子力発電の冷却の為の川の水の温度が高過ぎて、発電量も減らしているようです(あれ、そう言えばメルケルさん、ドイツから原子力発電を無くすって8年前に言っていませんでしたっけ)。

毎年、この時期はアラブのお金持ちがドイツに避暑しに来ているんですよ。けれど今年は全く避暑になっていませんね。しかもアラブの奥様方はニカブと言ってもう本当に目だけしか出ていない黒い服をまとっている人が多いです。気の毒です。

しかし、この猛暑日も26日までで、27日には最高気温が10度ほど下がるそうです。また過ごしやすい日々が戻ってきます。

まぁ、そうは言ってもまだ7月ですからね、油断はできません。なんとなく、今年は8月にもう1回くらい熱波が来そうな気がします。

私がドイツへ来た頃は、ドイツの夏って日も長くて涼しくてなんて素敵なのかしら〜と思っていましたが、ここ数年はもう異常気象としか思えません。

日本に居る時は全く気が付きませんでしたが、日本の気候って、とても緩やかなんですよ。


今年のヨーロッパは本当に異常

今年は5月にポチに内緒で暖房を入れてしまったくらい、なかなか暖かくなりませんでした。

まぁ、私はイタリアに来て初めての春ですから「早く暖かくなって欲しいなぁ〜」くらいにしか思っていませんでしたが、ポチを始め数少ないイタリアの知り合いが「寒すぎる!今年はちょっとおかしい。」と口を揃えて言っていました。

やっと暖かくなったと思った矢先、6月末に1度目の猛暑。そして今2度目の猛暑を迎えました。

私がドイツに住んでいた頃はアフリカなんて遠い遠い国だと思っていましたが、今年の熱波のお陰で、南のヨーロッパがいかにアフリカから近いのか思い知らされています。

日本ではフランスやドイツばかりニュースになっているみたいですが、、、

イタリアも暑いんですよ


たぶん、イタリアはもともと涼しいイメージがないせいでしょうね・・・。

太陽の光はイタリアはもちろんドイツを含むヨーロッパの方が日本より強い気がしますが、それでも気候は東京以南の日本と比べると随分と過ごしやすいように思います。

35度ある日でも日陰に入れば、言うほどじゃないです。日本のあのべちょ〜っとした夏に鍛えられている成果かもしれません。


夏の飲み物と言えば?

イタリアの夏が(今年の夏が)こんなに暑いなんて想像もしていませんでした。熱中症にならないよう水分補給に気をつけています。

ただ、昔は水ばかり飲んでいましたが、最近はお茶が飲みたいんですよね。年齢のせいですかね。

それで前日から冷蔵庫に仕込んでおいた水出しの緑茶なんかをマグに入れて持ち歩いたりして飲むんですが、毎日のことなので、せっかく日本で調達してきた美味しい新茶が勿体ないのなんのって・・・。

どうにか貴重な茶っ葉を節約できないかと考えました。

そこで思いついたのが麦茶!夏の飲み物と言ったら、麦茶でしょう!イタリアのアマゾンで麦茶を調べたら、ひとつだけありましたよ。カップ用のティーパックが・・・。

その名もMUGICHA。そのままですよ!


こんなん量じゃ割に合わないし・・・と思っていたところ、ひらめいてしまいました。

最近はインターネットでほとんどのものが手に入るようになりましたが、ヨーロッパで不便な生活をしていると、代用品を思いつくんですよ。


コーヒーの代用品

ドイツに居た時にグルテンフリーの食事をしたり、カフェインレスを試したり、いろいろしていました。


Malzkaffeeという名のカフェインレスのコーヒー。麦芽のコーヒーですね。ほんのり甘くて、よく牛乳を入れて飲んでいました。




Malzbierというノンアルコールの黒いビールもあります。味は・・・黒ビールジュース?甘いです。




麦芽飲料と言われてピンと来ない人もいらっしゃるでしょうが、ミロも麦芽飲料の一つです。まぁ麦芽以外のものもいろいろ入っていますけど。美味しいですよね!


イタリアのBioのスーパーでもMalzkaffeeっぽいものを見かけたなと思い出し、これを薄めに作ったらどうかと思いついたんです。




結果、正解でした。麦茶独特の香ばしい風味こそちょっと足りませんが、夏の冷たいお茶として飲めます!しかもお湯でなくても、水にもきれいに溶けるので、作るときのストレスがありません!


イタリア人のポチのママに出してみた

最近度々訪ねてくるポチのママに水出しの緑茶と麦茶もどきを出しました。

緑茶の時は「え〜緑茶?砂糖もハチミツもなしで???」と驚かれました。こっちがビックリです。

麦茶の時は「これ何?」ってきくから「大麦の茶」だと言うと、あっちも慣れてきたのか「ふ〜ん」という感じでした。

ある日、「冷たい麦茶と常温の水どっちがいい?」ときいたら「水!」と即答でした。笑

日本では家を訪ねてきた人に水なんか出さないじゃないですか。だからなんとなく申し訳ない気持ちになるんですよねぇ・・・。

「コーヒーは?」って聞くと「朝食は取ったから」って言われるし(=コーヒーは休憩時の飲み物ではなく、朝食そのものであったり、食後の飲み物らしい)。

しかも、うちにあるこの水、イタリアのいろんなところにある水飲み場のひとつから1ヶ月くらい前にペットボトルに汲んできた水ですよ。

ポチもポチの両親もこの水を平気で飲みます。私も昔ポチの両親のところにお泊まりさせてもらった時は、知らずに飲まされていたってことなんですよねぇ・・・。

私、ペットボトルの自宅再利用反対派なんです。なんてったって根は潔癖なので。

汲んできて2〜3日冷蔵庫で保存した水ならまだしも、1ヶ月もこのクソ暑い中、常温で置いてある、何年使っているかわからないペットボトルに入った水なんて、私は沸かしてでも絶対に飲みません!

まぁこんなんだからポチの家族は病気しないしアレルギーもないんでしょうけどね・・・。

皆さんも、熱中症に注意してご自愛ください。



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働けよ、イタリア人

イタリアは、ドイツに比べて個人のお店なのか、小さなお店が多いような気がします。そしてそういうお店は12時半とか13時から15時半とか16時まで昼休みをとります。

私たち日本人がよく耳にするシエスタはスペイン語で、イタリア語はriposo リポーソというそうな。

この時間帯にお店が閉まっているのって、結構苦痛なんですよ。

出かけたついでにいろいろ済ませたいのに、あまりにも時間が空くから仕方なく家に1回帰ってからまた出直したり・・・。

納得がいかないのが、がっつり昼休みを取っておきながらお店は19時半に閉まるところ

ドイツの大抵のお店の営業時間は20時まで。パン屋さんなんかは6時〜18時だったりします。お洋服屋さんやデパートは10時開店、スーパーは7時のところもありますが、だいたい8時開店です。

ドイツの朝は早いです。そして、お店が昼休みなんてそんな効率の悪いことは聞いたことありません。

しかしそんなドイツも、キリスト教の安息日を守って日曜日は基本的にお休みです。カフェやレストランは日曜もやっているところもあります。慣れるまでは土曜の夜に「うわぁ!!明日日曜だった!!冷蔵庫空っぽ!!」と気がついたり、不便でした。

日本で休日は街は人で溢れますが、こんなわけでドイツは逆に閑散とします。

イタリアは至る所でキリスト教に縛られている感満載にも関わらず、日曜日も午前中だけ開いていたりします。


朝からカフェに座っている人の率

ドイツとイタリアは様々な点で異なります。ドイツの常識が基準になってしまっていて、イタリアの知識がない私は、日常生活でたまに困ります。

例えば、ドイツならばどこにでもあったパン屋さん。パン屋の隣にパン屋があるなんてこともざらなんですよ。

ドイツの都市の中央駅には必ず複数のパン屋があり、旅のお供にパンとコーヒーをテイクアウトするのは当たり前でした。

イタリアの街中で空腹を覚えふと気がついたのが、駅にパン屋がないということ。そして街中でもドイツほど見かけない。

ポチに「ねぇ、あんまりパン屋さんを見かけないんだけど、イタリア人はどこでパニーノ買うの?」と聞いたら

「bar(バール)だよ」

とのこと。

ドイツで「Bar バー」と言えば酒場のこと。イタリアでは喫茶店を指すようです。

紳士がエスプレッソを立ち飲みしているところですね(別に紳士とは限りませんが、イタリア初心者のイメージとして・・・笑)。

というわけで、イタリアでコーヒーを飲むところは「カフェ」というより「バー」なんですが、イタリアは平日の朝から「バー」に座っている人が多いのに驚きます。

それも9時とか。

テーブルにあるのはコーヒー1杯だったり、クッキーの盛り合わせのようなものだったり、人それぞれなんですが、なぜこんな時間にスーツ着た働き盛りっぽい人達がコーヒー飲んでるのか謎です。

一緒に座っている人と仕事の話をしているのかもしれないし、早朝出勤後の小休憩かもしれません。いや、出勤後の同僚との朝食の可能性も否めませんね・・・。

ドイツでは朝の6〜7時からオフィスで働いている人もいるってのに・・・。まぁ、午前中からビール飲んでるおじちゃんもいましたけど。


時間あたりの労働生産性

労働生産性の国際比較2018で発表された経済協力開発機構加盟国の時間あたりの労働生産性は、1位のアイルランドと2位のルクセンブルクがぶっちぎり、それにノルウェー、ベルギー、デンマーク、米国が続き、ドイツが7位でした。

なんと日本は20位で、

16位のイタリアに負けています。


就業者一人当たりの生産性に至っては、1位2位は不動ですが、日本21位、ドイツ13位。なんとイタリアが11位とドイツまでも追い抜いています

詳しいことはわかりませんが、不可解です。イタリアに住んでいて、イタリアが日本より生産効率が良いという実感がありません。





「イタリア人に学べ!」的な本が一切ないのはなぜでしょうか。

イメージの問題???


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イタリア生活、全然慣れない。

同じヨーロッパと言えど、ドイツとイタリアは隣り合ってすらいないし、全く違います。

他人との距離感とか、なんかドイツより近くて、たまに思わずギョッとしていまします。私が住んでいるのは北イタリアですので、南の方に比べるとまだマシなんだとは思いますけどもね。

イタリア人・イタリアという国、まだまだよくわかりませんが、日頃の小さなギャップを綴ってみたいと思います。

歩行者にとって信号機はあってないようなもの

イタリアの信号無視率高すぎです。

流石に車は信号を守っていますが、歩行者にとって信号は赤でも車が途切れたら渡るものみたいです。

青になるのを待っていると、突っ立っているのは私のみで、みんながみんなスタスタ渡って行くので、こっちは何にも悪いことしていないのに、なんだか恥ずかしくなります。

先日、小学校1年生くらいの団体が歩いていて信号で止まったのですが、あたかもそれが全く見えないかのごとく、大人たちは信号無視して渡って行きました。

ドイツだったらこんな状況、絶対にあり得ません。

ドイツ人も絶対に赤信号で渡らないわけではありませんが、一応、子供の前などではルールを守りますよ。

野菜がイマイチ

まぁ、夏になると良くなるのかもしれませんが、近所のスーパーに置いてある野菜の種類が案外少ないんですよ。しかもそれで案外しなしななんですよ!!

そのくせ野菜を素手で触るなと。直接手で触ると野菜が腐るとかなんとかで、ビニールの手袋が置いてあります。触ってなくても一部はもう日本のおつとめ品にしか見えないんですけど。

なんででしょうね。イタリアって、特殊な野菜がたくさんあるじゃないですか。トマトの種類も多いし、丸いズッキーニとか黄色いズッキーニとか、日本のスーパーに普通はない野菜があるでしょう。

なのに、スーパーの野菜コーナーの狭いこと。

行きつけのスーパーは中小4〜5件ありますが、どこも野菜コーナーにやる気が感じられません(唯一納得できるのは大きなスーパーのみ)。

今ある野菜は、人参、パプリカ、ナス、トマト、ネギ、セロリ、アスパラガス(緑)、レタス、しなしなのキューリ(品種なんでしょうけど)、なんかちっちゃくて細い花ズッキーニ、こんなもんですかね。

こうやって書き出してみると、いろいろあるような気がしますが何かイメージと違うというかしっくりこないんですよね。だだーっと並んでいて圧巻なのはパスタだけ。

行きつけのスーパー以外にも、2件ほどたまに行く八百屋さんがありますが、なんかイマイチなんですよねぇ。なぜドイツの街中のスーパーの方がより新鮮なネギが手に入るのが不思議でなりません。

【追記】
ちょっと足を延ばして街中の青空市場に行きました。「これこれ!」と、ほぼイメージ通り、新鮮でいろんな野菜が揃っていました

天気が良いと現れるヒッチハイカー・・・?

いつ出没するかまだよくパターンが掴めていませんが、道端に立っている人がいるんですよねぇ・・・(たまに座っている人もいますが)。大抵は「こんなところに人が・・・?」という場所に。

私が最初に見たのはドイツから車でイタリアに来た時。

イタリアに入ってからしばらくして、道路と田んぼ以外に殆ど何もないようなところに、ぽつぽつと人が立っているんですよねぇ。

ドイツでは見なれない光景だったので、「へぇ、イタリアにはヒッチハイクしている人が結構いるんだねぇ」と思っていました。

自分のボケっぷりには笑えますが、この人たち、実は春を売っているんです。

それがわかった今は、見れば「あ、この人そうだ。」とわかります。格好がいかにも。そして暇そうに待ってる。

一回だけ女装した男性に出くわしたこともあります。人通りの少ない交差点のなぜか真ん中に立っていました。ま、いろんな趣味の人がいるってことで。

因みにドイツでは、売るのも買うのも合法で、社会的にも守られた一つの職業です。なので、お金の為にわざわざ道端に立っている人はいないんですよねぇ(まぁ、職場の通りには立っていますけど)。

イタリアはバチカン市国の影響が強いので、合法になる日は来ないと思います。合法にした方が売る方も買う方も守られるのにね。

イタリアの意外なところ

電車が時間通りなところ!!

そりゃぁ、たまに遅れることもありますが、ほぼ定刻です。ひょっとしたらドイツより定刻率高いんじゃないかと思います。

ドイツは5分以内の遅れは「定刻」ですし、電車が止まって何故か1時間動かないとか、電車の調子が悪いので引き返しますとか、夏は車内がサウナだったり、ふと気がついたらいつの間にか乗り場が変わっていたりとか、乗ろうと思っていた電車が無くなったていたりとか!もう、いろいろありすぎて良いイメージはゼロ。

イタリアの電車は、まあまだ私の滞在の日が浅いというのもあるし、路線にもよるとは思いますが、私が乗る時のほとんどは定刻で、到着が5〜10分くらい遅れたことが何回かあるくらい。

しかもそのうち1回なんて、乗り継ぎの電車がこの遅れた電車の到着を待っていてくれました。ドイツだったら「私たちの到着を待ちません」なんてアナウンスが流れますよねぇ。

こういうところはイタリア人の柔軟さの良いところかなと思います。

電車には結構乗っている方だとは思いますが、大きな遅れに当たるのは1ヶ月に1回あるかないかくらいの頻度ですかねぇ。



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ドイツはダサすぎて救いようがない

洋服や靴、カバンなど、ドイツは激ダサです。とにかくダサい。でも長く住んでいるとそのダサさに慣れて来てしまい感覚が麻痺します。

自分よりもダサい人が沢山いるので、おしゃれ度のレベルがだだ下がります。ある意味で楽ですが、残念でもあります。たまに日本に帰国すると、日本仕様の服がなくて困ります。更には日本で外国人と間違われます。

例えば、冬の定番ファッションのウィンドブレーカー。


私も何を血迷ったかドイツ生活3年目にして購入してしまいました。2年目の時に日本へ一時帰国した際に「うわぁ、あのだっさいウィンドブレーカーもう少しで買うとこだった。あっぶねー。」と思っていたにも関わらず・・・・・。

イタリアでは全くもって使えません(いや、使っていいんですけど、ダサすぎて浮く気がします)。

やっぱりイタリアはファッションの国だった

イタリアは流石はファッションの国。道ゆく人々も、特に女性はオシャレに気を遣っているのがわかります。

いいなと思うのがマダム達がおしゃれスニーカを履いていること。

ヒールじゃ足が痛くなるじゃないですか。ヨーロッパじは石畳も多くてヒールがすぐダメになるし。

そこで、見ているだけでテンションが上がってくるイタリアのおしゃれスニーカーをご紹介しますね!


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STOCKER1202140_TP_V4

当たり前すぎて今まで気がつきませんでした

イタリアは(というか私が住んでいる地域は)ここ最近、あまり天気が良くありません。天気がいい日もあるんですが、朝晩、日陰、家の中が異常に寒い。そしてよく雨が降る。

寒いのに暖房も入っていないので、部屋の中に干した洗濯物もなかなか乾かない。

先日、外に出る予定がない日に天気予報が当たらず晴れたので「このチャンスを逃すものかー!!」と掛け布団を干しました。

ちょうどポチがドイツ出張から帰って来て「1時間だけ寝る〜」と言って干したてほかほかの掛け布団で幸せそうに寝ていましたが・・・

干した布団ってなんでこんなに気持ちがいいんでしょうかね。


そこでふと気がついたのが、

わたしはドイツで布団を干したことがなかったな

ということ。

全く意識していませんでしたが、ドイツで布団を干したいなと思ったことがないのに(住む家によっては「布団なんか湿~っとしてんなぁ」とは思っていましたが)、イタリアでは日が照ると「チャ〜ンス!」と思います。

不思議なものですね(国ががどうこうではなく、ただ単に自分一人じゃないという責任感からかもしれませんけど)。

ドイツでは朝起きたら、枕を整えて熱と湿気を逃がす様に掛け布団を二つ折りか三つ折りにしてマットレスの上に置いて終わり。

中には週末なんかでマットレスを立てかけて風を通す人もいるらしいですが、少数派だと思います。

基本的に洗濯物も外には干しません 

景観を損なうとかなんとかで、ドイツでは基本的に、ベランダ等よそ様から見えるところに洗濯物を干してはいけないことになっています。
(※詳細の条件は大家さんとの契約の状況に依るみたいですよ。)

この習慣?規則?はドイツだけじゃないみたいで、以前日本で知り合ったアメリカ人が「洗濯物がベランダに干してあってびっくり〜」「排気ガスとかにまみれて汚〜い」と言っていたのを覚えています。

ドイツで布団なんかベランダに干した日には、大家さんから怒られる前に近所から苦情がきそうです。

苦情が来なかったとしても「あそこのアジア人、ベランダに布団なんか置いて、ちょっと頭おかしいのかしら・・・」と噂されそうです。


ドイツでは洗濯物はどこに干すの?

ドイツで洗濯物ってどこに干すかご存知ですか。

なんと、直射日光が全く当たらない地下室です!

一体なんなんでしょうね。

まぁ、ちょっと大げさに書いてしまいましたが・・・、ドイツでは部屋の中に干しているという家庭も多く、地下室に干しているという方も別に珍しくはないんですよ。

というのも、地下室に洗濯室があるマンションが結構あるんですよね。で、そこに洗濯物を干すためのロープが張ってあったりするんです。

確かに、布団カバーとか大きな物を干す時には便利かなとも思いますが、ドイツの普通のマンションに住んで居た時に私は1度たりとも地下室に干すことはありませんでした。

だって嫌でしょう。せっかく洗ったのに、トイレで手を洗ってない人に触られるかもしれないとか、1週間も髪の毛洗っていない人にくぐられたりとか考えると。笑

イタリアもドイツも田舎はOK

イタリアもドイツほど厳しくはないみたいですが、殆どの都市部ではベランダから洗濯物ははためいていません。

一応イタリアも都市部は景観を保つために、見えるところに干してはいけないようになっているようです。

私が住んでいるのは郊外なので、お天気がいい日はうちから見える他のお宅のベランダに必ずと言っていいほど洗濯物が干してあるのが見えます。

きっとそういう光景が目に入り、私も洗濯物を外に干したくなる、更には布団までも干したくなるんじゃないかなと思います。

ちなみに、規則が厳しいドイツでも、実は田舎の方に行くと一軒家なんかではお庭の日当たりの良いところに洗濯物を干したりしているんですよ。

都市部の整頓された景観もいいけれど、私は田舎の白いシーツが風に揺られてひらひらしている光景の方が、なんか好きですね。


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ドイツで毛のお手入れはどうなっているのか

「国際体毛問題」だなんて、大げさなタイトルつけてしまいました〜。

そんな大した話ではないのですが、だんだん気候も良くなってきてドイツでは女性の毛のお手入れ具合はどうなっているのかな~と気になる方もいらっしゃるのではないかと書いてみることにしました。

因みにヴィーナスのカミソリ、ドイツにも売っているんですよ。私も日本で使ってたし、こっちでも使っています。刃が多いと綺麗に剃れるし、ヘッドの部分だけ取り換えが出来て、なんとなくこれにしてしまうんですよね。

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ドイツ人女性の毛のお手入れ具合

ドイツの女性の毛の処理具合ですが、まぁ、若い人たちは、普通にお手入れしています。

どれくらいかというと、寒暖差の激しい日の日中に公園の日向でタンクトップになっている人がいるのですが、その人達の腋毛の手入れがされている(!!)くらい。

わたし、朝家を出る時にコートとスカーフが必要なくらいの気温だったらタンクトップになんて100%なれません。笑

その当時付き合っていたドイツ人に「ねぇ、ねぇ、公園でタンクトップで日光浴している人たち、わき毛のお手入れしているみたいなんだけど、ドイツ人は朝晩の冷え込みが厳しくても、日中は脱げるくらい常にツルツルなの?」と聞いたことがあって「そうだよ」なんて答えが返ってきましたが、嘘くさい返事だったなと思っています。

まあ私が何年かかけて観察してみたドイツでの平均的な処理具合は、夏の腕の毛は「剃っている人もいる」くらいで、脚は、出してる人はだいたい剃っているという感じでしたね。

冬の腕毛は結構そのままの人が多い気がします。脚は見えないのでわかりません。

IPLと言って、自宅で脱毛できるレーザーみたいなのは売っていますが、日本みたいに、永久脱毛とかは一般人の間ではあまり聞かないんですよね。

☟IPLはこんなの

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でもこれ、明るい金髪とか、赤毛とかには効かないようで、そういう理由もあって、あまり普及していないのかもしれません。


さすがドイツ ナチュラル派も存在

ドイツには我が道を行っている人もいます


例えば・・・

夏に後ろから見ても・・・

わき毛がボーボーの女性を

見たことがあります。笑

隣にはパートナーらしき男性と、子供がいました。


その他にも、私がちょっとだけ通ったヨガのクラスの先生。

金髪の美人女性でしたが、

わき毛がふっさふさでした。

このぶれなさ加減はさすがドイツ。

面白いというか、周りに流されない感じがもう清々しくて、好きです。

まぁ、こういうナチュラルな姿をまざまざと見せつけられているせいもあるかもしれませんが、実際に生活している中での感覚としては、日本人女性の方がお手入れが行き届いていて断然に意識が高いように思います。


うちの場合

ポチは、女性は髪の毛と眉毛以外の毛はない生き物だと信じているような感じです。

何の参考にならないかもしれませんが、私はずぼらです。毛の処理とか、正直面倒くさい。

人間、ありのままの姿ではダメですか?

毛って、必要だから生えているのでは・・・?

まあ、こんなこと思っている私ですが、日本の常識の範囲内くらいで気をつけているつもりではあります。

夏は、腕、脚、脇、服から出ていて見えるところは処理します。

冬は結構ふさふささせている時が多いです。

アソコの毛は気が付いた時に切ります。初めてカットしたのはドイツでサウナデビューした時でしたが、短い方が快適なので、それから定期的に切りそろえるようになりました


【関連記事】
サウナに来る人達の下の毛についてはこちらで触れています。



男性の毛のお手入れ具合

ついでに男性の毛の話もしますね。

ドイツには金髪の人もたくさんいますが、人種のるつぼなので日本人よりも毛色が濃いような人もいて、幅が広いんですよ。

毎日ひげを剃る人の量は日本の方が多いように思います。

ヨーロッパではサラリーマンでもツルツルでなければいけないという考え方はあまりないのか、金髪は1日やそこらじゃ目立たないからか、ドイツでは「剃って3日目のひげがカッコイイ」と言われています(因みにイタリアでは「2日目がカッコイイ」らしい)。

まぁ、ひげが似合う人は生やしているし、剃りたい人は毎日剃っています。

見なれなくて個人的に少し苦手なのが、胸毛を剃っている毛が黒くて濃い男性。たぶん、イタリアとかスペインとかそっち系の出身だと思います。

顔から胸まで毛がつながってる人もいて、顔から首までだけ剃って剃っていない胸毛との境界線がくっきりあったり、胸も全部剃っているっぽかったり、昨日か今日くらいに剃ったばっかだなぁとか、うわぁこれは3日くらいだなぁとか、話をしていてもそっちに気が取られて、全然集中できないんですよ。

ネットで検索すると女性と同じくらい、男性のありとあらゆるところの毛の処理の方法が出て来ます。「そんなところの毛か!」と女性ではなかなか思いつかないところがあり驚きました

興味がある方はどうぞHaarentfernung Männerで検索してみて下さい。おほほ。

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