temari


イタリア人にイタリア語で書かれた日本料理の本をプレゼントしたくて探してみると、結構いろいろ出版されているんですよね。

その中でも、Amazon.itで注文できる、オススメの料理本をご紹介いたいと思います。

経験上、表紙の写真がギュッと硬く巻かれた巻き寿司とか、ほぼ四角の巻き寿司とか、シャリとネタのバランスが悪い寿司とか、「いやぁ、これは・・・」という料理本は、中身も微妙です

日本人の料理に対する美的感覚、直感って大切ですよ。

著者が純日本人ではない場合も注意です。日本人にとって日本料理と言いたくないようなものが載っていたりします。しかし中には、「うん、うん、悪くないね」というものもあるので、こちらは見て見ないとわからないというところですね。


小野二郎さんの本


画像はAmazon.deから拝借しましたので、クリックするとAmazon.deのページが開きます。


私、彼のこと存じませんでしたが、日本でも有名人ですか?ちょっと日本に興味がある人々の中では「すきやばし次郎」結構有名です。

かれこれ2011年にアメリカで製作された彼のドキュメンタリー映画が大ヒットしたそうで、わたしも、誰からだったか忘れましたが、日本人ではない人から教えられました。

この本は、寿司についてかなりマニアックな本です。日本人の私でも知らないお寿司に関することが包丁からネタについてまで細かく載っています。素人目には、お寿司に関する知識はこれ1冊以上にもうないんじゃないかと思うくらいです。


ご存知ではない方の為に、こちらがドキュメンタリー映画の予告編です。











栗原はるみさんの本

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ヨーロッパでミリオンセラーの日本料理の本といえばこれ。ドイツ語にも翻訳されているので、いろんな方にプレゼントしてきました。

料理をしている時に外国人に聞かれて説明に困るのが「みりんって何?」。栗原はるみさんの本に全部簡潔に説明してあるので、「これこれ、自分で読んで」と見せています。

お米の炊き方や出汁について、めんつゆや三杯酢の作り方なども序章に載っています。

中身は本当に日本の家庭料理という感じで、日本人の私が「今日これ作ろっかなぁ・・・」と参考にできます。




みんな大好きラーメン

ramen


イタリアでもラーメン、流行っているんですよ。

著者が外国人なので、全く期待していませんでしたが、案外悪くなかったのがこちらのラーメンの本。「ラーメン」と一言で言っても、スープや麺、いろいろ種類がありますからね。

日本人が監修でついているみたいなので、西洋人の求めるものと、日本人のセンスがうまく融合しているかなと思います。

料理がお好きな方は、この本でお家ラーメン出来ますよ。






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