音楽祭Festspielについての感想レポートです。
バイロイト音楽祭
Bayreuther Festspieleオーケストラのメンバーは寄せ集めです。そうは言っても、普段は各地のレベルの高いオーケストラで演奏されている方々や大学の教授とかばかりなので、ワーグナー好きのめちゃくちゃ上手な人達が(奏者は客席から見えないようになっているので、たぶん私服で)喜々として演奏しています。
チケットが取れないと有名ですが、まぁ機会があって行きました。夏なのに冷房ないし、椅子は木だし(Grderobe クロークでクッションを貸してもらえますが)、特別にワーグナーのファンでなければ別にわざわざここじゃなくてもいいかなぁ・・・というのが私の感想。
「バイロイトの祝祭劇場でワーグナーを聴いてきた」っていうだけです。観光に行ったくらいの感覚。サン・ピエトロ大聖堂でミケランジェロのピエタを見た時の方がよっぽど感動しました。
まぁ、本当に、私の個人的な感想です。
私が訪れた年はオープンエアのスクリーンでライヴ観劇もできたので、そちらにも行きましたが、こちらの方が満足感がありました。
まぁ私は特別にワーグナーを愛しているわけでもなく、無料が嬉しい一般ピープルですからね。ビーチを模した砂場があったり、ビール片手にと大変ラフでしたが、最期のシーンで観客みんなが固唾を呑んで集中していた瞬間は特別なものがありました。
のんびりとした街の雰囲気は好きだったので、オープンエアの公演があるならまた行きたいです。
ザルツブルク音楽祭
Salzburger Festspieleこちらも有名な音楽祭ですね。まぁ、ドイツじゃなくてオーストリアですけれども。
チケットは普通に取れます。バイロイト音楽祭と違って、こちらは各地から有名なオーケストラなどを招いての演奏会です。なので、「今日はベルリンフィルで明日はウィーンフィル」というように有名なオーケストラの演奏が同じ場所で聴ける・聴き比べができるところが利点かなと思います。ただ、チケットの値段はお高いです。
バイロイト音楽祭も同様ですが、Festspielなので紳士淑女がキチンとドレスアップして来ます。
服装についてはこちらを参考にしてみて下さい

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