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なぜか流行ってきた抹茶

数年前からドイツでも抹茶が流行ってきました。なんでも、定期的に飲み続けると痩せるとか病気にならないとか諸説あるようですが・・・健康食品として売れているようです。

緑茶ならまだしも、お抹茶なんて日本人でもそんな毎日飲む人は少数だと思うんですけどね。


抹茶の粉はどこでも手に入る

まぁともかく、お抹茶の粉はBioのスーパーなんかには絶対に置いてあるし、ネットでは選べるほどいろいろ売っています。

こんなのとか
こんなのとか



抹茶に特化したレシピ本

たくさんあります。



笑えるのがこの三冊目。「抹茶で減量(抹茶で痩せる)」と書いてあります。そういうカテゴリーなんですね、抹茶って。

緑茶は抹茶が流行る前から地味にありました

緑茶のティーパックも、美味しいかは別として、最近はだいたいどこのスーパーにも置いてあります。



バリエーションが豊富なのはBioのスーパー。ただ、たまに「緑茶+レモン」「抹茶+高麗人参」「抹茶+ミント」とか見かけて、なんだかテンションが下がります。

緑茶シリーズの抹茶レモン


朝鮮人参抹茶(韓国産緑茶使用)


ミントと抹茶入り緑茶



私がオーソドックスな緑茶ティーパック以外で唯一試してみたティーパックは「緑茶+バニラ」。まぁ、ふ〜んって感じでした。


あ、もう一つありました。こちらのエナジー茶は、どちらかというとハーブティーっぽいですが、なかなか気に入っていました。


1度だけアイス屋さんで緑茶ソルベなるものを見つけ試してみたことはありますが、レモンフレーバーで、「うぇっ!」でした。


ドイツで茶っ葉を買うならTee Gschwender

そう言えば昔住んでいたところの近所のおばさんが「私、毎日緑茶を飲むのよ!」と言っていたんですよね。

へ〜!と思いません?ただその緑茶、実際に見せてもらったら花とかフルーツとかなんか色々混ざったフレーバーティーで驚いたのを思い出しました。

お食事に呼ばれた折にTee Gschwenderで買った本物の緑茶をプレゼントしたことがありますが、何の感想も聞かなかったということは、口に合わなかったのかなぁ〜?

因みにこのTee Gschwender、なかなかのこだわり様で品揃えもいいのでドイツ在住の方にはオススメです。袋入りではなく、量り売りの方では緑茶はもちろん玄米茶や玉露、高級新茶までいろいろあります。

更には、店舗によっては抹茶ラテのテイクアウトができるところもあるんです!濃すぎて眠れなくなりますけどね。


美味しそうなもの

ココナッツシュガーと抹茶
水や牛乳等の液体に溶かして飲むものみたいです。なかなかのお値段ですが、愛飲者は多いよう。


抹茶ラテ
抹茶ラテと書いてあるも、抹茶ラテ用のミックスということで、乳成分は入っていません。こちらもココナッツシュガーと抹茶のミックスで、牛乳や豆乳に混ぜると美味しい抹茶ラテになりますよという商品。



抹茶ココア
鹿児島産を強調しているBio製品の一つです。痩せるとか、健康になるとか、スーパーフードとして売っています。
 


抹茶風味のホワイトチョコ
ここのカップの抹茶ラテ、殆ど牛乳味だったけど悪くなかったのに最近見ていませんねぇ。


抹茶風味のホワイトチョコがけアーモンド
こんな商品まで出てくるなんて、需要はあるのかな。


不気味な製品

抹茶レモネード(レモン風味)
う〜ん・・・。


抹茶レモネード(グレープフルーツ味)
・・・・・。


グルコマンナン入りダイエット抹茶カプセル
食前に摂取するとカロリーコントロールして痩せるそうです。

マッシュルーム抹茶・・・
入っているのは抹茶とクルクマに加え、マッシュルームというか山伏茸と北中草・・・。まぁ、スーパーフードっぽくはありますけど。

実は今だに輸入規制がある

福島での原発事故の後、日本からEUへの食品の輸入に大きく規制がかかりました。ヨーロッパはチェルノブイリの原発事故の経験があるので、原発事故後のドイツの対応は敏感かつ迅速でした。

ここ北イタリアもチェルノブイリの事故の時に放射能汚染されたそうで、ポチも多分被曝しています。内部被曝予防にヨード摂取が効果があるというのはドイツでもイタリアでも常識で、殆どの塩にヨードが添加されています。

ドイツでは聞いたことありませんでしたが、おばあちゃんに言われたとかでポチは野菜を洗うときにいつも重曹を振りかけています。野菜にとってどうなん?と調べてみると、農薬だけでなく放射能物質が除去できるという情報もありました。

話が少し逸れましたが、ドイツで手に入るまともなお茶は、しばらくは鹿児島を中心とした九州産のもののみでした。

最近やっとUjiという字も見かけるようになってきましたが、BioのものなどはKagoshimaとわざわざ書いてあるものもあり、意識している人はいるんだなぁという感覚です。


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