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ドイツでナンパってどんな感じ

私事なんですけどね、ドイツに住み始めて初めのうち6ヵ月くらいは、なぜかよく男性に声を掛けられていました。私は日本じゃナンパなんて1度も経験ありませんよ。年寄り子供にはよく話しかけらますけどね。

声を掛けられるのは、たいていは駅とかで座っていたりバスの待ち時間に勉強していたり、急いでいなさそうな時でした。

ハローから始まって「電車待ってるの?」「勉強してるの?」「どっから来たの~?」「ドイツで何してるの~?」とか質問されてちょこっと話して、という感じでした。

普通の相手だと、向こうが名前と連絡先を書いたメモとか名刺とかを残して「じゃあね!」と去っていくというスマートなナンパでした

連絡をするか否かの主導権は女性にあり

日本でのナンパのイメージって「連絡先教えてよ~」だったので(え、古い?)、ドイツ人ってどうしてすぐ連絡先を渡して来るんだろう・・・と不思議でたまりませんでした。

普通じゃなかったナンパもありましたよ。

アブノーマルパターンは、腕とかやたらと触れてきたり、しつこく約束を取り付けようとしたり、別れ際に( ̄з ̄)と来たり!!!きぇ~!!

※初対面で握手以外のスキンシップを試みてくるドイツ人は誠実な人ではありません

☞参考に読む>>【ドイツでの挨拶は?握手?ハグ?ほっぺにチュー???】

当時を回想解析すると・・・けっこうね、こっちをじーっと見てくる男性って多かったんですよね。

で、たぶん視線を感じるから私もその人を見る。相手がなんかニコッとするからつられてニコッとしていまう→声を掛けられる、というパターンが多かった気がします

でもドイツに慣れて来たら全く声を掛けられなくなりました。笑

大きな一因はきっと、こちらがニコッとしなくなったから。

ドイツ人って、店員さんとか、サービス業の人達でも愛想が悪くてニコッともしない人が多いせいか、こちらも無駄にニコニコしなくなるんですよ。

あとは、良くも悪くもドイツに馴染んでしまった故の異質感の薄れ、エキゾチックオーラがなくなったとかね。


おばさんのお節介かもしれないけれど

身元もわからない知らない人には用心してついて行かない方が良いですよ。

一見、親切に見える人でもどんな下心を化けの皮で隠しているかわからないから。会ったばかりの外国人に嘘ついてもバレませんよね?

現地の人と交流したいのであれば、Stammtischとか、何かしら地元のグループであったり、然るべきところで交流することをおすすめします。

共通の知り合いがいる人と交流するということは、身元もはっきりしているし、両者を知ったうえで相談したり忠告してくれる人がいるということろで安心です。

最近は出会い系アプリとかあるんでしょう?1対1って高リスクだと思いませんか。そりゃあ運よく良い人と巡り合える方もいらっしゃると思いますが、普通の生活では共通点のないとんでもない人と出会ってしまう可能性も出てくるでしょう。

自己責任と言ってしまえばそうなんですけど、海外で日本人が大変な犯罪に巻き込まれるニュースは聞きたくないですからね・・・老婆心です、はい。


ドイツ人は誰にでもドイツ語で話しかける

わたし、胴長黒髪平たい顔ですけど、ナンパでなくともドイツ人って私にも普通にドイツ語で話しかけてくるんですよ。

デパートでおばあちゃんが「高っ!ねえ、ストッキングが10ユーロって、高いくない!?」とか、いきなり。「えっ?う~ん・・・」とくらいしか返しようがないけれど。

いやいや違うだろと思うのは道端で「すみませーん、ここに行きたいんだけど」と話しかけてくるドイツ人。

別に私以外にも人はいるのに。わざわざ外国人に道をきくなんて、日本じゃ絶対にあり得ませんよね。まぁ、それだけドイツは人種が入り乱れているということでしょうけど。

電車で隣になった人と世間話したり、というのはよくあることです。ドイツ人はけっこう大きな声で独り言を言ってる人が多いので、それを拾うことにより会話が始まることもよくありますよ。

一回喋った人とは、普通はTschüss さようなら~とかschönen Tag 良い一日を〜とかgute Reise 良い旅を~とかその場に合わせた挨拶をしてから別れます


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