『ヨーロッパでのスリ対策を真剣に考える その1』ではヨーロッパで起こったスリの実体験をご紹介しました。今回は防犯について考えたいと思います

旅先で警戒すべき時
わかっていても、やられてしまうのがスリです。どのような時が気をつけるべき時かもう一度確認してみたいと思います。①知らない人に話しかけられた時
②財布を出し入れした後
③下りのエスカレーターに乗った時
④込み合っている路面電車やバスの中
⑤レストランやカフェでの食事中
防犯アイテム
消費者にとっての「簡単・便利・使いやすい」は残念ながらスリをする人にも「狙いやすい」という傾向があると思います。なので旅行の方は少しの煩わしさを厭わずに是非とも楽しい思い出だけの旅にしてください。ちょっとやそっとではやられないスーパーリュックサック
これ、イタリアではよく見ます。今持っている鞄をカスタマイズする
「鞄を開けられない」ことを目指す面倒くさいそのひと手間がスリ師にとっても面倒くさい
リュックサック イン バック
チャック付きのポケットやナスカン付きキーリングがあり、オススメ
財布や携帯をとにかく鞄とかに「繋ぐ」
出張などで背広の内ポケットに入れたい方
海外出張などで背広の内ポケットから財布や携帯をさっと取り出したいけれども、掏られたくないというわがままを叶えてくれるリールつきのネックストラップです。私の普段使い
肩に掛けられるタイプのロンシャンのトートバック。もう何年も、ほぼ毎日使っていますが被害に合ったことはありません。ファスナーの持ち手は必ず前にして、防犯をアピールしたい時は更にその持ち手を握りしめています。
観光には少々不便かもしれませんが、斜め掛けのポシェットよりも地元在住感は出ると思います。
楽しい滞在にするために
特にオーストリアのウィーンとイタリアのミラノが今のところ私のブラックリスト入りしています。知人の話を聞いてもあまりに被害が多いです。この2都市を訪れる際は、360度スリから狙われているという緊張感を持っていたほうが良いでしょう。
スリをする人たちも、それで生計を立てているプロです。いわゆる先進国では、たくさん人がいるようなところでのひったくりや鞄を刃物で切り裂いたりというような、見つかって逮捕されやすいような体を張った過激派は少数で、大抵は被害者が気が付かないうちに盗っていきます。
最近は現金のみ抜き取って、カードも手付かずで財布を落としてくれる良心的な(?)スリもいるようで、被害は現金のみで財布は警察に届けられて戻って来たというラッキーな人もいました。
イタリアへ渡航の予定がある方はこ是非ちらを一読されてください・・・。
在ミラノ日本国総領事館発行 安全の手引き
その他の国の安全情報はこちらからどうぞ。
外務省海外安全ホームページ
一度被害にあうと、何より精神的ダメージが大きいです。しっかり防犯して楽しい滞在になりますように

【関連記事】
- ミラノ駅でスリのカモになってしまいました・・・
- トラウマのミラノへ再び・・・ スリ絶賛警戒中
- ヨーロッパでのスリ対策を真剣に考える その1 実話を紹介
- 海外旅行にオススメ!年会費無料なのに海外旅行傷害保険つきクレジットカード☆