渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

タグ:イタリア


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イタリア人女性の夏の毛の具合

たったのひと夏なのでドイツほどの数は見ていませんが、夏の間、電車の中など近距離でじっくり観察してた感想を書き留めておきます。


国際体毛問題 まずはドイツ人女性の毛の処理具合について


イタリア人女性の毛の処理具合は、もちろん人それぞれですが、

印象としては

ドイツより処理率が高い

です。


知り合いのイタリア人

そんなに親しくはないのですが、知り合いに可愛いらしいアラサーのイタリア人女性がいます。

彼氏ありです。

春に肘から下が出ているくらいの服の時にはふっさふさだった彼女の腕毛も夏になるとツルツルになくなっていました。

うちのポチが以前、冬にふさふさの私の腕を見て

ポチ「毛・・・」

と固まっていた時に

クマ「腕の毛はみんな剃ってないじゃん!特にドイツでは!」

ポチ「いや、そんなことないでしょ!」

こんな会話をしたことがありましたが、「なんだ。ドイツ人どころかイタリア人だって服から出る間しか処理してないじゃん」と思いました。

ま、一人だけ見てのことだから何とも言えませんけどね。


どうやら脚は必須か

夜は私が歩き回らないので日中の話ですが、夏はけっこうショートパンツのような短いものを履いてい脚を露出している若い女性が多いです。

日本で見慣れぬせいか、電車やバスの中ではついイタリア女子高生の露出されたツルツルの脚につい目がいってしまっています。

出ている脚はツルツルですよ。でも腕の毛はボーボーだったりするんですよねぇ。

イタリア人を観察していて、高校生くらいの若い娘の中で

腕は剃らずとも夏の脚の除毛は常識なのかな

という印象です。


毛の色

ちょっと謎というか見慣れぬ毛の女性がいました。

駅で1度見かけただけなので真相はわかりませんが、例外なく腕はボーボー脚はツルツルの方でした。

何が見慣れないかと言うと、髪の毛の色は真っ黒なのに、

腕の毛は金髪

だったんですよ。

基本的に髪の毛の色とその他の体毛の色って似ているものだと認識していたので、とても違和感がありました。

腕だけ脱色しているのか?とも疑いましたが、きっと生まれつきそういう組み合わせの方なんでしょうね。

珍しいなと思って見ていましたが、わたしのドイツでの同居人にも、髪の毛は明るい金髪だけど眉毛は真っ黒という子が、いるにはいました。

遺伝子って不思議。


イタリアのおばさま方

若い子に比べて、イタリアのおばさま方は腕毛がない人が多いな~という印象です。

ただ、こんがりと日焼けしていたりしわしわだったりするので、毛を処理しているのか、単に生えなくなっただけなのか、薄い上に毛が細く見えないだけなのか、よくわからない感じでした。

中には、Tバックが透けて見えているピチピチノースリーブワンピースを着ているにも関わらず、脇毛が5ミリくらいに成長しているバリバリに日焼けしたおばさまもいました。

その方の腕毛も目を凝らしてよーく見てみましたが、ちらっとまばらに生えている程度で、「処理はしていないけど日焼けの影響であまり生えなくなった」みたいな感じに見えました。

スーパーやドラックストアを見ると除毛クリームが取り揃えてあるのでイタリアの女性はクリームで除毛している人が多いのかなあと思います。


イタリア人男性の毛

なかなか衝撃的で二度見というか凝視してしまい、私の熱い視線をバシバシ感じていただろうなと思いますが、電車の中で

半ズボンを履いた

脚の毛(すね毛ですね)を

綺麗に処理した

おじさん


に出会ったことがあります。

中年のおじさんのすねに毛がなくて、ツルツルなんですよ。

全身を見た感じでは、職業がモデルとかスポーツ選手とか、そのような感じでもありませんでしたよ。本当に普通の中年のおじさんでした。

更には一緒にいた20歳前後の息子らしき人物。

脚の毛は自然にありましたが、

腕の毛がなくツルツルでした。

謎です。


因みにうちのポチは脚も腕もボーボーです。

当時はスポーツをしていた関係で、高校生の頃に2回くらい剃ったことがあるそうです。

下の毛は暑いので夏にはバリカンで短くしているようです。

日本では男性向けのサービスで髭脱毛があるようですが、ポチにそれを言うと

「はあっ!?(髭の脱毛なんて考えられない!)」

だそうです。

イタリアでは髭がある方がセクシーなのだそうで、ポチもいっつも髭面です。

ポチの髭面なんて正直、見飽きてきました。

たまには日本人みたいにツルツルに剃ってほしいんだけどなー(肌が荒れるから嫌だと断られます)。
 
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gelato

暑い毎日が続いていますね。

暑さで更にものぐさになっている私ですが、重い重~い腰を上げ、去年の夏に下書きをしていたジェラートについての記事を編集しました。

イタリアの美味しいジェラート食べた~い!

基本情報

イタリア滞在中はトリノ中のジェラート屋さんやグーグルの評価が高いカフェのジェラートを食べ歩きました。

ドイツではパン屋の隣にパン屋があるくらいパン屋がありましたが、イタリアにはジェラート屋の隣にジェラートを扱っているカフェ(バール)があるくらいジェラートに溢れていました。(あ、ちょっと盛りすぎたかな。ま、どちらも日本に比べると多いですよって感じです。はい。)

因みに「トリノ ジェラート屋」で検索するとこんな感じです。


せっかくなら美味しいジェラートを食べたいじゃないですか。なので、私の好みですが、美味しいジェラート屋さんを紹介したいと思います♪

因みに、私は

生クリームの味より

牛乳の味が強い方が好き

です。

基本情報として現在の相場は、

ピッコロ(小)2ユーロ50セント
(1ユーロ122円として¥300くらい)

選べる味は2種類

が普通というかスタンダードです。

メディオ(中)3ユーロ〜3ユーロ50セント、選べる味は3種類、更に大きなサイズもあります。

だいたいどこでも50セントで生クリームが追加できますが、私は好きではないかな・・・。

1ユーロ〜2ユーロで小さな子供用に、ピッコロ(小)よりも小さなジェラートを扱っているお店もあります。選べる味は1種類のみです。

それではご紹介していきたいと思います!


第4位

LA ROMANA ラ・ロマーナ
LA ROMANA

劇甘系ジェラートです。うだるように暑い日にはちょっとしつこく感じます・・・。

メニューがわかりづらいですが、「あれは何?」と質問すると即座に味見させてくれます。

コーンは最中のような感じで高級感はありません。

ジェラートを盛る前にホワイトかブラックを選んでコーンにチョコレートを入れてくれますが、なんか片栗粉みたいな味がして美味しくないので、あまりオススメではありません・・・。

ジェラートの材料にはこだわりがあるようで、牛乳はBio、卵は小屋の中ではなく外を走り回って育った鶏の卵、クオリティーの高いナッツもご自慢のよう。

ここで食べるならカップを選びます。

公式ホームページ




第3位

Ottimo! オッティモ!
BlogPaint

かなりさっぱり系のジェラートです。夏にオススメです。

甘ったるいのが苦手な方にはちょうどいいかなと思います。

こってり系が好きな人には物足りないでしょう。

コーンはワッフルで、まぁまぁですが、かなり小さめです。

他店に慣れていると、ジェラートを盛り付けているところを見て「小っさ!ほっそ!」となります。

大きさが足を引っ張って第3位になりました。笑

トリノ発のジェラート屋さんっぽいですが、あまりたくさんの情報がありません。

公式Facebook




第2位

Grom グロム
GROM

トリノ発のチェーン店(と言ってもいいものか)です。

ジェラートも美味しいですが、コーンにもしっかりと味があって美味しいです!

何も考えずに食べていましたが、グロムの経営理念は”スローフード”だそう。

ここのジェラートは、合成添加物を使用せず厳選された材料からのみ作られています。

ピエモンテ州はスローフード発祥の地ですものね。

イタリア中に店舗があり、一時は日本にも店舗があったそうです。


公式ホームページ



因みに、こんな本も出版されています。

世界一のジェラートをつくる 起業をめぐるふたりの冒険物語 [ フェデリコ・グロム ]

第1位

Albert Marchetti アルベルト・マルケッティ
Albert Marchetti

ミルク感が強く、美味しい!!

しかも見てくださいよ、この美しいフォルム!

全種類を食べたわけではありませんが、個人的にはティラミス味が大ヒットでした。

コーンも最中コーンではなく、ワッフルコーンです。

ここもスローフードの概念を大切にしているトリノ発のジェラート屋さんです。

グロムみたいに手広くやっていないところにも勝手に好感を持っています。

なんか、「トリノでしか食べられない」みたいな、そういうのもあって良いんじゃないかと思うんです。

まあ、現在トリノ以外にミラノにも店舗があるようで・・・。これからどうなるのかなぁ?

公式ホームページ




その他のジェラート屋さん

Venchi

ヴェンキ

まぁ有名チョコレートブランドですからねぇ。そこのアイスは食べてみたいと思うのは、ありのままの情感だとは思います。

しかも中央駅構内のど真ん中に店舗もあって、店内へと吸い込まれやすいとは思います。

まずお値段が€3,20と強気。約400円ですね。

相場より約100円ほど高いことになります。

ポチを含む私の知るイタリア人は「ピッコロで€3,20?高っ!」「他に普通の値段で美味しいジェラート屋さん、あるし。」と言って、食べてみようかと迷いすらしないという感じです。

チョコレート味のジェラートの種類がたくさんあり、ビターチョコレートのジェラートもあります。

カファレル

夏季限定でジェラートが食べられます。

味は全部で8種類と、少な目です。

値段は€2,20で、ヴェンキより良心的ではあります。

イータリー(リンゴット店内)

ピッコロサイズが€2,20で、こちらも他店より少々お安めです。

お買い物で乾いた喉を癒そうと思って食べると、一口目や二口目は美味しく感じるのですが、甘さがだんだんくどくなってきて、水分を取るにはやはり水だなと気づかされます。

NIVA

ポチに連れられ1回だけ行きましたが、あまり覚えていないんですよね。

女子な感じの店内が印象に残っています。

店舗が街の少し外れたところにあるので(と言っても十分中心地ではあるのですが)、何かのついでに寄るということがなく、リピートがかなわないままです。

まあまあ美味しかったような気がします。

その他のバール(カフェ)のジェラート

ネットで検索して評価が高いところにわざわざ食べに行ったりもしましたが、期待ほど感動がないところばかりでした。

まぁそのバールのオリジナルフレーバーがあったり、そういうのが好きな方には良いかもしれませんが、旅行でハズレを引きたくなければ、私が勝手に選出したジェラート屋さんあたりが無難かなと思います。

まだ試していない気になるジェラート屋さんもたくさんあるので、イタリアでまた大手を振ってジェラートが食べ歩ける日が来たら発掘していきます♪


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ka

だんだん虫が出る季節になってきましたね。

わたし、虫が嫌いです。

基本的に、どんな虫も素手では触れたくありません。蚊がいなくなるスプレーを開発された方には大いに感謝しています。

家の中で見る他の虫は、ビンで捕獲するか、小さいものであればティッシュで軽く包んで濡らして窒息死させます。

クモなんかは見て見ぬふりします。

ところ変われば出る虫も変わるもので、今日はイタリアとドイツの虫事情について書いてみたいと思います。




※殺虫剤は飛行機に持ち込みも預け入れもできないので、イタリアには持って行っていません。持ち込みたいのはやまやまなのですが。


まずはドイツ

実はドイツ。結構、北の方にある国なんですよね。

日本の最北端は北緯45度くらいですが、ドイツは最南端の町でも47度なので、

ドイツは日本と被ってもいないほどの北の国


なのです。

ドイツは北部より南部の方が雪が多かったり寒かったりするのは、標高のせいかなと思います。

まずはそんなドイツで私が見たことのない、日本ではメジャーな虫。

私が「見なくて嬉しいな」と思う順にランキングでご紹介します。


嬉しい堂々の第一位

それは

ゴキブリ。


さぁ、みんなでドイツへ移住しましょうか~。笑

海外との接触が避けられないこのご時世、ドイツにゴキブリが全く侵入していないとは思えませんが、とにかく見たことがありませんでした。

きっと、どこかにはいると思いますよ。飲食店とかね。

会社や学校、新旧様々な家に住みましたが、見たことがありませんでした。


見なくて嬉しい第二位

蚊ですよ、蚊~!

夏に蚊がいないなんて、なんて快適なんでしょうね~!

ドイツでは夜、耳元に来る蚊に睡眠妨害をされることもなく、何日も痒くて跡が残るなんてこともないんですよ~!

しかしドイツも年々夏の暑い日が増えているせいか、私がドイツに住んでいた最後の夏は2~3匹見ました。

でも、何か動きがとろくって、すぐにバチンと確保できましたし、刺されたことは一度もありませんでした。

ひょっとするとこれからドイツでも夏に蚊が出るようになってくるかもしれませんねぇ・・・。


見なくて嬉しい第三位

ムカデです。

気持ちは第一位(タイ)なのですが、日本でも私は刺されたりなど未だ被害にあったことがないので、第三位になりました。


見なくて嬉しい第四位

カメムシ。

地味に嫌いです、カメムシ。でもドイツでは見ませんでした。カメムシが好む果樹が少ないのか、気候のせいなのか。どうなんでしょうね。


続いては、ドイツでは日本よりも出現率が高くて嫌だった虫たちをご紹介します。


気持ちが悪い!第一位

巨大ナメクジ。

都市部では見かけませんでしたが、ちょっと田舎に行くと凄まじかったです・・・。


ポチと初めてデートした時の事です。

ドイツの古い建物が残っている、まあまあ有名な観光地に夜ごはんを食べに行ったんですよね。

お食事の後は「ポチは私に気があるのだろうか、ないのだろうか・・・」なんて探りながら、あてもなくぶらぶらと散歩をしていました。

中心地は外灯などがあって明るかったのですが、少し離れると真っ暗でした。

両脇に果樹園のようなものがある道を通って街の中心へ戻ろうとした時でした。

あまりに暗いので携帯のライトで道を照らしたら・・・・!!!!


レンガ色のぶっといナメクジがびっしり!泣

衝撃の光景でした。

焦ってテンパる私を見てニヤニヤと嬉しそうなポチ。

ここぞとばかりに、どさくさに紛れてスキンシップを試みる私。笑

いやぁ、懐かしい。

その他にも、スイスの山で夏の休暇を過ごしていた時。雨が降ると道中に奴らが出てきていて、最低でした。


どうにかしてよ…第二位

ハエですね。ハエ。とにかく多いし、大きいやつはデカすぎる。

夏、日中に窓なんて開けようもんならすぐに入って来ますよ。

経験上、夕方に窓を開けていると、わりと出て行ってくれます。

ドイツの窓には基本的には網戸がないのですが、網はドラックストアなんかで売っていて自分で設置できるんです。

網を付けると大きな虫は窓からは入ってこなくなりますが、コバエはその網をもすり抜けて入ってきていました。


どうにかしてよ…第三位

蜂です。

ドイツの夏はWespeと言って2cmくらいの大きさの蜂が凄いです。日本語訳を見るとスズメバチとなっています。

パン屋やケバブ屋ではこの蜂とハエが売り物のパンやケバブの具にたかりまくっています。ドイツ人は気にせず買っています。

ドイツの夏は気候が良いですから、オープンカフェやレストランが人気で、みんな外の席に座って飲食をします。でも、もれなく蜂つきです。

さすがはドイツの蜂。どうやらビールがお好きなんですよ。なのでビールはコースターの上に置くのではなく、コースターをビールのグラスの上にのせてふたをしたりします。

手で振り払おうとしたり、キャーキャー言うドイツ人はいません。みんなとにかく無視しています。この蜂、刺す系の蜂なんでね。

因みにHummelという蜂もよく見かけるのですが、こちらは刺さない丸々とした姿がとても愛らしいです。日本訳はマルハナバチだそう。


危ないぞ!第四位

マダニです。

私はまだ出くわしたことはありませんが、ドイツでマダニに刺されたことがある知り合いは何人かいます。

マダニは皮膚に頭を突っ込んでくるらしいじゃないですか。それだけでも怖すぎなのに、刺されると感染症になったりもするとか。

自分で抜こうとすると頭だけ皮膚内に残ってしまうらしいので、病院に行って取ってもらわなければいけないそうです。


ちょっと面倒…第五位

テントウムシです。

ドイツではラッキーアイテムとして人気のてんとう虫ですが、気温が下がってくると越冬するために家の隙間なんかに入ってくるんですよ・・・。

つぶしちゃったら結構なにおいもするらしく、地味に嫌な虫でした。


以上、ドイツの虫事情でした。


そしてイタリア

イタリアって、南国のイメージがありませんか?

でも実は北部のミラノは札幌より北にあり、

シチリア島なんて東京とほとんど変わらないんですよ。

九州なんて、もうアフリカ大陸の域ですからね・・・。

日本のほうがよっぽど南国なんじゃないでしょうか。

では北イタリアで見なくて嬉しい虫をご紹介します。


見なくて嬉しい第一位

Gですよ。ゴキブリ。

ドイツでGを見なかったのは気候のせいかな(寒いからかな)と思っていましたが、イタリアって暖かいイメージじゃないですか。なので意外でした。

絶対どこかにいそうな気はしますが、とにかく見たことがありません。

私の住まいは北イタリアなので、夏は暑いけど冬も厳しいというのが多少影響しているだろうとは思います。


見なくて嬉しい第二位

ムカデかなぁ?

ムカデって湿ったところが好きでしょう。ドイツはイタリアは夏も乾燥していますからね。ひょっとしたらそういうことも関係しているのかな?


イタリアで見なくて嬉しい虫は今のところこの2つくらいでしょうか。ドイツ生活と違い、イタリア生活はまだまだ浅いので、そんなことも関係しているかもしれません。

次はイタリアで見る嫌な虫を紹介いたします。


嫌な虫第一位

ハエ(ウジ)です。 ハエは多いです。ドイツと同じくらい多いです。

でも不思議なのが、街中のお店では見なかったような気がします。

ウジは・・・もう、、、ここではノーコメントで。詳しくはこちらでどうぞ。。。


嫌だな第二位

カメムシです。茶色の大きなカメムシが出ます。

ポチが言うには「昔はいなかったけどアジアから入って来た」のだそう。

なんでも、イタリアでもアジアから入ってきた外来種のせいで在来種がいなくなったりしているそうです。

なんとなく欧米原産のものは何でも強いイメージがありましたが、外来種のせいで~というのは日本だけではないんですね。


嫌だな第三位

蚊ですね。

蚊は日本の方が多いし、日本の蚊の方が刺されたらずっと痒いので第三位になりました。

イタリアでは、日中はそうでもないのですが、蚊に睡眠妨害はされます。

うちは冷房がないので(というかドイツや北イタリアで冷房がある住居はまだまだ少ないです)、夏の暑い夜なんかは窓を開けずには寝られません。

体温が高くてO型の、寝る前に足を洗う習慣のない鴨が隣で寝ていますので私は刺されはしませんが、気持ちよく寝ている時に耳元にプーンと来られるとやはりイラつきます。

あ、因みにイタリアには意外にも蚊取り線香が売っているんですよ。ドラックストアなんかであの緑のグルグルが手に入ります。いつか買って試してみましょうかね。


でも私のお気に入りはこの伽羅の香り効きめ最強
アース渦巻香 蚊取り線香 プロプレミアム【アース渦巻香】


まとめ

まあ虫さんたちも必死に生きているのだから共存していくしかないんでしょうが、仮にも新しく開発された殺虫剤が凄すぎたり思わぬ天敵が現れたりしてゴキブリが絶滅危惧種とかになったらどうなるんでしょうかね。そうなったら今度は保護するんでしょうか・・・。

全部人間の勝手ですが、嫌いなものは嫌いです。あちらの方々も別に人間のことを特別好きではないでしょうけどね(シラミ、蚊やダニなどは除く)。

私は特に好きでも嫌いでもありませんが蝉はドイツにも北イタリアにもいませんでした(南フランスにはいました)。 鳥のさえずりなんかは聞こえますが、ドイツや北イタリアの夏は日本の夏に比べるとそれは静かなものですよ。

夏に日本に電話なんかして蝉の声が聞こえた時には「日本の夏ってそんなにうるさかったんだね!」と驚いたものです。ポチも夏を日本で過ごした時は「蝉の声が凄すぎて目覚まし時計いらなかった・・・」と言っていました。

日本はまた厳しい夏が来ますが熱中症などならないようお気をつけて。


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warum?

日本とドイツでもスキンケアの勝手は違いましたが、どうやらドイツとイタリアでもまた違うよう。

ドイツでの私のスキンケア

ドイツに住んでいて日本との一番の違いは「洗顔」でした。それと同じくらい違ったのは美白ケアについての関心です。

日本では洗顔する時に重要視されがちなのは、「いかに汚れを落とすか」などですよね。ドイツではそれが「いかに水分を失わずに洗うか」だったように思います。

少なくとも私がドイツにいる間で、日本の洗顔料のように、もっこりのきめ細かい泡が作れる洗顔料はドイツにはありませんでした。

初めのうちは日本から持ってきた日本製の洗顔フォームを惜しみながら使っていましたが、郷に入れば郷に従えという自分の信念に従い、徐々にドイツのものに移行しました。

洗顔はラ・ロッシュ・ポゼアヴェンヌの泡が立つ系の洗顔料で洗うか、アヴェンヌの水クレンジングで行いました。

夜、洗顔料で顔を洗った後は、アンネマリー・ボーリンドの化粧水アンネマリー・ボーリンドのナイトクリームが定番でした。

アヴェンヌの水クレンジング
でメイクを落とした時は、ナイトクリームのみを塗っていました。

朝は水のみで洗っていましたが、化粧水の後にはDr.Hauschkaの乳液アンネマリー・ボーリンドの昼用クリームを塗ってからお化粧をするのが定番でした。

美白ケア用品については、日本のように選べるほどなかったので、アンネマリー・ボーリンドのナチュパーフェクトという美容液を使っていました。

最近はラ・ロッシュ・ポゼからシミ対策のシリーズ「センシ ホワイト」が出ていて、こちらはドイツでもなかなか評判が良いようです。

こんな商品が売れてきたなんて、ドイツでもシミはとうとう勲章ではなくなって来たんですかねぇ。


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イタリアでのスキンケア

ドイツの自然派ブランドのWELEDAやドクターハウシュカなんかは、イタリアでもよく見かけます。アヴェンヌやラロシュポゼも薬局に行けば取り扱いがあります。

せっかくイタリアに居るので、ナチュラルコスメティックのブランドなども、できるだけイタリアのものを使おうと心掛けています(近いのでフランスやスペインのものに浮気もしますが・・・おほほ)。

私が化粧品を探すのは、もっぱらBioのスーパーか大型のスーパー、Amazon.it あたりなんですが・・・いくら探しても

乳液が見当たらない!

ドクターハウシュカの取り扱いがあるBioのスーパーも、何件も回りましたが何故か乳液だけないんですよ!!

「これか!?」と思ったものも、よく見ると「化粧落とし用乳液」なんです。水クレンジングならぬ、乳液クレンジングなんです。

私が欲しいのは化粧水の後に使う乳液・・・。

仕方がなくクリームなんかで代用していますが、たまらず先日イタリア人女性に聞いてみました。

「ね!イタリアって乳液ないの!?」「そもそも、どうやって顔洗ってる???」

乳液に関しては「メイクを落とす乳液じゃなくて???ん~、ないかもねぇ。」という感じでした。

普段の洗顔については、夜は日本で言うビオレのふくだけコットンみたいなもので拭いて、クリームを塗って終わりだそうな。朝は水で洗って、クリームを塗るそう。

「石鹸なんか使って顔を洗ったら乾燥がちょっとねぇ~」と言っていました。

言われてみれば洗顔用の石鹸も見ない気がします。たぶんイタリア語がわからないのでスルーしてしまっているだけな可能性は、もちろんありますけどね。

ただ、ここにはありましたよ!無印良品!

盲点でしたが、イタリアでまさかの日本製の乳液と洗顔フォームが手に入るとは!

【イタリアの無印良品】トリノ店に行ってきました

いったい誰が買っているのかという疑問はありますが、私の駆け込み寺になるかもしれません。


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Flying Tiger

トリノのFlying Tiger

コペンハーゲン発の面白雑貨屋さんです。公式のオンラインショップがないので、商品を購入したい場合は店舗に出向かなければなりませんでした(日本には公認オンライショップはあるようです)。

トリノにはなんと5つも店舗があります。

その中で、Torino Porta Nuova駅から徒歩3分ほどのところのCorso Vittorio Emanuele IIにある店と、ショッピング街Via Giuseppe Garibaldiにあるお店の2店舗に行ってみました。



潜入してみて

カラフルでポップなデザイン。店内に入るだけで、なんだかわくわくします。

月替わりの商品もあるので、「今月はどんな商品が出てるかなぁ~」と毎月気になります。セールのコーナーもあり、たまに掘り出し物がある時があるので、いつもチェックします。

ただよく見ると店内には「これ、可愛いんだけど2ユーロかぁ。日本だったら百均で買えるな・・・」と思う代物もたくさんあります。

そしてつい、「しかもこれだったら百均の方が品質もいいなぁ・・」なんて比べてしまい、財布のひもはあまり緩みません。

もちろん、「あ、これ可愛い」と思い購入したものもありますけどね。

常に人の出入りはありますが、そんなに混んではいないのでレジ前の長い渋滞はありません。

Porta Nuova 近くにのCorso Vittorio Emanuele ll にあるお店は割と小さ目です(それでも初めて訪れた日は全部の商品をじっくり見て行くと1時間以上かかりました)。

Via Giuseppe Garibaldi にあるお店は日本で言う2階もあり、割と広めでした。

百間は一文にしかず。イタリアは全く関係のないお店ですが、興味がある方は行かれてみてください。

Flying Tiger
Flying Tiger
Flying Tiger
Flying Tiger

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il nazionale

伝統的かつモダンなピエモンテ料理

私は流行などにあまり敏感なほうではないので、ミシュランガイドなどあまり興味はなかったのですが、ピノキオの壁画で有名なヴェルナンテを紹介した時のレストランがどうも気になって、行ってきました。

【ヴェルナンテの町の紹介はこちら】



リストランテ・イル・ナツィオナーレ

il nazionale

Ristrante il Nazaonale di Vernante
Via Cavour, 60- 12019 Vernate- Cuneo
Tel. (+39) 0171 920 181
Website




お料理

単品での注文と、3種類のコースがありました。

8皿シェフが決める65ユーロのコースと迷いましたが、一番クラシックな50ユーロの伝統的なオクシタン料理(肉料理)を選びました。

他に、50ユーロで魚系のコースもありました。

ポチに「マジ?」と言われながらも出来るだけ素早くこっそりと写真を撮りましたので、載せます。
(※ドイツやイタリアのスマホはマナーモードにするとカメラも完全に無音になります)



前菜です。指でつまみました・・・。
il nazionale

自家製のはちみつを練り込んだパンが美味でした♡


牛肉のタルタルを様々な味のマヨネーズでいただきました。バルサミコ酢のマヨネーズが気に入りました。
il nazionale

トリュフが乗った茶碗蒸しのような感じで、きのこが美味でした。
il nazionale

チーズ入りのニョッキです。ポチは感動していましたが、私は経験が足りないのか、よくわからないぶにょっとした食べ物だな・・・なんて思ってしまいました。
il nazionale

牛肉だと思うのですが、これは本当に美味しかったです。
il nazionale

好みのチーズを4種類選びました。
il nazionale

トリュフ入りのフレッシュチーズ、ヴァロッロのワインチーズ、羊のチーズを選び、もう一つはチーズを切ってくれたお姉さんに選んでもらいました。真ん中のははちみつです。もうお腹いっぱい。
il nazionale

デザートの、アイスを乗せたアップルパイ。
il nazionale

2皿目のデザート!?
il nazionale


感想

il nazionale

山小屋風の部屋に暖かみを感じました。ただ、おばさんには照明が暗すぎて料理がよく見えませんでした。笑

全体的に満足したのですが、ちょっとしたことが星がつかない理由かなと思いました。

例えばテーブル。いろんな理由があるのでしょうが、プラスティック製なのか合板なのかよくわからないようなテーブルで、残念でした。

美味しいお寿司屋さんのカウンターとかって、ずっと触っていたくなるようなところってあるでしょう。そこまでできないレストランなのかなと思ってしまいました(だったらクロスを使ったらどうでしょうかね)。

あとは、お皿のチョイスと、それぞれのお料理の量ですかね。

お食事の途中から、わかる人にしかわからない例えで申し訳ないのですが、ワーグナーのオペラを思い出しました。

ワーグナーの音楽はロマンティックで壮大で大好きなのですが、なんてったって長いんですよ。

劇場に観に行っても、途中から「早く終わらないかな〜」「あと何時間あるんだっけ・・・」と思ってくるんです。

今回のお料理も、途中から「あと何皿あるんだっけ・・・」「もう苦しいんだけど・・・」「8皿のコースにしなくて本当によかった」と何度も思いました。

ほとんどのテーブルで一番最後のスイーツが残されていて「なんてもったいない!」と思っていましたが、いざその時になってみんなの気持ちがよーーーーーくわかりました。

私たちを含め7組が食事をしていました。

カップルが多かったですね。服装は、まぁちょっとキチンとしているつもりなんだろうな~というくらいで、ほとんどの男性がノージャケット、ノーネクタイでした。

女性はヒョウ柄率が高く「イタリア人女性の考えるちょっとセクシーなフォーマルの感覚がヒョウ柄なの?」とちょっと笑えましたが、ドレスに編み上げブーツ、荷物は携帯のみという謎のシニョリーナもいました。

お食事をしていた4組は女性の誕生日だったみたいで、それぞれサプライズがありました。4組中3組は照明を落としてろうそくを立てたデザートが出てきて・・・みたいな。1組だけは花束でした。

1組目の時は「うわっ、停電?」と思ってしまいました。だってイタリアだし!笑

2組目からは「またか・・・笑」

3組目の時にはポチに「うちも何かある?」と聞いてしまいました。ま、あるわけありませんでしたけど!

22時半頃から下のバーからアコーディオンに合わせて「おーそーれみぃいいいおぉぉぉぉ」とか聞こえてきて、本当にガックリしました。まぁただ、それまで堅苦しかった空気が解れてお客さんのお喋りのトーンが上がった気はします。

本来の営業時間は23時まで。私たちを含め3組残っていましたが、急かされることはなく申し合わせたかのようにみんな24時ちょうどに立ち上がりお暇しました(私とポチは21時からお食事を始めましたが、23時の時点でまだコースが終わっていませんでした)。
 
ワイン2杯、シュナップス1杯、水2本、2人で134ユーロでした。

美味しかったし、お腹いっぱいで、お値段もそこそこで満足しました。ポチなんて「毎月1で来たいなぁ」なんて言っていました。

忙しい人なので月1は絶対に実現しませんが、ミシュラン掲載のレストランを開拓していくのは面白いかもなぁと魅力を感じています。


後日

ポチが「ここ美味しいんだよ!」というピザ屋さんに連れて行ってくれましたが、ピザを食べ始めてから「ヴェルナンテのレストランを経験したら普通のところで食べられないね・・・」と笑っていました。

私は「まぁ、それは別物でしょ」と、その時は思っていました。

それから更に数日のことです。

わたしの、自称おもてなしとしても振る舞える得意の洋風のお肉の煮込み料理があり、久しぶりに作りました。

出来はいつもと変わらないはずだったのですが・・・

口がヴェルナンテのほろほろのお肉を覚えていてもの凄くイマイチに感じました。

こんな調子なので、また食べに行くと思います。


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ITALIA


ドイツに住みだしてから最初の半年はよくナンパされました。


詳しくはこちら↓


しかしナンパ男と言えばイタリアの方が有名なんじゃないでしょうか。

日本ではイタリアに対して誇大妄想を植えつけられているところがあるなと思いますが、実際はどうなんでしょう。

南イタリア

イタリアの男性は女性に声をかけるのを礼儀だと思っているとか、巷ではいろいろ言われていますね。

私が母と南イタリアを旅行した時は、確かに複数の男性が声を掛けてくれました。どちらかと言うと、私たち日本人が植え付けられているイタリア人像に近い印象でした。

旅行なので私はジーンズにTシャツ、スニーカーという出で立ちで、顔もスッピンでした。

レストランに入ればウエイターの人が「キスしていい?」と聞いてきたり、勝手に私の手を取ってキスして去って行ったり。

道ゆくおじさま方も「bella!(美しい!)」と言ってくれました。

ただこれはナンパではなく、挨拶の感覚です(たぶん)。

言葉ができれば、ひょっとすると「今夜時間ある?」くらい言ってもらえたかもしれませんが、お店の方々は女性客へのサービス、道行くおじさま方からは、何か近所の人に「こんにちは」と挨拶をしなければいけないように、女性には誰に対しても「bella!」と言わなければならないといった義務感のようなものを感じました。

ナンパとは多少話が逸れますが、カプリ島で青の洞窟を観光したときに、洞窟に入った途端に船頭さんに引き寄せられました。洞窟に入る前から、何か構ってほしそうにちょっかいを出してくるのを鬱陶しいなぁと思い無視していたんですが・・・。

私は限られた時間の中で映える写真を撮りたいのに邪魔をされてイラッとしましたが、船頭さんは何を期待していたんでしょうかね。例え1回キスが成功したとしても、何の得にもならんだろうに。迷惑極まりない。

ということで、

わたしが南イタリアでナンパされたことはありません!ゼロです、ゼロ。


「イタリアで男性に声を掛けられなかったら女として終わっている」なんて失礼なことを言う人もいますが、そんなことはないですよ。

男性が声を掛けやすいシチュエーションとか、いろんな条件があるんですよ。


北イタリア

さて北イタリアは・・・日本の男性とほぼ変わらず、少しはドイツ人を見習って欲しいなと思っています。

というのも、北イタリアに住んでいて北のイタリア人男性は赤の他人に対する「レディーファースト」という概念が全くないように感じているんです。日常の、ほんのちょっとしたことなんですよ。

例えば、電車とかで降りるときになんかの「お先にどうぞ」みたいなのとか、些細なことなんですけれど、ドイツでは当たり前にあることがないんですよねぇ。

詳しくはこちら↓


なんだろう。電車の中の手動のドアとか、一応、続くの人の為に開けていてくれるので、全く気遣いがないというわけではないのですが、

そもそも北イタリアの男はあまり目を合わせてこないんですよ・・・!

目を合わせないことには微笑みかけることすらできないじゃないですか。

こういう意外とシャイなところ、北イタリア人はもう「ラテン系」の枠から除外した方がいいんじゃないかとすら思います。

ドイツの方がよっぽどフランクで積極的ですよ。

街を歩いていて、黒人さんにはよく「チャオ」と声を掛けられます。関わりたくないのでガン無視ですが(いや、「チャオ」くらい返事してあげるべきなんでしょうか??)。

でも彼らも、「私に声を掛けたくて掛けている」というよりも、暇だから誰彼構わず「チャオ」って言っているように見えます(ハッ!!アフリカって太った女性がモテるって言いますよね・・・)。

ポチに「黒人さんはよく声かけてくるけど、イタリア人には変なおじさんに『ニーハオ』って言われる以外に声かけられないんだよねぇ」と話すと、「ん〜」と考えた後に・・・

「イタリア人は用心深いからね」

と言っていました。

イタリア人って用心深いの?

ま、確かに保守的ではある気はしますけどね。

ということで、わたしがイタリアでイタリア人からのナンパされたことは悲しきかな(?)今のところゼロです。ナンパされまくるどころか、1回もされたことがありません。

年齢もあるかもしれませんが、ドイツでの方がよっぽど声かけられました。


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Kutsushitaneko

お土産に靴下はいかがでしょうか

イタリアから日本へのお土産って、革製品やチョコレート以外に何がありますかね。

オリーブオイルは重いし、リモンチェッロも重い上にお酒なので3本まで。トリュフは高いし・・・、ではパルマハムやパルミジャーノは???

いやいや、ちょっと待った!

2019年4月22日から日本への肉製品の持ち込みへの対応が厳格化されています!

肉類を持ち込むには、輸出国の政府が発行した日本向けの検査証明書があれば可能なようですが、個人で手配をするのはなかなか難しいようです。

お土産にハムやサラミをスーツケースに隠して〜なんてことをして見つかったら、3年以下の懲役、または100万円以下の罰金だそうですよ!!

真空パックのものでも、加熱しているものでも、免税店で購入したものでも、検査証明書がないと持ち込みができないので注意してください。

お土産に肉類を買うのは諦めて、日本で正規に輸入されたものを購入しましょう。

厳格化の理由として、現在世界各地で口蹄疫や豚コレラが流行っていることが挙げられています。

乳製品も規制されていて、お土産で持ち帰るには瓶詰めやレトルト加工品など常温で保存が可能で個人消費が目的であれば、10kg以下の場合に限り検査の対象外になるようです。

偶蹄類動物に分類される水牛のモッツァレラや、高温加熱処理が施されていない常温で長期保存できないナチュラルチーズは検査の対象になるようです→お土産としての持ち込みができません。

質問がある場合はこちらでお問い合わせください。
国内各空港の検疫所一覧


日本へのお土産は何がいいかなぁと迷っている(困っている)方、

軽くて嵩張らない、可愛らしいイタリアっぽいデザインの靴下なんていかがでしょうか。

トリノにある靴下屋さん(靴下が手に入るお店)をご紹介します⭐︎


駅構内の靴下屋さん

Calzedonia

Torino Porta Nuova の駅構内にも入っている靴下屋さんです。価格は普通。庶民の靴下屋さんです。普通〜ちょっとイタリアっぽい靴下が購入できます。

トリノ中に店舗があるので、観光の合間にお土産を購入する場合、わざわざ訪れる必要がなく時間の節約にはなるかなと思います。



派手派手北欧靴下

Happysocks

文房具屋さんなのですが、2019年10月現在、Happy Socksというスウェーデンの派手な靴下を取り扱っています。

Happysocks

営業時間は、月曜から日曜まで9時半から20時です。



女性と子供の靴下

goldenpoint

3足目が70%オフになるとか、5束で10ユーロとか、よくキャンペーンをやっています。特に子供の靴下がイタリアっぽいデザインで、お子さんのいる方へのお土産にオススメです。1足2,50ユーロから。

女性の靴下は普通〜綺麗目可愛いと言った感じです。値段は、安価〜普通です。

goldenpoint


goldenpoint



営業時間は店舗によりまちまちですが、どこも昼休み無し、日曜日も開いているようです。


紳士の靴下はこちら

Sarycalze

男性専門の靴下屋さんです。靴下は、既出のスウェーデンのHappy Socksなどの取り扱いもありますが、Galloと言ってミラノ発祥の靴下なんかもあります。価格は1足20〜50ユーロくらいと、それなりにします。

ふくらはぎも覆うひざ下までの長さの靴下が、イタリアっぽいなと思います。

靴下の他に下着や寝間着も売っています。

ホームページもなければグーグルの地図にも載っていないのですが・・・、一応住所を載せておきます。

【住所】
Via Doria Andrea, 9, 10123 Torino




Sarycalze

斜向かい辺りに女性専門の系列店があります。可愛い下着もたくさんあって「ほー、これがイタリア人女性の中身か」なんて思いますが、一般の日本人に合うかと言うと・・・ん〜、私は勇気がないですね。

【営業時間】
月曜:15時〜19時半
火曜・水曜:10時〜13時半、14時半〜19時半
木曜〜土曜:10時〜19時半
日曜:定休日

こちらは地図に載っています。
【住所】
Via Andrea Doria, 6, 10123 Torino



 

メイド・イン・ITALY

高級デパートRINASCENTEに、ささやかながら靴下コーナーがあります。

ミラノ老舗のブランド、世界のセレブや王族からも愛されているピエールマントゥーの取り扱いがあります。MADE IN ITALYで、1足15〜20ユーロ前後です。

日本ではストッキングが大人気なようです→ 価格とレビューをチェック

Pierre Mantoux

【営業時間】
月曜〜土曜:9時半〜21時
日曜日:10時半〜21時

【住所】
Via Giuseppe Luigi Lagrange, 15,
10100 Torino



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MUJI

MUJI

無印良品は海外に517店舗も構える超グローバル企業です。海外では『MUJI』の名称で親しまれています。

ドイツには、ミュンヘン、フランクフルト、ケルン、デュッセルドルフ、ハンブルク、そしてベルリンに2店舗で、計7店舗ありました。

イタリアにも、トリノ、ローマ、ボローニャ、ヴェネツィア、そしてミラノに4店舗で、計8店舗あります。

ヨーロッパでは他に、イギリスに11店舗、フランスに7店舗、スペインに5店舗、ポルトガルとアイルランドとポーランドとスウェーデンに各1店舗ずつあるようです。

今回トリノ店に行ってみたので、ご紹介したいと思います。

※店舗数等、2019年10月現在の情報です。


MUJI トリノ店に潜入

MUJI EG

MUJIの存在は、もちろん知っていましたが、わざわざ海外で買う必要はないかな〜と今まであまり興味の対象ではありませんでした。

それが何だか急に気になってきて、わざわざ出かけました。

日本式に言うと1階と2階から成っている店内は、広すぎず狭すぎず、ちょうどいい大きさでした。1階には、衣類・化粧品関係・旅行関係・食料品があり、2階は文房具・キッチン&ホームでした。

表に出ていた店員さんらしき人は1人。お客さんは西洋人ばかりで、女性が多かったです。

スキンケア用品

MUJI Gesichts

イタリアで初めて乳液を見ました!

ん〜、でもイタリア語ではメイク落とし用の乳液ってなっています・・・(ドイツ語では、ちゃんと日本語と同じ意味で乳液となっています)。

因みに、日本で580円のさっぱりタイプは7,95ユーロ(1ユーロ120円として954円)、しっとりタイプは9,95ユーロ(1ユーロ120円として1194円)なので、お値段は2倍弱というところでしょうか。

高保湿タイプは日本で780円、こちらでは14,95(1ユーロ120円として1794円)と、2倍強のお値段でした。


服が多い

MUJI Abb.

1階の半分以上を衣類が占めていました。シンプルなデザインで、「高級ではないけれど、安物でもない。」、ターゲットは中年という雰囲気でした。

MUJI ORGANICO

オーガニックコットンのコーナーもあり、「はぁ、なるほど。そういうのを推しているんだな!」と思いました。

というのも、乳幼児の服や靴下くらいまではよく目にしますが、大人向けのオーガニックコットンの服って、あまり聞いたことがないんですよ。

ドイツも有機栽培とか環境問題とか好きですが、イタリアもビニール袋が禁止されているくらい環境問題に取り組んでいる国なので、「オーガニック」とかいう言葉に弱い面があるのではないかなと推測しました。


【関連記事】
ドイツとイタリアのゴミの分別について触れています。
ドイツとイタリアにハエが多い理由 サクランボ、ノーグラッツェ


文房具

MUJI OG

あ〜、もう懐かしの文房具・見慣れた文房具が揃っていました。文房具の買い物があったら、MUJIに来てしまいそうです。

MUJI PREIS

ただ、値段は日本の約2倍のものがほとんどです・・・。


キッチン関係

MUJI SHAMO

しゃもじに菜箸!!これ見ただけでもテンション上がりました。うちにあるオリーブの木でできた高級しゃもじさんにお暇をとっていただこうかと迷いました(正直に言うと、手入れが面倒なだけですけど)。

MUJI Hashi

普通のお箸も「ここは日本か!」とツッコミを入れたくなるくらい、たくさんありました。ま、私がここでお箸を購入する日はあまり近くはないと思いますが、万が一新しいお箸が必要になった際はここに来ればいいということがわかりました。


【関連記事】
うちにあるお箸の件はこちら
外国人にあげる日本からのお土産 個人編


ホーム関係

MUJI BETT

まぁ、あまり充実しているとは言えませんが、店舗の広さからしても、こんなもんだと思います。何だかわかりませんが、あ〜落ち着きます。


食料品

MUJI LEBENSM

「えー!!!!!こんだけー!?!?!?」

食料品に関しては、誠に残念でした・・・。

MUJI nasch.


安定のディフューザー

MUJI AROMA

うちにもあるんですよ。5年くらい前にドイツで買ったものなんですが、MUJIのアロマディフューザーは現役で癒してくれています♪

MUJI DEFF.

写真のラベンダーのオイルはトリノのオーガニックのスーパーで購入しましたが、MUJIのオイルはBioのものの半額ほど・・・。これからどちらで購入しようか迷います。


【関連記事】
伊トリノにあるBioのスーパーマーケットを紹介します


おわりに

日本語が書いてあるという安心感と、「わぁ!そうだよね!」「日本だとこういうのあるよね!」という商品のラインナップ。購買意欲はそそられます。

品揃えに関しては、どちらかと言うとシンプルな衣料品や文房具、ホーム用品がメインで、それに加えて旅行関係や美容関係があり、食料品はおまけという感じでした。

日本の無印良品を知っている日本人としては、食料品が圧倒的に少なかったところのみが物足りないところでした。

入店してみた後の感想は、「近くに用があったら、また寄るかもな」です。「あてにできるお店がある」という心の安定には一役買っている気がします。

 
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Unterwäsche

2日以上同じパンツを履く米国人が45%

ちょっと前にアメリカ人の約半数が同じ下着を2日以上つけているというニュースが話題になっていましたよね。

そのうち13%は

1週間以上同じ下着を洗わずに履き続けると・・・。

日本では奇声が聞こえてきそうな交換頻度ですね。ははははは。


海外在住日本人の私は

まず日本人の私の話ですが、日本から出たことがなかった頃は普通というか、まあまあ綺麗好きな方でした。一度脱いだ靴下や下着をつけるのが嫌で、プールに行くときは必ず新しい下着と靴下を持って行ったものです。

そんな私も、ドイツに住み始めてから変わってきました。

最初に住んだ家には洗濯機がなく、コインランドリーも徒歩圏内になかったので、洗濯物は週末に手洗いをしていました。

シャワーは毎日浴びて、髪も洗っていました。

まずは、洗濯するのが大変で自然と下着は3日に1回くらいしか換えないようになりました。パンティーライナーを換えればいいや、みたいな感じで・・・。

シャワーを浴びたら、パンティーライナーだけ付け替えて、脱いだ下着をもう一度つけるんです・・・。

いつ頃からか、そのうちシャワーも毎日浴びなくなりました。

ドイツでは陰部は寝る前に陰部用のウェットティッシュで毎日拭いていました。ベットには「綺麗な体」で入りたいので、足と顔も必ず洗いました。

イタリアでは寝る前に必ずビデで陰部と足を洗います。顔は普通に洗面台で洗います。

現在は、シャワーは2日〜4日に1回くらい。髪の毛を洗いたい時や、顔と陰部と足を別々に洗うのが面倒な時に浴びます。

よっぽど目に見えて汚れない限り、新しい下着に交換するのはシャワーを浴びた時(髪の毛を洗った時)です・・・。

出会ったばかりの日本人や、海外生活がまだ浅い日本人には言いませんが、仲の良い友達には「シャワーは毎日浴びてない」「時短になって良いよ」と公言しています。

あ、下着を換えていないことまでは言っていないかもしれませんが・・・。

因みに、こんな私でも日本に帰ると不思議と毎日シャワーを浴びるし下着も毎日替えます。

郷に入れば郷に従えってやつですかね。まあ気候が全然違うというのもあるとは思いますが・・・。

余談ですが、ロングで海外にいる割に髪の毛が痛んでいないと美容室で言われるのは、髪を毎日洗わなくなったからだと勝手に思っています。ただ、頭皮はなぁ・・・。


イタリアでの洗濯は週末に

天気が良くても平日の午前中に洗濯機を回すとポチが嫌がるので、洗濯は基本的に週末にします。

というのも、平日の日中は電気代が高いので、緊急性がないのに洗濯機を回しているとポチからぶつぶつ言われるんです(小さい男め)。

私たちが住んでいるところでは、平日の19時から翌7時までと、土日が電気代割引の時間になっています。

私は、もともとどちらかと言うと潔癖なので(どの口が言う?笑)、自分の洗濯物とポチの洗濯物は別に洗います。

ドイツで暮らしていた時は、白物と黒物と色物で分けて洗っていました。ドイツにはそれぞれ専用の洗剤もありますしね。白物用洗剤と、黒物用洗剤と、色物用洗剤と、手洗い用洗剤とか、いろいろあるんです。

イタリアでは、まぁ私1人の生活ではないので、色別にはせずに妥協して全部一緒に1回で洗います。自分の洗濯物の洗濯時間は、ざざっと40分から1時間くらい。水の温度は30か40度です。

ポチの洗濯物は3時間かけて、しっかりと洗います。1回60度で洗ったら、黒のセーターが緑色になってしまい、他の色物も随分と暗い色になってしまったので、40度で洗うようにしています。


洗濯物を別にする理由

シャワーを毎日浴びない日本人が、イタリア人彼氏と洗濯物を別にする理由は、一応あるんです。

ポチの洗濯物と私の洗濯物を2〜3度一緒に洗ったことがあるんですよ。

そしたら、一つのブラジャーがとてつもなく臭くなったんです!

洗いたてなのに、生乾きの臭いというか、どう考えても雑菌が原因で発生する臭いですよ。

その後、何度洗っても臭いが取れず、半ば諦めていましたが、お湯と重曹のつけ置き洗いで救われました。捨てずに済んで、普通に使えています。

そんなこんなで別に洗うようにしています。大体ね、ポチは洗濯物に対する知識が浅すぎるんですよ。


先日ポチのしたいように洗濯させてみたんです。

日曜日、お出かけしている間に洗濯機をタイマーで回して、帰って来る頃に終わるようにしていました。それで、夜干して、翌朝外に出すという・・・。

うちは普通の洗剤に加え、99,9%のバクテリアやウイルスを除去できるとかいう洗剤と重曹を毎回入れて洗います。

それなのに、

翌朝起きたら既に生乾きの臭いを放っていましたよ。

お天気が良く太陽もガンガン照っていて、普通なら十二分な時間、このクサイ洗濯物を直射日光に当てましたが、臭いは残りました。

ポチは私がいないと、このやり方で3日くらい外に出しっぱなしにしていたみたいです・・・。あほちゃいまんねん、ぱーでんねん。


ポチの下着交換頻度

そんなうちのポチ、シャワーはもちろん毎日浴びません。一体どれくらいの頻度で浴びているのか把握していませんが、「毎日シャワー浴びるなんて肌にも環境にも悪い!」と本気で言っているような人です。

下着の交換頻度は、たぶんシャワーの頻度と比例しているのではと推測しますが・・・。

先日ポチの洗濯物を干しながら数えてみたら靴下が24足ありました。それに対して下着は6枚!!!下着交換頻度は4日に1回といったところでしょうか・・・。

それで、こんな会話をしました。

クマ「君、24日も洗濯してなかったんだね」
ポチ「なんで?」
クマ「だって、靴下24足あったよ」
ポチ「はははは、じゃあ24日以上だよ。だってぼく、たまに靴下何日か同じの履いてるから

え?

ってことは、例えば1足を2日履いたとして48日・・・・。48日に対して下着が6枚・・・。

毎日チェックしたわけではないので、あくまでも仮定の話ですが、

アメリカ人の「1週間以上履き続ける」という13%にうちのポチも当てはまっている可能性があるの・・・?

流石にちょっと汚いと思う・・・。しかも湿って日頃のパフォーマンスとか低下しそう・・・。

何か脱却できる方法を考えよう・・・。いやでもこういうのって本人に改革の意思がないと難しいですよね・・・。

因みに箪笥の中を数えてみたら、うちにポチのパンツは18枚、靴下はなんと全部で60足ありました。ボロいやつなんか捨ててやる・・・(でもゴミ捨てはポチの担当だからバレずにしれっと捨てられる自信はない)!


【関連記事】
日本の常識は世界の常識では、ないみたい・・・。


ほぼほぼ文句ないですよ。


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alpi

気候はいつも極端

私が住んでいる北イタリアは、紅葉もしていないし、まだ見た目は夏っぽいですよ。

今週、最高気温が30度くらいの日もありました。ちょっと歩いたら半袖でも汗ばみました。

昨日〜一昨年、雨降ってるなぁとは思っていましたが、今日朝から半袖でお出かけしたら、

12度しかなくて凍えました。

天気予報の晴れマークだけ見て「あ、暑くなるな」と思い、五分丈の服をチョイスしていまいましたが、不覚にも気温を見ていませんでした。

周りを見ると、半袖なのは旅行者のアメリカ人っぽい、かなりビックサイズの人だけでした。

ライトダウンを着ている人もいて、半袖なのが恥ずかしかったです。

ただ、日中は半袖でちょうど良く、お日様も暖かく素敵な天気でしたよ。

アルプスに初冠雪

アルプス山脈って、私の勝手なイメージですが、スイスとドイツという印象が強いんですよね〜。

ドイツの山と言えばツークシュピッツェ、スイスの山と言えばツェルマットとかアイガーとかユングフラウとか?

でも実はイタリアの北の国境はほぼ全てアルプス山脈沿いなんですよ。

しかもヨーロッパ最高峰のモンブランはイタリアとフランスとの国境にあります。

こんなに寒いのに、追い打ちをかけるかの如くなぜか冷房が入っている電車に悪態をつきながらふと外を見ると・・・山の上の方が白くなってるじゃないですか???

麓では雨でしたが、上の方では雪だったんですね。どうりで寒いわけです。

家に帰ってニュースを見てみると、ドイツでも「先週は35度あったのに、山に白いビックリが来ました!」とのことでした。

ツークシュピッツェでは10cmの積雪だそうですが、イタリアでは30cm積もったところもあったようです。

アルプスのスキー場は早いところで10月にはオープンだそうです。

夏の間「アルプス山脈に雪が積もってなくてつまんなーい」と思っていましたが(ほら、富士山だって雪が積もっているほうがいいでしょう?)、いざ寒くなりだすと複雑です。


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Museum

ハープ博物館 ヴィクトール・サルヴィ

トリノから電車で約2時間、車で1時間半前後のところにあります。

電車だとSaluzzoまで約1時間、バスに乗り換えて20分、バスを降りて5分くらいです。

Saluzzoも素敵なところなので、Saluzzoの観光と合わせられたらいいかなと思います。



MUSEO DELL'ARPA VICTOR SALVI
Via Rossana,7- 12026 Piasco (CN) ITALY
info@museodellarpavictorsalvi.it
+39 0175 27 05 10

【開館時間】
<10月〜5月>
日曜日から金曜日
10時〜13時、14時〜17時
(最終入館時間16時半)

土曜日は団体の予約のみ可。


<6月〜9月>
月曜日から金曜日
10時〜13時、14時〜17時
(最終入館時間16時半)

日曜日(第一日曜と第三日曜のみ)
14時半〜18時半
(最終入館時間18時)

土曜日は団体の予約のみ可。

※8月に長期休暇あり。


【料金】
大人:6ユーロ
子供:3ユーロ(6歳〜12歳)
シニア:3ユーロ(65歳以上)

5歳以下の子供と、学生を含むハープ奏者は無料

ピエモンテ博物館カード使えます。

訪問レポート

シカゴ生まれのイタリア人ハープ奏者のヴィクトール・サルヴィさんは、初めはジェノヴァに工房を構えたそうですが、海の風と木は相性があまり良くなく、既に家具の製造で有名だったピアスコに引っ越したそうです。

ピアスコでは、元は綿工場だったというところでハープを製造していて、「ここで合ってる???」という雰囲気です。

Fabrik

私は車で行きました。間違って裏の方から入ってしまい、黄色の壁の工場のようなものが点在し、看板もなく「え?ここ???」「本当?」と信じられませんでした。奥の方まで入ると、博物館が見えました。

帰りは正面入り口の方から正しく帰りましたが、正面入り口の方にはちゃんと博物館の看板はありました。

Garage


螺旋階段を上って日本式の2階に入口があります(作動しているかは定かではありませんがエレベーターもありました)。インターホンを押して、開けてもらいます。

よくわからず真ん中と下のボタンを押しましたが、一番上はよく見たらカメラでした(ギョッ!私もカメラを向けていたので)。

Klingel

チケットを買った後、まずは入り口から向かって右側にある会議室でビデオの上映があり、その後に会議室とは逆の方にあるメインの展示室に通されます。メインの展示室はガイド付きで、写真撮影は禁止でした。一通り説明してもらった後は、自由にもう一度じっくり見て周りました。

博物館自体はそんなに広くはありません。なかなか興味深かったけど、これだけかぁ。という感じでした。

楽器の展示は全部で20台くらいだったと思います。110の楽器が順次入れ替えられているそうです。

展示のためのガラスがなく触ろうと思えば手が届くところに楽器が置いてあります(もちろん触りませんが、触りたい気持ちがむくむくと・・・)。

緩んだ弦なども見受けられず、きちんとメンテナンスもされている感じがしました。

ミュージアムショップも一応ありましたが、充実度はやや低め・・・。博物館の本は10ユーロのものと15ユーロのものが2種類ありました。写真撮影禁止だったので、確かに欲しくなります。

ポストカードは普通の美術館や博物館では1枚1ユーロが相場だと思うのですが、ここはやけに高かったのです(正確な値段は忘れてしまいました)。しかもあまり種類もありませんでした。

あとは鉛筆とかコップとかノートなどの文房具や、ハープをモチーフにしたアクセサリー、Tシャツやエプロンなどがありました。

omiyage


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ドイツでクラシックの演奏会に行く時の服装を徹底解説

 
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roamer

イタリア人男性像が甘すぎる

皆さん、イタリア人の男性といえばどんなイメージですか?

スーツにサングラス、毎日「君はなんて綺麗なんだ」とか言ってくれるような?

ま、中にはそんな方もいらっしゃると思いますよ。

私が住んでいるのはイタリアでも北部の方ですが、実際のところは日本人がイタリア人と言われて想像するような、雑誌に出てくるような、見とれてしまうようなイタリア人には滅多に遭遇しません。

むしろ、道ゆくイタリア人男性の愛嬌のなさにイラっとさえします。

ファッションについては、あるイタリア人の女の子に「クマ、pantaloni (ズボン)という単語は覚えなくてはならない単語よ!」と言われたことがあります。「なんで?」ときくと、「イタリア人の男は絶対に『ズボンどこ?』ってきくから!」とのことでした。

へぇ〜。

ポチに「なんでイタリア人の男性は『ズボンどこ?』って聞くの?」とたずねると、「え〜それ、ただの嫌味だよ〜。男は服に興味がないっていう。」と言っていました。

ふぅ〜ん、よくわかんないなぁと思っていましたが、うちのポチ、

「ねぇ、僕のさ、あのズボンどこ」って、よく言っています。

こんなもんですよ、一般のイタリア人なんて。

スーツケース事件

イタリアでうわ〜っと思うのが、電車の乗り降り。

降りる人が先で乗る人が後という概念がないのはまた別の機会に書きますが、イタリアでは階段のある電車での乗り降りの際に荷物を持っている人(女性やお年寄り)への「手伝いましょうか」というのが、ほぼないんです。全くないわけではありませんが、確率的にドイツの方が断然上です。

「おいおい、ひでーな」と思ったのは、電車に乗っている時に遭遇したスーツでビシッと決めた中年男性。薬指には指輪もあります。

私は向かい合わせの4人がけの席に座っていました。私の斜向かいに座っている女性が小さいスーツケースを膝の前に置いていて、私の隣に人が座れない状態だったんですよ。

他の席も埋まってきた頃にスーツの男性が来ました。「スーツケース、上に上げましょうか」と言っているようでした。女性は「まぁ。ありがとう。」みたいな感じでした。

男性はスーツケースを棚に上げた後、私の隣に座りました。

みんな終着駅まで乗っていたのですが、この男性、

まさかのまさかの一言もなしにそそくさと降りてしまい驚きました。

私がどこに驚いているかお気付きですか?スーツケースが棚に上がったままなんですよ?

ドイツだったら仮に自分が先に降りるとしても「下ろしましょうか」と一声かけますよ。無視なんてありえません

つまり、スーツケースを上げてあげたのは自分が座りたかったからだけであって、その後のフォローはなしと。

最低ですね。

たぶん、頑張れば自分で下ろせない重さではなかったと思いますが、女性が困って残念な気持ちになっているのが見て取れました。

そもそも、若くもない女性がスーツケースを上げ下ろしするのは危ないですしね。

私はイタリア語ができないので言葉では何も言えませんでしたがスーツケースに先に手をかけ手伝いました。言葉ができたら「あいつ、座るだけ座っといて信じられないんだけど」くらい一緒に罵ってあげたのにな。

いつも思うのは、イタリア人って何か手伝ってあげたり助けてあげると、ほんのちょっとのことでも「ありがとう!とても親切!ありがとう!」とめちゃくちゃ感謝の言葉を重ねてくるなということ。


ドイツ人はよく気がつく

ドイツって人助けが好きなのかなと思います。

道端でキョロキョロしていれば、誰かしら「どうしました?助けましょうか?」と声をかけてくれます。

ベビーカーを押している人が階段などに差し掛かるのを見たら、当たり前のことのようにお手伝いします。

電車の中で大きな荷物を荷棚に上げようとすると男性がすくっと立ち上がって、手伝ってくれます。女性でも手伝ってくれますよ。

こういう人たちは人助けに喜びを感じているようですらあります(いや、ひょっとすると、人助けをしている自分のことが好きなだけかも・・・)

誰も進んで手伝ってくれなさそうな場合でも「すみません、手伝ってくれますか」と声を掛ければ嫌な顔ひとつせずに手伝ってくれます。


ドイツに住んでいた頃、日本に一時帰国した時のことです。

初めて訪れた電車の駅でエレベーターがなく、階段のみだったんですよね。私はスーツケースもあり、荷物が多めでした。

うわぁ、ついてないなぁ〜と思っていたところ後ろからサラリーマン風の男性2人がこちらに来ているではありませんか!内心「おっ、いいところに!」と思いました。

もちろん「手伝いましょうか」と言ってもらえると思って、2人の方をニコッとして見ましたが、私のことが全く見えていないかのごとくスルーされました!爆

本当に、チラッとも見られませんでした。「えぇぇぇ〜!」と、思わず声が漏れ出てしまいました。

日本では、自分の荷物くらい自分で運べと言われそうですが、こういうのは気が利かないっていうんじゃないかなぁ。

「運びましょうか?」って、爽やかでカッコ良いから、日本人男性もドイツ人みたいにやって下さいよ〜。笑


スリも見て見ぬ振り

先日、私は一緒にいませんでしたが、電車で居眠りしている間にポチのリュックサックがなくなりました。

「周りの人は気がつかなかったのかな?」と素朴な質問を投げかけたら、「イタリア人は他人が擦られている現場を目撃しても知らんふりするよ」との答えが返ってきました。

「え、なんで???」ともちろんききましたが「そうなんだからそうなの」だと・・・。

私が目撃者だったらどうするか自問しましたが、もちろん被害者を助けたい。ただ、犯行に及んでいた人に逆恨みされるのは嫌です。

被害者が手が届く程の近距離にいたら、足でも思いっきり踏んで目配せするか・・・。難しいところですね。

でも、こんな話を聞いていると私が電車の終着駅でまだ寝ている人を起こしてあげたりしただけで「うわ〜!ありがとう!ありがとう!」と言われるのも、普通のイタリア人はスルーするからかなぁとか思います。

イタリア人って案外冷たいのかなぁ。


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mimi

それ、耳垢のせい

うちのポチは、2〜3日に1回、プールへ泳ぎに行きます。トレーナーの方にプログラムを組んでもらい、毎回2〜3キロ泳いでいるらしいです。

ある日、耳に水が入って取れないというので、「それだったら、ティッシュを入れてトントンしたらいいよ!」と放ったらかしていました。

私も昔はよく泳いでいたので、耳の中に入った水の抜き方は熟知しているつもりでした。詰まっていた水がティッシュに染み込む時の感覚、あぁ懐かしい。

翌日になっても「水がとれなくて耳が全然聞こえな〜い」と耳にティッシュを突っ込みながら言っているポチの方を「どんだけ下手くそなんだよ・・・」とチラッと見たら・・・・、なんかティッシュがまだらに赤くなってる!!

ティッシュを突っ込み過ぎて血が出てきたのかと思い、一瞬そのやり方を薦めたことに申し訳ない気分になりましたが、

なんと耳垢の色でした。汚っ!

ここでもう思いましたよ。水が出てこないのは、溜まり過ぎた耳垢のせいなんじゃないかと・・・。

カサカサかネバネバか

耳垢って、カサカサとネバネバのタイプに分かれるらしいじゃないですか。

日本人の約8割はカサカサタイプだそうで、私もどちらかと言うとカサカサです。カサカサタイプは、普段の生活の中や寝ている間などに、耳垢が自然に外へ出たりしているらしいです。

しかし欧米人のほとんどはネバネバタイプらしく、日本人の耳掃除とも勝手が違うようです。

イタリアにはOTOSANという耳掃除のろうそくやらスプレーが売っていますが、ポチに「これ、知ってる??」と聞くと「へぇぇぇ。何なのコレ?」と全く知らないようでした。 

本当、耳の中を自分で掃除をするという感覚がないんですね。

因みに、うちには綿棒がありません。ポチ曰く、使い捨ての物は環境に悪いとかなんとかで「いらないでしょ!」と言われます・・・。

プロフェッショナルな耳掃除

ドイツでもそうでしたが、イタリアでも耳掃除は立派な医療行為で、自分でやってはいけないと言われています。

日本でも自分での耳かきはあまり推奨はされてないみたいですが、毎回耳鼻科に行くなんて、そんなの面倒くさすぎじゃありませんか!?

三十ウン年生きてきて、別に困っていないし、しかも、わたしはこの耳かきの虜です。その名も『いや〜快適』・・・。



同じような形状の耳かきをイタリアのアマゾンで探して購入しましたが、クオリティーが全然違いました。スッキリしません。やっぱり『いや〜快適』が一番です。

耳鼻科に送られる

「水抜けないから病院行ってくる!」と、ポチはまずはホームドクターのところへ行きました。そして、そこで耳鼻科へ行きなさいと言われたそう。

イタリアでの病院のかかり方が全く理解できませんが、今回のような場合、直接耳鼻科へ行けないものなんですかね。


耳鼻科では水で耳の中を洗われたと言っていました。

「これくらいのね(長さ30cmくらい?)、ぶっとい注射器みたいなのでね、すごい圧力で水を入れられたんだよ!!」と興奮気味に説明を受けましたが、耳に水を入れて掃除をするという光景が正しく想像出来ません・・・。

さらには、

チューブのような耳垢が出てきて、思わず『写真撮ってもいいですか!?』って言いそうだったよ〜!しかもね、耳垢にカビまで生えてた!あはは〜♪」

だそうです・・・。

今回は、「プライベート」だったので、耳掃除はなんと150ユーロもしたそうです。

それなのにポチは「僕ね、耳垢詰まってても、聴力検査パーフェクトだったよ!」「今は耳垢も取れてもっと良く聞こえるようになった♪」と、なんか嬉しそうでした。

この「プライベート」というのは、私の中で今のところ、すぐに診てもらえる代わりに支払わなければならない医療費が高いという認識ですが、まだ何か納得がいかないんですよねぇ・・・。

今回みたいな治療、ドイツだったら絶対に加入保険で全額賄われていますよ。

以前、ドイツでちょっとした緊急手術を受けたことがありましたが、自分の財布からは1円も払いませんでした。

ドイツでは昔、その月に初めて訪れた病院で10ユーロを払うというよくわからないシステムがありましたが(例えば、8月3日に耳鼻科で10ユーロ払ったら、8月5日に訪れた婦人科では払わなくていいという・・・)、それを除いてドイツの病院でお金を自分の財布から払ったことがあるのは、歯医者と子宮頚がんの検査の時のみくらいです。

しかも、その子宮頚がんの検査も、私が初めて受けた時は35ユーロで有料でしたが、そのうち年に1回まで無料になりました(加入保険により条件は違います)。

イタリアの保険と医療費のシステムはまだまだ理解ができません。

耳くそごときに150ユーロも払わされるなんて、この先のイタリアでの生活が猛烈に心配です。

因みにポチは、ACQUA OSSIGENATA なるものを自宅での耳掃除用に持って(買って)帰ってきました。原料は水、過酸化水素、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸。多分、日本で言うオキシドールみたいなものです。週一で耳に垂らせと言われたそうです。


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ドイツで婦人科検診へ行く
イタリアで初めて病院に行きました



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eisinmailand


イタリアも随分と涼しくなりました。ドイツでもそうでしたが、夏が短いんですよね。

暑いのはあまり得意ではありませんが、夏が去るのを感じるとなぜかいつも寂しい気持ちになります。

家の中ではもう長袖です。今年ヨーロッパを襲った2度の熱波が懐かしいです。


ドロドロのジェラート

さて、夏が去る時に寂しいものの一つがジェラート。

冬にイタリアを旅行したらジェラートが全く食べられないかと言うとそういうわけでもなく、暖かい時期しかジェラートを売らないお店が多いんですよね。

ジェラートしか売っていない「ジェラート屋さん」も確かにあり、そういうところは冬季もジェラートを販売していますが、バー(日本で言うカフェ)や、チョコレートなどを扱っているお菓子屋さんのジェラートは夏期限定のところが多いです。

イタリアにはアイスクリームスクープですくった、まん丸のジェラートはありません(ないこたないかもしれませんが、普通のはまん丸ではありません)。

だって、ジェラートはアイスクリームスクープで形が出来ないくらいの柔からさで提供されますから・・・。

ハーゲンダッツのCMでやってるじゃないですか、カップを押して少し凹むぐらいが食べごろですって。

正にあの感じです。

イタリアは小さいサイズ(ピッコロ)が2,5ユーロ(約300円)からとあまり安くはないのですが、大盛りによそってくれます。

あくまでも基準はコーンやカップのサイズであって、私はいつも2種類のジェラートを選びます。

1種類だけだとポチに「え、1種類だけでいいの?退屈だね」と言われるし、「ピッコロは2種類」と書いてないお店で3種類選べるかどうかはチキンすぎてお店の人に聞けません(多分、2種類が常識なんだと思います)。

せっかくのジェラート、写真に撮りたいじゃないですか。でもそんなことやっていると、もうぽたぽた落ちてきて手がベタベタになります。

私は時間を掛けてゆっくり味わいたいタイプなので、早食いしなければならないイタリアのジェラートはちょっと残念なんですよね。

カップにすれば、ぼたぼた落ちてくる心配は減りますが、食べている人たちは圧倒的にコーンの方が多いです。

ドイツでアイスは結構気軽に食べていましたが(毎日食べていた時期もありました。そりゃ太るわ。)、イタリアに来てめっきり減りました。

せっかくイタリアに居るのにジェラートを食べないのは、2,5ユーロから(1ユーロ120円だとしたら300円ですね)という値段と、ちょっとだけ食べたいのに小さなサイズでもモリモリ盛られる量と、早食いしなければならない柔らかさが原因です。

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こちらの写真は小サイズのジェラート、+50セントで生クリーム付きです。今にもぽたっときそうなのが、わかると思います。

このジェラートは、私がイタリアで食べたジェラートの中で、柔らかさ中レベルくらいでした。

某アメリカ系アイスが食べられなくなる

某アメリカ系のアイスクリーム屋さん。日本で知らない人はいないと思います。

小さい頃は憧れのアイスクリーム屋さんでした。

私は何歳だったのか、親が「買ってきていいよ」と千円をにぎらせてくれたので、妹は何を注文したか忘れましたが、私はスモールダブルを注文し、後で母親に叱られたのを思い出します。

親と買いに行くと、いつも一番小さなサイズしか買ってもらえなかったんですよね。ダブルは憧れでした。五百円ではなく千円を握らせてもらったので、千円で買えるものを買っていいのだと勝手に解釈し念願のダブルを買ってしまったんですよ。

親としては「五百円では二人分には足りないかもしれない」くらいの気持ちで千円渡したんでしょうけど。

そんな私の子供時代の憧れのアイスクリームチェーン店に、ポチが仕事で日本に行った時、日本人の同僚が連れて行ってくれたそうです。

「イタリア人だからアイスクリーム!」という感覚、わからなくはありません。

だけどポチ、

不味くて最後まで食べきれなかった

と言っていました。

それを聞いた私は「んな、また大げさな。」と思っていました。

食べ物は好き嫌いなく食べるポチです。私のヘンテコ料理も、無言になることはあっても、残したことはありません。なので「はい、はい。」と聞き流していました。

一度は聞き流したものの、なんかやっぱり気になって、私も帰国した際に、本当に十何年ぶりとかそんなだと思いますが、食べてみました。

合成甘味料なのか香料なのか、本当に美味しくなかった。


添加されているもの

食べ物なんて腹が膨れればいいと思っていそうなドイツは、提供される料理に「うま味調味料」が使ってあるかどうか表示してあります。軽食スタンドのケバブにもちゃんと書いてあります。

ドイツでは砂糖よりも合成甘味料の方が健康だと思っている人、出来るだけナチュラルに生きたい人、何にも気にしていない人がいますが、出来るだけナチュラルに生きたい人から注意を受け、私もだんだんと気にするようになりました。

素朴に暮らしているイタリアから日本に帰ると、日本での食生活がいかに化学調味料や合成甘味料にまみれていて、さらにはそれに対しての感覚が麻痺しているか、思い知らされます。

日本にいた頃に美味しいと思っていたものも、久しぶりに口にすると「うえっ!」となるものがあります。

日本で食べ物や飲み物を購入するときは、必ず原材料をチェックします。美味しそうな商品でも、合成甘味料や着色料などがバリバリに使われているものは、購買意欲を削がれます。外食の際は、気にしないことにしていますが・・・。

イタリアはまだわかりませんが、ドイツは化学調味料や合成甘味料にまみれている人と、まみれていない人の差は大きいと思います。

日本人は、どうでしょうかね。結構まんべんなくまみれている感じはしますよ。


ドイツ人もアイス大好き

ドイツって、隠れたアイス大国だと思います。アイスを売っているお店はイタリアと同じくらいあるし、夏にはよくアイスを買うのに行列ができています。

チェーン店以外でアイスを出しているカフェなどのお店の経営者は、イタリア人の場合が多いです。

しかしイタリア人が経営していても、提供しているものはドイツ風なんですよねぇ。

例えば、盛り方。

イタリアではヘラのようなもので盛るのが普通ですが、ドイツではアイスクリームスクープを使います。スクープで形ができるということは、イタリアのものより固めで提供されているということですね。

そして注文の仕方。

イタリアではコーンやカップの大きさで注文しますが、ドイツはアイスクリームスクープで作ったボール状の玉の数で注文します。テイクアウトの場合、ひと玉1ユーロから注文できるので、気軽に食べていました。

値段については、田舎の方では1玉1ユーロでお釣りが来るところもありましたが、都市部では1ユーロでは買えないところが増えてきました。

ドイツ独自の?シュパゲッティアイスなるものも人気です。スパゲッティのようなアイス・・・です。

spaghettieis

ちなみに、ドイツ人は

冬でも外でアイスを食べます。

ドイツ1年目の冬は、その見慣れぬ光景に本当に驚きました。しかも、おじさんとかが寒い中、一人で歩きながらアイスを食べているんですよ。

日本では、そもそも男性が一人でアイスを外で頬張るなんて、ちょっと恥ずかしかったりしませんか?


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toilette

イタリア人も昔はしゃがんでしていたのか

ドイツもそうですが、イタリアでは見知らぬ地を観光していると、トイレ難民になります。

見つけたとしても、無料の公衆トイレは「うわっ・・・我慢しよっかな」と思うような惨状の場合が多いです。

ドイツでもnette Toilette(親切なトイレとでも訳しましょうか)と言って、トイレを無料で開放しているカフェなどがあるのですが、なんとなく「トイレだけ貸してください」と店内に入る勇気がありません。

さて、しゃがんで用を足すタイプのトイレのこと、和式のトイレって言いませんか?アジアだけのものだと思っていたのですが、なんとイタリアで遭遇しました。

しかも同日に二箇所も。

まずはこちら。
WCLIMONE

ポチに「えっ!えっ!どうやって用を足したらいいの!?」ときいたら

「えっ?やったことないの?後ろ向きにしゃがんでそのままするんだよ。笑」

と、鼻で笑って小馬鹿にされました。


困ったのは足の置き場ですよ。

ギザギザの所に置くっぽくありませんか?でもそこに置くと、日本人の感覚からするとちょっと狭いんですよね。なので、あまり気にせず適当にやってみました。

壁にお尻を向けて用を足そうとすると、絶対に床にハミ出す自信があったので、日本風に壁側に頭が来るように向いて、なんとか飛び散らかさずに用を足しました。

男性がしゃがんで用を足すのは大の時のみでしょうから、それはそれで後ろ向きじゃないと良いポイントに落ちず、流れないということですよね・・・。

水は1秒くらい「ジャッ!」と流れて終わりです。

引っ掛けるタイプの鍵もなんか、懐かしい・・・。
SchlossLimone



次に出会ったのがこちら。なんか暗いし、うまく用が足せる自信がなくて、我慢しました。こんな所で滑って尻餅なんてつきたくありませんからね・・・。

beilwc

あぁ、日本でたまに出会う素敵なトイレ空間が懐かしい・・・。

お口直しに、猫の写真でもどうぞ。にゃー。

nekotende

※見出しの画像はイタリアとは全く関係ありません
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pinocchio

イタリア人には大人気なのに、日本人どころかアジア人の観光客すら見ない、ピエモンテ州の穴場(?)をご紹介したいと思います。

田舎が好きで、地図なしで気の向くままにぶらっと散策したい人にオススメです。

ヴェルナンテという村

Vernante
ヴェルナンテは北イタリア、ピエモンテ州、クーネオ県にある村です。

紀元前3000年には既に存在いていたようで、オクシタニアと言って、オック語が話される山岳地域の一つだそうです。ブナ林に囲まれています。

標高約800m、人口1100人強、うち1000人弱が外国人だそうで、しかもその1割強が中国籍だそう。本当かな???そんな感じ全然しませんでしたけどね。

vernantestation

トリノからは電車で2時間弱、車ではニースの方角へ向かって1時間半です。

リゾート地、リモーネ・ピエモンテからは電車で10分、車で8分という立地です。

murales

村にはピノキオの冒険にまつわる壁画が約160あり、村中で見かけるMURALESと書いてある案内の先に見つけることができます。

ピノキオの冒険

ディズニー映画の方が有名かもしれませんが、元はイタリアのカルロ・コッローディさんという作家さんの作品で、1883年に最初の本が出版されてから100年以上愛され続けている児童文学作品です。

このピノキオの物語に挿絵をしたイラストレーターはイタリア国内だけでも60を数えますが、その中でも割と初期、1911年にピノキオの絵を描き出版した画家のアッティリオ・ムッシーノさんという方がいらっしゃいます。

ヴェルナンテはムッシーノさんが亡くなるまで10年住んでいた場所ということで、彼へのオマージュとしてピノキオの壁画が描き始められたそうです。

Vermnante3

ただ散策するだけでも十分に楽しめますが、ピノキオの冒険をもう一度読んでからこの村を訪れると、「あー!これはきっとあの場面!」とわかって、より面白いかもしれません。

春から夏にかけては、過ごしやすく山の緑やお花が綺麗。自転車やバイクでツーリングの途中で寄られる方、カフェのテラス席に座ってゆっくり太陽を楽しんでいる人々、たくさんの観光客で賑わいます。

冬は夏に比べると随分と閑散としますが、スキーの宿泊者が訪れます。ピノキオの壁画を追いかけながらの雪の中の散歩は運動不足解消にもってこい(?)です。壁画探しは意外にもウキウキします。

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ピノキオの土産物

tabaccheriavernante

ピノキオのお土産が帰るお店です。一つ目はタバコ屋さん。二つ目はお土産やさん。
可愛いお土産がたくさんあります。






ミシュラン掲載のレストラン

ilnazionale

有名なのは壁画だけではありません。ヴェルナンテには知る人ぞ知るミシュラン掲載のレストランがあります。

il Nazionale Ristorante
Via Cavour, 60- 12019 Vernate- Cuneo
Tel. (+39) 0171 920 181
Website

伝統的かつ洗練されたピエモンテ料理が食べられます。

この地域の特産、春から夏にかけてはペヴェラーニョで取れた新鮮な野菜や果物、パランフレという標高1400mにある可愛らしい山岳地域で作られたチーズ、秋のポルチーニ茸と冬の白トリュフとカタツムリが目玉です!

お値段の目安として、今後変わることもあるとは思いますが、今のところ単品は14ユーロから。コース料理は50ユーロのものと65ユーロのもの、ワイン込みの値段でそれぞれ85ユーロと100ユーロです。

昼は12時半〜14時半、夜は19時半〜22時の営業、水曜日が定休日です。

ilnazionale

宿泊施設もあり、il Nazilnale Hotelは普通のホテル、il Nazionale relaisはスパ付きのラグジュアリーなホテル。どちらも高評価です。




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伊ミシュラン掲載のレストランに行ってきました


アルプスの蜂蜜

あてもなくぶらぶらと歩いていたところ、カラフルな箱が敷き詰められた部屋がチラッと見えました。「なんだろうなぁ〜」と好奇心旺盛に見ていると、そこに居たご夫婦が「蜂蜜だよ」と話しかけてくださいました。

親切な養蜂家のご夫婦で、いろいろ説明してくださった上に200gものお試しの蜂蜜を下さいました。お礼の意味も込めてここでご紹介したいと思います。

Apicolturel Alpi Mel

miele.vernante



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chokin

日本の消費税

2019年10月から、消費税が10%に上がるみたいですね。

日本の消費税と言えば、私は3%の時代と5%の時代しか日本に居なかったので、8%に馴染みがないままです。

なのでいつも「日本に帰国するといつの間にか上がっている」という感覚です。

今回はやっと軽減税率が取り入れられるみたいですね。

それはそれで生理用品は軽減税率だろ!などと物議を醸しているみたいですけれども。

ドイツとイタリアはどうなっているのかなぁと少し見ていきたいと思います。

ドイツの消費税

ドイツの基本的な消費税は19%です。10%なんてかわいく見えませんか。

ドイツは50年前で消費税10%でした。

「みなさーん、消費税に関して日本はドイツに50年も遅れをとっていますよ〜」なんて言ったら、今回の増税についての反対意見も静まるでしょうか?ドイツに良いイメージを持っている日本人は少なからずいますからね。

ドイツにも軽減税率はあって、今は7%です。

どんなものが19%でどんなものが7%なのかご紹介しますね。


人が生きていくのに不可欠なのが食料ですが、全てに軽減税率が適用されているわけではありません。

食べ物でも「ドイツ人」に必要不可欠なもの、

パン、バター、牛乳、じゃがいも、りんご、などは7%、

なくても生き延びられるもの、

豆乳、サツマイモ、りんごジュースは19%です。

そして、生のトリュフは何故か7%!

トリュフは贅沢品ではないのでしょうか・・・。なくても死にませんよね。

それより豆乳は7%にしてくれてもいいんじゃないかと思います。


スポーツの観戦や劇場、映画館のチケット、本、50キロ以内の公共交通機関のチケットやタクシー、補聴器などは7%。メガネは19%です。

まぁ、スポーツ観戦はドイツ人の最大の娯楽ですから、7%でいいんじゃないですか。ああいった、大声を出したり熱狂できる娯楽がないと犯罪が多くなるとかなんとかそんな説もありますしね。

電車などの移動で「50キロ以内」と細かい指定をしてくるあたり、ドイツっぽいなぁと思います。50キロ以内は通勤や通学など生活に必要なことだとして、長距離の移動は休暇とするってことかなと想像しています。

タクシーが7%ということろは意外ですが、ドイツのタクシー、「秒単位か?」と思うほどメーターが上がるのが早いので、結構お高いです。そして多少のチップをあげるのも常識です。なので、日本でタクシーに乗ると、なかなかメーターは上がらないし安く感じます。


ペットの餌は7%、離乳食は19%。

これは流石に物議を醸すのではと思いますけど・・・。ペット用の餌は自宅で作れないけれど、離乳食は手作りできるでしょう?というところでしょうか。ちなみに生理用品も19%です。


馬は7% 金魚は19%。
謎です。ドイツで馬飼っている人って結構いるんですよね。日本よりは馬所持のハードルは低いように感じますが、それでもある程度のお金がないことには馬を飼うことは難しいと思うのですが・・・。


マクドナルドのお持ち帰り7%、そこで食べる19%。
お客さんが払う金額は同じです。そこで食べるのは「外食」として「贅沢」なんでしょうかね。まぁ、消費者の懐に関係がなければ、あまり興味を持たれないところかもしれません。


【追記】
ドイツでは2020年1月1日より生理用品に軽減税率の7%が適用されるようになったそうです。一歩前進ですね。


イタリアの消費税

日本の消費税は2019年10月から10%になりますね。ドイツは19%でしたね。

イタリアは22%です!

日本の消費税5%に慣れていた私には流石に罵りたくなる税率です。しかも、今後25%まで更に引き上げられる予定らしいです・・・!!イタリアに住んでいて「素敵!」と思えることが一つもない・・・。

イタリアは2013年より消費税は22%、軽減税率として、10%、5/4%が適用されています。普段の生活で見るのは10%と4%です。

4%なのは、パスタ、オリーブオイル、パン、乳製品、生鮮野菜などの基本的な食料品、本と新聞とか雑誌です。

やっぱり食料品のチョイスはイタリアンですよね。

10%なのは、肉、砂糖、チョコレート、小麦粉、米、ハム、卵などの食料品、医薬品、演奏会などのチケット、ホテル、レストラン、光熱費などです。

加工していない小麦粉が10%というのはなんとなく納得いきませんが、お米は4%でもいい気がしませんか。リゾットはイタリアの料理でしょう。ちなみに豆乳も10%です。

イタリア、生理用品がめちゃくちゃ高いんですよ。

イラっとします。しかも税率は22%ですよ。日本でも生理用品は軽減税率じゃないのかー!と問題になっているみたいですね。まぁ、軽減税率って線引きが難しいですよね。

ドイツのレシートは、どの商品に何%の消費税がかかっているのかわかるように必ず書いてあるのですが、イタリアのレシートは税込価格しか載っていないものもたくさんあり、いったい消費税がどれくらいだったのかというのを確認することができません。

イタリアの消費税は、今10%の税率のものは2020年までに段階的に、11,5%→そして13%になる予定だそうで、22%の税率のものは、24,20%→24,90%、たぶん25%になるということです。。。

商品の価格の4分の1が税金?もう何か笑えてきますよ。

まぁ、でもあれですね。観光でブランドのバックを購入して、免税の手続きで約4分の1返ってくると考えたら、お得な気分になりますね。


世界の消費税

実は消費税が10%以下のところは少数派なんですよ。

今の所消費税が一番低いのが5%の台湾とニウエというニュージーランドに近い国です(カナダも基本の消費税は5%だそうですが州により5%〜15%と徴収率が違うようなのでここでは省きますね)。

台湾とニウエに続くのがマレーシアの6%、シンガポール、タイ、パナマの7%です。

そして今の所一番高いのはハンガリーの27%です。

ただ、ハンガリーは基本的な食料品や暖房費、インターネットの接続料などには5%の軽減税率が適用されていたり、なんと外食も5%みたいで、内訳を見るとそんなに悪くはないように思えます。
学費や医療費も無料みたいですし。

ハンガリーに次いで高いのがスウェーデン、クロアチア、デンマーク、ノルウェーの25%。社会福祉に手厚いイメージがある北欧がランクインしていますね。

ヨーロッパで一番消費税が低いのはスイスの7,7%。その次が17%のルクセンブルクです。

世界中の消費税を見ると、20%前後が一番多いですよ。


日本の軽減税率

基本的に飲食料品には軽減税率が適用されて8%になるみたいですね。

ペットボトルの飲料や、ジュース類、健康食品や美容食品までも軽減税率が適用されるようで、日本は食に関して劇甘だなという印象です。

ま、分類するのが面倒だっただけかもしれませんけれども。

日本の水って飲めますよね。ペットボトルの飲料って贅沢品だと思うんですけど。しかも日本のペットボトルはドイツみたいに回収して再利用しないから環境にも良くなさそうだし。
(※ドイツの多くのペットボトル容器は有料で、返すとお金が戻ってきます。ペットボトル飲料の料金は、中身+容器代です。)

あと、ノンアルコールのビールが8%というのも納得いきません。生きて行くのに必要な飲み物ですか?嗜好品でしょ。

おまけにお菓子にまで軽減税率が適用されるのを知って、思わず笑ってしまいました。

ドイツやイタリアのように、生きて行くのに必要なもの以外は別に普通の税率でいいと思いませんか。

日本の、離乳食が8%でペットフードは10%というところ、食肉として売っていない家畜や魚を10%と統一しているあたりは賛成・同意できます。

食材により税率が変わらないのも賛成です。

だって、例えば牛乳と豆乳は同じ税率でいいと思うんです。世の中には牛乳が飲めない人もいるんだし、現代人にとって牛乳って別にないと生きていけないものではないと思いますし。

豆乳に軽減税率を適用しないドイツやイタリアには、牛が出すメタンガスが環境問題にもなっているんだし、なんなら牛乳の方が高い税金をかけるべきだろと言いたいです。


みりんは酒類

海外旅行から日本に帰ってくる時に、税関申告があるじゃないですか。

海外から日本へ戻ってくる際に、1本760mlまでの酒類は3本まで免税になっています。

日本からドイツへ行く場合、アルコールが22度を超えるお酒は1リットルまで、その他は2リットルまで免税されています。

イタリアはワインや食前酒は2リットルまで、その他のお酒は1リットルまで免税されています。

みりんは、この「その他のお酒」に数えられます。

わたし、結構真面目なので、ちゃんと守っていますよ。必ず日本から持ってくるわけではありませんが、持ってくる時は500mlのみりんと料理酒、1本づつのみです。重いしね。

このように、私はみりんが「お酒」だと考えざるを得ない機会があったので、みりんがお酒に分類されて軽減税率が適用されないのは、私にとっては不思議ではありません。

ずっと日本に居たら「みりんは調味料でしょ!」「日本人なら絶対に使う必需品でしょ!」と憤慨したと思いますけど。

でも日本のドラックストアで調味料のところに置いてあるのは「みりん風調味料」で、本みりんは酒類のところにありませんか?やっぱりみりんはお酒ですよ。仕方がありません。


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おめでとうございます!

今日、朝起きて携帯でニュースを見て、おったまげました。小泉進次郎さんと滝川クリステルさんが結婚するらしいじゃないですか。

寝ぼけた頭で「進次郎ってどっちや・・・俳優の方か???」なんて混乱しました。

だって、「あの尖がった政治家ができちゃった婚?」とピンとこなかったんです。

目が覚めた今は、「滝川クリステルが政治家の妻???」と、そっちのイメージにしっくりきていません。


できちゃった結婚はダメですか??

できちゃった結婚って、ダメですかね?

滝川さんの41歳という年齢を見て、正直、


「うわぁ〜良かったねぇ!!」

と思いましたよ。

でもコメントを見たら、「いい年してデキ婚か」「デキ婚で残念」「いい年してだらしがない」「避妊の仕方も知らないのか」と、結構みんな厳しいご意見で、そちらにビックリしました。

できちゃった結婚ってそんなにダメですか???

40過ぎて自然妊娠って、凄いしめちゃくちゃおめでたいじゃないですか。

子供が欲しい丸高女性にとっては羨ましい話ですよ。

なので、滝川さんの年齢の事を考えると、どちらかと言うと積極的に妊活されたのかもしれないなぁと想像します。まあ本当のところは当事者以外に知る由もありませんけどね。


男性と女性が結婚するのは、もちろん子孫を残すためだけではありませんが、「自分の子孫を残したい」と思うのは自然の摂理だし、適齢期を過ぎている人たちに「40過ぎていますが、まずは結婚をしてから、それから子作りしてみましょう」と手順を踏めというのは、何か意味ありますか?

それとも世間体を気にしてまず結婚して、子供ができなかったら離婚する???う〜ん・・・。

適齢期を過ぎてから子供ができるかどうかって、正直神のみぞ知る領域ですよね(もちろん、若けりゃ誰でも授かるというものでもありませんけど)。不妊治療するにしても残された時間が少ないのは紛れもない事実ですから。

オーバー40の女性って、子供が欲しい男性とのお見合いだったら、どんなに才色兼備でも「子供が欲しいのですみません」と言われる年齢ですよ。

「授かったから結婚する」でもいいじゃないですか。

「認知もしない」とか「養育費も払わない」などと無責任なことを言っているならまだしも、子供を育てる経済力も十分にあって、家族も喜んでいて、問題ないと思いますよ。


イタリアもドイツも事実婚は多いです

私の知り合いに、子供もいるけど結婚はせずに事実婚という人、たくさんいます。本当にたくさんいます。

どちらかと言うと、ドイツはバツありの人が子持ちでも事実婚の人が多い気がします。

イタリアではそもそも1回も結婚をせず、案外同じパートナーと長く事実婚状態というのが多い気がします。

順番がどうのこうのの前に、そもそも結婚をしていないので、文化も考え方も全然違う外国のことなんて引き合いに出すなと言われそうですね。

(でもドイツもイタリアも一応、婚前交渉が御法度のキリスト教の国ですよ。笑)

まぁ、ドイツもイタリアも、日本のように紙切れ一枚で結婚や離婚ができないので、そこも大きな要因のひとつになっているのだろうとは思います。

そもそも、イタリアは1970年まで離婚が許されていませんでした。ラテン系で情熱の国というイメージはあるかもしれませんが、カトリックのお膝元ですからね。

滝川さんのお父様はフランス人ですよね。滝川さん自身もフランス文学科出身でしょう。日本で育ったと言えどフランス人的な思考というか感覚は多少なりともあるのではと推測します。

フランスは事実婚のファーストレディーがいた国ですよ。




子供は若いうちに持った方がいいのでは

もうね、私の年齢になってくると、果たして自分の子供を持つことはできるのかと不安が募ってくるんですよ。

月のものは随分と軽くなってきているし・・・。なのでせめて定期的な検査は欠かしたくありません。

そりゃ、私だって若い頃は生理が遅れて「まさか・・・?」「どうしよう・・・」と思った時もありましたが、この歳になったらパートナーに子供を持つ意思がなくとも「出来てたら良いな」「あー、生理来ちゃったな(まだ閉経はしてなさそうだな・・・ほっ)」ですよ。

子供は絶対に欲しいのですが、40歳で産んだとしたら、子供が20歳の時に自分は60歳。自分の子供がやっとこさ40歳で子供を持ったとしたら、私が孫を抱くのは生きていれば80歳?

出生率に悩んでいる日本は、できちゃった婚がどーのこーのと言うならば、まずはどうにか晩婚化に歯止めをかけるべきだと思います。


極端な例ですが、18歳そこそこで子供を持ったドイツ人の知り合いがいます。彼女はシングルマザーとして子育てをしながら大学に通っていました。理系の学部でした。

毎月支給される子供手当と、ドイツの結構みんな利用している奨学金のような制度の利用で、月々約1000ユーロ(1ユーロ125円として125,000円ですね)の「収入」があり、生活には全く困っていないと言っていました。

ドイツの大学は授業料が無料のところが多いですし、経済的な親からの自立、それに伴う精神的な自立が早い気がします。「学生」の特権もたくさんありますからね。

若くして計画外に子供を持ってしまっても、大学を卒業して就職できる。

金銭的な余裕がもたらす心の余裕のように見え、日本とえらいな違いだなと思いました。


そう言えば、お腹が大きい間はもちろん、出産した翌週には大学の講義に来ていて、教授に「そんな無理して来なくていいから体を休めなさい」と言われていた友達がいました。結婚しているかしていないかは知りませんが子供の父親も他の大学の学生でした。

その他にも、大学を卒業して、まず子供を持ってから就職した知り合いもいます。子育てと仕事を両立して幸せそうです。

出生率に悩む日本もできるだけ早急に、多くの国民が適齢期に出産しやすいようどうにか環境を整えるべきだと思います。

「学生の本分は勉学だ」なんて古い(?)思考は捨てて、大学に在学していても子供が持ちやすいような環境にできませんかね(極端ですか?でも就職したら就職したですぐには産めないでしょう?)。

実際に日本のどんだけの大学生が学校で真面目に勉強をしているんですか。大学で学んだことを生かした仕事をされている人はどれくらいいらっしゃるんですか?

リクルートスーツに身を包み一斉に就職活動を始めるのも、もの凄く奇妙な光景だと思います。新卒じゃないとダメですか?その理由は?

まぁ、こんなことばかり言っていると、欧米にかぶれているって言われるんでしょうけどね〜。


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ドイツと全然違う

ドイツでは、日本と同じようにダイレクトに専門医を訪れていましたが、イタリアではまず掛かりつけのお医者さん(ホームドクター)を訪れるところから始めなければなりませんでした。

※ホームドクターはイタリアの国民保険に入ると近所のお医者さんの中から選べるそうですが、他の旅行保険なんかに加入している人はどうするんでしょうかね。

専門医を訪れるには、ホームドクターに紹介状を書いてもらう方法と、紹介状なしで保険がきかない「プライベート」という方法があるみたいです。
(※わたしはイタリアは初心者なので、システムがまだよくわかっていません。)

プライベートだと、「すぐ診てもらえる代わりに高い」らしいです。

今回の目的は、子宮ガン検診を含む婦人科での検診の為の紹介状をもらうことと、抗ヒスタミン剤を処方してもらうことでした。


予約を入れる

イタリアは診察をしてもらうのに基本的には予約を入れなければなりません。今回は電話を入れてから11日後に予約を取ることができました。

ドイツも基本的には予約制ですが、人気のないガラガラの病院は予約なしで行っても直ぐに診察してもらえることがありました。

ドイツの婦人科なんかは予約なしで当日みてもらえることはほぼなく、そもそも新しい患者を受け入れていないという病院もありましたし、「先生の知り合いから紹介してもらいました」と言って受け入れてもらい3ヶ月先に検査の予約を入れることができた婦人科もありました。

イタリアでの手続き関係は全ていろんなことを深く考えていないポチ任せですが、きちんと指示・確認しないと「おーい」ということが起こります。

今回の予約も、ポチのホームドクターに予約を入れてもらいましたが、普通にポチの名前で予約を入れたと言っていました。

まぁ、私の名前で予約しようとしても、新規の患者は受け入れていないとか、イタリアの国民保険に入っていないならダメだとか、いろいろな理由で断られた可能性はあるので、よしとしましょう。


ホームドクターを訪問

受付で「予約を入れていたポチです」とポチが言い、待合室に通されました。

「いや、診察受けるのはポチじゃないんだから、私の名前と保険証で受付してもらわないとダメでしょ」と言ってもポチはぽかーんとしていました。

医療費をどこが誰のために病院に払うのかって、大事な問題でしょう。

イタリアは基本的に医療費を自分の財布から病院で払うことがないみたいなので、ピンと来ないんでしょうね(「日本でも病院でお金を払うという感覚がない」と言っている友達がいて世の中そんなことになっているのかと衝撃を受けたこともありますが・・・)。

受付でポチが揉めているうちに順番が来たので、「とりあえず先生のところで話してみて」ということで、先生のところへ通されました。

因みに、ドイツでは予約の時間から2時間待たされることもありましたが、ここでは待ち時間なしでした。


INA保険受け入れてもらえず・・・

ドクターの部屋に入った時にドクターのポカンとした顔・・・笑。

わかりますよ。

たぶん、私の顔を見て「ん???」と思ったんだと思います。「うちの患者にアジア人なんかいたっけな」みたいな。

日本でも田舎の診療所に金髪碧眼や黒人さんが来たら、先生も思わず「ん!?!?」となりますよね。

イタリアはドイツと同じで、先生のデスクを挟んでの診断でした。

時間は10分〜15分かけてしっかりと聞いてもらえました。こんなに長い診療時間は、ドイツで閑散期に訪れた歯医者の営業を聞かされた時以来でした。笑

結果的に抗ヒスタミン剤はポチの名前で処方してもらうことになり、婦人科への紹介状はもらえませんでした。

かなり親切な先生でしたが、納得がいきません。子宮頚がんの検診はドイツでも日本でも毎年するように推奨されていますよね。ドイツでなんか、調子が悪い時は年に2回検査することもありましたよ。

イタリアではなんと5年ごとでいいと言われました。もし今ガンがあったとしたら5年の間に死にますよ。自覚症状があるかと聞かれ、「いや、あったらもう手遅れでしょ」と正直驚きました。

婦人科への紹介状をもらったら、最近また顎ニキビや腕ニキビが出てきたので婦人科ではピルも処方してもらおうと思っていました。

ポチの主治医は私の方に来て腕や顔を見てくれましたが「こんなの全然ひどくない」「チョコレート食べるのやめなさい」と。

私、チョコレートを食べはしますが、量としては1ヶ月で一枚くらいなんですけど・・・。

凄く親切な先生でしたが、まぁちょっとはっきり言って不満です。でもこれは加入保険のせいもあったかなと思います。自己責任ですね!

ドイツでは公的の保険よりも料金が高い私的保険加入者が優遇されるので、劇安のINA保険ではなく、もっとお高い保険だったらどうだったのか気になるところではあります。

実際に、先生から「将来、イタリアに定住することが決まって国民保険に入ったら、大きな病院で全身の検査を無料で受けられますよ」という説明がありました。

最後は手を差し出され、握手でお別れの挨拶でした。

ポチの名前で処方箋を書いてもらった抗ヒスタミン剤は、薬局で処方箋なしの値段の3分の1から5分の1で購入することができました。

多分、病院側もシステム的に既に患者として受け入れているイタリア人のポチに処方する方が簡単なことや、抗ヒスタミン剤という、まぁ大したことない薬の処方だという理由から、こういう運びになったんだと思います。

抗ヒスタミン剤の処方で、めでたくポチに「アレルギー疾患がある」という嘘の記録がついてしまったのですが、イタリアは柔軟性が高いというか、適当と言うべきか・・・。


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doctor


保険の加入は義務

イタリアに長期滞在するにはイタリアの保険、またはイタリアで有効な海外傷害保険の加入が義務付けられています。家族ビザや被雇用者用労働ビザ以外のビザの申請時にはイタリアで有効な保険の契約の書類を提出しなければなりません。

医療費の項目が無制限の海外傷害保険が必要か、治療救援費用が1000万円以上の保証が必要か、医療費をカバーする(最低補償額30,000ユーロ)傷害保険でいいのかは、ビザの申請場所や滞在目的に依るようです。

3ヶ月以内の滞在でビザも必要のない方は、カード付帯の保険も悪くないなと思います。

私がオススメなのはコチラ。

海外旅行にオススメ!年会費無料なのに海外旅行傷害保険つきクレジットカード☆

カード保持者は24時間受付の電話で「英訳の付帯保証書が欲しい」という旨を伝えると、1週間ほどで日本の自宅に届きます。


海外傷害保険と言えばAIG

短期の海外旅行でお世話になったことがある方はたくさんいらっしゃると思います。昔はAIUという名前でした。

短期の旅行用の保険でも、格安なわけではありませんが、大手で安心できるかなとは思います。

保険料の試算に海外からのアクセスができない為、料金の詳細を記載することができませんが、確か年間で20万強くらいだった記憶があります。

AIG損保 ホームページ

グローブパートナー

グローブパートナーは、ドイツの大手保険会社Alianzアリアンツの保険だそうで、フランスの日本人経営の保険会社を通して契約できるみたいです。

AIGみたいに高額ではないのに日本語でオンライン契約ができるのが最大のメリットです。

69歳まで加入が可能で、35歳までは少し値段が安くなっています。

料金の例を挙げると、日本からヨーロッパを訪れる旅の保険料は35歳以下の人で1ヶ月33〜45ユーロ。1年で540ユーロです。

公式ウェブサイト

INA保険

さて、イタリアでの保険について調べていると激安のINA保険とやらに行き着きます。大本はGENERALIジェネラリという保険会社みたいなんですが、詳しくはわかりません。

みなさん郵便局で申し込みされているようですが、私はWAI(Welcome Association Italy)からネットで申し込みしましたよ。

と言っても私は調べるだけ調べて、後は全てポチに丸投げお願いして契約したんですけれど。


ここからインターネットで申し込みできます


料金を支払い・振込した日から保険の契約が始まるとの記事をたくさん目にしましたが、ポチに電話で「振込の日からではなく、契約開始日を指定できますか」と問い合わせてもらったところ「できる」とのことでしたので、そうしてもらいました。

実際に、私は希望の日から契約を始めることができました

ウェブサイトに行くと入力フォームがあるので、それに必要な情報を入力をしアカウントを作ります。サイトは英語かイタリア語です。

そうすると、入力したメールアドレス宛に「登録ありがとう!」というメールと、振込先が載ったメールが届きました。

振込の時に「いつから」という旨を備考欄に記入してもらいました。

振込の2日後には受付完了のメールが来て、ログインしたオンライン上で晴れて希望の日からの契約の書類をPDFで手に入れることができました(言語を英語にするとPDFがなぜか表示されません)。

因みに、今日(2019年7月28日)の時点で料金はこんな感じです。

the membership fee

INA保険は現地にいないと契約ができないとの記事を多く見ましたが、振込さえ問題なくできれば日本からでも申し込みできそうですよ。

そして、他の方も絶対に大丈夫だという保証は全くありませんが、私はINA保険のみでビザも滞在許可も問題なく出ました

みなさんの情報を元になんとなく感じるのが、健康に自信があって、なんでもいいからとにかく節約したい人向けかなということ。それと、現地で騒いで周りの人に迷惑を掛けない自信がある人

ちょっと逸れますが、自分で調べることもせず頼ることを前提にしている人、自己責任なのに泣いて騒ぐ人、

嫌いです。

若い方はわからないかもしれませんが、外国では一個人ではなく「日本人」として見られる機会も多いので、そこのところ自覚を持って行動していただきたいと思っています。

私も、自身が問題なく手続きができ、ドイツやイタリアに住むことが許可されているのは先人の善行のお陰だと、感謝の念を持って滞在しています。


ドイツで私が学生だった頃、まだ二十歳にもなっていない日本からの交換留学生がドイツの携帯電話を持つつもりがないと言っていたのを思い出しました。彼の友達が不便だろうなとは思いましたが別に個人の自由ですから、勝手にすればいいです。

しかし彼はドイツに到着してインターネットがないのでLINEが出来ずに半狂乱でした。ローミングするなりいろいろ手段はあるとは思いましたが、私の携帯でテザリングしてあげました。1回で私の月の使用量を全部使い切ってくれましたが、いろんな人と連絡がとれたようでスッキリとした顔で去って行きました。

私がドイツに来た頃はまだスマホは普及していませんでしたから、こんな問題もありませんでした。時代ですね。笑

その後、「ドイツの番号なくて契約とかはどうしてるの?」と聞いたら、なんと、

適当な番号を書いて契約している

とのことでした。

確か銀行なんかは、その場で携帯にPINが送られてきたように記憶していますが、保険なんかはなかったように思います。

「え〜、だって、みんなやってますよ〜」ってもう、おばさんは開いた口が塞がりませんでした。

日本人という看板が印籠の役目を果たすことがあるのに、日本人の信用を下げるような身勝手な行動は慎んで欲しいです。

随分と脱線してしまいましたが、イタリア語がまだ堪能ではない方や、イタリアで遠慮なく頼れるような人がいない方は、トラブルを回避するためにもまずはAIG等の日本の保険に加入される方が安心だと思いますよ。


イタリアの国民保険

滞在許可書が出来上がったら、イタリアの国民保険に加入できるそうですよ。

国民保険の制度を Servizio Sanitario Nazionale、略してSSNと呼ぶようです。

L'Azienda Sanitaria Locale(地域の保健所)、略してASLで申し込みをすると、後日tessera sanitaria(保険証)が自宅に届くようです。

イタリアの会社に勤めていらっしゃらない方の必要書類は、パスポート、滞在許可証(permesso di sogiorno)・住民票(certificato di residenza)滞在許可証を申請する時に登録した居住証明でもいいらしい・税務番号(codice fiscale)の4つみたいです。

料金は年間150ユーロほど(月々12,5ユーロ、1ユーロ122円として1,525円)、期間は1月1日〜12月31日まで。いつ申し込んでも有効期限はその年の12月31日までみたいです。

この保険証があればイタリア人と同様に診察が受けられるので、長期滞在の予定がある方は加入しておいて良いのではと思います。



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ヨーロッパのKIMONO

まあ、私もドイツで「KIMONO」を初めて目にした時は「う~ん・・・」と思いました。

KIMONOという名の服というか、分類なんです。チュニックとか、ワンピース、みたいな感じでキモノというカテゴリーがあります。

けっこう昔から定着しているんですよ。しかも、寝間着にも好まれているようで、本当によく目にします。例を挙げますのでご覧下さい。


こんな感じですね。
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まあ、前合わせで腰紐っぽいものがあって、着物をイメージして洋服をデザインしましたよっていうことで、いいのかもしれません。


こちらはキモノカーディガン。
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水着の上に羽織るキモノカーディガンです。


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こちらも。

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ここからは寝間着ですね。
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いかかでしょう。なかなか際どいですよね。なので、私としてはキム・カーダシアンの物議を醸したキモノ騒動に「え?何?今更?」という感じでした。

「日本文化への侮辱」と批判されているみたいですが、なんで皆んなそんなに熱くなっているのかイマイチわからない私はやっぱり日本人としての心が抜けてしまっているのでしょうか。

例えば、無名の私がKIMONOという名の矯正下着をヨーロッパで販売しようとしたとして、こんなにも炎上したでしょうか。きっと話題にもならずに販売できたと思います。

キムさんは、KIMONOにはKIMという自分の名前も入っているし、誰もが一度は耳にしたことがある言葉で消費者に印象づけられるという利点もあり、KIMONOという名前に至ったのではと思います。

その安易な感じがみなさんがおっしゃるように、伝統を軽視していることになるのかもしれませんが・・・。

まぁ、商標登録しちゃったのが輪をかけて良くなかったのかもしれませんが、キムさんが有名で沢山のフォロワーがいるから批判の対象になってしまったようにしか思えません。

ただ、キムさんの矯正下着がKIMONOとして売り出され、KIMONOと言えば矯正下着と認知されてきたら、そのうち外国でKIMONOは日本の着物のことなのか矯正下着のことなのか、確かにややこしくなってしまっただろうなとは思います。

因みに、ドイツでのKIMONOという商標登録を検索したらKIMONO関連で31件ヒットしましたよ。
キムさんの登録やそれに対する異議も載っていました。

一番古い登録は1912年、ドイツのP &Gでした。戦前ですよ。2001年までの登録されていたようです。

「KIMONO」ではありませんが、じゃあこれはどうなの?という商品をいくつか挙げてみたいと思います。


香水のサムライ



SAMOURAIサムライという香水ありますよね。かなり有名ですよね。

武士の裃(かみしも:肩のところが三角みたいになっているあれですね)をイメージしたらしいですよ。

これはいいんでしょうか。お侍さんは香水つけないと思いますけれど。


お菓子のニッポン



ドイツの至る所で見る、NIPPONニッポンというお菓子。

ポン菓子にチョコレートがコーティングされているお菓子ですが、これはどうでしょう。


昆布とは関係のないコンブチャ



有名人の間で流行っているとよく広告が出ているKOMBUCHAコンブチャ。別に昆布は関係ないのにこの名前はかなり紛らわしいと思います。

このコンブチャはドイツのBioのスーパーなんかにはだいたい置いてあります。最近は駅のキヨスクやドラックストアにも進出しています。

イタリアではBioのスーパーで見たことがあるかなーというくらいです。

「痩せる」って宣伝をよく見るので、定期的に飲んでいた時期がありました。味は美味しいわけでもないし、別に全然痩せませんでしたよ。

むしろ水を飲むよりカロリーを摂取することになるので、やめました。


ポッキーのミカド




これはドイツでもイタリアでもよく見ます。スーパーや駅の売店、どこでも見ます。


ゲームのミカド




細い編み物の棒のようなものを束にして机の上でバラバラにするんです。それで将棋の山崩しみたいに音がしないように、棒の山を崩さないように棒を取っていくゲームです。




イタリアにはないナポリタン



このネーミングはナポリ人に対する侮辱だと思うんですけど・・・ケチャップ味のスパゲッティー、ナポリタン。日本では知らない人はいない食べ物ですが、イタリアにはありませんよ。

そもそも、イタリアで料理にケチャップを使うことってあるのかなぁ・・・。

うちのポチに「日本にはナポリタンって言ってね、ケチャップで味付けしたスパゲッティーがあるの」と教えた時は「ナッポリターノ!」と爆笑していました。

保守的なイタリア人は「ケチャップはジャンクなもの」「料理にケチャップを使うなんてあり得ない」と思っているような節がありますが、実際にケチャップを使った和風洋食?を食べさせてみると案外「Buono!」だったりします。ま、人にもよるかな。
 

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うちのポチはハッキリ言って優秀です!

掃除、炊事、ゴミ出し、買い物、当たり前の事として

全部やってくれます。

楽チン〜♪わはは〜。

放っておけば食後の片付け(食器を片付けるだけではなく、食卓とキッチンの汚れを拭きあげる)もやってくれます。

わたしが寝っ転がって携帯でネットサーフィンしてようが、文句なしなんですよ〜。おほほー。

毎日働き蜂のように働いて、よくやるわと思います。というか、暇人の私を差し置いて家事をするなんて、どういう心境なんでしょうね。

多分、「自分の世話は自分でする」という感覚で、「家事を分担する」「協力する」という感覚がないんだと思います。

なので、例えばわたし、ゴミ箱を殆ど触ったことありません。ゴミはゴミ箱へ入れますが、そこから先は全部ポチに任せっきり。

豆乳のテトラパックは、ドイツではプラごみでしたが、イタリアでは注ぎ口はプラスティックでパック自体は紙ゴミ。分別が超面倒くさいのです。しかし、そこら辺に置いておけばポチが注ぎ口の部分だけハサミで切り取って分別してくれます。ポチは豆乳を1滴も飲みませんが、文句を言われたことは今のところ1度もありません。謎です。

この間のポチの長期出張の時なんて

「ゴミ、ちゃんと捨ててね!カレンダー見て、前の日の夜に出すんだよ!」

「君のタンポンたくさんあったからちゃんと捨てるんだよ!」

とか赤面冗談を言いながら、紙ゴミとプラごみとその他のゴミを私が外に出せばいいだけの状態にしてから出発してくれました(生理用品については流石に自分でやりたいので、良い方法を考え中です)。

有望ですよ!将来期待できると思いませんか!笑

私の名誉の為にもお断りしておきますが、昼食と夕食のみですが普段の食事の用意は私がやります。

ただ、ポチも料理ができるので、彼が休みの日や、私がよくわからないものを料理する時は彼がやります。例えば鱒とか鰯とか、よくわからない魚を丸ごととか、鳥を丸ごと料理するような時は彼に任せます。

朝は・・・未だかつて自宅で一緒に朝食を取ったことがありません。

まぁ、私たちは大した朝食をとらないというのも理由にありますが、なんてったってポチが出勤する時間に私は・・・

寝ています!!

名誉回復ならず!残念!笑


えーっと、もう一度名誉回復を試みますが、ポチはトイレとビデの掃除、洗面台やキッチンの流しの掃除など水回りはやらないんですよねぇ。なので私が気が向いた時にやります。

あと、私の絶対的独占担当はアイロンがけ。アイロンがけだけはどうしてもできないそう。

ただ、家事を進んでやる男、利点もあれば不都合もありますよ。

それは私のやることに口出しをしてきて面倒くさいこと。

例えばトイレットペーパー使いすぎってうるさいんですよー。「なんで5日で1ロールもなくなるの!?!?」「君たち日本人は素晴らしいトイレ持ってるでしょ!?」「ビデ使ってよ!」とこんな調子です。

ポチの言い分としては、トイレで用を足しても紙で拭くのはある程度で、あとはビデで洗ってタオルで拭けと。

「男と女は違うんだってば〜!」「じゃあ同僚の女性にどれくらいトイレットペーパー使うかきいてみなよ」と言い返していますが、実際にはどうなのかイタリア人女性のトイレットペーパー消費量は気になるところではあります。はい。

あとは、ポチは柔軟剤を「必要ない」と言って一緒に買い物に行っても買ってくれないんですよねぇ。なので私が一人で買い物に行った時に買って、普通に使っています。ポチは全く気が付いていません。ははは。

あ、それと、これは口出しとは少し逸れますが、「掃除機かけたばっかりなのに、なんで髪の毛がこんなに落ちてるのー!」と言われます。

抜けるもんは仕方がないじゃないですか。生きてるんだから。

なので「トイレ掃除したばっかなのにクソして汚してんじゃねーよ」と言い返してやります。嗚呼こんな物言い、お里が知れますね。

ポチのパパもこうかと言われればノー。ポチのパパはどちらかと言うと昭和の父親像と似ていて、家事は一切できず「飯は〜?」と言っているタイプです。


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専業主婦はまあ日本でも意見が割れていますね


マンモーネとマザコンはちょっと違う気がしています


遠距離している方、けっこういますよね?
 
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イタリアの小さなラボ

ピエモンテ州トリノ県にある小さなオーガニック研究所Labor BioはICEA(イタリア有機農業協会=AIABを母体とするイタリアの代表的な有機栽培認証機関)認証で、スパイスやオイルを作っています。

Bioのスーパーを物色していて見つけました。今の所、日本どころかドイツでも手に入らない、小さなブランドみたいです。

100%ピュア&ナチュラル ローズウォーター




ドイツから持ってきたアンネマリー・ボーリンドのローズウォーター配合の化粧水を使い切ってしまったので、それに変わるものを探していました。

詳しくはコチラ>>ドイツお勧めの化粧水&ナイトクリーム アンネマリーボーリンド

ローズウォーターは、本当にただの蒸留水なので化粧水の代わりにするにはさっぱりしすぎでした。なのでアンネマリー・ボーリンドの化粧水の代わりというにはちょっと違ったかなと思います。

ただ、香りはちゃんとバラの香りがします。

使用感はどちらかと言うと、アヴェンヌウォーターやミストと同じような感じです。アルジタルのパックにも使っています。

詳しくはコチラ>>アルジタル シチリア産100%天然成分の泥マスク



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イタリアのBioコスメ Florenceの顔用クリーム




 
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姑というものは・・・

ポチの両親と同居しているわけではないのですが、彼らは私たちの住まいからスープが冷めないくらいの距離に住んでいます。

最初の頃は、ポチのママは明るくて天真爛漫だな〜、とくらいにしか思っていませんでしたが、だんだんと遠慮がなくなってきました。

最近、ポチのママがよくうちに来るんですよね・・・。しかもポチが居ない時に。

まず、ピンポンの鳴らし方で「あ、、、来た・・・」とわかります。

うちの1階の共同の玄関のピンポンはトゥルルルルと鳴るのですが、トゥルルルル!トゥルルトゥルルルトゥルルルル!5回くらい連続して鳴るんですよね・・・・。

もうこの時点でげんなりしませんか。

んで、私は防犯の為にも窓を開けて誰が入り口に立っているか目視で確認します(うちのピンポンにはカメラがついていないので)。ママが立っていますよね。

「ポチは?いる?」というのが定型質問ですが「ノー」と返事しても、「上がってもいい?」みたいなこと言うから、ドアを解錠します。

家の中に入ってもらいます。私はイタリア語が全くできませんが、普通に話してきます。ポチのママが何を言わんとするか頑張って理解しようとしますが、ほとんどわかりません。

な・の・に、1時間とか居るんですよね・・・。

ママが来る直前は私が何してたのかとか気にならないのかなぁ。邪魔しちゃいけないなとか。

っていうか、息子が不在の家に上がるの???それって普通???


うちにソファーが来た!

今、イタリアは異常に暑いです。

詳しくはコチラ>>>暑い。暑すぎる。夏にヨーロッパを旅行する人はホテルに注意

ポチのママはどうやら、出かけた帰り道にうちに寄っているみたいです。暑いので休憩したいみたい。

そう言われると、無下にできないのが心情じゃないですか。年寄りがこの暑さの中、休憩したいって言っているんだから、冷たいお茶の1杯でも出してあげなきゃと思うでしょう。

うちには、今まで普通の椅子しかなくて、ソファーがなかったんですよね。でも今日、念願のソファーが来たんです!嬉しい!ご飯の後、片付けもせずに横になりたい!

ただ、一つだけ不安が・・・。お察しですか?そうですよ、義母ですよ。

絶対にもっとよく来るようになって、滞在も長くなることでしょう。どうしたらいいの・・・。誰か助けてほしい。


最近は遠慮なくディスってくる

ポチのママはとにかくおしゃべりで、何かいろいろと話してきます。

私も「わかりましぇん」だけじゃと思い、話のキーワードだろう言葉を辞書で調べたりという努力はするんです(この努力があかんのかな?「わかりましぇん」だけだったら諦めて帰るのかな)。

先日、単語を調べるのにスペルを入力している時にrなのかlなのかわからなかったんですよ。日本語で書くとどっちも発音はエッレですから。

そしたら、義母に"Erre! Uffa!" と言われました。

正直、ショックでした。というか、ビックリしました。いくら言葉が通じないからって感じ悪すぎ。

この「uffaウッファ」って、苛立ちや嫌悪を表す感嘆詞のようなもので、私だったらそんなに簡単に、特に他人に対しては使わないと思います。「暑〜い!ウッファ!」「バス来な〜い。ウッファ!」くらいでしょ。

私はイタリア語の知識は殆どないのでわかりませんけど、ウッファ!って、例えば10代の娘さんが口うるさいお母さんに「もうわかったってば〜!ウッファ!」って言う感じじゃないんですか。反抗期のティーンが友達に「ウッファ!うちの親、マジでウザいんだけど。」って言う感じじゃないんですか???

それを他人の私に対して言うなんて・・・。

義母のウッファにショックを受けながらも、「日本にはRとLの違いがないの!難しいの!」と頑張ってつたないイタリア語で言ったら、知っていると言っていました。知っててその反応かよ、思いやりってないのかよと愕然としました。ウッファ!!って言い返してやりたくなりました。

今日も、ポチと用あって義両親のところに寄っていたのですが、義母がたぶん私のことをでっかい声でディスっていました。というのも、parlare 話す、italiano イタリア語、giapponese 日本語、という言葉が聞こえたので。 そしてポチが怒っていたので。

唯一の救いはポチがマザコンではなく、私の味方をしてくれるということ。

しかしポチとこのまま続けば、いつかはこの義母の介護をするのかと思うと、めちゃくちゃ気が重いです。


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サラダが1番じゃないの?

血糖値の急上昇を抑える為には~とか、健康の為に食べる順番が大事だと日本では言われていませんか?

日本にいた頃は、いやドイツに来てからも、

初めは野菜、

次にタンパク質、

最後に炭水化物!

の順番で食べるように気をつけていました。

だって、そのほうが太らない健康に良いって・・・。

イタリアに来て、嫌だなぁと思うことがあります。

それが料理が出てくる順番。

前菜の次にはまずリゾットやパスタが出てきます。うちみたいな2人住まいでは前菜を作ることは滅多にありません。

そうすると、

空きっ腹に一番に来るのが炭水化物
なんです。


そりゃまあ美味しいですよ。

うちのポチなんか、パスタやリゾットをおかずに(?)パン食べますからね・・・。

炭水化物で空腹を落ち着かせてからメイン料理を食べます。肉とか魚とかですね。それで最後にサラダを食べます。

先日、貴重な冷やし中華を食べたのですが、1品じゃ文句言われるかもと思い、念のためにお魚料理とお米も炊いたんですよね。普通に、冷やし中華の後に、白米と魚食べていましたよ。私は冷やし中華だけでお腹いっぱいでしたけど。

因みに普通の日本食の日は、ポチは必ず最後まで汁物に手をつけません。冷めて美味しくないだろうに、と思うんですけど。謎なんですよね。なんか自分の中で順番があるんでしょうね。

甘い朝ごはん

イタリア人の朝食は、基本甘いものです。甘いパンとか、ケーキみたいなのとか、クッキーとか。

クッキーが「食事」になるなんて、理解できますか??

クッキーって、お菓子ですよね。私が小さい頃「お菓子ばっかり食べていたらご飯が食べられなくなる!」と、滅多に食べられない特別な誘惑だったのに・・・。

イタリアの子供は「おばあちゃんがママに隠れてこっそりチョコクッキーくれた」なんてことは、ないんだろうな~と思うと、なんか不思議な気持ちになります。

うちのポチの朝食も例外なく甘いのですが、砂糖と蜂蜜で甘すぎて辛いカフェオレのみです。

血糖値の上がり方、ガッツーンと凄いことになっていると思いますよ。「今日の午前中はちょっとハードだぞ」という時は激甘カフェオレに加えて、クッキーを食べています。

私も真似してみたことがあるんですよ。

血糖値が上がるせいか、固形物を入れていない割には、意外にもちました。

ただ、その2〜3時間後の血糖値が下がってきたであろう頃の脱力感と空腹いったら・・・笑

私は朝から牛丼食べる方が断然良いです。

因みにドイツ人にとってもクッキーは食事ではありません。ただのお菓子です。

因果関係のほどは

イタリアの食事は日本での常識を見事に覆してくれますが、イタリアも日本と並ぶ長寿大国ですよね。

しかも、イタリアは炭水化物から食べるくせに、朝からお菓子しか食べないくせに、

痩せて華奢な人がた〜くさんいるんですよ!!

本当に細い人が多くて、羨ましいです。そりゃもちろん、ポッチャリさんもいますけどね。

ところがドイツはどちらかと言うとサラダを食べてからメインを食べます。でも太っている人が多いし、そんなに健康なイメージはないですよね・・・。

ということは、食べる順番は健康にあまり関係がないのかなぁ?とか思ったりもしますが、きっと昔からの知恵とか習慣とかっていうのはその地域だからこそというものもあると思います。

なので、いくらイタリア人が長寿だからと言っても、日本人の私がこのままイタリアの食事を続けたら、おそらく長生きはできないでしょう。

しかも個人的には、イタリアのように食べる順番を押し付けられるよりも、日本の食卓のように自分が好きな順番で食べられるの方が好きです。

 
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急激に暑いイタリア

6月だというのに35度超えは異常だと思いませんか。

そして南より北の方が暑いのは何で!?

ドイツも、10年くらい前は、暑くて眠れない日というのは年に1〜2回だけだったのに、今ではもう数えられないくらい暑い日が続くようになりました。
 
5年前で、1週間くらいの間、毎日同居人達と居間で「どこのお店に行けば冷房入っていて涼しいかねぇ」とか言いながら溶けていた記憶があるので、今は倍くらいの日数の猛暑日があると思います。

毎年のように「今年は絶対に去年より暑いよね!!」と言っていました。

イタリアの普通の住宅には、ドイツと同じで冷房がありません。個人で購入したり設置することは可能ですよ。大きな工事がいらない手軽な床置き型も人気です。

家に冷房がない人が大半なので「なんで冷房つけないの?」ときいたら大抵「だって使うのは年に何日かだけでしょう」という返事が返ってきます。 

冷房のない家でどうやって過ごすのかと言うと、とにかく熱と光を遮断します。

うちの家の壁は30cmあるので、日中はとにかく熱風が家の中に入らないように窓は開けません。私は家に1人だとスクレットと言って窓についている木の扉も閉めます。

部屋は薄暗くなりますが、そうすると外が35度であっても、室内は25度くらいを保てて、ジッとしていればなんとか「暑〜い」を連発しなくてよくなります。部屋の向きにもよりますけどね。

うちのリビングはパソコンとキッチンがあるせいで、頑張ってもせいぜい28度です。


↓スクレットはこの自動で動いている扉のことです。自動で動いている家なんて見たことない。笑

 

室内に熱気が入って来ないようにするのは、ドイツでも同じような感じでした。

少し違うのが、カーテンのような役目をするのはイタリアではスクレットですが、ドイツはロールラーデン(ジェラシー)です。

ロールらーでんは外にあるブラインドのようなもので、全部閉めて真っ暗にしたり、全部閉めても少しだけ光が入るようにしたりできます。

ドイツではそうやって熱と光を遮断しても室温が30度まで上がる日が何日もあって、何にも手につかなかったのを覚えています。

 
↓お姉さんがロールラーデンとドイツの窓について(キッペンについて)説明してくれています。
 

北イタリア、夜はまだ外は涼しいんですよ。でもドイツの窓のようにキッペンできないので、締め切って寝ます。いくら上階だと言っても、開けっ放しで寝るのはなんとなく怖いので。

ハッキリ言って、暑いです。自分1人ならまだしも、ポチの体温が高いので、更に暑い。


【追記】
portafinestraと言って、ベランダに繋がるような大きな窓は kippenできませんが、小さな窓はできる模様。うちの窓もポチが知らないだけで、kippenできるものがありました。
ま、うちの寝室にあるのはportafinestraなので、kippenできなくて暑いのは変わりませんけど。

夏にヨーロッパを旅行する人は注意!

ツアーなどではなく、自分で宿泊先を予約される方は、

ホテルに冷房があるかないかのチェックは必須
ですよ。
 
日本に住んでいると、冷房がないホテルがあるなんて思いもしないかもしれませんが、あるんですよ!!

特にドイツは冷房がない率が高いので要チェックです。夏の時期はエレベーターがあるかないかよりも重要です!

旅行に猛暑日が当たってしまった時は暑さで眠れないことを覚悟した方がいいです。

空気の入れ替えの為か、チェックインした時に部屋の窓が開いていて暖まってしまっている時なんて、もうどうしようもなくて最悪です。

お値段がまあまあ高いホテルでも、冷房があるとは限らなくて、可愛らしい扇風機が置いてあるだけの時もあるのでご注意下さい(日中の気温が高い日はそんな小さな扇風機ごときで眠れるほど甘くないです)。


長袖は必要か

荷造りをする際にどんな服を詰めたらいいか迷いますよね。

一つ言えるのは、どんな気候になっても対応できるよう、出来るだけ薄く涼しい服を基準にパッと羽織ることができる防寒の為の長袖は必須です。

日中は、猛暑日でない日がどんなに過ごしやすいと言っても、天気がいい日はやはり暑いです。日本のように蒸しはしていませんが、太陽の光が強いです。

日焼けが大好きな人以外は風で飛ばない帽子を持参されることをおすすめします。ただ、帽子を被っている現地人は少数派なので「観光客です」と自らアピールすることになる可能性はあります(=スリ等に気をつけてください)。私は、暑さをしのぎたいし顔を少しでも紫外線から守りたいのでかぶっていますけどね。

車での長距離移動がある方はフロントガラスからの太陽光が痛いので薄いショールがひとつあると全然違います。

バスや電車での移動がある方は冷房が効かずサウナになっているかもしれないという事と、冷房が効きすぎて冷蔵庫のようになっているかもしれない事を想定し、出来るだけ涼しい格好に羽織り物を1枚持っておくと安心です。

氷河があるような山にロープウェイなど観光で登られる予定のある方は冬用の長袖(上着)は必須です。

しかし、最高気温が35度だった翌日の最高気温が20度になることもあるのがヨーロッパの夏。安定しないので最終的には天気予報をチェックしてくださいとしか言いようがありません。

天気予報で最高気温が25度以上の晴れだと、日中は大抵けっこう暑いです。25度以下で雨だと、けっこうひんやりします。

夜は、よっぽどの標高や環境でない限り眠れないほど寒くなることはないので、パジャマは夏用でいいと思います。

 
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made in Italy のBioコスメ Florence

ドイツでは乳液はDr.Hauschkaドクターハウシュカのものを使っていました。ナイトクリームはAnnemarie Bölindアンネマリー・ボーリンドです。

詳しくはコチラ>>ドイツでお薦めの化粧水&乳液 ドクターハウシュカ
詳しくはコチラ>>ドイツお勧めの化粧水&ナイトクリーム アンネマリーボーリンド


イタリアでもハウシュカの製品はBioのスーパーに置いてあるので手に入るのですが、せっかくなのでイタリアのBioコスメを開拓したく、今回はFlorenceのクリームを購入してみました。

FlorenceはAIAB(イタリア有機農業協会)、ICEA (AIABを母体とするイタリアの代表的な有機栽培認証機関)等の認証を得ています。

アンコーナ州にあるオーガニックコスメのブランドです。

Florenceの顔用クリーム




プラスティック製の容器に一瞬「あれ・・・?オビソゲン・・・。油+プラスティックってあかんやつちゃうの・・?Bioのコスメはガラスの容器なんじゃないの?」と思ってしまいました。

ただ、中身が見えるし、毎回指を突っ込まなくていいので衛生的だし、最後の最後まで使えるのは、まぁいいかなと。

オビソゲンについてはコチラ>>太りたくなければ体の毒を抜きなさい、とな。


ヒアルロン酸、ホホバオイル、ビタミンE配合のアンチエイジングクリームです。洗顔後、FlorenceのビタミンCセラムの後にこのクリームを塗ることを推奨しています。




化粧水をきちんと肌に吸い込ませてからでないと、クリームが顔の上で滑ります。

ホホバオイル配合のクリームということで、けっこうこってりしているかなと思いましたが、けっこうサッパリしています。

匂いは柔らかく、少し甘い香りで自然派の化粧品と言う感じです。

朝は化粧水の後に乳液の代わりに使っています。下地との相性は悪くないです。

夜、ナイトクリームの代わりになるかと思いきや、塗って5分もすると多少しっとりはしているものの心もとない感じになるので(私はどちらかと言うとヌルヌルとかべっとりで寝たいのです)、結局その上に美白ゲルを塗ってしまいます。



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働けよ、イタリア人

イタリアは、ドイツに比べて個人のお店なのか、小さなお店が多いような気がします。そしてそういうお店は12時半とか13時から15時半とか16時まで昼休みをとります。

私たち日本人がよく耳にするシエスタはスペイン語で、イタリア語はriposo リポーソというそうな。

この時間帯にお店が閉まっているのって、結構苦痛なんですよ。

出かけたついでにいろいろ済ませたいのに、あまりにも時間が空くから仕方なく家に1回帰ってからまた出直したり・・・。

納得がいかないのが、がっつり昼休みを取っておきながらお店は19時半に閉まるところ

ドイツの大抵のお店の営業時間は20時まで。パン屋さんなんかは6時〜18時だったりします。お洋服屋さんやデパートは10時開店、スーパーは7時のところもありますが、だいたい8時開店です。

ドイツの朝は早いです。そして、お店が昼休みなんてそんな効率の悪いことは聞いたことありません。

しかしそんなドイツも、キリスト教の安息日を守って日曜日は基本的にお休みです。カフェやレストランは日曜もやっているところもあります。慣れるまでは土曜の夜に「うわぁ!!明日日曜だった!!冷蔵庫空っぽ!!」と気がついたり、不便でした。

日本で休日は街は人で溢れますが、こんなわけでドイツは逆に閑散とします。

イタリアは至る所でキリスト教に縛られている感満載にも関わらず、日曜日も午前中だけ開いていたりします。


朝からカフェに座っている人の率

ドイツとイタリアは様々な点で異なります。ドイツの常識が基準になってしまっていて、イタリアの知識がない私は、日常生活でたまに困ります。

例えば、ドイツならばどこにでもあったパン屋さん。パン屋の隣にパン屋があるなんてこともざらなんですよ。

ドイツの都市の中央駅には必ず複数のパン屋があり、旅のお供にパンとコーヒーをテイクアウトするのは当たり前でした。

イタリアの街中で空腹を覚えふと気がついたのが、駅にパン屋がないということ。そして街中でもドイツほど見かけない。

ポチに「ねぇ、あんまりパン屋さんを見かけないんだけど、イタリア人はどこでパニーノ買うの?」と聞いたら

「bar(バール)だよ」

とのこと。

ドイツで「Bar バー」と言えば酒場のこと。イタリアでは喫茶店を指すようです。

紳士がエスプレッソを立ち飲みしているところですね(別に紳士とは限りませんが、イタリア初心者のイメージとして・・・笑)。

というわけで、イタリアでコーヒーを飲むところは「カフェ」というより「バー」なんですが、イタリアは平日の朝から「バー」に座っている人が多いのに驚きます。

それも9時とか。

テーブルにあるのはコーヒー1杯だったり、クッキーの盛り合わせのようなものだったり、人それぞれなんですが、なぜこんな時間にスーツ着た働き盛りっぽい人達がコーヒー飲んでるのか謎です。

一緒に座っている人と仕事の話をしているのかもしれないし、早朝出勤後の小休憩かもしれません。いや、出勤後の同僚との朝食の可能性も否めませんね・・・。

ドイツでは朝の6〜7時からオフィスで働いている人もいるってのに・・・。まぁ、午前中からビール飲んでるおじちゃんもいましたけど。


時間あたりの労働生産性

労働生産性の国際比較2018で発表された経済協力開発機構加盟国の時間あたりの労働生産性は、1位のアイルランドと2位のルクセンブルクがぶっちぎり、それにノルウェー、ベルギー、デンマーク、米国が続き、ドイツが7位でした。

なんと日本は20位で、

16位のイタリアに負けています。


就業者一人当たりの生産性に至っては、1位2位は不動ですが、日本21位、ドイツ13位。なんとイタリアが11位とドイツまでも追い抜いています

詳しいことはわかりませんが、不可解です。イタリアに住んでいて、イタリアが日本より生産効率が良いという実感がありません。





「イタリア人に学べ!」的な本が一切ないのはなぜでしょうか。

イメージの問題???


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よくわからない抹茶ブーム

イタリアって、ドイツよりも保守的だとは思うのですが、抹茶の波はじわじわと来ている気がします。

Bioのスーパーなんかはドイツと似たり寄ったりですが、梅干しや味噌の割合はイタリアの方が高いです。更にはワカメや昆布の海藻類もドイツより多いです。

ただ、抹茶もBioのお店では見かけますが、普通のスーパーで抹茶や緑茶商品はまだ目につきませんね。

そんな中で、なかなか面白い商品を見つけたので、一緒に笑って下さい。

石鹸

液体のハンドソープ
まぁ、一つの商品として想像できますよね。


固形石鹸
これ日本の会社ですよ。なのに恵子という文字が逆さま・・・。ドイツに居たときから謎に思っているんですよね。恵子さんだろう女性のデザインといい、ここの抹茶チョコレートといい、日本人が作っているように思えないんですよ。マーケティングの方針が海外在住の日本人は対象ではないということなんですかね。あ、余談でしたね。

KEIKO

Daveの抹茶シリーズ 

抹茶とライスミルクのシャンプー


抹茶とライスミルクのリンス


抹茶と桜のボディーソープ


抹茶と桜のボディーローション


抹茶と桜のハンドクリーム


抹茶と桜のデオドラントスプレー


抹茶と桜のデオドラントロールオン



全パッケージに「日本の女性の儀式からのインスピレーション」って、書いてあるんですよ!意味不明ですが、まあ悪い気はしませんよね。

ただ私たちって、西洋人からどう見られているのだろうかと、ちょっと謎です。

ヨーロッパのDoveの製品はオランダ・ドイツ・アイルランドで製造されています。この抹茶シリーズはドイツ語が書いてあるのでドイツで製造されたものかと思いきや、オランダ産です。

私は今Doveのラベンダーを使っていますが「フランスの女性の儀式からのインスピレーション」って書いてあります。適当すぎだろうとツッコミ入れたくなりますね。

因みに、デオドラント関係には「48時間持続!」みたいな文句が書いてあるのですが、毎日お風呂に入らない習慣があるってよくわかりますよね。この宣伝文句はDoveの製品に関わらず、いろんなところで見かけます。


美容化粧品類

その名も美人
抹茶と小豆と米粉配合のクレンジング兼マスク。フランス産でオーガニックだそう。


抹茶デトックスマスク
まぁ、アリかな。


抹茶フェイスマスク
ちょっと緑すぎますよね。


抹茶スクラブ
なんか海苔にしか見えないけれど、まぁまぁ良さそう。


高級化粧品

RITUALの抹茶ボディミスト
茶道の儀式というシリーズの中の一つです。公式サイトに行けば、まぁそんなに高価ではないのですが、雰囲気はまぁまぁかなと。

【公式サイト】
Ritual of Chado



RitualiTeaの抹茶マスク
缶に入っているのは粉で、自分で練ってマスクにするようです。「赤ちゃんの肌みたいになった!」とレビューしている人がいました。



KOSHOの美容液
ヒアルロン酸と抹茶エキス配合のセラムです。スイスの会社です(どうりでお値段が・・・)。社名は日本語で湖沼とか古書という意味と書いてあります。「KOSHOは茶畑を通り抜ける道のようで、この道は自然とハーモニーを意味しています」そうで、私はあんまりついて行けません。



まとめ

イタリアはどうも、ドイツに比べて抹茶の食品はまだ受け入れられていない感じがします。

その代わり、美容関係には関心があるようですね。抹茶のフェイスマスクに関しては、YouTubeでいろんなレポートがあるので、海外で流行っているんだなということがわかります。

探せばどこかにはありそうですが、この波に乗ってイタリアで美味しい抹茶ジェラートを待望しております


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イタリア生活、全然慣れない。

同じヨーロッパと言えど、ドイツとイタリアは隣り合ってすらいないし、全く違います。

他人との距離感とか、なんかドイツより近くて、たまに思わずギョッとしていまします。私が住んでいるのは北イタリアですので、南の方に比べるとまだマシなんだとは思いますけどもね。

イタリア人・イタリアという国、まだまだよくわかりませんが、日頃の小さなギャップを綴ってみたいと思います。

歩行者にとって信号機はあってないようなもの

イタリアの信号無視率高すぎです。

流石に車は信号を守っていますが、歩行者にとって信号は赤でも車が途切れたら渡るものみたいです。

青になるのを待っていると、突っ立っているのは私のみで、みんながみんなスタスタ渡って行くので、こっちは何にも悪いことしていないのに、なんだか恥ずかしくなります。

先日、小学校1年生くらいの団体が歩いていて信号で止まったのですが、あたかもそれが全く見えないかのごとく、大人たちは信号無視して渡って行きました。

ドイツだったらこんな状況、絶対にあり得ません。

ドイツ人も絶対に赤信号で渡らないわけではありませんが、一応、子供の前などではルールを守りますよ。

野菜がイマイチ

まぁ、夏になると良くなるのかもしれませんが、近所のスーパーに置いてある野菜の種類が案外少ないんですよ。しかもそれで案外しなしななんですよ!!

そのくせ野菜を素手で触るなと。直接手で触ると野菜が腐るとかなんとかで、ビニールの手袋が置いてあります。触ってなくても一部はもう日本のおつとめ品にしか見えないんですけど。

なんででしょうね。イタリアって、特殊な野菜がたくさんあるじゃないですか。トマトの種類も多いし、丸いズッキーニとか黄色いズッキーニとか、日本のスーパーに普通はない野菜があるでしょう。

なのに、スーパーの野菜コーナーの狭いこと。

行きつけのスーパーは中小4〜5件ありますが、どこも野菜コーナーにやる気が感じられません(唯一納得できるのは大きなスーパーのみ)。

今ある野菜は、人参、パプリカ、ナス、トマト、ネギ、セロリ、アスパラガス(緑)、レタス、しなしなのキューリ(品種なんでしょうけど)、なんかちっちゃくて細い花ズッキーニ、こんなもんですかね。

こうやって書き出してみると、いろいろあるような気がしますが何かイメージと違うというかしっくりこないんですよね。だだーっと並んでいて圧巻なのはパスタだけ。

行きつけのスーパー以外にも、2件ほどたまに行く八百屋さんがありますが、なんかイマイチなんですよねぇ。なぜドイツの街中のスーパーの方がより新鮮なネギが手に入るのが不思議でなりません。

【追記】
ちょっと足を延ばして街中の青空市場に行きました。「これこれ!」と、ほぼイメージ通り、新鮮でいろんな野菜が揃っていました

天気が良いと現れるヒッチハイカー・・・?

いつ出没するかまだよくパターンが掴めていませんが、道端に立っている人がいるんですよねぇ・・・(たまに座っている人もいますが)。大抵は「こんなところに人が・・・?」という場所に。

私が最初に見たのはドイツから車でイタリアに来た時。

イタリアに入ってからしばらくして、道路と田んぼ以外に殆ど何もないようなところに、ぽつぽつと人が立っているんですよねぇ。

ドイツでは見なれない光景だったので、「へぇ、イタリアにはヒッチハイクしている人が結構いるんだねぇ」と思っていました。

自分のボケっぷりには笑えますが、この人たち、実は春を売っているんです。

それがわかった今は、見れば「あ、この人そうだ。」とわかります。格好がいかにも。そして暇そうに待ってる。

一回だけ女装した男性に出くわしたこともあります。人通りの少ない交差点のなぜか真ん中に立っていました。ま、いろんな趣味の人がいるってことで。

因みにドイツでは、売るのも買うのも合法で、社会的にも守られた一つの職業です。なので、お金の為にわざわざ道端に立っている人はいないんですよねぇ(まぁ、職場の通りには立っていますけど)。

イタリアはバチカン市国の影響が強いので、合法になる日は来ないと思います。合法にした方が売る方も買う方も守られるのにね。

イタリアの意外なところ

電車が時間通りなところ!!

そりゃぁ、たまに遅れることもありますが、ほぼ定刻です。ひょっとしたらドイツより定刻率高いんじゃないかと思います。

ドイツは5分以内の遅れは「定刻」ですし、電車が止まって何故か1時間動かないとか、電車の調子が悪いので引き返しますとか、夏は車内がサウナだったり、ふと気がついたらいつの間にか乗り場が変わっていたりとか、乗ろうと思っていた電車が無くなったていたりとか!もう、いろいろありすぎて良いイメージはゼロ。

イタリアの電車は、まあまだ私の滞在の日が浅いというのもあるし、路線にもよるとは思いますが、私が乗る時のほとんどは定刻で、到着が5〜10分くらい遅れたことが何回かあるくらい。

しかもそのうち1回なんて、乗り継ぎの電車がこの遅れた電車の到着を待っていてくれました。ドイツだったら「私たちの到着を待ちません」なんてアナウンスが流れますよねぇ。

こういうところはイタリア人の柔軟さの良いところかなと思います。

電車には結構乗っている方だとは思いますが、大きな遅れに当たるのは1ヶ月に1回あるかないかくらいの頻度ですかねぇ。



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当たり前すぎて今まで気がつきませんでした

イタリアは(というか私が住んでいる地域は)ここ最近、あまり天気が良くありません。天気がいい日もあるんですが、朝晩、日陰、家の中が異常に寒い。そしてよく雨が降る。

寒いのに暖房も入っていないので、部屋の中に干した洗濯物もなかなか乾かない。

先日、外に出る予定がない日に天気予報が当たらず晴れたので「このチャンスを逃すものかー!!」と掛け布団を干しました。

ちょうどポチがドイツ出張から帰って来て「1時間だけ寝る〜」と言って干したてほかほかの掛け布団で幸せそうに寝ていましたが・・・

干した布団ってなんでこんなに気持ちがいいんでしょうかね。


そこでふと気がついたのが、

わたしはドイツで布団を干したことがなかったな

ということ。

全く意識していませんでしたが、ドイツで布団を干したいなと思ったことがないのに(住む家によっては「布団なんか湿~っとしてんなぁ」とは思っていましたが)、イタリアでは日が照ると「チャ〜ンス!」と思います。

不思議なものですね(国ががどうこうではなく、ただ単に自分一人じゃないという責任感からかもしれませんけど)。

ドイツでは朝起きたら、枕を整えて熱と湿気を逃がす様に掛け布団を二つ折りか三つ折りにしてマットレスの上に置いて終わり。

中には週末なんかでマットレスを立てかけて風を通す人もいるらしいですが、少数派だと思います。

基本的に洗濯物も外には干しません 

景観を損なうとかなんとかで、ドイツでは基本的に、ベランダ等よそ様から見えるところに洗濯物を干してはいけないことになっています。
(※詳細の条件は大家さんとの契約の状況に依るみたいですよ。)

この習慣?規則?はドイツだけじゃないみたいで、以前日本で知り合ったアメリカ人が「洗濯物がベランダに干してあってびっくり〜」「排気ガスとかにまみれて汚〜い」と言っていたのを覚えています。

ドイツで布団なんかベランダに干した日には、大家さんから怒られる前に近所から苦情がきそうです。

苦情が来なかったとしても「あそこのアジア人、ベランダに布団なんか置いて、ちょっと頭おかしいのかしら・・・」と噂されそうです。


ドイツでは洗濯物はどこに干すの?

ドイツで洗濯物ってどこに干すかご存知ですか。

なんと、直射日光が全く当たらない地下室です!

一体なんなんでしょうね。

まぁ、ちょっと大げさに書いてしまいましたが・・・、ドイツでは部屋の中に干しているという家庭も多く、地下室に干しているという方も別に珍しくはないんですよ。

というのも、地下室に洗濯室があるマンションが結構あるんですよね。で、そこに洗濯物を干すためのロープが張ってあったりするんです。

確かに、布団カバーとか大きな物を干す時には便利かなとも思いますが、ドイツの普通のマンションに住んで居た時に私は1度たりとも地下室に干すことはありませんでした。

だって嫌でしょう。せっかく洗ったのに、トイレで手を洗ってない人に触られるかもしれないとか、1週間も髪の毛洗っていない人にくぐられたりとか考えると。笑

イタリアもドイツも田舎はOK

イタリアもドイツほど厳しくはないみたいですが、殆どの都市部ではベランダから洗濯物ははためいていません。

一応イタリアも都市部は景観を保つために、見えるところに干してはいけないようになっているようです。

私が住んでいるのは郊外なので、お天気がいい日はうちから見える他のお宅のベランダに必ずと言っていいほど洗濯物が干してあるのが見えます。

きっとそういう光景が目に入り、私も洗濯物を外に干したくなる、更には布団までも干したくなるんじゃないかなと思います。

ちなみに、規則が厳しいドイツでも、実は田舎の方に行くと一軒家なんかではお庭の日当たりの良いところに洗濯物を干したりしているんですよ。

都市部の整頓された景観もいいけれど、私は田舎の白いシーツが風に揺られてひらひらしている光景の方が、なんか好きですね。


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栗の名産地 イタリア

住んでいると、「イタリアって栗とかヘーゼルナッツがよく取れるんだなぁ~」と思うことがよくあります。チョコレートはヘーゼルナッツが入ったものが多いし、秋になると、栗がうちの近くの山にもゴロゴロ転がっていますしね。

ヌテラもイタリアの商品

ドイツで老若男女に愛されているヌテラ。ヘーゼルナッツペーストが入ったチョコレートペーストなんですが、実はイタリアの商品なんですよ!

イタリアに住んでみると、このヌテラの味に近い(=ヘーゼルナッツが入っている)チョコレートが多いな~と感じます。



自宅で手軽にモンブランが作れる

ジャムなどが売っている棚に栗のペーストを見つけました。ドイツで栗のペーストは見た記憶がなかったので、試しに買ってみました。

Agrimontanaというピエモンテにある会社の栗のペーストです。



原材料は栗、サトウキビ、ナチュラルバーボンバニラ、のみ!

人工甘味料も保存料も入ってなくて、感じの良い商品です

泡立てた生クリームに、このペーストを適当に入れて混ぜるだけで、日本のお店で売っているモンブラン風になり感動しました。手軽なのに美味しい!

一瓶350gで1000円くらい。栗のペーストが350gって結構な量です。パンに塗る、生クリームに混ぜる、以外でどんな美味しい食べ方があるかなぁと考え中です。

日本へのお土産にも喜ばれるかなと思います

公式ウェブサイトも載せておくので興味がある方は見られてみて下さい。

公式ウェブサイト
Agrimontana 栗のペーストのページ


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悪名高き在大阪イタリア総領事館

私はイタリア渡航前のビザの申請を大阪の総領事館で手続きをしました。数々の悪い噂や口コミを見て心配だし憂鬱でした。

申請予約時期に注意

領事館のホームページには

”ビザ申請は出発の90日前より受け付けています。審査には時間がかかりますので、余裕を持って、出発の少なくとも3週間前までに申請してください。”

”当館は完全予約制です。≪予約方法≫よりオンラインでご予約のうえ、ご来館ください。”

と、書いてあります。

私は渡航の45日前くらいに、やっと提出の書類が揃ったのでネット予約しようと思ったら、なんと

渡航の6日前しか空きがありませんでした


特に遠方にお住まいの方は、1ヵ月先までは予約ができない事を想定し準備を進めることをお勧めします!

電話で問い合わせをしたところ、対応してくださったイタリア人男性に「どうしてもっと早く準備しないんですか」などと文句を言われながらも「では、希望訪問日をパスポートのコピーを添付してメールして下さい」とのことで、渡航の理由や複数の申請希望日を記載しメールを送りました。

翌日には返事が来て、渡航の2週間前に予約を入れてもらうことができました。

新大阪から在大阪イタリア総領事館まで

地下鉄御堂筋線の淀屋橋で降りました。6・7番出口から地上に出て、すぐに中之島フェスティバルタワーが見えました。

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橋を渡り、左に進むと、右手側に建物があります。建物の入り口は「渡辺橋南詰」交差点近くにあり、入ってすぐにエレベーターで上に上がります。エレベーターは中之島通り沿いにあります。

ここまで新大阪駅新幹線到着から25~30分で着きました。歩いた速度は、急がずのんびりです。

在大阪イタリア総領事館は中之島フェスティバルタワーの17階にあります。
最初のエレベーターは13階までです。降りて左前方に進むと乗り換えができます。
17階でエレベーターを降りると、イタリア総領事館の扉がすぐ見えます。 

領事館に到着

領事館なので、それ相応のセキュリティーがあるかと思いきや入口のドアは解放してあり、入るとそこに置いてある電話で受付でした。びっくり。

ドイツの日本領事館では、ドアは施錠してありインターフォンで予約の旨を伝えて開けてもらいました。中に入ると、警備員がいて簡単な荷物検査と金属探知機での検査がありましたよ。

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ここ在大阪イタリア総領事館では、解放してある扉から見える電話で受付をしましたが、話すのは「おはようございます。ビザの申請に来ました◯◯です。」のみでした。

ガチャ!!と切られて少し気分が悪かったですが、「ここは日本ではない。悪名高いイタリア総領事館・・・」と自分に言い聞かせます。

私は予約の11時半よりも1時間近く早く到着したので、私より後に来たけれど、おそらく予約は11時とかだったのかなという男性が先に手続きに呼ばれました。

待合室と言っても、広めの通路にソファーや椅子が置いてあるだけで、暇つぶしができるような情報誌等はほぼありません。その代わりに、ビザの申請に来た人が自由に書き込んでよいゲストブックの様なものがあり、文句がたくさん書いてあり、それなりに楽しませていただきました。

実際の手続きで必要なのに何故かチェックリストにないもの

なぜホームページに載っていないのか謎ですが、

  1. 遠方からの方はパスポート返信用の封筒と切手が必要
    「下に郵便局があるので、封筒と切手を用意して下さい」と言われます。

    長形3号(120×235ミリ)、切手は570円、住所と名前はローマ字

    +280円で速達にすることも可能です。

    パスポートを郵送するわけですから、基本的に書留以外は受け付けてもらえません。
    (書留がなくなると郵便局はえらいな責任を問われるそうなので)

  2. 申請料のお釣りが出ないということ
    ではその旨を申請料と共に知らせて欲しいなと思いますけど・・・。

  3. 保証人の残高証明(通帳)は一ヶ月以内のものが必要

  4. 本人の残高証明(通帳)は当日、最低でも前日の出納を記帳をしたものが必要


実際の受付について

受け付けをしてくださる女性は、どうも2人いらっしゃいました。そのうちの1人の態度がとてつもなく悪いと、みなさんおっしゃっているみたいです。

私の受け付けをして下さった方は皆さんが「酷い!」と言っている方だったと思います(もうひとかたは声だけ聞きましたが少し関西訛りで柔らかな印象でした)。

確かに、相手が日本人だと思って話ていると「うわぁ!なんじゃ、この対応!!」と衝撃を受けるかもしれませんが、相手はイタリア(外国)のお役所の人だと思えば、至って普通だと思いました。

領事館というのは、領事が職務を行う在外公館であって、別にサービス」をしてもらう場所ではありませんからね。


他の申請者の方々

待っている間にいろんな方が様々な手続きにいらっしゃっていました。

ビザの申請にはこんな方々がいらっしゃいました。

<私以外の申請者Aさん>

1人、予約に遅刻してしまったという若い女性がいました。しかも1時間も(笑)寝坊でもしたのかな?

その人への対応はなかなかでしたよ~。「書類は?」「全部揃っているんですか?」「そちらで順番通りに揃えてから出して下さい」なかなかな畳み掛け具合でした。

結局、足りない書類があったようで、近郊にお住まいなのかすぐに取って戻って来ていましたが、この若い女性の手は震えていました。

確かに、私も20歳そこそこの若い娘だったら涙がこぼれてしまっていたかもしれないと思うくらい冷たい対応でした。

ただこの若い女性。声もか細くて、座っている足も内股で、そんなんじゃこれからイタリアで大変だぞー。イタリアに行ったら嫌でも強くなるのかな~?とかいろいろ巡らせてしまいました。

でも遅刻しても書類が足りなくても、一応その場で受付してもらえるんですね。

<私以外の申請者Bさん>

アジア系外国人の女性でした。どうも申請の予約を取りに来た&あわよくばその場で申請をご希望のようでした。

申請の予約は基本的にオンラインのみだと理解していましたが、近郊にお住まいの方は窓口でもできるんですね。

この外国人女性は3週間後くらいの日を受付の予約日として言われていました(15日としましょう)。

その方が「私、今でも書類全て出せます!」と英語で言っていました。受付の女性が「え?何ですか?」とか「どういう意味ですか?」とか言っていて、あれ?私でもわかる英語なのになぁと思っていたら、なんと「え?あなたの予約日は15日って言いましたよね?」と一蹴にされていました。

なかなかの「感じの良さ」に思わず笑ってしまいましたが、その雰囲気にも負けずに「言ってみる」という感じが流石外国人だなぁ~と感心しました。

<私以外の申請者Cさん>

50歳くらいの日本人の女性。夫婦でいらしていました。こちらも申請の予約を取りに来た方でした。

この日本人女性も3週間後くらいの日程を言い渡されていて、ご主人と「え、渡航の10日前?(渡航に間に合うか)不安よね!」「聞いてみよ!」と聞かれていました。

「えぇ、確かにリスクはありますねぇ。しかし、それ以前の予約はもうできませんので。」と言われていました。

<渦中の領事館の女性>

この領事館の窓口の女性、日本語は母国語でしょうけど、英語もイタリア語も達者で、凄いなぁと思いますよ。

早口で無表情でかなりサバサバされていますが、対応は外国だったら普通のレベルです。こちらが、ちゃんと目を見てシャキッとニコッとしたら、心は伝わっている感じはしました。

私は悪名高いとは思いませんでした

ビザの申請をしに来た方々が自由に書いているノートに「こっちはこれからイタリアでお金を落としてやろうってのに」とか「上から目線で喋りやがって!」とか「人種差別された」というような書き込みがありました。どうしてそのようなことを書きたくなる状況になったかはわかりませんが、こちらは「3ヶ月以上イタリアに滞在したいので、それを許可してください」など、お願いしている側ですよ。

逆の立場になってみてよーく考えてみて下さい。

外国人が日本での滞在許可を申請しているとして、それが語学学校のビザであれなんであれ、受け入れる側にはある程度のリスクもあると思うんです。

日本に住みたい外国人はどんな方でも受け入れますか?お金はないけど日本で稼ぐ予定だから大丈夫という人はどうですか?相手が母国でお金持ちであれば、いいですか?ビザが切れたら母国に帰るという保証は、必要ありませんか?

観光が目的ではない外国人はお客様ではありませんよね?

もう一度言いますが、領事館というのは、領事が職務を行う在外の公館であって、サービスを提供している場所ではありません。

まぁ私も今までイタリア以外のところではいろいろありましたので罵りたくなる気持ちもわからなくはありませんけれどね・・・。

まとめ

今回のビザ申請で一番焦ったのが申請の予約日でした。

余裕を持って申請の予約をするというのは、渡航の一ヶ月前には申請ができるように、渡航の二ヶ月前くらいには全ての書類を揃えて申請の予約を入れるつもりで準備するということなんだなとわかりました。

私がイタリアに渡航する方向になり、いろいろ調べ始めてから渡航日まで約5ヵ月でした。初めはのらりくらりしていましたが、渡航前2ヵ月間はなかなかスリル満点でした。

申請からは1週間ほどでビザ付きのパスポートが自宅に届きました。

領事館の方には、訳あって無理を言ってしまった部分もありましたが

大変常識的に対応して下さいました。

しかも、週末やイタリアの祝日もあったのに、この速さ。驚きました。

渡航まで1週間でしたので、パスポートが届いた時は安堵しました。ありがたや。

他の申請に来られていた方々も問題がなかったようで、「ビザが出来たらお電話致しますので取りに来てください。だいたい1週間くらいです。」と言われていました。

申請者が書類も条件もバッチリ揃えて申請すれば、審査は普通に通るイメージです。

今回のビザ申請での在大阪イタリア総領事館についての印象を総括すると、

イタリアの領事館は日本だと思うべからず。
でもイタリアにしては仕事が早い!



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『ヨーロッパでのスリ対策を真剣に考える その1』ではヨーロッパで起こったスリの実体験をご紹介しました。今回は防犯について考えたいと思います

旅先で警戒すべき時

わかっていても、やられてしまうのがスリです。どのような時が気をつけるべき時かもう一度確認してみたいと思います。

①知らない人に話しかけられた時
②財布を出し入れした後
③下りのエスカレーターに乗った時
④込み合っている路面電車やバスの中
⑤レストランやカフェでの食事中


防犯アイテム

消費者にとっての「簡単・便利・使いやすい」は残念ながらスリをする人にも「狙いやすい」という傾向があると思います。なので旅行の方は少しの煩わしさを厭わずに是非とも楽しい思い出だけの旅にしてください。

ちょっとやそっとではやられないスーパーリュックサック

これ、イタリアではよく見ます。





今持っている鞄をカスタマイズする

「鞄を開けられない」ことを目指す
面倒くさいそのひと手間がスリ師にとっても面倒くさい


リュックサック イン バック
チャック付きのポケットやナスカン付きキーリングがあり、オススメ



財布や携帯をとにかく鞄とかに「繋ぐ」




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ブラックリール 60cm CZ-RH メール便送料無料
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出張などで背広の内ポケットに入れたい方

海外出張などで背広の内ポケットから財布や携帯をさっと取り出したいけれども、掏られたくないというわがままを叶えてくれるリールつきのネックストラップです。
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new本革リール式ネックストラップ
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私の普段使い

肩に掛けられるタイプのロンシャンのトートバック。

もう何年も、ほぼ毎日使っていますが被害に合ったことはありません。ファスナーの持ち手は必ず前にして、防犯をアピールしたい時は更にその持ち手を握りしめています。

観光には少々不便かもしれませんが、斜め掛けのポシェットよりも地元在住感は出ると思います。



楽しい滞在にするために

特にオーストリアのウィーンとイタリアのミラノが今のところ私のブラックリスト入りしています。知人の話を聞いてもあまりに被害が多いです。

この2都市を訪れる際は、360度スリから狙われているという緊張感を持っていたほうが良いでしょう。

スリをする人たちも、それで生計を立てているプロです。いわゆる先進国では、たくさん人がいるようなところでのひったくりや鞄を刃物で切り裂いたりというような、見つかって逮捕されやすいような体を張った過激派は少数で、大抵は被害者が気が付かないうちに盗っていきます。

最近は現金のみ抜き取って、カードも手付かずで財布を落としてくれる良心的な(?)スリもいるようで、被害は現金のみで財布は警察に届けられて戻って来たというラッキーな人もいました。


イタリアへ渡航の予定がある方はこ是非ちらを一読されてください・・・。
在ミラノ日本国総領事館発行 安全の手引き

その他の国の安全情報はこちらからどうぞ。
外務省海外安全ホームページ


一度被害にあうと、何より精神的ダメージが大きいです。しっかり防犯して楽しい滞在になりますように



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米は日本の食文化か

日本人の主食と言えばお米ですよね。

日本人の主食がお米ならば、ドイツ人の主食は何でしょうか?

まぁ300種類以上あると言われているパンでしょうね。ジャガイモはどちらかと言うと付け合わせです。

ではイタリア人の主食は?パスタでしょ!?

ん~、主食はパスタってより、パンな気がしますね(イタリアは初心者なのでよくわかりませんが)。だって、ポチはパスタをおかずに(?)パン食べてますもん。

余談ですけど、ポチの実家では、ペンネとかコンキッリェとかフジッリみたいなショートパスタばっかりで、スパゲッティは出てきたことがないような気がします。

イタリア初心者の私にはスパゲッティとか、細長い麺が出てこないのはありがたいんですけどね。だってあれ、巻きすぎて拳みたいな塊ができたりして時間がかかるんですよ・・・。

ドイツ人もイタリア人もお米は食べないのかな

ドイツ人もイタリア人もお米も食べますよ!

イタリアの米料理と言えばリゾットですよ。ま、普通ですね。

ドイツの米料理と言えばMilchreisミルヒライス、米を牛乳と砂糖で粥状にした食べ物です。

社食とか行くとたまに

ミルヒライスが「今日のランチ」のメインディッシュ

だったりして萎えます。リンゴのピュレーとかシナモンとかかけて食べたりするそうですけど。

まぁ勝手にすればとあまり興味がないのですが、歳を取ってきて一番気になるようになってきたのが、お米の種類なんです。

体と心が求めるのはジャポニカ米

ドイツやイタリアのスーパーでお米が売っていないところは見たことがありません。

ただ、大抵はインディカ米とジャバニカ米だけで、ジャポニカ米は売っていません(「Sushi用の米」なんつってアジアコーナーに超割高で置いてあるところがありますけど、何か違和感があるんですよねぇ・・・)。

お米の種類についておさらい

<インディカ米(インド型)>

細長い、いわゆるタイ米ですね。ジャスミンライスとかバスマティライスとか、よく耳にします。

たぶん、タイ料理屋さんとかインドカレー屋さんで口にもしています。ドイツにもイタリアにも普通に売っています。

<ジャポニカ米(日本型)>

日本人が食べているお米です。その他にもカリフォルニア米などがあります。ドイツでもイタリアでも普通のスーパーでは手に入りません。

ドイツで私はイタリア産コシヒカリのゆめにしきを注文お取り寄せして元気をチャージしていました

<ジャバニカ米(ジャワ型)>

遺伝子を解析した結果、ジャポニカ米と近縁であることがわかったらしく、最近はジャポニカ米の変異型の一つとして扱われているらしい。見た目はジャポニカ米、質感はインディカ米に近いとな。

欧州人が食しているのは何型?

ドイツやイタリアのスーパーで見る日本のお米に似たお米は、たぶん見た目も名前も似て非なるジャバニカ米だと思うんですよねぇ。

もしこのお米が日本のスーパーの棚に並んでいたら、普段見慣れているお米と似ているけれど何か違うから「ん!?なんだろこれ・・」と思うと思います。ただ、日本産で値段が安かったら試しに買ってみるかもしれません。でも食べてみたら美味しくないのでリピートしない。そんな感じです。

ドイツやイタリアでは日本米に一番近い見かけだから、最初の頃は買っていました。

ジャバニカ米は白っぽくて、ジャポニカ米は透明感があります。お米の大きさも微妙に違います。

このジャバニカ米だろうお米は、ドイツでは牛乳粥用として安いやつは500g当たり1ユーロもしないで売っているんですよ。昔ははちみつ垂らして炊いてみたりいろいろ工夫してみたものですが、やっぱり美味しいお米を食べねば元気は出ないと、イタリア産日本米のゆめにしきを食べるようになりました。

イタリアではリゾット用として売っていますね。インスタントのリゾットもジャバニカ米なんじゃないかなぁ。

Riso Ribeというやつが日本人の求める日本米にまぁまぁ近いかなと思いますが、やっぱり何か粘りが足りないんですよねぇ。

米はどうやって調理するか

やっと今回のテーマにたどり着きました。

ドイツに居た時に同居人がバスマティライスを炊いていたのを初めて見た時は衝撃的でした。

だって、

パスタみたいに大量のお湯で茹でて、ざるに上げるんですよ!

  • 米を砥ぐ(洗う)という概念がない
  • 米はどうやら「茹でる」ものらしい


ドイツにはこんな画期的なお米が売っています。


これ、お湯切りの穴があいた袋に米が入っているんですね。で、それを袋ごとたっぷりの塩入りのお湯で茹でて、10分茹でたら袋を上げてお皿の上で米を出すという代物。あはは。

この小さな衝撃を書きたかった

前置きが長かったですね。でも、この衝撃を共有してもらうためには必要なことだったかと。
先日、私が自宅を留守にしていた時の事件です。


わたし「ポチ~。食事、どうした~?」

ポチ「お米食べたよ~」

わたし「え、炊いたの?まさかね。パックのやつ?」

ポチ「冷凍庫にあったやつだよ~」

(わたしがラップに包んで冷凍していた残りのごはんですね。)

わたし「え、どうやって解凍したの?」


(※うちには電子レンジがありません)



ポチ「お湯で茹でて解凍したよ 美味しかったよ



日本人にとっては斬新な解凍方法ですが、ところ変われば、ですよね、きっと。

わたしもスパゲッティを茹でたり上げたりするのに、さい箸使って「うわぁ・・・」って言われいましたからねぇ。



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