渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

タグ:イタリア人


kuroyagisan

何が起こるかわからないのが人生

私は今まで人生を計画的に送ってきた方ではありませんが、今回に限っては本当に予測もつかず、突然で割と茫然としています。

こんな未曾有の事態でも対応して行動できる方々もいらっしゃって、尊敬します。

何の運命なのか、命を落とされてしまった方々やその関係者の方々は、さぞかし無念でしょうとお察しします。

遠距離、再び

同棲をする前、ポチとはずっと遠距離でお付き合いしていました。

ポチとの遠距離話

会う頻度は月1の時もあれば、半年会わないこともありました。

WhatsAppと言って日本で言うLINEのようなチャットアプリで、連絡は毎日していたと思います。

日時を決めてテレビ電話をする日もありました。

3~4年を過ぎた頃には全てが日常化してきて、ときめきも忘れ、一体何年付き合っているのかすら数えられなくなってきました(これはただ単に私のおつむの問題かもしれませんが)。

チャットで連絡をとるのは全く苦ではありませんでしたが、テレビ電話は時間の束縛があり、あまり好きではありませんでした。

ポチがたまに「実際に会わないで、こんなテレビ電話とかやっぱり何か違う!」とぼやくので、

「じゃ、イタリア行くわ」

と、一緒に住んでみることになりました。

今思えば我ながら行動力があったというか、なかなか無謀だったなと思います。

一緒に住み始めた当初は、それまでほぼ一人で自分の好きなように暮らしていたもの同士だったので、お互いにストレスも感じていました。

多少、小競り合いましたよ。

「そりゃ、一人じゃないんだから。一人で住んでいた時のように100%自分の思う通りには行かないよ。」と私が言った時くらいから、どうやらポチは二人暮らしに妥協し始めたような感じがします。

慣れるのにそう時間はかかりませんでした。

お互いのリズムをつかみ、まあ仲睦まじく?暮らしていました。

そのまま平穏な日々が続くと思っていたのも束の間。

遠距離は再び、突然訪れました。


遠距離の緊張感

同棲をする前と、同棲を経験後の遠距離恋愛。

全然違います・・・。

今回は緊張感が

全くもって、ない。

毎日会っていたから、毎日連絡を入れる習慣もなくなっていたので、3日ぶりに連絡するとか、ざらにあります(3日以上連絡し合わないこともありませんが)。

ポチポチとメッセージを書くのが億劫で億劫で・・・。

時差があって面倒だし、化粧するのも面倒だし、「テレビ電話しよう」の「テ」の字も出ません。

「イタリア人彼氏って、毎日電話してきてくれて愛を確かめ合うんじゃないの??」なんてそんな雰囲気、皆無です。

ポチが今何をしているのかなとか、あまり気にならないんですよねぇ。

昔だったら、「今日はだいたい何時から何時までが仕事だから・・・」と把握していたにも関わらず、今はポチがいつどこで何をしているのかよく知らないし、そんなに気になりません。

仕事してるかネットサーフィンしてるか、そんなもんだろ。みたいな?

既読スルーされていても、「まあ、今は返事をポチポチ書く気が起きないんだな」と寛容です。

不思議ですね。

ま、返事はそのうち絶対に返ってくるとポチの性格がわかっている故の余裕か?それとも油断か?

まぁ、イタリアは外出禁止令が出ていたので、外で浮気をしている可能性がほぼほぼなかったというところは心理的に大きかったかもしれません。

あ、イタリアがロックダウンした直後に1回だけ「同僚(女)とスカイプで話しながら一緒にピザ作ったー」とメッセージが来た時は、さすがにイラっとました。

へぇ、私には「顔が見たいな・・・♡」とか全くないくせに、同僚とはわざわざテレビ電話かけて遠隔で一緒にピザ作るのねぇ・・・。


これからどうなるのかな

ポチに「私が居なくて寂しくなーい?」と訊ねてみました。

答えは、、、、


わたしが居なくて

とっても快適!

だそうです。


半分冗談で、半分本心だと本人は言っていました。そりゃあねぇ、あーだこーだ言う人がいなくて自由でしょうけど、もうちょっとねぇ言い方ってものがねぇ・・・・。


まあ、私もあの3月4月の外出禁止の期間をポチとアパートに2人で缶詰とか、息苦し過ぎて耐えられなかったと思うので、たまたま離れ離れの状態でお互いの自由空間が守られることになり良かったのかもしれません。

私が今度いつイタリアに戻るか目途は立っていません。

ブログのタイトルになっているように、私は別にイタリアが大好きで住んでいたわけではないので、「早くイタリアに帰りた~い!」という気持ちは全くないのですが、ポチに会えないのは少々問題です。

私が何かアクションを起こさなければポチとは今まで通りに続くだろうとは思います。

ただ、加齢は待ったなしですからねぇ・・・。私の年齢の事を思うといろいろ考えてしまいます。

私の好きなドイツのコメディアンのコントですが、毎日こんな気持ちです☟



☟適当な日本語が思い浮かばないので、だいたいの訳です。

コチコチコチコチ・・・

コチコチコチコチ・・・・

「プレッシャーかけないでよ・・・」

「40歳なんて・・・、結局は新しい30歳でしょ!」


妊婦や子供が通る度にコチコチ聞こえるので驚くも、自分が子供を産める残りの時間が迫っているのを認めたくない。でもコチコチは後ろで搬入されている時計の音だったというオチです。

あ、私は40歳は40歳だと思いますけどね。30歳に戻られたらどんなに良いかとは思います。


【追記】
後日ポチが急に

「ぼくは君がどうして一回も『ビデオ通話しようよ』とか言わないのか考えているだけど・・・」

とか言ってきました。


いや、お前もな。

(あっ。「そう言うあなたもね。」)


ということで、今回初めてスカイプで話しました。

めでたしめでたし。


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moya

イタリアで日常生活をしていてちょっとイラッとしてしまうことを吐き出してみようと思います。

声がでかい

北イタリア人、シャイな割に喋り声は大きいなと思います。

まず、電車の中での喋り声。

朝はみんな眠いのかそうでもないのですが、夕方の帰宅時間の電車なんて、もうガヤガヤ・・・。

その場にいる人同士でも、電話で喋っている人の声もデカいんですよ。

特に中~高校生くらいの若い人たちの帰宅時。

あ~もう、うるさすぎ。

まぁでも最近は何か慣れてきました。

あ、因みにイタリアでは日本みたいに「電車内での通話はお控えください」みたいなルールはありません。みんな喋りたい放題です。

まあ、イタリアはルールが少ない上に、あっても守らない人が多いような気がしています。

ドイツのICE(日本で言う新幹線的存在)では、車両によって静かにしなければならない車両と、通話もOKな車両と分かれていました。

こういうところはドイツならではの合理的なところで素晴らしいと思います。

だって、座って電話したい時もあるじゃないですか。



テレビの音もでかい

イタリアは喋り声だけではなく、家の中でのテレビやパソコンの音も大きいなと思っています。

毎晩、夜中まで聞こえてくる隣人の大音量のテレビ・・・。

ドイツだったら警察を呼んでいいレベルですよ。

でもだからこちらも遠慮せずに早朝6時とかに洗濯機を回させていただいています。

うちのポチは随分とおとなしい方のイタリア人ですが、やはりテレビやパソコンの音量が大きいんですよねぇ・・・。

気に障るので、特に夜は「ヘッドホンして!」とお願いします。

電車の中でたまーにイヤホン無しで音楽聴いてる人もいますが、シャカシャカ虫は見たことないんですよ。

不思議です。

ヘッドホンやイヤホンの性能が上がっただけでしょうか。


荷物を自らどかさない

北イタリア人、電車内で混んできても隣の席に置いている荷物をなかなか自らの意志ではどかしてくれないんですよぉ。

言えばどかしてくれますが、朝の電車とか素行の悪そうな男子高生なんかは寝ていたりするので、起こしてまで「座っていい?」とは言いにくいです。

そういう場合は仕方なく立っていたりします・・・。モヤモヤ。


パーソナルスペースにぐいぐい侵入してくる

イタリア人のパーソナルスペースって極端に狭いのではないかなと疑っています。

電車を降りる時なんですが、急いているのか後ろの人が押してくる(当たってくる)んですよ。

たまに、こいつスリなんじゃないかと思うくらい。

更には、電車の中で座っていると、やたらと足や肘がぶつかってくるんですよ。

しかもぶつかっても謝らないどころか「あ、すみません」みたいな雰囲気も醸し出さないんです。


座ったままコートを脱ぎ着している人とか、めちゃ当たってくるのに何とも感じていない風なんですよねぇ(まさか気がついていないなんて・・・そんなことありますかね)。


ほんの一例ですが、どれくらい侵入されるかというと・・・

BlogPaint

この感じ

わたし、許せません・・・!

右の男性、近いというより、はみ出しすぎじゃありませんか?????

でも左の女性は全く気にしていなさそう・・・。

因みにこの女性。あっちが動かして足が私の足に30回くらい当たりましたが、何も起きていない風でした。

あー、モヤモヤ。


子供のしつけがなっていない

まだ確信はないのですが、イタリアって子供の躾に甘い感じが薄々しています。

具体的には指摘できませんが、例えばこの間、なんと地下鉄の構内の改札の内側で楽しそうにストライダーに乗っている2、3歳の子供がいたんですよ。

「は!?危なっ!」と驚きましたが、なんと先導していたのは

キックボードに乗った父親

らしき人物でした・・・。

子供は案の定、他人にぶつかりそうになってたけど、、、ぶつかられそうになった大人も別に注意したりしないんですよね・・・。おっとっと、みたいな。

ゆるい。

いや、こう言うのを「おおらか」って言うんでしょうかね。



車が止まらない

ドイツでは歩行者が横断歩道を渡ろうとすると、車はほぼ絶対と言っていいほど止まります。結構なスピードで走っていても、頑張って止まります。

ただ、歩行者側にも暗黙のルールがあります。それは「渡るぞ!」という意思を見せながら堂々と渡り始めるということ。

歩行者が迷うと車も困ります。

北イタリアも田舎の方に行けばドイツに近いものがありますが、無理してまでは止まらない傾向はあります。

ただ、トリノの市街地などの都会では、横断歩道で車があまり止まらないんですよねぇ。こっちが横断歩道に一二歩差し掛かっていても、来るんですよ・・・!!

本当、心が荒んでんなと思うのが、先の信号が赤でも止まらない車もいること。都会の生活は心に余裕がなくなるのかなぁ。

日本も横断歩道に人が立っていると止まらなければならないと自動車学校で習いますが、すぐに止まってくれる車は少ないですよね。何でなんでしょう。


バスが容赦ない

ドイツでは公共のバスは優先されていて、車道で普通乗用車はバスに道を譲らなければなりません(バスの邪魔になると容赦なくクラクションを鳴らされたり悪態をつかれます)。

日本では、バス専用の道路が整備されていない所で、右のハザードをつけているのに停留所から流れに戻れないバスも見ますよね。

北イタリアでも、バスは優先的に通さなければいけないルールがありそうだなとは見ていて思いますが、トリノのバスは酷いもんで・・・運転は荒いし、クラクションも鳴らしまくりです。

そんなトリノ近郊のバスは、なんとバス停に突っ立っているだけでは止まってくれません。

乗りたいバスやトラムが来た時は手を前に出して合図をしなければならないのです。

バスから降りる時も、少しもたついてドアが閉まったりなんかすると、もはやそこでは降りられないこともしばしば(私はまだありませんが降りられなくて困っている人たちを目撃したことが何度もあります)。

トリノで誰か降車や乗車したい時に運転手が気がつかずにドアが閉まってしまった時によく見るのが車体をバンバン叩く光景・・・。

ドイツだと「降りまーす」って大声で言う気がするんですけどね。私もドイツで降りたりのにドアが閉まっちゃったりした時は、「ドア開けて下さ~い」なり「降りまーす」なり大きな声で言っていましたよ。

先日、バス停でバスを待っていた時のことです。

私は進行方向に向かって前の方に立っていて、バスが3台続けて来ました。

私が乗りたいバスは3番目でしたが、バスがバス停に着いた時点では何番のバスが来たのか見えませんでした。

1番目と2番目のバスが出発した所で私の乗りたいバスが見えたので「乗りたい」と手を出して合図をしたら「何言ってんだ」風に運転手に首を振られ、乗せてもらえませんでした。

ま、都会のバスなんで、そんなに待たずに次のも来ますけどね、何かイライラ。

あ、余談ですがドイツでも路面電車の運転手でなかなか意地悪な人がいて、こっちが乗り換えで走って来ているのが見えているのに、絶妙なタイミングでドアを閉めるおじさんなんかがいました。

夜の、「それに乗れないと待ち時間30分」みたいな時間にですよ。普通だったら待ってくれるでしょう??

一緒に走っていた女性に「アーシュロッホ!!(訳:ケツの穴)」と罵られていたことがありましたけどね。おほほ。


以上、ちょっとした愚痴でした。

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planzo

人それぞれ・・・だと思いたい

在イタリア10年強の日本人のお兄さんと話す機会がありました。

大した話はしていなくって、覚えている内容と言えばこれのみ。

「え?イタリア人の彼がいるの?やめといたほうが良いって〜」

「イタリアの男は本当に浮気性だからねぇ」

「浮気できない男は、ダサくてモテない男だけだよ〜」

ガーン・・・(´Д` )

もうね、何か男性の声ってリアルで、ショックすぎて・・・。

だってほら、男性って男同士で結託しているじゃないですか。絶対なんか男同士の秘密ってあるんでよ。コソコソしやがって。ちっ。

まぁ、「これ絶対言っちゃダメだよ」なんて言いながら言いふらす口の軽い女性もどうかと思いますけど。


連絡の頻度の高さ

さすがはイタリア人。よく喋るというか、束縛が強いと言うのか・・・。

ポチの同僚のイケメンA君が仕事の関係でウチに1泊したんですよね。

「今仕事終わったところ」
「今から夕食だよ」
「今食べ終わったよ。食べたものはねぇ・・」

彼女から電話が掛かってきているのか、それとも男性の方が掛けているのかは定かではありませんが、頻度の高さに驚きました。

人の家にお邪魔している最中に、わざわざ電話しなきゃダメなことなのかなぁ?

いや、別にこちらは全然構わないんですけどね。

テレビ電話(?)ではポチと私も登場し、その同僚A君の彼女に挨拶させられました。

これって、監視ですよね。違いますか?

翌日、この彼女からポチに電話が掛かってきました。ポチは仕事を終え、A君と別れて帰宅していました。

彼女「A君と連絡がつかないんだけど、君たち今どこにいるのよ。」

私、ポチと連絡取れないからって、A君に電話するかなぁ?「仕事終わった?まだ一緒にいる?」くらいLINEするかなぁ??


ドイツでのイタリア人留学生

ドイツに留学しているイタリア人って結構いて、私が知っているというか喋ったことのあるイタリア人留学生は見事に男性ばかりでした。

私の周りにいたのは、たまたまでしょうが、みんな全然チャラチャラしていなくって、優しくて柔らかい雰囲気のイタリア人男性ばかりでした。

面白いことに、このイタリア人留学生(男)のみなさん、

もれなくイタリアから彼女が付いてきていました。

ポチ曰く、料理を作ってあげるとかは建前で浮気しないかどうか見張る為だそうです。

なんというフットワークの軽さなんでしょう。

そんな中、一人だけ単身のイタリア人の男の子がいましたが、変な日本語が書いてあるTシャツを着ていたりしていて、確かにモテなさそうではありました。

因みに、SNSの写真が本人一人の写真じゃないイタリア人男性、多いです。彼女とか家族(奥さんと子供)と一緒の写真が多いです。

それ見る度に「虫除けだ・・・きっと強制されてるんだ」と勝手に思ってしまいます。


ただの愚痴です

うちのポチは・・・おそらく、どちらかと言うとモテないタイプだと思います。

だって、イタリア人のくせに無口だし、私に指一本触れてこないし、私が「この人・・・ひょっとしたらゲイかもしれない」「いやでもゲイだったらもっとお喋りでいろいろ私にツッコミを入れてくるはず・・・」「何か身体的に問題があるとか・・・」なんて思っていたくらいですから。出会った頃の話ですけどね。

残念だとは思いますが、幸運だと思うべきか・・・

正直言って複雑です。

今のところ、浮気はされていないとは思います。根拠は、なんとなく怪しいところがないから。完全に、単なる勘です。

ただ、その代わり、もの凄くイラッとモヤッとすることがあります。

それはポチが私の存在を隠すこと。


女性の同僚が来ました

今まで、私が留守の時間に自宅に男性がやってくることはあったんですよね。滞在時間はたぶん、30分とかそんなもんだとは思いますが。

どうやら人によって隠し度合いが違うようですが、ある日は私が帰宅した時に、いつも玄関に置いている部屋ばきが隠されていて、ちょっとショックでした。

先日なんて

「金曜日に女性の同僚を昼食に招待したいんだけど・・・

君はアウトレットにでも行ってきたら?」

なんて言われました。

はぁ!???

この同僚、会ったことはありませんが名前は知っています。向こうも私の存在は知っているみたいです。ポチに電話が掛かってくると、デカい声とテンション高い喋り方で「あ、あの人だ」とわかります。

私は正直ご一緒するのは嫌だったので「え〜ママのところで食べなよ〜」と言ったら、「君がママのところで食べればいいんじゃない?」と返ってきて、頭おかしいんじゃないかってブチ切れしそうでした。

結局は、私がその同僚が来ている時間、外で暇を潰すということで同意しました。

昼食は13時くらいから14時半くらいまで、それから仕事に戻るということだったので、私はだいたい15時頃に帰宅すると約束していました。

15時1分に「外に出ました。どーぞお帰りください」というポチのメッセージを受け取りました。家に戻ると・・・ん?様子が変。

人にやられるのってイラっとするので、部屋ばきは出かける前に自分で靴箱へ入れておきました。

私は家に帰ると一番に手を洗いますが、手を洗いながらふと横を見ると・・・、

ここ2ヶ月は使っていない私のハンドクリームがなぜ洗面台の横にあるんでしょうか???

もともとハンドクリームを置いていた場所をふと見ると昨晩綺麗に並べたはずの化粧水や乳液が乱れている!

寝室に行って部屋着に着替えようと思ったら、入り口入ってすぐのいつも置いている場所に・・・ない!!物干しに干しっぱなしのシーツはそのままなのに!!

リビングにあった私の物が消えている・・・!!!

速攻連絡を入れました。

クマ「ねぇ、私の化粧水で何したの」
ポチ「別に何も壊してない」

クマ「いや、私の化粧水で何したのって質問してんだけど」
ポチ「どかして戻しただけだよ」

クマ「なんでどかす必要があるんですか」
ポチ「だって、じゃないと同僚の女の子にいろいろきかれるじゃん」

はぁ、なるほど。

アウトレット行ってポチのカードで散財してくればよかった。

だいたいね、一言私に言えばいいじゃん。こういう理由があって、片付けて欲しいなって。


そんなやりとしをしていたら追い討ちをかけるようにポチのママが来ました。

ピンポーン!ピンポーンピンポーン、ピンポーン!

ママ「ポチいるぅ〜?」

私「 い ま せ ん !  


子供のしつけか

ママが帰ってから、ポチがやっと帰宅しました。しばらくはムスッとしたまま様子を見ていました。

どうも、私の機嫌が悪いことは察しているようです。でも謝ってはきません。なんとか日常会話をしようとは試みているようです。

ポ「で、今日君は何食べたの?」
私「ジェラート以外何も食べてないよ」

ポ「お昼ご飯は何食べたの?」
私「だから、ジェラート以外に何も食べてないって言ってんじゃん」

ポチは12時半頃、2つレストランのリンクを送ってくれていました。一つはタイ料理のレストラン、もう一つはグルメパニーニのレストラン(?)でした。

ポチオススメのパニーニ屋さんはどうも、いつの間にか閉店しているようでした。

ポ「タイ料理は食べなかったの???」
私「食べてないってば。よくわかんないし。」
ポ「・・・・・」

私「ねぇ、私なんでご機嫌な斜めかわかる?」
ポ「ん〜、レストランか帰宅する時の時間か・・・」
 
はぁ???
 

もぉ、ガックリですよ。

ポチが私を人前に出したがらないことについては、今に始まったことではないし、まぁ、私も私の気持ちを伝えた上で仕方なく忖度というか譲歩してあげていますが、ここまで私の事をわかっていないとは!

これは平和に遠距離を続けてきた弊害ですか?

「あのね、私の機嫌が悪いのはね、君が私の物を全部隠したから。私が家に帰ってきてどんな気持ちだったかわかる?前日に言ってくれれば自分で片付けたのに。」

「へぇぇ・・・」と驚いていました。

幼稚園児くらいの子供に「こんなことされたら、どんな気持ちになるか考えてみようね」と躾をしている気分です。

うちのポチは無口です(※生粋のイタリア人ですよ)。私は思っている事を口に出さないことにはコミュニケーションは成り立たないと思っています。

「きっとこうだろう」という勝手な憶測は誤解とすれ違いの始まりです。

この「躾」は、しなければならない機会がまだ何度もありそうな気がしています。はぁ・・・。溜息出るわ。


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temari


イタリア人にイタリア語で書かれた日本料理の本をプレゼントしたくて探してみると、結構いろいろ出版されているんですよね。

その中でも、Amazon.itで注文できる、オススメの料理本をご紹介いたいと思います。

経験上、表紙の写真がギュッと硬く巻かれた巻き寿司とか、ほぼ四角の巻き寿司とか、シャリとネタのバランスが悪い寿司とか、「いやぁ、これは・・・」という料理本は、中身も微妙です

日本人の料理に対する美的感覚、直感って大切ですよ。

著者が純日本人ではない場合も注意です。日本人にとって日本料理と言いたくないようなものが載っていたりします。しかし中には、「うん、うん、悪くないね」というものもあるので、こちらは見て見ないとわからないというところですね。


小野二郎さんの本


画像はAmazon.deから拝借しましたので、クリックするとAmazon.deのページが開きます。


私、彼のこと存じませんでしたが、日本でも有名人ですか?ちょっと日本に興味がある人々の中では「すきやばし次郎」結構有名です。

かれこれ2011年にアメリカで製作された彼のドキュメンタリー映画が大ヒットしたそうで、わたしも、誰からだったか忘れましたが、日本人ではない人から教えられました。

この本は、寿司についてかなりマニアックな本です。日本人の私でも知らないお寿司に関することが包丁からネタについてまで細かく載っています。素人目には、お寿司に関する知識はこれ1冊以上にもうないんじゃないかと思うくらいです。


ご存知ではない方の為に、こちらがドキュメンタリー映画の予告編です。











栗原はるみさんの本

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ヨーロッパでミリオンセラーの日本料理の本といえばこれ。ドイツ語にも翻訳されているので、いろんな方にプレゼントしてきました。

料理をしている時に外国人に聞かれて説明に困るのが「みりんって何?」。栗原はるみさんの本に全部簡潔に説明してあるので、「これこれ、自分で読んで」と見せています。

お米の炊き方や出汁について、めんつゆや三杯酢の作り方なども序章に載っています。

中身は本当に日本の家庭料理という感じで、日本人の私が「今日これ作ろっかなぁ・・・」と参考にできます。




みんな大好きラーメン

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イタリアでもラーメン、流行っているんですよ。

著者が外国人なので、全く期待していませんでしたが、案外悪くなかったのがこちらのラーメンの本。「ラーメン」と一言で言っても、スープや麺、いろいろ種類がありますからね。

日本人が監修でついているみたいなので、西洋人の求めるものと、日本人のセンスがうまく融合しているかなと思います。

料理がお好きな方は、この本でお家ラーメン出来ますよ。






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外国人にあげる日本からのお土産 個人編



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イタリアの男と言えば「マザコン」!グーグルで「マザコン イタリア」と入れたら凄い数の記事が読めます!

ポチとお付き合いを始めた付近もよくインターネットでイタリア人男性を理解しようとしたものですが、ポチの実家に初めて行く前はもうめちゃくちゃ調べました。

そこで、イタリア男性はマザコンで、イタリア語ではマザコンをマンモーネと言うことを勉強しました

イタリアのママに会うと、いつも物静かなポチがいかに豹変するか楽しみにしていましたが、なんとその期待は見事に裏切られ、普通に「ただいま~」みたいな感じで、スキンシップもなくて、ポチは日本人だったかと勘違いしそうになるくらいでした。

あれれ??

ママはもちろん息子のこと大好きですよ。でも挨拶のキスどころか、ハグをしている姿すら見たことがありません。

ママは「ちょっと、ポチ」と言ってよく話しかけていますが、大抵は不愛想な短い返事をもらうだけで、あまり会話になっていないような気がします。

う~ん、私だったらこんな息子嫌だなぁ~

私がポチに「ねぇ、ママなんだって~?」ときくと、「全然大切なことじゃないこと。」「訳さなきゃダメなの?」という、私に対してもちょっと微妙な反応なんですよねぇ。

たっまーに辛抱強く訳してくれる日もあるんですけどね。


ということで、「イタリア男は用がなくてもママに毎日5回電話する」みたいな、そういうのはうちではありません

「マンマの料理が一番」というのもなくて、「ママの料理より自分で作る方が美味しいし」とか言っています

「マンマにパンツまでアイロンがけしてもらう」という記事もよく目にしましたが、うちはパンツどころがシャツすらぐっちゃぐちゃのままでしたよ。白いシャツなんか、皮脂とか汗とかでめちゃ黄ばんでたし

今は私の気が向けばジーンズくらいまではアイロンがけします。殺菌・消臭という意味も込めてね(笑)面倒だけど、シャキッとして気持ちがいいですよ

初めて実家にお邪魔した時、ポチに「きみはマンモーネじゃないね。期待を裏切ってくれてがっかり~」と言ったら、「ありがとう。それ、僕にとっては褒め言葉だね」と言っていました。なんてったってポチはステレオタイプに当てはまりたくないイタリア人ですから。

因みにポチ、おばあちゃんのことは大好きです。おあばあちゃんが取っておいたポチが幼稚園とかで書いたおばあちゃんの絵を私にも見せてくれたりするし。

まあ、こんな感じでママへの対応がとっても塩なんですよ。だからか、私に対してもそんなにオーバーな愛情表現がないんですよねぇ。一長一短ですかね~
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italia


イタリア人男性と遠距離恋愛は可能か?興味ありますか?

まあね、10人中10人が「いや、無理でしょ(笑)」と即答する案件ですよね。おほほ。

もう最初に申し上げますが、当事者の意見としてはですね、

そんなの

人による。

です!

なんでも本人次第
ですよ。はい。

ひとつ言えるのは、日本でイタリア人男性のイメージは固定化されすぎているということ。

確かに、チャラい男もいますよ。

南とか島になると、まぁ割と女好きのイメージに近いものはあるかなと思います。

「今日かわいいね」ならまだしも、

今日セクシーだね

とかサラッと言ってくる友達とかいて「はいっ???」となります。

けれど北の方の出身でチャラい人はあまり見たことがありません。一般人でLEON(ジローラモさんが表紙の雑誌)みたいな感じのオシャレな人もそんなにいません。

だから、イタリア人男性と遠距離恋愛が続くかどうかなんていうのも、その当人同士の問題だと思います。

わたしとポチは4年半の遠距離恋愛を経て同棲に至りました。お互いに忙しくしていると4年なんてあっという間でしたね。

ポチは最初「遠距離は絶対にうまく行かない」と言い張っていました。元カノと遠距離恋愛をしていたそうで、その体験を元にそう言っていたみたいです。

かなり慎重でした。

私は「わたしはあんたの元カノじゃないし、やってみる前から決めつけんなよ」と主張しました。

結局はポチが折れた形でしょうか?

あれ、いいのかな、こんなんで。同意というか妥協だった?笑

私は毎日身綺麗にして掃除炊事仕事を完璧にこなせるタイプじゃないし、毎日会うなんて面倒くさいし自分の時間がなくなるので、遠距離くらいがちょうどいいと思っていました。

ただ、気をつけたのは連絡をこまめに入れること。

仕事や飲み会で連絡が取れなくなりそうな時は「今日からどこどこに出張です」とか「明日は朝から晩まで忙しい」とか「今日は飲み行くから遅くなるよー」と事前に連絡を入れておきました。そして仕事や用事が終わったら「今から帰る」とか、自宅に帰ると「家着いた!」とか「疲れた~」と一言連絡を入れていました。

そうすると連絡がとれない時間、やきもきしなくて安心するでしょう?

遠距離で大事なのは相手を信頼できるかどうかだと思います。

これと同じことをポチにも要求しました。「連絡が取れなくなる時は事前に言ってよ!」と。

何回か忘れられていてイライラしたことはもちろんありますよ。ポチは普段、私には即レスタイプなので、こっちが暇な時に理由がわからず連絡が取れなくなるとイラつくんですよねぇ。笑

写真もよく送りました。

「こんなの食べたよ~いいだろー」とか、「こんな感じのメンバーでごはん食べてましたー」みたいな感じで。

お互いに全く気のない男の同僚と2人きりという時もあったけど、ちゃんと写真付きで報告するから、「またその人?(^_^;)」と全くジェラっていませんでした。

その他に、よくわからない男性とごはんに行く羽目になってしまったことも何度かありましたが、そういうのはいちいち報告しませんでした。知らぬがなんとかでわざわざ荒波立てる必要ないしね!笑


私たちの遠距離が続いた要因を挙げると
  • お互いに仕事が忙しかった
  • ポチがオッサンに差し掛かった草食系だった(もうちょい若かったらイタリア人女性の誘惑に負けて難しかったかも~)
  • 私が寛容だから(これに尽きるでしょ!ははは。)
こんな感じですかね。

もちろん、毎日会って愛を囁き合わないと続かないカップルもいると思うので、向き不向きあると思います。

ということで、イタリア人男性との遠距離恋愛が可能かというテーマの結論は

「可能(※ただし人による)」

ですかね。


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