日本とドイツでもスキンケアの勝手は違いましたが、どうやらドイツとイタリアでもまた違うよう。
ドイツでの私のスキンケア
ドイツに住んでいて日本との一番の違いは「洗顔」でした。それと同じくらい違ったのは美白ケアについての関心です。日本では洗顔する時に重要視されがちなのは、「いかに汚れを落とすか」などですよね。ドイツではそれが「いかに水分を失わずに洗うか」だったように思います。
少なくとも私がドイツにいる間で、日本の洗顔料のように、もっこりのきめ細かい泡が作れる洗顔料はドイツにはありませんでした。
初めのうちは日本から持ってきた日本製の洗顔フォームを惜しみながら使っていましたが、郷に入れば郷に従えという自分の信念に従い、徐々にドイツのものに移行しました。
洗顔はラ・ロッシュ・ポゼやアヴェンヌの泡が立つ系の洗顔料で洗うか、アヴェンヌの水クレンジングで行いました。
夜、洗顔料で顔を洗った後は、アンネマリー・ボーリンドの化粧水→アンネマリー・ボーリンドのナイトクリームが定番でした。
アヴェンヌの水クレンジングでメイクを落とした時は、ナイトクリームのみを塗っていました。
朝は水のみで洗っていましたが、化粧水の後にはDr.Hauschkaの乳液やアンネマリー・ボーリンドの昼用クリームを塗ってからお化粧をするのが定番でした。
美白ケア用品については、日本のように選べるほどなかったので、アンネマリー・ボーリンドのナチュパーフェクトという美容液を使っていました。
最近はラ・ロッシュ・ポゼからシミ対策のシリーズ「センシ ホワイト」が出ていて、こちらはドイツでもなかなか評判が良いようです。
こんな商品が売れてきたなんて、ドイツでもシミはとうとう勲章ではなくなって来たんですかねぇ。
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イタリアでのスキンケア
ドイツの自然派ブランドのWELEDAやドクターハウシュカなんかは、イタリアでもよく見かけます。アヴェンヌやラロシュポゼも薬局に行けば取り扱いがあります。せっかくイタリアに居るので、ナチュラルコスメティックのブランドなども、できるだけイタリアのものを使おうと心掛けています(近いのでフランスやスペインのものに浮気もしますが・・・おほほ)。
私が化粧品を探すのは、もっぱらBioのスーパーか大型のスーパー、Amazon.it あたりなんですが・・・いくら探しても
乳液が見当たらない!
ドクターハウシュカの取り扱いがあるBioのスーパーも、何件も回りましたが何故か乳液だけないんですよ!!
「これか!?」と思ったものも、よく見ると「化粧落とし用乳液」なんです。水クレンジングならぬ、乳液クレンジングなんです。
私が欲しいのは化粧水の後に使う乳液・・・。
仕方がなくクリームなんかで代用していますが、たまらず先日イタリア人女性に聞いてみました。
「ね!イタリアって乳液ないの!?」「そもそも、どうやって顔洗ってる???」
乳液に関しては「メイクを落とす乳液じゃなくて???ん~、ないかもねぇ。」という感じでした。
普段の洗顔については、夜は日本で言うビオレのふくだけコットンみたいなもので拭いて、クリームを塗って終わりだそうな。朝は水で洗って、クリームを塗るそう。
「石鹸なんか使って顔を洗ったら乾燥がちょっとねぇ~」と言っていました。
言われてみれば洗顔用の石鹸も見ない気がします。たぶんイタリア語がわからないのでスルーしてしまっているだけな可能性は、もちろんありますけどね。
ただ、ここにはありましたよ!無印良品!
盲点でしたが、イタリアでまさかの日本製の乳液と洗顔フォームが手に入るとは!
【イタリアの無印良品】トリノ店に行ってきました
いったい誰が買っているのかという疑問はありますが、私の駆け込み寺になるかもしれません。