Museum

ハープ博物館 ヴィクトール・サルヴィ

トリノから電車で約2時間、車で1時間半前後のところにあります。

電車だとSaluzzoまで約1時間、バスに乗り換えて20分、バスを降りて5分くらいです。

Saluzzoも素敵なところなので、Saluzzoの観光と合わせられたらいいかなと思います。



MUSEO DELL'ARPA VICTOR SALVI
Via Rossana,7- 12026 Piasco (CN) ITALY
info@museodellarpavictorsalvi.it
+39 0175 27 05 10

【開館時間】
<10月〜5月>
日曜日から金曜日
10時〜13時、14時〜17時
(最終入館時間16時半)

土曜日は団体の予約のみ可。


<6月〜9月>
月曜日から金曜日
10時〜13時、14時〜17時
(最終入館時間16時半)

日曜日(第一日曜と第三日曜のみ)
14時半〜18時半
(最終入館時間18時)

土曜日は団体の予約のみ可。

※8月に長期休暇あり。


【料金】
大人:6ユーロ
子供:3ユーロ(6歳〜12歳)
シニア:3ユーロ(65歳以上)

5歳以下の子供と、学生を含むハープ奏者は無料

ピエモンテ博物館カード使えます。

訪問レポート

シカゴ生まれのイタリア人ハープ奏者のヴィクトール・サルヴィさんは、初めはジェノヴァに工房を構えたそうですが、海の風と木は相性があまり良くなく、既に家具の製造で有名だったピアスコに引っ越したそうです。

ピアスコでは、元は綿工場だったというところでハープを製造していて、「ここで合ってる???」という雰囲気です。

Fabrik

私は車で行きました。間違って裏の方から入ってしまい、黄色の壁の工場のようなものが点在し、看板もなく「え?ここ???」「本当?」と信じられませんでした。奥の方まで入ると、博物館が見えました。

帰りは正面入り口の方から正しく帰りましたが、正面入り口の方にはちゃんと博物館の看板はありました。

Garage


螺旋階段を上って日本式の2階に入口があります(作動しているかは定かではありませんがエレベーターもありました)。インターホンを押して、開けてもらいます。

よくわからず真ん中と下のボタンを押しましたが、一番上はよく見たらカメラでした(ギョッ!私もカメラを向けていたので)。

Klingel

チケットを買った後、まずは入り口から向かって右側にある会議室でビデオの上映があり、その後に会議室とは逆の方にあるメインの展示室に通されます。メインの展示室はガイド付きで、写真撮影は禁止でした。一通り説明してもらった後は、自由にもう一度じっくり見て周りました。

博物館自体はそんなに広くはありません。なかなか興味深かったけど、これだけかぁ。という感じでした。

楽器の展示は全部で20台くらいだったと思います。110の楽器が順次入れ替えられているそうです。

展示のためのガラスがなく触ろうと思えば手が届くところに楽器が置いてあります(もちろん触りませんが、触りたい気持ちがむくむくと・・・)。

緩んだ弦なども見受けられず、きちんとメンテナンスもされている感じがしました。

ミュージアムショップも一応ありましたが、充実度はやや低め・・・。博物館の本は10ユーロのものと15ユーロのものが2種類ありました。写真撮影禁止だったので、確かに欲しくなります。

ポストカードは普通の美術館や博物館では1枚1ユーロが相場だと思うのですが、ここはやけに高かったのです(正確な値段は忘れてしまいました)。しかもあまり種類もありませんでした。

あとは鉛筆とかコップとかノートなどの文房具や、ハープをモチーフにしたアクセサリー、Tシャツやエプロンなどがありました。

omiyage


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