渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

タグ:ピル

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定期健診

ピルを飲んでいる間は6ヵ月に1回の検診を推奨しているとドイツでは言われました。なので、まぁまぁ真面目に通いました

日本では2ヶ所で検診に行きましたが「ん?検査?なんで?調子悪い?」という感じでした。

ドイツと日本、全然違います。

低用量ピルを処方してもらう 顎ニキビ
低用量ピルを飲みだしてから 副作用

自分の恥部を人にさらすって、いくら病院でも嫌ですよねぇ。ドイツの婦人科は2ヶ所しか知りませんが(Aクリニック、Bクリニックと名付けましょうか)、どちらも先生の部屋に入ってからカーテン付きの更衣室がありました。その中には自由に使えるティッシュペーパーとゴミ箱もありました。万が一無くても言えば気さくにもらえます。

カーテン付き更衣室でぬぎぬぎしてから診察台まで勇気を振り絞って歩いて出陣するのですが、いつも悩むのは靴下を脱ぐか履いたままにするか

靴を履いて行こうか脱いだまま行こうか迷ったことはありません。だって、下半身素っ裸で靴って、なんかシュールすぎるでしょ!!(笑)

診察の台は日本のものより簡素かなとは思いますが大して変わりません(必要がないので回転してるのは見たことないけど)。日本みたいにカーテンなんてありませんよ。お股を開いた状態で先生と対面です 

しかし、部屋の照明を暗くしてあるので、そっこまで恥ずかしくありません。慣れてしまえば日本のあの明々とした部屋でカーテンの向こうに陰部だけ突き出してる状態の方が数百倍恥ずかしいです

超音波検査

予約の日に婦人科へ行くと受付でその日にどんな検査をしたいのかもう一度確認されます。

ドイツで最初の検診の時はドイツ語がわからなくてちょっとてこずりました・・・。というのも、受付の人がウルトラなんとかと言ってるんですよね。単語のスペルがわかれば辞書が引けるので「書いてくれますか」と言ったつもりだったんだけど、受付のマダムは真剣に・・・描き始めました

股を開いた女性、そして何か棒!?全く分からない(笑)
描いた本人も爆笑して同僚たちに自分の力作を見せびらかしていました。ゆるいですね。

結局わたしの電子辞書に入力してもらい、その単語がわかったんですが、Ultraschallウルトラシャール、超音波のことでした。受付の方は私に「超音波検査もやる?」とききたかったみたいです。

やった方がいいのかなとお願いしましたが、こんな単語、語学学校では習わなかったぞー

実際の検査

Aクリニックでは受付の後、毎回尿検査がありました。その後、体重と血圧を測定し、待合室に行きます。

Bクリニックでは受付の後すぐに待合室に案内されました。診療室に入る前の検査は血圧測定のみで、後で先生に「尿検査はしないんですか」と尋ねると「え、だってあなた、まだ膀胱がんになる年齢じゃないでしょ?」と言われました。AとBは州が違ったので、その違いもあったかもしれないけれど、病院にもよるんでしょうね。

Aクリニック、Bクリニック共にまずは問診(ドイツで何やってるのとか今日は何しに来たのとか)があり、検査に移ります。

超音波検査は「最初ちょっと冷たいからねぇ~」みたいな感じで突っ込まれる。そしてぐい~っとやられて、なんか・・・雑?

モニターを使って「卵巣がここで~」とか教えてくれながら検査してくれますが、何回見ても「へぇぇぇ~〜〜!」とはなりません。だって、モニター見ても私には形らしきものが判別できないから。日本ではモニターを見せてくれる婦人科は3ヶ所中、一つだけでした。

そうこうしているうちに、あっという間に終わります。

ドイツで検診に行くと、たいてい乳房の触診も付いています。服をがばっと上げて先生が触ってチェックしてくれるんだけど、いつもどこに視線を持っていったらいいかわからなくて困ります しこりができてないかどうが毎日セルフチェックして、日ごろから気にすることが大切だそうです。

ピルを飲み始めて体重が5キロくらい増えたので先生にたずねてみると「ピルでの増加は1キロくらいね。あとは食事のせい」と言われました そのままじわじわと記録を更新し、ピルをやめた今も13キロ増周辺をうろうろしています

検診に行くと勧められるのは子宮頸がん検診

子宮頸がんGebärmutterhalskrebs、加入保険によっては年に1度だけ自己負担なしで受けられたりします私はワクチンの接種はしていません。「知識がなかった」というのが最大の理由です。

ドイツではワクチン接種を推奨しているようですが、わたしがお医者さんから「ワクチンの接種はどう?」ときかれることはありませんでした。調べて行くうちに日本でいろいろと問題が起こっているのも知り、定期的に検診を受ければいいかなと接種をしませんでした

子宮頸がんのワクチンは中学生くらいの女の子が受けるイメージでしたが、30代になっても全く打たないより打ったほうがいいんじゃないかと日本の婦人科の先生はおっしゃっていました。それでもなんとなく怖くて、頑なにワクチン接種は受けていません

子宮頸がんの検査というか細胞の採取自体はすぐに終わります。
頸部をガリガリなのかカリカリなのか少しだけ「こすっているだけ」だそうですが、毎回ちょこっと血が出ているので、「削って」いるんじゃないかなと感じています・・・。

検査結果は1~2週間くらいのうちにわかるみたいですが、ドイツでは異常がない限り病院から連絡は来ません。日本では、郵送で検査結果が来ました




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忌まわしい顎ニキビはどうなったか

人前に出たくないほどひどかった顎ニキビ。婦人科と皮膚科を受診し、低用量ピルを処方してもらいました。

これまでの経緯

ズバリ、改善しましたよ~ 薬ってすごいですね。ニキビもなくなり、おりものも減って、生理も軽くなり、生理の日も調整できて超快適!

良いことだらけだと思っていました。えぇ、思っていました。

効果があれば副作用もある

体重が増えました。

ピルを飲み始めて体重が5キロくらい増えたので先生にたずねてみると「ピルでの増加は1キロくらいね。あとは食事のせいね」と言われました

そのまま止まることろを知らず、じわじわと記録を更新し続けています

そして体重増加よりも嫌だったのが、いつの間にか顔の正面に肝斑がドーン!バーン!

まぁ、こんな副作用だったら死ぬわけじゃないからまだいいかな・・・。


問題なのは、血栓ができる可能性が高くなる、ということ。なので喫煙している人や、丸高の年齢の方(え、丸高がわからないあなたにはきっと関係ありませんよ。オホホ)、太りすぎの方などは使用しないで下さいとなっています。

ぶっ倒れてしまったら元も子もありませんからね。

あと、薬を飲むということはお酒を飲むのと一緒で、肝臓に負担がかかるようで、他の病院で血液検査した時に「肝臓、弱ってますねぇ~」と言われました


男性の好みが変わる?

本当かわからないけれど、あり得る話だなとは思います。

思春期の「パパ臭い!」というのは近親相姦を避けるためというのは知られていますよね。ピルを飲んでいる時期と、そうでない時期で男性の好み(好みの匂い)が変わるそうです。

私がポチに出会った時は、ピルを飲んでいる期間でした。ポチの匂いの印象は「へぇ~!日本人じゃこんな匂いはいないよねぇ~」という感じ。

ピルを飲んでいる間は疑似妊娠中というわけなので、性的に魅力的な男性よりも、良い父親になりそうな男性に好意を持つ可能性が高くなるそうな。

確かにポチは「セクシー」より、良いパパタイプではある気がしますね。

不安が付きまとう

私は合計で7~8年ピルを利用していました。病院で処方されたものだけでなく、タイやイギリスから個人輸入もしましたが、このことについてはなんとなく後悔はしています。

そして年齢が上がるにつれて生理の軽さがはんぱなくなってきたのが心配で、思い切ってやめました。婦人科の先生たちは、ドイツでも日本でも「え?生理来てほしいの?」「まぁピル飲んでたら来ない人もいるよ?」くらいで取り合ってくれません。

ピルで排卵を止めるから、若い卵子が温存できると聞いたことがあったけど、例えば普通なら1回の排卵で1000個消失する卵子(原子卵胞)が、ピルで抑制していた反動で10000個になったらどうする!?とか、何の知識もない頭で妄想してしまうんですよねぇ・・・。

そんなに遠くない将来、子供は欲しいので、やはり不安になりますよ。

めでたく懐妊した暁にはお知らせします

因みに、ピルを止めたら

男性の好みが変わるかという件。

ピルを止めた後にポチのこと「うわっ、くっさ!こんなん耐えられへん!」とかなったらどうしようと不安でしたが、別に特には変わらない気がします。

顎のニキビは戻ってきました お帰り~嬉しくな~い

どうも豆乳を飲むとましなようなので、毎日コップ1杯、欠かせません。1日500ml飲んだ時期もありましたが、それは多すぎたようで不正出血しました。加減が難しいですね。

他に良い方法をご存知の方がいらっしゃったら、是非とも教えていただきたいです



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ホルモンの乱れか

ドイツに来て1年くらいでしょうか?顎にめちゃくちゃニキビができるようになったんですよ。

心当たりはたくさんあります。不規則な生活、偏った食事、運動不足・・・慣れない外国でのストレスとか!

それにしても私、以前はお肌はきれいな方だったと思うんですよね。すっぴんで学校へ行ってました。日焼け止めくらいするべきでしたよね。あぐらかいていましたね、はい。後悔先に立たず。

ドイツに渡航してから顎に吹き出物が出来だしたと言っても時期がたまたまそうであっただけであって、別にドイツのせいではないんじゃないかな~とは思っています。

ピルを薦められる

次から次へとできる厄介な吹き出物。人前に出るのが、顔を見られるから人と喋るのが本当に嫌になるほどひどかったんですよ。でも、髪の毛が当たるとかなんだか外的刺激が原因ではないなと薄々感じていました。

ある日、実家が産婦人科だという知り合いに「顎、ひどいね。ピル飲んだら?」と言われました。へぇ、そうなのかと産婦人科を探し大学の近くに女医さんの婦人科があったので、予約を入れました。

初めての婦人科体験

ドイツでは初めての婦人科でした。ドイツ語がままならないのもあり、なかなか緊張しましたよ。受付の後、尿検査、体重測定、そして血圧を測ってから待合室で名前を呼ばれるまで待ちました。

先生は明るい女医さんでした。吹き出物がひどいのでピルを処方してほしいという旨を伝えると、低用量ピルを選んで下さいました。

なんと皮膚科に回される

受付の人に「皮膚科に行ったら安くなるわよ。紹介状いる?」と言われました。

当時の私のドイツ語能力は日常生活がスムーズに出来ない程度だったので、よくわからなくても話を進める為に取りあえず「は・・い」と言ってみて成り行きに身を任せることが多かったんですよ。

この時も、Überweisungに紹介状という意味があるとは知らず、なんか料金を振り込めって言ってんのかなと思い、よくわからないまま「Ja(はい)」と言いました

「ここの皮膚科にこれを持ってけ」と言われたのはわかったので、行ってみました。するとなんと、皮膚の治療という名目か、3ヵ月分の低用量ピルを5ユーロという破格の値段で手に入れることになりました。

つづく・・・


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