渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

タグ:ヨーロッパ


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だんだん虫が出る季節になってきましたね。

わたし、虫が嫌いです。

基本的に、どんな虫も素手では触れたくありません。蚊がいなくなるスプレーを開発された方には大いに感謝しています。

家の中で見る他の虫は、ビンで捕獲するか、小さいものであればティッシュで軽く包んで濡らして窒息死させます。

クモなんかは見て見ぬふりします。

ところ変われば出る虫も変わるもので、今日はイタリアとドイツの虫事情について書いてみたいと思います。




※殺虫剤は飛行機に持ち込みも預け入れもできないので、イタリアには持って行っていません。持ち込みたいのはやまやまなのですが。


まずはドイツ

実はドイツ。結構、北の方にある国なんですよね。

日本の最北端は北緯45度くらいですが、ドイツは最南端の町でも47度なので、

ドイツは日本と被ってもいないほどの北の国


なのです。

ドイツは北部より南部の方が雪が多かったり寒かったりするのは、標高のせいかなと思います。

まずはそんなドイツで私が見たことのない、日本ではメジャーな虫。

私が「見なくて嬉しいな」と思う順にランキングでご紹介します。


嬉しい堂々の第一位

それは

ゴキブリ。


さぁ、みんなでドイツへ移住しましょうか~。笑

海外との接触が避けられないこのご時世、ドイツにゴキブリが全く侵入していないとは思えませんが、とにかく見たことがありませんでした。

きっと、どこかにはいると思いますよ。飲食店とかね。

会社や学校、新旧様々な家に住みましたが、見たことがありませんでした。


見なくて嬉しい第二位

蚊ですよ、蚊~!

夏に蚊がいないなんて、なんて快適なんでしょうね~!

ドイツでは夜、耳元に来る蚊に睡眠妨害をされることもなく、何日も痒くて跡が残るなんてこともないんですよ~!

しかしドイツも年々夏の暑い日が増えているせいか、私がドイツに住んでいた最後の夏は2~3匹見ました。

でも、何か動きがとろくって、すぐにバチンと確保できましたし、刺されたことは一度もありませんでした。

ひょっとするとこれからドイツでも夏に蚊が出るようになってくるかもしれませんねぇ・・・。


見なくて嬉しい第三位

ムカデです。

気持ちは第一位(タイ)なのですが、日本でも私は刺されたりなど未だ被害にあったことがないので、第三位になりました。


見なくて嬉しい第四位

カメムシ。

地味に嫌いです、カメムシ。でもドイツでは見ませんでした。カメムシが好む果樹が少ないのか、気候のせいなのか。どうなんでしょうね。


続いては、ドイツでは日本よりも出現率が高くて嫌だった虫たちをご紹介します。


気持ちが悪い!第一位

巨大ナメクジ。

都市部では見かけませんでしたが、ちょっと田舎に行くと凄まじかったです・・・。


ポチと初めてデートした時の事です。

ドイツの古い建物が残っている、まあまあ有名な観光地に夜ごはんを食べに行ったんですよね。

お食事の後は「ポチは私に気があるのだろうか、ないのだろうか・・・」なんて探りながら、あてもなくぶらぶらと散歩をしていました。

中心地は外灯などがあって明るかったのですが、少し離れると真っ暗でした。

両脇に果樹園のようなものがある道を通って街の中心へ戻ろうとした時でした。

あまりに暗いので携帯のライトで道を照らしたら・・・・!!!!


レンガ色のぶっといナメクジがびっしり!泣

衝撃の光景でした。

焦ってテンパる私を見てニヤニヤと嬉しそうなポチ。

ここぞとばかりに、どさくさに紛れてスキンシップを試みる私。笑

いやぁ、懐かしい。

その他にも、スイスの山で夏の休暇を過ごしていた時。雨が降ると道中に奴らが出てきていて、最低でした。


どうにかしてよ…第二位

ハエですね。ハエ。とにかく多いし、大きいやつはデカすぎる。

夏、日中に窓なんて開けようもんならすぐに入って来ますよ。

経験上、夕方に窓を開けていると、わりと出て行ってくれます。

ドイツの窓には基本的には網戸がないのですが、網はドラックストアなんかで売っていて自分で設置できるんです。

網を付けると大きな虫は窓からは入ってこなくなりますが、コバエはその網をもすり抜けて入ってきていました。


どうにかしてよ…第三位

蜂です。

ドイツの夏はWespeと言って2cmくらいの大きさの蜂が凄いです。日本語訳を見るとスズメバチとなっています。

パン屋やケバブ屋ではこの蜂とハエが売り物のパンやケバブの具にたかりまくっています。ドイツ人は気にせず買っています。

ドイツの夏は気候が良いですから、オープンカフェやレストランが人気で、みんな外の席に座って飲食をします。でも、もれなく蜂つきです。

さすがはドイツの蜂。どうやらビールがお好きなんですよ。なのでビールはコースターの上に置くのではなく、コースターをビールのグラスの上にのせてふたをしたりします。

手で振り払おうとしたり、キャーキャー言うドイツ人はいません。みんなとにかく無視しています。この蜂、刺す系の蜂なんでね。

因みにHummelという蜂もよく見かけるのですが、こちらは刺さない丸々とした姿がとても愛らしいです。日本訳はマルハナバチだそう。


危ないぞ!第四位

マダニです。

私はまだ出くわしたことはありませんが、ドイツでマダニに刺されたことがある知り合いは何人かいます。

マダニは皮膚に頭を突っ込んでくるらしいじゃないですか。それだけでも怖すぎなのに、刺されると感染症になったりもするとか。

自分で抜こうとすると頭だけ皮膚内に残ってしまうらしいので、病院に行って取ってもらわなければいけないそうです。


ちょっと面倒…第五位

テントウムシです。

ドイツではラッキーアイテムとして人気のてんとう虫ですが、気温が下がってくると越冬するために家の隙間なんかに入ってくるんですよ・・・。

つぶしちゃったら結構なにおいもするらしく、地味に嫌な虫でした。


以上、ドイツの虫事情でした。


そしてイタリア

イタリアって、南国のイメージがありませんか?

でも実は北部のミラノは札幌より北にあり、

シチリア島なんて東京とほとんど変わらないんですよ。

九州なんて、もうアフリカ大陸の域ですからね・・・。

日本のほうがよっぽど南国なんじゃないでしょうか。

では北イタリアで見なくて嬉しい虫をご紹介します。


見なくて嬉しい第一位

Gですよ。ゴキブリ。

ドイツでGを見なかったのは気候のせいかな(寒いからかな)と思っていましたが、イタリアって暖かいイメージじゃないですか。なので意外でした。

絶対どこかにいそうな気はしますが、とにかく見たことがありません。

私の住まいは北イタリアなので、夏は暑いけど冬も厳しいというのが多少影響しているだろうとは思います。


見なくて嬉しい第二位

ムカデかなぁ?

ムカデって湿ったところが好きでしょう。ドイツはイタリアは夏も乾燥していますからね。ひょっとしたらそういうことも関係しているのかな?


イタリアで見なくて嬉しい虫は今のところこの2つくらいでしょうか。ドイツ生活と違い、イタリア生活はまだまだ浅いので、そんなことも関係しているかもしれません。

次はイタリアで見る嫌な虫を紹介いたします。


嫌な虫第一位

ハエ(ウジ)です。 ハエは多いです。ドイツと同じくらい多いです。

でも不思議なのが、街中のお店では見なかったような気がします。

ウジは・・・もう、、、ここではノーコメントで。詳しくはこちらでどうぞ。。。


嫌だな第二位

カメムシです。茶色の大きなカメムシが出ます。

ポチが言うには「昔はいなかったけどアジアから入って来た」のだそう。

なんでも、イタリアでもアジアから入ってきた外来種のせいで在来種がいなくなったりしているそうです。

なんとなく欧米原産のものは何でも強いイメージがありましたが、外来種のせいで~というのは日本だけではないんですね。


嫌だな第三位

蚊ですね。

蚊は日本の方が多いし、日本の蚊の方が刺されたらずっと痒いので第三位になりました。

イタリアでは、日中はそうでもないのですが、蚊に睡眠妨害はされます。

うちは冷房がないので(というかドイツや北イタリアで冷房がある住居はまだまだ少ないです)、夏の暑い夜なんかは窓を開けずには寝られません。

体温が高くてO型の、寝る前に足を洗う習慣のない鴨が隣で寝ていますので私は刺されはしませんが、気持ちよく寝ている時に耳元にプーンと来られるとやはりイラつきます。

あ、因みにイタリアには意外にも蚊取り線香が売っているんですよ。ドラックストアなんかであの緑のグルグルが手に入ります。いつか買って試してみましょうかね。


でも私のお気に入りはこの伽羅の香り効きめ最強
アース渦巻香 蚊取り線香 プロプレミアム【アース渦巻香】


まとめ

まあ虫さんたちも必死に生きているのだから共存していくしかないんでしょうが、仮にも新しく開発された殺虫剤が凄すぎたり思わぬ天敵が現れたりしてゴキブリが絶滅危惧種とかになったらどうなるんでしょうかね。そうなったら今度は保護するんでしょうか・・・。

全部人間の勝手ですが、嫌いなものは嫌いです。あちらの方々も別に人間のことを特別好きではないでしょうけどね(シラミ、蚊やダニなどは除く)。

私は特に好きでも嫌いでもありませんが蝉はドイツにも北イタリアにもいませんでした(南フランスにはいました)。 鳥のさえずりなんかは聞こえますが、ドイツや北イタリアの夏は日本の夏に比べるとそれは静かなものですよ。

夏に日本に電話なんかして蝉の声が聞こえた時には「日本の夏ってそんなにうるさかったんだね!」と驚いたものです。ポチも夏を日本で過ごした時は「蝉の声が凄すぎて目覚まし時計いらなかった・・・」と言っていました。

日本はまた厳しい夏が来ますが熱中症などならないようお気をつけて。


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toilette

イタリア人も昔はしゃがんでしていたのか

ドイツもそうですが、イタリアでは見知らぬ地を観光していると、トイレ難民になります。

見つけたとしても、無料の公衆トイレは「うわっ・・・我慢しよっかな」と思うような惨状の場合が多いです。

ドイツでもnette Toilette(親切なトイレとでも訳しましょうか)と言って、トイレを無料で開放しているカフェなどがあるのですが、なんとなく「トイレだけ貸してください」と店内に入る勇気がありません。

さて、しゃがんで用を足すタイプのトイレのこと、和式のトイレって言いませんか?アジアだけのものだと思っていたのですが、なんとイタリアで遭遇しました。

しかも同日に二箇所も。

まずはこちら。
WCLIMONE

ポチに「えっ!えっ!どうやって用を足したらいいの!?」ときいたら

「えっ?やったことないの?後ろ向きにしゃがんでそのままするんだよ。笑」

と、鼻で笑って小馬鹿にされました。


困ったのは足の置き場ですよ。

ギザギザの所に置くっぽくありませんか?でもそこに置くと、日本人の感覚からするとちょっと狭いんですよね。なので、あまり気にせず適当にやってみました。

壁にお尻を向けて用を足そうとすると、絶対に床にハミ出す自信があったので、日本風に壁側に頭が来るように向いて、なんとか飛び散らかさずに用を足しました。

男性がしゃがんで用を足すのは大の時のみでしょうから、それはそれで後ろ向きじゃないと良いポイントに落ちず、流れないということですよね・・・。

水は1秒くらい「ジャッ!」と流れて終わりです。

引っ掛けるタイプの鍵もなんか、懐かしい・・・。
SchlossLimone



次に出会ったのがこちら。なんか暗いし、うまく用が足せる自信がなくて、我慢しました。こんな所で滑って尻餅なんてつきたくありませんからね・・・。

beilwc

あぁ、日本でたまに出会う素敵なトイレ空間が懐かしい・・・。

お口直しに、猫の写真でもどうぞ。にゃー。

nekotende

※見出しの画像はイタリアとは全く関係ありません
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Wetter  25.07

ヨーロッパの気候は慣れるまでが面倒くさい

ドイツとイタリアしか経験がありませんが、どちらも気候は安定しません。

冬はあまり気にならないのですが、春先〜夏の気候って安定していないので、着る服に困ります。

前日との最高気温に10度の差があったり、早朝と日中で20度の差がある日があったりするんですよ。

特に春は「昨日〜今朝までは長袖にジャケット羽織っていたのに、今日の昼は半袖でも汗ばむ〜!」という日が増えます。

夏でも夕方に雨が降ると翌日の最高気温が10度近く低くなることもあります。

公共の交通機関を利用する日は、冷房が全くなくてサウナになっているかもしれないという事と、冷房が効きすぎて寒いかもしれないということを想定して家を出ます。

2019年7月25日、ドイツは42,6度を記録しました。

ドイツの緯度って、日本では北海道あたりですよ!おかしいでしょ!

原子力発電の冷却の為の川の水の温度が高過ぎて、発電量も減らしているようです(あれ、そう言えばメルケルさん、ドイツから原子力発電を無くすって8年前に言っていませんでしたっけ)。

毎年、この時期はアラブのお金持ちがドイツに避暑しに来ているんですよ。けれど今年は全く避暑になっていませんね。しかもアラブの奥様方はニカブと言ってもう本当に目だけしか出ていない黒い服をまとっている人が多いです。気の毒です。

しかし、この猛暑日も26日までで、27日には最高気温が10度ほど下がるそうです。また過ごしやすい日々が戻ってきます。

まぁ、そうは言ってもまだ7月ですからね、油断はできません。なんとなく、今年は8月にもう1回くらい熱波が来そうな気がします。

私がドイツへ来た頃は、ドイツの夏って日も長くて涼しくてなんて素敵なのかしら〜と思っていましたが、ここ数年はもう異常気象としか思えません。

日本に居る時は全く気が付きませんでしたが、日本の気候って、とても緩やかなんですよ。


今年のヨーロッパは本当に異常

今年は5月にポチに内緒で暖房を入れてしまったくらい、なかなか暖かくなりませんでした。

まぁ、私はイタリアに来て初めての春ですから「早く暖かくなって欲しいなぁ〜」くらいにしか思っていませんでしたが、ポチを始め数少ないイタリアの知り合いが「寒すぎる!今年はちょっとおかしい。」と口を揃えて言っていました。

やっと暖かくなったと思った矢先、6月末に1度目の猛暑。そして今2度目の猛暑を迎えました。

私がドイツに住んでいた頃はアフリカなんて遠い遠い国だと思っていましたが、今年の熱波のお陰で、南のヨーロッパがいかにアフリカから近いのか思い知らされています。

日本ではフランスやドイツばかりニュースになっているみたいですが、、、

イタリアも暑いんですよ


たぶん、イタリアはもともと涼しいイメージがないせいでしょうね・・・。

太陽の光はイタリアはもちろんドイツを含むヨーロッパの方が日本より強い気がしますが、それでも気候は東京以南の日本と比べると随分と過ごしやすいように思います。

35度ある日でも日陰に入れば、言うほどじゃないです。日本のあのべちょ〜っとした夏に鍛えられている成果かもしれません。


夏の飲み物と言えば?

イタリアの夏が(今年の夏が)こんなに暑いなんて想像もしていませんでした。熱中症にならないよう水分補給に気をつけています。

ただ、昔は水ばかり飲んでいましたが、最近はお茶が飲みたいんですよね。年齢のせいですかね。

それで前日から冷蔵庫に仕込んでおいた水出しの緑茶なんかをマグに入れて持ち歩いたりして飲むんですが、毎日のことなので、せっかく日本で調達してきた美味しい新茶が勿体ないのなんのって・・・。

どうにか貴重な茶っ葉を節約できないかと考えました。

そこで思いついたのが麦茶!夏の飲み物と言ったら、麦茶でしょう!イタリアのアマゾンで麦茶を調べたら、ひとつだけありましたよ。カップ用のティーパックが・・・。

その名もMUGICHA。そのままですよ!


こんなん量じゃ割に合わないし・・・と思っていたところ、ひらめいてしまいました。

最近はインターネットでほとんどのものが手に入るようになりましたが、ヨーロッパで不便な生活をしていると、代用品を思いつくんですよ。


コーヒーの代用品

ドイツに居た時にグルテンフリーの食事をしたり、カフェインレスを試したり、いろいろしていました。


Malzkaffeeという名のカフェインレスのコーヒー。麦芽のコーヒーですね。ほんのり甘くて、よく牛乳を入れて飲んでいました。




Malzbierというノンアルコールの黒いビールもあります。味は・・・黒ビールジュース?甘いです。




麦芽飲料と言われてピンと来ない人もいらっしゃるでしょうが、ミロも麦芽飲料の一つです。まぁ麦芽以外のものもいろいろ入っていますけど。美味しいですよね!


イタリアのBioのスーパーでもMalzkaffeeっぽいものを見かけたなと思い出し、これを薄めに作ったらどうかと思いついたんです。




結果、正解でした。麦茶独特の香ばしい風味こそちょっと足りませんが、夏の冷たいお茶として飲めます!しかもお湯でなくても、水にもきれいに溶けるので、作るときのストレスがありません!


イタリア人のポチのママに出してみた

最近度々訪ねてくるポチのママに水出しの緑茶と麦茶もどきを出しました。

緑茶の時は「え〜緑茶?砂糖もハチミツもなしで???」と驚かれました。こっちがビックリです。

麦茶の時は「これ何?」ってきくから「大麦の茶」だと言うと、あっちも慣れてきたのか「ふ〜ん」という感じでした。

ある日、「冷たい麦茶と常温の水どっちがいい?」ときいたら「水!」と即答でした。笑

日本では家を訪ねてきた人に水なんか出さないじゃないですか。だからなんとなく申し訳ない気持ちになるんですよねぇ・・・。

「コーヒーは?」って聞くと「朝食は取ったから」って言われるし(=コーヒーは休憩時の飲み物ではなく、朝食そのものであったり、食後の飲み物らしい)。

しかも、うちにあるこの水、イタリアのいろんなところにある水飲み場のひとつから1ヶ月くらい前にペットボトルに汲んできた水ですよ。

ポチもポチの両親もこの水を平気で飲みます。私も昔ポチの両親のところにお泊まりさせてもらった時は、知らずに飲まされていたってことなんですよねぇ・・・。

私、ペットボトルの自宅再利用反対派なんです。なんてったって根は潔癖なので。

汲んできて2〜3日冷蔵庫で保存した水ならまだしも、1ヶ月もこのクソ暑い中、常温で置いてある、何年使っているかわからないペットボトルに入った水なんて、私は沸かしてでも絶対に飲みません!

まぁこんなんだからポチの家族は病気しないしアレルギーもないんでしょうけどね・・・。

皆さんも、熱中症に注意してご自愛ください。



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急激に暑いイタリア

6月だというのに35度超えは異常だと思いませんか。

そして南より北の方が暑いのは何で!?

ドイツも、10年くらい前は、暑くて眠れない日というのは年に1〜2回だけだったのに、今ではもう数えられないくらい暑い日が続くようになりました。
 
5年前で、1週間くらいの間、毎日同居人達と居間で「どこのお店に行けば冷房入っていて涼しいかねぇ」とか言いながら溶けていた記憶があるので、今は倍くらいの日数の猛暑日があると思います。

毎年のように「今年は絶対に去年より暑いよね!!」と言っていました。

イタリアの普通の住宅には、ドイツと同じで冷房がありません。個人で購入したり設置することは可能ですよ。大きな工事がいらない手軽な床置き型も人気です。

家に冷房がない人が大半なので「なんで冷房つけないの?」ときいたら大抵「だって使うのは年に何日かだけでしょう」という返事が返ってきます。 

冷房のない家でどうやって過ごすのかと言うと、とにかく熱と光を遮断します。

うちの家の壁は30cmあるので、日中はとにかく熱風が家の中に入らないように窓は開けません。私は家に1人だとスクレットと言って窓についている木の扉も閉めます。

部屋は薄暗くなりますが、そうすると外が35度であっても、室内は25度くらいを保てて、ジッとしていればなんとか「暑〜い」を連発しなくてよくなります。部屋の向きにもよりますけどね。

うちのリビングはパソコンとキッチンがあるせいで、頑張ってもせいぜい28度です。


↓スクレットはこの自動で動いている扉のことです。自動で動いている家なんて見たことない。笑

 

室内に熱気が入って来ないようにするのは、ドイツでも同じような感じでした。

少し違うのが、カーテンのような役目をするのはイタリアではスクレットですが、ドイツはロールラーデン(ジェラシー)です。

ロールらーでんは外にあるブラインドのようなもので、全部閉めて真っ暗にしたり、全部閉めても少しだけ光が入るようにしたりできます。

ドイツではそうやって熱と光を遮断しても室温が30度まで上がる日が何日もあって、何にも手につかなかったのを覚えています。

 
↓お姉さんがロールラーデンとドイツの窓について(キッペンについて)説明してくれています。
 

北イタリア、夜はまだ外は涼しいんですよ。でもドイツの窓のようにキッペンできないので、締め切って寝ます。いくら上階だと言っても、開けっ放しで寝るのはなんとなく怖いので。

ハッキリ言って、暑いです。自分1人ならまだしも、ポチの体温が高いので、更に暑い。


【追記】
portafinestraと言って、ベランダに繋がるような大きな窓は kippenできませんが、小さな窓はできる模様。うちの窓もポチが知らないだけで、kippenできるものがありました。
ま、うちの寝室にあるのはportafinestraなので、kippenできなくて暑いのは変わりませんけど。

夏にヨーロッパを旅行する人は注意!

ツアーなどではなく、自分で宿泊先を予約される方は、

ホテルに冷房があるかないかのチェックは必須
ですよ。
 
日本に住んでいると、冷房がないホテルがあるなんて思いもしないかもしれませんが、あるんですよ!!

特にドイツは冷房がない率が高いので要チェックです。夏の時期はエレベーターがあるかないかよりも重要です!

旅行に猛暑日が当たってしまった時は暑さで眠れないことを覚悟した方がいいです。

空気の入れ替えの為か、チェックインした時に部屋の窓が開いていて暖まってしまっている時なんて、もうどうしようもなくて最悪です。

お値段がまあまあ高いホテルでも、冷房があるとは限らなくて、可愛らしい扇風機が置いてあるだけの時もあるのでご注意下さい(日中の気温が高い日はそんな小さな扇風機ごときで眠れるほど甘くないです)。


長袖は必要か

荷造りをする際にどんな服を詰めたらいいか迷いますよね。

一つ言えるのは、どんな気候になっても対応できるよう、出来るだけ薄く涼しい服を基準にパッと羽織ることができる防寒の為の長袖は必須です。

日中は、猛暑日でない日がどんなに過ごしやすいと言っても、天気がいい日はやはり暑いです。日本のように蒸しはしていませんが、太陽の光が強いです。

日焼けが大好きな人以外は風で飛ばない帽子を持参されることをおすすめします。ただ、帽子を被っている現地人は少数派なので「観光客です」と自らアピールすることになる可能性はあります(=スリ等に気をつけてください)。私は、暑さをしのぎたいし顔を少しでも紫外線から守りたいのでかぶっていますけどね。

車での長距離移動がある方はフロントガラスからの太陽光が痛いので薄いショールがひとつあると全然違います。

バスや電車での移動がある方は冷房が効かずサウナになっているかもしれないという事と、冷房が効きすぎて冷蔵庫のようになっているかもしれない事を想定し、出来るだけ涼しい格好に羽織り物を1枚持っておくと安心です。

氷河があるような山にロープウェイなど観光で登られる予定のある方は冬用の長袖(上着)は必須です。

しかし、最高気温が35度だった翌日の最高気温が20度になることもあるのがヨーロッパの夏。安定しないので最終的には天気予報をチェックしてくださいとしか言いようがありません。

天気予報で最高気温が25度以上の晴れだと、日中は大抵けっこう暑いです。25度以下で雨だと、けっこうひんやりします。

夜は、よっぽどの標高や環境でない限り眠れないほど寒くなることはないので、パジャマは夏用でいいと思います。

 
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ヨーロッパを旅行していてスリに合ったという話は絶えません。私も先日スリに狙われてしまったので、スリ対策を真面目に考えようと思います。

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パターン別体験談

まずは実際に私の周りであった話をご紹介します。

子供が話しかけてくる①

一人で電車の出入り口付近に立っていたところ2人組の子供が地図を広げて話しかけてきました。何か言っているので頑張って応答を試みます。

問題が解決したとは思えないのに、駅で電車が止まると同時に子供たちはあっさりと下車したので不思議に思っていると、斜め掛けのポシェットから財布がなくなっていることに気が付きました。

子供が話しかけてくる②

カフェで一人でお茶をしながらネットサーフィンをしていたところ、子供が化粧品が載ったチラシを広げて声を掛けてきました。何かよくわからないことを言っています。子供が何を言わんとしているのか頑張って理解しようと試みます。

問題が解決したとは思えないのに、子供が立ち去りました。
不思議に思っているとテーブルの上にあったはずのiPhoneが消えていました。

いつの間にかなくなっている①

ツアーで旅行をしていました。団体行動です。某日系のデパートでお買い物をした時はまだあった財布が、すぐ後に入ったお店でお買い物をしようと思った時には既に無くなっていました。

いつの間にかなくなっている②

友達と3人との旅行。有名な大聖堂を見学中、写真でも撮ろうかと思ったところ、ジーンズの後ろのポケットに入れていたスマホが無くなっていることに気が付きました。
大聖堂に入る前に他の子のデジカメで道行く人に記念撮影をお願いしたけれど・・・、その時にジーンズの後ろのポケットのスマホがまだあったのか既になくなっていたのか今となってはわかりません。

いつの間にかなくなっている③

有名観光地。友達2人と旅行中。ホテルを出る時には鞄の中にあったはずのお財布が忽然と消えていました。気が付いたのは地下鉄を乗り継いで中央駅に着いてから。一人じゃないんだから誰かが気が付きそうなものの、本当にいつどこで無くなったかわかりません。

写真を撮ってくださいの罠

某超有名観光スポット。凄い数の観光客です。
写真を撮ってくださいと言われたので撮ってあげたのに、その間に斜め掛けの鞄が開けられて財布が消えていました。

スーツケースを運んでいる時

空港から電車に乗る時や中央駅のような大きな駅での乗り継ぎの時。
財布が入っている鞄にも気をつけているつもりなのに、いつの間にか開けられて掏られていました。

下りのエスカレーター

エスカレーターって乗れば運んでくれるし気が緩んでしまうんですよね。
☟詳しくはこちらの記事でどうぞ。
ミラノ駅でスリのカモになってしまいました・・・

掏られる原因を考えてみる


①見た目で日本人だとばれる

日本人旅行者って、はっきり言ってかなり浮いて見えます。わたしでも「あっ日本人だ。しかも住んでいる人じゃなくて観光客。」と見分けられるくらいです。ファッションや醸し出している雰囲気がヨーロッパの規格からだいぶはみ出ているんですよね。

余談ですが最近は大陸からの観光客も目立ちますよ。大抵は奇抜なファッションカラーで、声がデカい。

②現地人になりすますのは無理

ドイツに住み慣れたはずの私でも、1年日本に住むとリセットされるようです。

日本を拠点にしていた時にドイツへ旅行に行ったことがありました。
たまたま乗った電車でトラブルがあったんですよ。車内放送があったけど聞き取れなかったので、隣にいたドイツ人に「何事ですか?」とたずねたところ、「私も全く聞こえなかったわ!」「ところで、あなたどうしてそんなにドイツ語できるの?(=旅行者だとばれている)」と言われてびっくりしました。自分では溶け込んでいるつもりだったんですけどね。

現地在住風の演技はどうやら通用しません。

③日本人旅行者は現金を持っているので狙われる

私の経験はドイツが主ですが、ドイツでは大人でも現金はあまり持ち歩いていない人の方が多いです。何故かと言うと、倹約家という側面もあるかもしれませんが、銀行の口座から即時決済できるいわゆるデビットカードをみんなが持っているところも理由の一つだと思います。あと、銀行のATMでは24時間手数料無料でお金が引き出せちゃうし。
とにかく、日本人が財布に入れている現金って、多いんですよ。

④斜め掛けのポシェットでは防犯になっていない

旅行の時、両手が使えると便利ですよね。鞄は前に持っていれば大丈夫だと思っていませんか?残念ながら、それでは防犯は十分ではありません。

⑤隙がある

仕方がないですよ。だって日本はそれだけ安全だから(今のところ)。
日本で公共の交通機関を使うと、チャックがない鞄の中のお財布が丸見えでも平気な人をよく見かけます。その度に「うわぁ~これ、私でも盗れちゃうよ・・・」と思います。平和でいいなとも思いますけど。

⑥日本人のiPhone所持率

普段生活していて周りを見ると、日本人のiPhone所持率はイタリアやドイツと比にならないくらい高いです。しかもみなさん結構新しい機種をお持ちですよね。日本人の私から見ても「うわぁ、日本人ってお金持ちなんだなぁ」と思います。



ヨーロッパのプロスリ師達に立ち向かうための、渾身の防犯アイテムをご紹介します
『ヨーロッパでのスリ対策を真剣に考える その2 防犯アイテム』



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