渋々イタリア生活。早くドイツに戻りたい(・ω・ノ)ノ

いやぁ、まったく人生というものは予測がつかないものですね。 これから海外生活を始める方などの役に立てる情報があるといいなという気持ちも込めた、日々の雑記兼吐き出し口です(笑)ドイツ生活中級、イタリア生活超初級( ̄▽ ̄) 努力をすればどうにかなるものなのか??? (※新型コロナウイルスの影響でイタリアに戻れなくなり現在日本滞在中)

タグ:挨拶

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所変われば感覚や常識も違ってくるもので、ついつい日本の感覚でやってしまって「失敗したな~!!」ということを2つご紹介したいと思います。

※私は女なので、女性同士の会話をご想像くださいませ。

良かれと思って?いや、他に話題がなくて?

日本で、久しぶりに会った日本の友達や親せきとの会話を思い出して下さい。

「わぁ、久しぶり~」

「元気~?」

で、特別に話したい事がない場合や思いつかない場合、どういう会話になりますか?

例えば、こんなセリフ、言ったり言われたりしたことありませんか。


「え~何か痩せた~!?」


この挨拶、なんか日本人特有だなと思うんです(もしかすると韓国とか、日本から近い国の人も言うかもしれませんけど)。

私の知る限り、日本の感覚でもってドイツでこれを言うとかなり微妙な空気が流れます。日本みたいに「いやいやいや、全っ然よ!」みたいな、にこやかな返事は返ってきません。

かく言う私も、ちょっと長めの日本一時帰国から戻りたての時につい言ってしまって不穏な空気が流れました。

2年ぶりくらいに何人かの元同僚に会ったんですよ。凄く好意的でたくさん話しかけてくれる人と、普通に「わぁ!元気?今何やってんの?」くらいの挨拶の人が大半だったのですが、一人だけそっけない人がいたんですよ。

それで、何か話さなきゃと焦っちゃって、つい言っちゃったんです。

「何か痩せたでしょう」

って・・・。

だって、明らかに白髪が増えていて、しかも離婚調停中だとかいう噂もチラッと聞いていて、「大変そう→痩せたもの当たり前→ひょっとしたら『いやぁ今ちょっといろいろ大変で』とか話してくれるかも」という考えがよぎったんですよ。たぶん。

も~、大失敗でしたよ。言った0,5秒後には「しまった!」と思いましたよ。

「そう?まぁ、あなたが居た時は私は産後だったんじゃない?」

と言われて会話は終わりました・・・。

チーン。

まぁ、欧米の友達や知り合いに、痩せた太ったに限らず基本的に容姿に関してコメントするのは注意が必要なんですよ。

良かれと思って言ったことも、相手も日本人の感覚と同じとは限らないしね。

例えば、「顔ちっちゃ~い」。

日本で言ったらどちらかと言うと褒め言葉ですか?

ヨーロッパには、顔が小っちゃいことがコンプレックスの人もいるんですよ。

ポーランド出身のある女友達は「私のお母さんには私を十分な大きさの頭に産んでくれて感謝している」とも言っていました。

どうも、「顔が小っちゃい→頭が小さい→お馬鹿さん」みたいな感覚があるようです。

それと似ていて、うちのポチは高い鼻がコンプレックスです。

※あ、因みにドイツやイタリアでは鼻は「高い&低い」ではなく、「大きい&小さい」とか「長い&短い」と表現します。だからピノキオの鼻も長くなるんですね。

「じゃあ半分くれよ」と、もらえるもんならもらってやりたいくらいですが、私が初めてポチの実家にお邪魔した日も、家に着く前に「うちの家族はみんな鼻で親族ってわかるから・・・」と何度も前置きがありました。それくらい気にしています。

でもポチ、日本に行くと「うわぁ、鼻高~い!」と言われまくっています。爆

「日本ではね、高い鼻の方がカッコイイんだよ」「みんな羨ましいんだよ」「褒められてるんだよ」と何度も説明してあげたので、最近は受け入れていて満更でもないようです。

まぁ、あれですね。私もポチのおばあちゃんに「本当にこんななのね~!」と、両手でおばあちゃんの目尻を引っ張ってキツネの顔みたいにされた時は心中複雑できっと笑顔が引きつっていたでしょうが、みんな悪気はないんですよね

「うわぁ、手足短いね~」とか「うわぁ、顔平べった~い」とか「うわぁ、顔おっきいねぇ!」と言われたら、例え相手のお国ではそれがクールだとされていても、日本人だったら良い気がする人は少ないのではないでしょうか。

こういうわけで、容姿に関しては嫌な気持ちになる人もいるので触れないに越したことはありません。

「髪切った?似合ってるね!」や「その服、可愛い!」など、生まれつきの容姿などではなく、その人がチョイスしたものを褒めるのは喜ばれます。


【関連記事】
「1~2個嘘ついただけで鼻が高くなるなんて・・・全然罰じゃないんだけど」と思っていたピノキオの話、イタリアでは大変に嫌な事なんだなと最近やっと理解ができました。日本人向けにするなら「どんどん鼻がぺっちゃんこになる」とか「どんどん目が小さくなる(細くなる)」とかでしょうか。



謙遜という美徳は通じない

ドイツで着ていると何故かお褒めの言葉をいただく普段着があったんですよ。

日本人には

「え?これ?買ったの地元のイオンだよ

なんて言うと

「マジかー!笑」「イオン最高やなー」

とウケていました。


ドイツ人から褒められた時です。

「ありがとう!」と返したはいいものの、なんだか先が続かず

「これ安かったの!」

と言ってしまいました。

日本人が相手なら

「えー、1000円に見えな~い」

とか、そんな返事が返ってくるじゃないですか。

ところがドイツ人が相手だと、シーンとなってしまいました・・・。

日本では褒められたものや差し上げるものに対して謙遜して「大したものじゃないんです」と言うのは一応美徳とされているじゃないですか(まぁ最近はこれも変わりつつあるかもしれませんが)。

当たり前かもしれませんが、こういう感覚は欧米では通じません。

アメリカ在住40年の日本人の知り合に「外国では『これ美味しいから食べて』ってプレゼントするよねぇ?」「『そんなに高いものじゃないんだけど』とか絶対に言わないよね」と言ったら「うん、そうそう。『これ、ニューヨークで1番美味しいクッキーだから食べて』って言う」と言っていました(「ニューヨーク」の部分は「例えば~」の話ですけど)。


ファッション関係はださださのドイツですが、それでも可愛いものに敏感なドイツ女子ってたま~にいるんですよね。

そういう人達は私の日本で手に入れたアイテムに興味津々です。「これ可愛い!」と言われたら「ありがとう!これ日本で買ったんだよー!」と返すようにしています。

そうすると「やっぱりねぇ~!」と羨ましそうにしてくれます。褒められた時は遠慮なく自慢する方が円滑なコミュニケーションをがとれるような気がしています。


Top画はなのなのなさんによるイラストACからのイラストです
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国によって違う

欧米って、ハグとかキスとか、日本よりスキンシップが多いと思っていませんか?まぁあながち間違ってはいませんが実は国によって結構違うんですよ。

ドイツでの下心のない&シラフ時の普通の挨拶は、実際にはどのような加減なのか書きだしてみようと思います。

ドイツではよっぽど親密ではない限り、握手!

イタリアもそうですが、ドイツでは初対面の時には名前を言いながら握手をします。たまにめちゃくちゃ握力強い人がいます。笑

ヴァリエーションは相手によりけりで、同い年くらいくらいの相手であれば下の名前を言いながら握手をします。"Hanako, schön(ハナ子です、よろしく)" みたいな感じで。

軽すぎず、でも強すぎず、相手の手をぎゅっと握ります。

※軽すぎると気持ちが悪いし印象も悪いので、割とがっちり握ってほしいです。

もうちょっとフォーマルにしたかったら"Hanako. Hanako Fujiyama, freut mich(富士山ハナ子です、初めましてよろしく)"とか言いながらかな。

ちょっと距離を取ってガッチガチな感じに挨拶したければ "Frau Doktorin Fujiyama, sehr erfreut(博士富士山女史です、よろしくお願い申しあげます)" とか・・・。

ま、3番目のはあんまり機会がなさそうですが・・・ でもこれはハッキリ言えます。

ドイツ人は普通、初対面の人にハグなんてしません。

絶対にしません!

ドイツの挨拶は、基本は握手だと思っていていいと思います。

病院の先生や学校の先生に「こんにちは」「さようなら」を言うとき、仕事場の同僚に「おはよう」と言うときも毎回、握手をします。

ちょうどタイミングが悪く手が汚れているときは、手が汚れているんだというジェスチャーをし笑いながら手首(腕)を差し出したりもします。

タメ口で話すような感じの同僚の手が離せなさそうだったら、「おはよう!(morgen!)」と言いながら肩ポンポン叩いて挨拶をしたりします。

(病院については必ずではなく、手を出してこない先生もいますので、私は自分からは出しません。)


どの程度になったらハグをするか

ドイツでは、一緒にプロジェクトをやり遂げた仲間だとか、これから長く会わないのがわかっている時の別れの挨拶だとか、超久しぶりに会って嬉しい時の挨拶とか、一緒に出掛けたり相談ができるような親しい友達とか、そんな風にまぁまぁ仲良くならないとハグつきの挨拶はしません

そして女同士や男同士のほうが

異性間よりハグ率は高いです。


ただ、普段ハグする仲ではない人にもハグする特別な時もあるんです。

それは誕生日とか、試験に合格した時とか、何か発表が上手く行った時とか、

「おめでとう」を言ってお祝いする時。

まぁでもこれは握手でもよくって、正直その時の自分の高揚具合とか雰囲気で決めます。


私は「私この人とハグしたくな~い」という人には先手必勝で右手を前に突き出したまま相手に向かいます。笑

そうすると相手は握手せざるを得ないから。普通の相手だったら、これでOK。

でもね、私がこうやって「あなたとはハグしませんよ!!!」と意思表示しているのにもかかわらず、上手の人(大抵はおじさん)はめげずにハグして来るんですよねぇ・・・ ちっ。


あとは

「ありがとう!」を言うとき

ですね。

プレゼントをもらって「ありがとう!」とか、助けてくれて「ありがとう!」のときとか。普段はハグつきの挨拶をしないお友達や知り合いでも、ありがとうの度合いによりハグ付きでお礼を言います。


余談ですけど、ルームシェアしていたある同居人の男の子が半年だか1年だか留学することになったんですよね。私は彼と特別に仲が良いわけではなかったのですが、「元気でね!」との挨拶の時に迷った挙句にハグしたんですよ。

かなり微妙な数秒でした。

無理せず握手にしときゃよかった。ま、でも「あんたのこと別に嫌いではないよ」とは伝わったかも。


ハグする時にほっぺにキスはしないのか

イタリアは友達としてでも親しくなったらほっぺに2回チュー。それも左頬から。スイスは3回。フランスは2〜4回でしたっけね!?

※伊仏スイス、キスありの挨拶は頬っぺたを軽くつけたりつけなかったりで、チュッと口で言っているだけの、フランスではビズと呼ばれているものです。

さてドイツはどうかと言うと、

友達にハグをする時にキスは滅多にしませんよ

するとしたら、相手が小さな子供とか、とか。

されるとしたら、久しぶりに会うおじいちゃんやおばあちゃんとか(家族ですね)・・・。

あとはなんらか特別な関係が発生している場合以外に思いつきません。

まぁ、かなり仲の良い女性同士でキス付きの挨拶をする人たちもいるみたいですが、そんなには多くないです。

キスの種類は、空中で音を出すビズを2回か、ほっぺに唇をつけて1回チュー。その時によって違うみたいですけど、とにかくあまり見ません。

異性間では、よっぽど親密な関係でない限りキスありの挨拶はしません。するとしたら、ドイツではビズではなくほっぺにチューかなぁ。いや、でも恋愛の対象としての親密さだったら口にチューしますしね。

知り合い程度の関係の異性でほっぺにチューはほぼゼロと言っていいほど無いと思います。

同性だろうが異性だろうがドイツで気のない人からほっぺにチューなんてされたら私はギョッとします。


ハグ時の体の密着度

ドイツでハグつきで挨拶する時は結構がっしり相手に両腕を回します。

ドイツのハグは相手の背中まで手を回せるくらい密着しますが、イタリアとかフランスのキスつきの挨拶はそれではほっぺが良い位置に来ませんからね、手のひらは相手の上腕くらいなのであまり密着感がありません。ふわっとしていて体の密着度はドイツのチューなしのハグよりも低いです。

ドイツ国内で同僚とかとハグするシチュエーションがあったら、私の脳みそはドイツ風以外のハグが来るとは思っていないんですよ。

でもフランス人とかイタリア人とかは不意打ちで自国風のビズの挨拶で来るもんだから、なんともぎこちない挨拶になってしまって、なんとなく気まずい思いをします。

あ~面倒くさいので統一して欲しい。


挨拶だけど口にキス

知り合いのドイツ人家族なんですが、

親子でマウストゥーマウスのキスをしていたのを見たことがあります。

孫がいる年齢のおばあちゃん(65歳くらい)と、子供が3人いるその娘(40歳くらい)。

その日、二人は口喧嘩してちょっと雰囲気はあまり良くないように見えたのですが「ママ~キス!」といって、おやすみのキスをして颯爽と去って行きました。

日本生まれ日本育ちの日本人で親とハグもしない私には、いくら文化が違うとわかっていても衝撃でした


番外編?

私には結構親しくて、会うといつもハグして挨拶をしている異性の友達が数名います。

ただ彼らは、全員ではありませんが、彼女や奥さんなどが同伴しているとハグしてこなかったりするんです!笑

本当に気が遣える男達なのか、後で彼女や奥さんにわーわー言われて面倒なことになるのを見越して回避しているのか、失敗してしまったことがあるのか、本当のところは知りませんけどね!


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