MUJI

MUJI

無印良品は海外に517店舗も構える超グローバル企業です。海外では『MUJI』の名称で親しまれています。

ドイツには、ミュンヘン、フランクフルト、ケルン、デュッセルドルフ、ハンブルク、そしてベルリンに2店舗で、計7店舗ありました。

イタリアにも、トリノ、ローマ、ボローニャ、ヴェネツィア、そしてミラノに4店舗で、計8店舗あります。

ヨーロッパでは他に、イギリスに11店舗、フランスに7店舗、スペインに5店舗、ポルトガルとアイルランドとポーランドとスウェーデンに各1店舗ずつあるようです。

今回トリノ店に行ってみたので、ご紹介したいと思います。

※店舗数等、2019年10月現在の情報です。


MUJI トリノ店に潜入

MUJI EG

MUJIの存在は、もちろん知っていましたが、わざわざ海外で買う必要はないかな〜と今まであまり興味の対象ではありませんでした。

それが何だか急に気になってきて、わざわざ出かけました。

日本式に言うと1階と2階から成っている店内は、広すぎず狭すぎず、ちょうどいい大きさでした。1階には、衣類・化粧品関係・旅行関係・食料品があり、2階は文房具・キッチン&ホームでした。

表に出ていた店員さんらしき人は1人。お客さんは西洋人ばかりで、女性が多かったです。

スキンケア用品

MUJI Gesichts

イタリアで初めて乳液を見ました!

ん〜、でもイタリア語ではメイク落とし用の乳液ってなっています・・・(ドイツ語では、ちゃんと日本語と同じ意味で乳液となっています)。

因みに、日本で580円のさっぱりタイプは7,95ユーロ(1ユーロ120円として954円)、しっとりタイプは9,95ユーロ(1ユーロ120円として1194円)なので、お値段は2倍弱というところでしょうか。

高保湿タイプは日本で780円、こちらでは14,95(1ユーロ120円として1794円)と、2倍強のお値段でした。


服が多い

MUJI Abb.

1階の半分以上を衣類が占めていました。シンプルなデザインで、「高級ではないけれど、安物でもない。」、ターゲットは中年という雰囲気でした。

MUJI ORGANICO

オーガニックコットンのコーナーもあり、「はぁ、なるほど。そういうのを推しているんだな!」と思いました。

というのも、乳幼児の服や靴下くらいまではよく目にしますが、大人向けのオーガニックコットンの服って、あまり聞いたことがないんですよ。

ドイツも有機栽培とか環境問題とか好きですが、イタリアもビニール袋が禁止されているくらい環境問題に取り組んでいる国なので、「オーガニック」とかいう言葉に弱い面があるのではないかなと推測しました。


【関連記事】
ドイツとイタリアのゴミの分別について触れています。
ドイツとイタリアにハエが多い理由 サクランボ、ノーグラッツェ


文房具

MUJI OG

あ〜、もう懐かしの文房具・見慣れた文房具が揃っていました。文房具の買い物があったら、MUJIに来てしまいそうです。

MUJI PREIS

ただ、値段は日本の約2倍のものがほとんどです・・・。


キッチン関係

MUJI SHAMO

しゃもじに菜箸!!これ見ただけでもテンション上がりました。うちにあるオリーブの木でできた高級しゃもじさんにお暇をとっていただこうかと迷いました(正直に言うと、手入れが面倒なだけですけど)。

MUJI Hashi

普通のお箸も「ここは日本か!」とツッコミを入れたくなるくらい、たくさんありました。ま、私がここでお箸を購入する日はあまり近くはないと思いますが、万が一新しいお箸が必要になった際はここに来ればいいということがわかりました。


【関連記事】
うちにあるお箸の件はこちら
外国人にあげる日本からのお土産 個人編


ホーム関係

MUJI BETT

まぁ、あまり充実しているとは言えませんが、店舗の広さからしても、こんなもんだと思います。何だかわかりませんが、あ〜落ち着きます。


食料品

MUJI LEBENSM

「えー!!!!!こんだけー!?!?!?」

食料品に関しては、誠に残念でした・・・。

MUJI nasch.


安定のディフューザー

MUJI AROMA

うちにもあるんですよ。5年くらい前にドイツで買ったものなんですが、MUJIのアロマディフューザーは現役で癒してくれています♪

MUJI DEFF.

写真のラベンダーのオイルはトリノのオーガニックのスーパーで購入しましたが、MUJIのオイルはBioのものの半額ほど・・・。これからどちらで購入しようか迷います。


【関連記事】
伊トリノにあるBioのスーパーマーケットを紹介します


おわりに

日本語が書いてあるという安心感と、「わぁ!そうだよね!」「日本だとこういうのあるよね!」という商品のラインナップ。購買意欲はそそられます。

品揃えに関しては、どちらかと言うとシンプルな衣料品や文房具、ホーム用品がメインで、それに加えて旅行関係や美容関係があり、食料品はおまけという感じでした。

日本の無印良品を知っている日本人としては、食料品が圧倒的に少なかったところのみが物足りないところでした。

入店してみた後の感想は、「近くに用があったら、また寄るかもな」です。「あてにできるお店がある」という心の安定には一役買っている気がします。