サラダが1番じゃないの?
血糖値の急上昇を抑える為には~とか、健康の為に食べる順番が大事だと日本では言われていませんか?日本にいた頃は、いやドイツに来てからも、
初めは野菜、
次にタンパク質、
最後に炭水化物!
の順番で食べるように気をつけていました。
だって、そのほうが
イタリアに来て、嫌だなぁと思うことがあります。
それが料理が出てくる順番。
前菜の次にはまずリゾットやパスタが出てきます。うちみたいな2人住まいでは前菜を作ることは滅多にありません。
そうすると、
空きっ腹に一番に来るのが炭水化物なんです。
そりゃまあ美味しいですよ。
うちのポチなんか、パスタやリゾットをおかずに(?)パン食べますからね・・・。
炭水化物で空腹を落ち着かせてからメイン料理を食べます。肉とか魚とかですね。それで最後にサラダを食べます。
先日、貴重な冷やし中華を食べたのですが、1品じゃ文句言われるかもと思い、念のためにお魚料理とお米も炊いたんですよね。普通に、冷やし中華の後に、白米と魚食べていましたよ。私は冷やし中華だけでお腹いっぱいでしたけど。
因みに普通の日本食の日は、ポチは必ず最後まで汁物に手をつけません。冷めて美味しくないだろうに、と思うんですけど。謎なんですよね。なんか自分の中で順番があるんでしょうね。
甘い朝ごはん
イタリア人の朝食は、基本甘いものです。甘いパンとか、ケーキみたいなのとか、クッキーとか。クッキーが「食事」になるなんて、理解できますか??
クッキーって、お菓子ですよね。私が小さい頃「お菓子ばっかり食べていたらご飯が食べられなくなる!」と、滅多に食べられない特別な誘惑だったのに・・・。
イタリアの子供は「おばあちゃんがママに隠れてこっそりチョコクッキーくれた」なんてことは、ないんだろうな~と思うと、なんか不思議な気持ちになります。
うちのポチの朝食も例外なく甘いのですが、砂糖と蜂蜜で甘すぎて辛いカフェオレのみです。
血糖値の上がり方、ガッツーンと凄いことになっていると思いますよ。「今日の午前中はちょっとハードだぞ」という時は激甘カフェオレに加えて、クッキーを食べています。
私も真似してみたことがあるんですよ。
血糖値が上がるせいか、固形物を入れていない割には、意外にもちました。
ただ、その2〜3時間後の血糖値が下がってきたであろう頃の脱力感と空腹いったら・・・笑
私は朝から牛丼食べる方が断然良いです。
因みにドイツ人にとってもクッキーは食事ではありません。ただのお菓子です。
因果関係のほどは
イタリアの食事は日本での常識を見事に覆してくれますが、イタリアも日本と並ぶ長寿大国ですよね。しかも、イタリアは炭水化物から食べるくせに、朝からお菓子しか食べないくせに、
痩せて華奢な人がた〜くさんいるんですよ!!
本当に細い人が多くて、羨ましいです。そりゃもちろん、ポッチャリさんもいますけどね。
ところがドイツはどちらかと言うとサラダを食べてからメインを食べます。でも太っている人が多いし、そんなに健康なイメージはないですよね・・・。
ということは、食べる順番は健康にあまり関係がないのかなぁ?とか思ったりもしますが、きっと昔からの知恵とか習慣とかっていうのはその地域だからこそというものもあると思います。
なので、いくらイタリア人が長寿だからと言っても、日本人の私がこのままイタリアの食事を続けたら、おそらく長生きはできないでしょう。
しかも個人的には、イタリアのように食べる順番を押し付けられるよりも、日本の食卓のように自分が好きな順番で食べられるの方が好きです。
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